セイロンライスは大阪アメ村ニューライトの人気混ぜカレー！

大阪のアメ村にひっそり佇む洋食屋さん、ニューライト。地元の人に愛され、また芸能人のファンもいるほどの、魅力のつまったお店です。店内には小粋なレゲエが流れ、敷き詰められた有名人のサインに圧倒されます。また、外観もシールがたくさん貼ってある個性的な風貌をしています。

ニューライトの名物「セイロンライス」は特にファンが多く、これまでには、とんねるずの番組で紹介された過去を持っています。ニューライトのセイロンライスの噂を聞いて、遠方から訪れる人もいるほど、知る人ぞ知るお店です。

お好みでカツを乗せて食べると、よりボリューム感がアップして、食べごたえが増します。セイロンライス以外にも、いくつかのメニューを手頃な価格で楽しめるとあって、学生や若い人たちからの支持も集めています。

大阪心斎橋にある、通称アメ村ことアメリカ村は、若者文化を先取りする、大阪の活気あふれるストリートです。その歴史は1970年代にアメリカ西海岸より、古着やレコードを輸入して販売したことに始まります。

アメ村の魅力は、ショップだけでは有りません。独特のアーティスティックなオブジェや建物も数多くあり、街を歩いて散策するのも楽しいスポット。アメ村はまさに、独創的な若者文化を肌で感じられる街です。

アメ村独自の文化は、現在でも若者に親しまれており、多くの古着屋やレコードショップが軒を連ねています。また、夜になるとミュージシャンやダンサーなど、多くの表現者たちが集い、街はさらに活気づきます。

カレーは、ご飯とカレーが別れているのが一般的です。そこをあえて、ご飯とカレーを混ぜて、独自の進化をしたのが、大阪の混ぜカレーです。これは大阪の人の「せっかちさ」に関係しています。

「口の中で一緒になるなら、皿の中で混ぜても同じ」という発想から、あらかじめご飯とカレーが混ざった状態で、カレーを出したと伝えられています。

お店によって、ご飯とカレーの混ざり具合やバランスなどに違いがありますが、「カレーを初めから混ぜて提供する」という着想は、大阪人らしさが出ているエピソードです。

大阪心斎橋、アメ村にある「ニューライト」。一見するだけでも個性を放つ外観のお店です。昭和34年に創業された老舗ニューライトには、芸能界からのファンも多い人気ぶりです。

街の人達に親しまれるニューライトのセイロンライスとは、いったいどんなメニューなのでしょうか。ニューライトの定番カレー「セイロンライス」について、みていきましょう。

大阪心斎橋にあるお店、ニューライトの「セイロンライス」は、カレーとご飯を混ぜた、サラサラの食感が特徴のカレーです。カレーリゾットと見た目がにていますが、カレーとご飯を『煮込む』リゾットに対し、こちらは『混ぜて』います。

あらかじめカレーとご飯がすっかり馴染んでいるので、サラサラと食べやすいカレーになっており、普通のカレーライス以上に、飲むように食べることができるでしょう。

定番の「セイロンライス」は、スパイシーなデミグラスソースやカレー粉が、玉ねぎやラーメンスープと一緒に混ざっているのが特徴。見た目にも食べやすそうな、サラサラしたルーにご飯をしっかりと混ぜ合わせており、中央に卵黄を一つ乗せているが魅力的です。

卵黄をほぐしながら食べることで、スパイシーなカレーの風味を柔らかくマイルドにしてくれる評判。また、カレーとセイロンライスは、使用しているルーのブレンドが少し異なるのも特徴です。

セイロンライスにカツを乗せて楽しめる「セイロンカツ」は、食べざかりの若い学生に人気のメニューです。定番のセイロンライスに「カツのせ」をオーダー。多い人では週に何度も通うほど、やみつきになるおいしさが人気です。

ニューライトのメニューといえば、オムライスやラーメン、厚すぎないトンカツなど、低価格で素朴な味わいが特徴です。

お店の人の雰囲気も相まって、親しみやすく気取ったところがないのが、ニューライトの魅力です。ここれは思わず「また食べたく」なるような、おすすめメニューをご紹介します。

ニューライトのセットメニューも人気の一品。こちらのセットメニューは、ライスと（焼きそば以外は）ラーメンがセットになっています。

とんかつとライス、ラーメンがついたAセットは、値段も手頃な670円です。昔ながらの優しい風味が特徴のしょうゆベースのラーメンは、シンプルな味が特徴。

丁度いい肉厚のカツはリーズナブルでありながらも、思わず癖になる食べやすさが自慢です。添え合わせのスパゲッティーはカレー味で、素朴で懐かしい味わい。添え合わせのキャベツと一緒にもりもり食べたくなる一皿です。

ニューライトの「セットメニュー」も人気の一品。とんかつとライス、ラーメンがついたAセットは、値段も手頃な670円です。昔ながらの優しい風味が特徴のしょうゆベースのラーメンは、シンプルな味が特徴。

丁度いい肉厚のカツはリーズナブルでありながらも、思わず癖になる食べ安さが自慢です。そえあわせのスパゲッティーはカレー味で、素朴で懐かしい味わい。添え合わせのキャベツと一緒にもりもり食べたくなる一皿です。

「オムライス」も、ニューライトのおすすめメニューです。過程的で温かみのあるオムライスは、こちらもどこか懐かしさを感じる、昔ながらの洋食屋さんの味わい。ケチャップ味のライスも、素朴で忘れた頃にまた食べたくなるような、温かみを感じる一品です。

ニューライトと同じく、大阪にある「自由軒」にもセイロンライスがあるという情報もあります。実際には、自由軒にあるのは「名物カレー」といって、ニューライトのセイロンライスとは別物です。

卵黄が乗っているところや、カレー風味の見た目こそ似ていますが、セイロンライスよりも水分が少なめなのが特徴。自由軒は、「なんば駅」から徒歩3分の位置にあり、こちらも地元で愛される味わいです。

公式HPによると、テーブルマナーを気にせず、カレーを混ぜることでカレーをより身近な存在に感じられると、先代がアレンジを加えたとのこと。自由軒の名物カレーも歴史あるメニューです。

大阪アメ村の知る人ぞ知るニューライトは、地元の人から芸能人まで、多くの人に愛されるお店です。名物のセイロンライスが人気ですが、ほかのメニューも充実しています。

程よくスパイシーな混ぜカレーに、卵黄のとろっとマイルドな風味が加わって、サラサラと食べられるのが魅力のセイロンライス。自由軒のカレーと比較すると水分が多くて、より食べやすいのが特徴です。

どのメニューも気取らず親しみやすく、どこか家庭的な温かみを感じられるメニューを楽しむことができます。心斎橋、アメ村の近くへお立ち寄りの際は、ぜひ試してみてください。