カレル橋(プラハ)の見どころ!聖人像・夜景・プラハ城についても紹介

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カレル橋はチェコ・プラハを代表する観光地で、毎日多くの観光客が訪れます。歴史の深い美しい橋で、ヨーロッパらしさに触れられます。次回の旅行で行きたくなるようなカレル橋の魅力と、カレル橋と一緒に訪問すべきプラハ城についてもご紹介します。

カレル橋(プラハ)の見どころ!聖人像・夜景・プラハ城についても紹介

目次

  1. チェコ・プラハにある「カレル橋」を紹介!
  2. カレル橋とはどんな場所?
  3. カレル橋の見どころを紹介!
  4. カレル橋は夜になるとライトアップされる!
  5. カレル橋を渡ったらプラハ城観光もおすすめ!
  6. チェコ観光で人気のカレル橋に訪れてみよう!

チェコ・プラハにある「カレル橋」を紹介!

カレル橋
Minamie's Photo

チェコ・プラハのカレル橋はチェコを代表する人気観光スポットです。観光ツアーでチェコを訪れる際は必ずと言っていいほど目的地に組み込まれています。

カレル橋はモルダウ川に架かる橋で、中世の面影をそのまま残す美しい橋として有名です。今すぐに行ってみたくなるカレル橋のおすすめ情報を余すところなくご紹介します。

カレル橋とはどんな場所?

チェコ・プラハの人気観光地であるカレル橋とはどのような場所なのでしょうか。カレル橋の特徴に触れながら、まずはカレル橋がどのようなものなのかをご紹介していきます。

モルダウ川に架かる最古の橋

モルダウ川
Travel-Picture

カレル橋はチェコ・プラハを流れるモルダウ川に架かる最古の橋です。神聖ローマ皇帝カール4世の統治下にあった1357年に建設が始まり、1402年に完成しました。

1841年までの約400年間はプラハ旧市街地と周辺地域を結ぶ唯一の橋でした。西欧と東欧の交易ルートとしてプラハが重要な地位を占めるようになるに至った重要な橋とも言われています。

橋の両端に橋塔がある

カレル橋
出典: pixabay.com

橋を守るために、カレル橋の両端に橋塔があるのが特徴です。東側に「旧市街側の橋塔」、西側に「マラーストラナ側の橋塔」があり、どちらの塔も上って展望を楽しめます。

旧市街側の橋塔からはカレル橋の向こう側にプラハ城が見え、マラーストラナ側の橋塔からは特徴ある赤い屋根の町並みとプラハ城が間近に見られます。どちらの塔からも圧巻の風景を臨めるので、上ることをおすすめします。

住所

Karlův most, 110 00 Praha 1, チェコ

アクセス

トラム:「Staroměstská駅」「Karlovy lázně駅」から徒歩3分。

地下鉄:ラインA「Staroměstská駅」から徒歩5分。

    ラインA「Malostranská駅」から徒歩10分。

カレル橋の見どころを紹介!

第7位、チェコ
出典: pixabay.com
15

カレル橋は単純に歴史があるというだけの橋ではありません。カレル橋ならではの見どころがたくさんあるので、行ったら必ず見るべきおすすめポイントをご紹介します。

30体の聖人像がある

カレル橋の橋上には、左右の欄干に15体ずつ計30体の聖人像彫刻があります。彫刻の多くは17世紀~18世紀に設置されており、歴史的に有名な聖人や英雄がモチーフにされています。

設置されている中でも日本人に馴染みのある聖人は、聖母マリアや聖イヴ、聖フランシスコザビエルなどがあります。どれも有名な聖人像ばかりなので、30体全てをゆっくり見学してみてください。どれも違った表情・ポーズで、聖人たちの特徴を垣間見られます。

展望台からの景色

チェコ・プラハは別名「百塔の街」とも呼ばれ、小さな街にたくさんの塔が建っていることで知られています。展望塔としてプラハの絶景を見られるおすすめの塔は、カレル橋の旧市街側に建つ塔で、通称「オールドタウン・ブリッジタワー」と呼ばれています。

展望台からは観光客で賑わうカレル橋、マラー・ストラナ地区の赤い屋根の町並み、小高い丘にそびえるプラハ城を見られます。反対側に目を向けると旧市街市場が見られ、プラハ観光のハイライトを一気に見られる人気スポットです。

触ると幸運になる「南京錠のレリーフ」

カレル橋はパワースポットとしても人気です。橋の欄干に並ぶ聖人像の一つである聖ヤン・ネポムツキー像は、レリーフに触ると幸せになれると言われており、レリーフを触りながら記念撮影するのがおすすめです。

南京錠をかけられるスポットもあります。世界中でもよく見る光景ですが、恋人たちが永遠の愛を誓うために南京錠をかけます。カレル橋そのものではなく、橋の下にあるところに集中してかけられているので、場所を探す際は注意しましょう。

カレル橋は夜になるとライトアップされる!

カレル橋

カレル橋は昼だけではなく、夜の観光もおすすめです。夜になるとライトアップされ、昼とは全く違った表情を見せてくれます。ロマンチックなライトアップ夜景が見られるため、デートスポットとしても人気です。ディナー後夜風に吹かれながらカレル橋を散策してみるのはいかがでしょうか。

ライトアップの時間はいつからいつまで?

時間
出典: pixabay.com

カレル橋のライトアップは日没から24時まで行われます。橋塔の展望台から眺めるのがきれいなため、展望台の開館時間中は比較的混み合います。旧市街側の塔オールドタウン・ブリッジタワーは11月~2月が18時まで、3月・10月が20時まで、4月~9月は22時までやっています。

カレル橋上にもたくさんの観光客が訪れ、ライトアップされた夜景をバックに撮影に夢中になりがちなので、スリなどの被害に合わないようご注意ください。

プラハ城も同じくライトアップされる

プラハ城もカレル橋同様、日没から24時までライトアップがされます。最も高いところにあるヴィート教会から城壁の広大なエリアがライトアップされるので、プラハ城のシルエットがくっきりと浮かび上がりとても美しく幻想的です。

カレル橋とプラハ城のコントラストが素晴らしいため、2つセットでの鑑賞が人気でおすすめです。ベストスポットを探してみましょう。

カレル橋を渡ったらプラハ城観光もおすすめ!

プラハ城

カレル橋からプラハ城までは歩いて15分程度なので、カレル橋を観光したらぜひその足でプラハ城も観光することをおすすめします。プラハ城は小高い丘の上にあるので、上り坂が続きますが、道沿いには土産物屋やレストランなどがあり賑わっているので、散策しながら歩くとあっという間に到着します。

ヴラディスラフ・ホールがある「旧王宮」

プラハ城の旧王宮は9世紀から10世紀にかけて建築され、16世紀まで歴代王宮として使用されていました。

柱が一本もない空間で幾何学的に連なるアーチの天井が印象的な「ヴラディスラフ・ホール」、昔政治の場として利用されていた「国会議場」、ボヘミア家のライオンの紋章と貴族や役人の紋章が天井一面に広がる「新国事録の間」が人気の見どころです。

ヴラディスラフ・ホールは16世紀初頭の建築技術としては大変優れており、後のゴシック建築に大きく影響を与えたと言われています。

プラハ最古の教会「聖イジー教会」

聖イジー教会はプラハで最も古い教会で、プラハ場内のほぼ中心にあります。チェコの中で最も美しいロマネスク様式の建築物と言われています。外観の見どころは高さ約40mあるアプスと特徴的な二つの白い尖塔で、右側の尖塔がアダム、左側の尖塔がイヴと呼ばれています。

内部の天井にあるフレスコ画も素晴らしく見ごたえがあります。とても小さい教会ですが、静かで落ち着いた内部はどこかほっとする空間が広がっています。

圧巻の美しさ「聖ヴィート大聖堂のステンドグラス」

プラハ城の中で最も大きな建築物が聖ヴィート大聖堂で、プラハ城観光の中でも一番人気のスポットになっています。

見どころは礼拝堂を飾るステンドグラスの数々で、特にアルファンス・ムハの作品「聖キリルと聖メトディウス」は必見です。聖堂の入り口から3番目に飾られており、チェコ芸術の最高傑作と言われています。

住所

Prazsky Hrad, 11908 Prague チェコ

電話番号

224-373-368

営業時間・定休日

夏季(4月~10月):5:00~24:00
冬季(11月~3月):6:00~23:00

※営業時間は旧王宮や大聖堂など城内各施設により異なります。 

定休日:12月24日

入場料金

大人:250コルナ

子供:125コルナ

アクセス

地下鉄ラインA:「MALOSTRANSKA駅」から徒歩8分 

チェコ観光で人気のカレル橋に訪れてみよう!

カレル橋

カレル橋の魅力が伝わりましたでしょうか。カレル橋はヨーロッパらしい歴史と美しさに触れられるスポットです。夜のライトアップはプラハ城と合わせてとてもロマンチックなひと時を過ごせます。チェコ観光の際はプラハに一泊して、昼と夜に見せるプラハの街の異なる表情をぜひ堪能してみてください。

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