岐阜で子供におすすめの遊び場！子連れでも楽しめる観光スポットも紹介

本州の中部地方に位置している岐阜県は、標高3,000メートル級の日本アルプスや木曽川などの豊富な自然に恵まれたエリアです。

世界遺産に登録されている白川郷の合掌造り集落など高尚な観光名所がたくさんあることで有名ですが、子供向けののんびりした雰囲気の遊び場も少なくありません。子供が喜ぶ施設が充実していて、家族旅行時に大変重宝します。

そこで今回は、岐阜県内にある子連れ観光時におすすめの子供向け遊び場スポットをまとめてみました。家族で一緒に岐阜観光する予定のある方は、ぜひ参考にしてみてください。

岐阜県の県庁所在地である岐阜市は、斉藤洋さんの児童文学作品「ルドルフとイッパイアッテナ」の舞台にもなった街です。濃尾平野の北端に位置していて、自然と人工が調和している長閑な景観に定評があります。

まずは、岐阜市内にある子連れ観光時におすすめの子供向け遊び場スポットを見ていきましょう。

ぎふ金華山リス村は、金華山（きんかざん）ロープウェー山頂駅のすぐ近くにある動物園です。昭和40年にオープンした日本初のリス村で、金華山で生息している野生のリスと直に触れ合えます。

入場料200円の中にエサ代も含まれていて、子供と一緒にかわいいリス達にエサやり体験ができます。なお、その際には分厚い革手袋を着用するので、噛まれる心配はありません。動物好きな家族におすすめです。

岐阜ファミリーパークは、寺尾千本桜街道沿いにある広さ約58.6ヘクタールの公園です。ファミリー向け遊園地の「こどもゾーン」やスポーツ施設エリアの「スポレクゾーン」などで構成されていて、休日になると多くの子連れ観光旅行客で賑わいます。

滑走距離180メートルの巨大ローラー滑り台やロープ遊具など、無料でも遊べる施設が満載。管理等の2階にはフードコートもあり、子供と一緒に運動して汗をかいた後はソフトクリームやかき氷などのスイーツを堪能できます。

各務原市（かかみがはらし）は、岐阜市に隣接しているベッドタウン的存在の街です。ゲームメーカーの日本一ソフトウェアなど様々なベンチャー企業が本社を構えていて、子供たちの間でも知名度が高まっています。

続いては、各務原市内にある子連れ観光時におすすめの子供向け遊び場スポットを見ていきましょう。

オアシスパークは、東海北陸自動車道沿いにあるテーマパークです。セガサミーホールディングスの子会社である株式会社オアシスパークが運営しており、大観覧車や自由に利用できる子供用の遊び場などがあります。

水路で鯉にエサやりできるコーナーや、イルミネーションに彩られた幻想的な噴水なども大人気。入園自体は無料ですが、アトラクションは有料です。

アクア・トト ぎふは、オアシスパークにある水族館です。4階建ての施設の中に約220種20,000点の生物や約30種2,000点の植物が展示されていて、淡水魚水族館としては世界最大級の規模を誇っています。

魚にエサやり出来る他、アシカショーなどのイベントもあり。雨が降っている日でも、館内でのんびりとかわいい動植物を見ながら癒しのひと時を楽しめます。

岐阜県の中南部に位置している美濃加茂市（みのかもし）・可児市（かにし）は、木曽川流域に広がるエリアです。伝統的な史跡が点在している他、木曽川を活用したアクティビティスポットもあり、子供と一緒に様々な体験ができます。

ここでは、美濃加茂・可児市内にある子連れ観光時におすすめの子供向け遊び場スポットを見ていきましょう。

ぎふ清流里山公園は、昭和30年代の里山をイメージして作られた公園です。2003年に「日本昭和村」としてオープンし、2018年4月に現在の名称でリニューアルオープンしました。

アドベンチャーパーク、ゴーカート、トランポリンなど、子供向けのアトラクションが満載。入浴施設・里山の湯をはじめ、陶芸教室、和紙クラフト工房、せんべい・パン・アイスクリームなどを自作する体験コーナーなどもあり、子供たちにとって良い思い出になることでしょう。

花フェスタ記念公園は、東海環状自動車道沿いにある広さ約80.7ヘクタールの公園です。1995年に開催された花の博覧会「花フェスタ‘95ぎふ」の会場を再整備し、1996年4月に現在の名称でオープンしました。

世界最大級のバラ園だけでなく、体験学習施設・花のミュージアム、ジャングルジム・育々清流ネットなど、子供向けの遊び場もあります。高さ45メートルの展望タワー・花のタワーにのぼれば、無料で周辺の景観を一望可能です。

郡上市（ぐじょうし）は、岐阜県の中央部に広がる山岳丘陵地帯です。スキー場をはじめとしたレジャー施設が充実していて、遠方からもたくさんの観光旅行客が集まってきます。

ここでは、郡上市内にある子連れ観光時におすすめの子供向け遊び場スポットを見ていきましょう。

食品サンプル創作館・さんぷる工房は、吉田川の近くにある築150年の町屋を改装したお土産店です。郡上市八幡町は全国のレストラン等に飾られている食品サンプルの大半を製作しているエリアであり、プロの職人の技を見学できます。

また、スイーツタルトなどの食品サンプルを実際に自分で作ってみる体験サービスもあります。（参加料金は1個あたり900～1,200円程度。）自作の食品サンプルはそのまま持ち帰りできるので、子連れ岐阜観光旅行時の素敵なお土産になります。

N.A.O.明野高原キャンプ場&貸別荘は、郡上市のやまびこロード沿いにあるキャンプ施設です。標高800メートルの明野高原に位置しており、開放的な環境で子供たちとアウトドアを楽しめます。

水深50cm程度のじゃぶんこ池や遊具など、子供を安心して遊ばせられる遊び場も充実。コテージやバンガローなどウッドテイスト満載の宿泊所で大自然を満喫できます。

ひるがの高原 牧歌の里は、大日ヶ岳の麓の標高1,000メートル付近に位置している高原に広がる牧場です。チューリップやラベンダーが咲き誇る広大な畑を観賞したり、羊や馬などの動物たちと触れ合ったりすることができます。

遊具がたくさん揃っているキッズパークや、羊の毛刈り・ジャージー牛の乳搾りなどの子供向けコーナーも充実。屋内型のバーベキューハウスもあり、雨の日でも飛騨牛のグルメを堪能できます。

自然が豊富な岐阜県には、他にもたくさんの子供向け遊び場スポットがあります。いろいろな地域を回ってみるのも、岐阜観光の楽しみ方の一つです。

ここでは、岐阜県内にあるその他の子連れ観光時におすすめの子供向け遊び場スポットを見ていきましょう。

ストーンミュージアム 博石館は、中津川市の県道72号線沿いにある博物館です。旧蛭川村から産出された鉱物をはじめ、広島の被爆石、エベレスト山頂の石、古代の化石など、国内外の貴重な石が展示されています。

また、エジプトのピラミッドを模した巨大迷路や宝石探しコーナーなど、ユニークな施設も揃っています。子連れの観光旅行時に、子供と一緒にロマンティックな冒険を楽しめます。

養老公園（ようろうこうえん）は、養老の滝周辺の地形を活用して作られた広さ約78.5ヘクタールの公園です。1880年（明治13年）に設立され、現在ではアート作品やスポーツ施設などを擁する市民の憩いの場となっています。

敷地面積約10万平方メートルの「こどもの国」には、ジャングルジムやプール、三輪車乗り場など、様々な子供向け遊び場施設があります。室内に遊具を設置した「こどもの家」も無料で利用できるので、天候の悪い日でも安心です。

今回は、岐阜県内にある子連れ観光時におすすめの子供向け遊び場スポットを紹介いたしました。

日本屈指の山岳地帯である岐阜には、雄大な自然を活かした遊び場が充実しています。子連れで岐阜方面を観光する際は、ぜひ本記事を参考にして子供たちを素敵な遊び場に連れて行ってあげてください。