水晶浜は福井のおすすめ海水浴場！観光の見どころや人気グルメも紹介

水晶浜は白い砂浜と透明な海水とのコントラストが美しい絶景スポットです。もちろんシーズン中には眺めるだけではなく海水浴の他、ウィンドサーフィンも楽しめ、さらに海の幸のグルメも充実しています。

この記事では、水晶浜の魅力や、周辺のおすすめグルメや宿泊施設をご紹介します。

福井県の敦賀半島の西側に位置する、美浜町の水晶浜は、福井県でも有数の海水浴場です。白い砂と透明度の高い水質で人気の水晶浜は、全国各地からマリンスポーツファンが訪れます。日本の水泳場55選にも選ばれた美しい海岸は、敦賀半島でも最も人気の海水浴場です。

北陸というと不便なイメージですが、意外にも首都圏から車で3時間ほどの好アクセス。ぜひ一度、美しい水晶浜を訪れてみましょう。

水晶浜は何よりもその美しい風景が人気の秘密。そのため、海開きが行われている間意外にもたくさんの観光客が訪れます。遊泳禁止の間も砂浜には入ることができるので、写真を撮ったり海を眺めたり、ゆっくり楽しめます。

ここでは水晶浜の魅力を一つ一つご紹介します。

水晶浜の第一の見どころは、なんと言ってもその砂浜と海のコントラストです。白っぽくて粒子が粗い砂浜は、太陽の下で見ると本当に水晶のように輝いています。海水の透明度も高く、エメラルドのような輝きをみせてくれ、白い砂浜とともに、海外のリゾートに来たような絶景です。

水晶浜に着いたらまずはゆったりと景色を眺めてみてください。

水晶浜は敦賀半島の西側に位置しており、水晶浜自体も西に面しています。そのため、日没にはまっすぐに太陽が水平線に沈んでいく様子がよく見えます。白い砂浜を夕日が赤く染め上げていく様子は圧巻です。マリンスポーツを楽しんだ後は、ぜひ温かい飲み物を飲みながら、日が沈むのをゆっくり待ってみてください。

水晶浜の周辺には夜遅くまで営業している施設が少なく、空気も綺麗です。そのため、夜には満点の星空を見ることができます。

カップルでロマンチックなデートにも、友達や家族との天体観測にも、朝から夜まで一日中おすすめのスポットです。

水晶浜は海水浴場なので、海開きしているシーズンと遊泳禁止のシーズンがあります。遊泳禁止のときは海に入ることができませんので注意しましょう。

水晶浜の基本情報は次のとおりです。

水晶浜の海開きは7月中旬から8月下旬です。その期間は遊泳が解禁され、海水浴やウィンドサーフィンが楽しめます。海の家なども営業されて、賑やかな雰囲気で、多い日には1日2万人もの海水浴客が訪れます。

一方、それ以外のシーズンは、遊泳禁止のため海に入ることはできません。もちろん、海辺の散歩は個人の責任の範囲内で楽しめます。ただ、真冬は北陸ということもあり、気温が低く、晴れた日も少ないので観光には適しません。雪で交通が遮断されることもあるので注意が必要です。

水晶浜を訪れる場合は、遊泳込みの場合は夏の海開きの期間中に、風景だけを楽しむ場合は4〜10月ごろが最適です。

水晶浜は敦賀半島の西側、三方郡美浜町にあります。車やバスでアクセス可能ですが、特に車が便利です。

現地へのアクセス方法は記事の一番下で詳しく解説しますので、ぜひ最後までお見逃しなく！

美しい砂浜と海が自慢の水晶浜の周辺には、日本海の海の幸をはじめとしたグルメスポットも盛り沢山。ここでは、特におすすめのグルメを3つご紹介します。

敦賀半島の根元、敦賀港にある「どんと屋」は、海鮮丼で有名な人気店です。中トロ、大トロ、ウニなどの豪華な海の幸に加え、日替わりのネタも盛られている1日限定10食の「極上海鮮丼」は、敦賀に来たら一度は食べたい感動の味です。漁師飯など、港町独特の味も楽しめるのも嬉しいポイント。

敦賀港で水揚げされたばかりの「真アジの納涼丼」や「イカ丼」など、夏季限定メニューもあるので、海水浴に来た際のお楽しみにいかがでしょうか。

福井のB級グルメとして人気のソースカツ丼ですが、その元祖となったのがこの「ヨーロッパ軒」です。カツ丼といえば卵でとじてだしがかかったものを想像するでしょう。しかし、福井のカツ丼は、ソースがかかった独特のお味で、店ごとにソースにこだわりがあるのが楽しみなご当地グルメです。

「ヨーロッパ軒」はこのソースカツ丼を初めて世に出した生みの親で、大正2年に創業の老舗洋食屋さんです。福井市の総本店のほか、県内に十数店舗を構えるソースカツ丼といえばココ！というお店です。

日本海に突き出た敦賀では、とれたて新鮮な海鮮丼が名物のひとつ。先にご紹介した「どんと屋」の姉妹店で、敦賀港付近でこちらも大人気の海鮮丼のお店が、「うお吟」です。

賑やかで、カウンターのみのどんと屋と異なり、うお吟は数寄屋造り風の内装がちょっと上品な雰囲気のお店。

海鮮丼や冬季限定の「越前蟹スペシャル」、かき揚げ丼などが人気です。

敦賀半島にある人気の海水浴場である水晶浜ですが、せっかく福井に来たからには1泊して、海の幸や東尋坊などの絶景スポットにも行ってみたいところです。

ここでは水晶浜周辺にあるおすすめのお宿を3つご紹介します。

最初にご紹介するのは、常神半島にある「海香の宿　波華楼」です。全ての客室から若狭湾が望めるこちらのお宿は、シンプルモダンな部屋でゆったりと波の音を聴きながら寛ぐことができる大人のための癒しの空間です。

夕食には、若狭湾から水揚げされたばかりの新鮮な魚介を使った「炭火焼懐石」を部屋のテラスで楽しめ、オーシャンビューとともに福井の味を満喫できます。

近くには「三方五湖」と呼ばれるラムサール条約湿地にも指定された景勝地があり、四季折々の自然を体感できます。

同じく三方五湖周辺にある「ホテル水月花」は、特に料理が自慢のお宿です。

北陸のお楽しみといえば越前蟹ですが、こちらではカニづくしの「カニ楽膳」や、カニとふぐが両方楽しめる「カニふぐ大相撲」、福井のブランド牛である若狭牛が味わえるプランがあり、福井の海の幸を心ゆくまで満喫することができます。

「海香の宿　波華楼」と同じく常神半島にありますが、こちらの「ホテル水月花」は若狭湾ではなく三方五湖の方に面していて、大浴場から三方五湖が一望できるほか、朝食を三方五湖のクルーズ船に乗っていただくこともできます（要予約）。

普通のホテルじゃちょっと物足りないという方は、家庭的な民宿はいかがでしょうか。こちらの「活魚自慢の漁師宿　竹中」は、常神半島の北部、若狭湾に面した集落「神子」にある、家族経営の民宿です。

漁師さんが朝釣ってきたばかりの新鮮なお魚を、漁師らしい豪快なお料理で味わうことができます。ご主人と女将さんの温かいおもてなしも民宿ならでは。

また、予約すれば釣船を出してもらえるのも、フィッシング好きにはうれしいサービス。冬季以外は定置網や朝市の見学にも連れて行ってもらえるので、漁師町の生活を体験したい方にもおすすめの民宿です。

北陸というと、大都市圏に住んでいる方には少しハードルが高いイメージがあるかもしれません。しかし、最近は高速道路の整備や北陸新幹線の開通で、かなりアクセスは容易になっています。

ここでは水晶浜までのアクセス方法を詳しくご紹介しますので、ぜひ現地に行って美しい海とおいしい若狭グルメを楽しんでください。

北陸にいくなら、やはり車でのアクセスがおすすめです。最寄りのICは舞鶴若狭美浜ICで、そこからは下道で約30分の道のりです。

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2. また、近県からは27号線バイパスから225号線経由でアクセスすることもできます。こちらのルートであれば高速料金を節約でき、また現地に近づくと道の向こうに美しい海が見えてくるので、ワクワク感も増すかもしれません。
3. 海水浴スーズンでなければこちらの方が空いていることもあるので、時期によって使い分けましょう。

水晶浜には2000台の車が駐車できる専用駐車場がありますので、車でのアクセスも安心です。料金も平日1000円、土日は1500円と良心的。ただし、海水浴シーズンには2万人もの観光客が訪れるので、このキャパシティでもすぐに埋まってしまいます。

長い間列に並んで少ししか遊べなかったり、割高で遠い近隣の駐車場に停めることになってしまいますので、朝早くに出発しましょう。

少し不便ですが、電車とバスを使ってもアクセス可能です。

JR敦賀駅から福井鉄道バスの「白木行き」に乗り、「水晶浜」で下車します。所要時間は約40分です。

環境省の「日本の水浴場88選」にも選ばれた美しい水晶浜は、一日中絶景が楽しめる福井で人気の砂浜です。周辺には福井の海の幸や自然を満喫できるスポットもたくさんあるので、ぜひ一度訪れてみてください。