ディズニーランドの写真スポット！おしゃれな穴場や可愛い撮影場所を紹介

東京ディズニーランドは日本最大のテーマパーク、というより夢と魔法の国で、もはや知らない人はいないでしょう。そして毎日のように大勢の人たちがディズニーランドに吸い込まれていきます。

ところで、ディズニーランドでインスタ映えする写真を撮影するのも大きな楽しみになっています。しかし、やみくもに撮影しても良い写真は撮れません。そこで、ディズニーランドのおしゃれなおすすめ写真スポットを紹介しましょう。

ここからはディズニーランドのおすすめ写真撮影スポットを、6つのエリア毎に紹介していきます。最初は、エントランスを通過してパークの中に入ってすぐのところに広がっているワールドバザール周辺でのおしゃれなおすすめスポットを紹介します。

ディズニーランドの写真撮影は、何と言っても最初が肝心です。これから始まる夢の国でのワクワクする体験を予感しながらも、はやる気持ちを抑えて撮影するスポットです。

ちょうどワールドバザールの入口が背景になるエントランスの花壇前で写真撮影をしましょう。花壇の花は季節によって変化がありますので、リピーターの場合でも毎回異なるおしゃれな写真が撮れるでしょう。

ワールドバザールの一角にブロンズのベンチがあり、そこには見知らぬ紳士とミニーマウスが座って談笑しています。そしてベンチの一番端にはちょうど一人分の座席が確保してあり、座ることができます。

このブロンズ像のスポットは、何気なく通過してしまう人が大半ですが、実は大切な写真撮影スポットなのです。ただのオジサンだと思っていた紳士は、ロイ･ディズニーなのです。ディズニーというのはウォルト･ディズニーだけではありません。

ロイ･ディズニーについては次の項で説明しますが、少なくともこのベンチに一緒に座って記念写真を撮影したくなることは確実です。

ロイ･オリヴァー･ディズニーは、ウォルト･ディズニーの兄です。弟のウォルト･ディズニーはアニメーション製作に没頭するクリエイティブな人でしたが、経営面は弱かったのです。

そこでロサンゼルスで銀行員をしていた兄のロイ･ディズニーがウォルト･ディズニーカンパニーのCEOとして会社の経営に当たりました。ロイは会社経営と事業の拡大に貢献し、アニメーションや映画以外にもテーマパークを作っていきました。

ロイとミニーマウスが座っているブロンズ像のベンチは、フロリダ州のマジック･キングダム(ウォルト･ディズニー･ワールド･リゾート)とカリフォルニア州バーバンクの本部にあるのと同じものなので、このスポットが貴重なものかが分かります。

続いては、ディズニーランドのアイコンともなっている「シンデレラ城」の前がおすすめ写真撮影スポットです。このシンデレラ城はドイツのノイシュヴァンシュタイン城などを参考としておしゃれにデザインされました。

なお、シンデレラ城には写真撮影のために特別な仕掛けがされています。それは石垣が上の方にいくに従ってだんだん小さくなっていたり、窓や扉の大きさもだんだん小さくしてある、強化遠近法という手法が使われています。

このために、城の高さが実際よりも高く見えるような錯覚に陥るのです。実際は最高地点の高さは51mですが、もっと高いように見えるでしょう。ディズニーランドに来たからには、シンデレラ城前でおしゃれに写真撮影するのがおすすめです。

続いてのディズニーランドのおすすめ写真撮影スポットとして、アドベンチャーランド周辺を紹介します。アドベンチャーランドのアトラクションはカリブの海賊、ジャングルクルーズ、ウェスタンリバー鉄道等があります。

ロイヤルストリートはシンデレラ城のすぐ左側に展開するエリアとなります。上の画像を見てわかる通りに、アメリカの街並みを再現しています。このエリアがイメージしているのはアメリカルイジアナ州のニューオリンズで人気の写真スポットです。

ニューオリンズではディキシーランド･ジャズが誕生しているので、このエリアではジャズがBGMとして流れています。このロイヤルストリートは、ただ建物が建っているだけではなく、レストランやショップが中に入っています。

ニューオリンズの街並みにいるのを想像しながら、おしゃれに写真撮影してみましょう。

アトラクションのカリブの海賊の入口付近もおすすめ写真撮影スポットです。ニューオリンズの街並みがおしゃれな背景になり、かっこいい素敵な写真が撮れます。

ちなみにアトラクションに入って左手奥のエリアの2階は、「ブルーバイユー･レストラン」へ繋がっています。

ディズニーランドの中の南太平洋と言えるのが、ポリネシアンテラスの周辺でおすすめの写真スポットです。ポリネシアンレストランや魅惑のチキルーム、スイスファミリーツリーハウスが見え、おしゃれでエキゾチック気分満点のエリアです。

ポリネシアンレストランはディズニーランドでも数少ない、ショーを見ながら食事ができるレストランとなります。完全予約制なので、ディズニーランドのホームページで予約してから行きましょう。

ディズニーランドはシンデレラ城が中心にあってその周りに6つのエリアがあります。ワールドバザールから時計回りに行くと、アドベンチャーランドの次に訪れるのがウエスタンランドです。

ここはアメリカ開拓時代の西部の街並みをイメージしたエリアです。このエリアで一番にぎわうアトラクションは「ビッグサンダー･マウンテン」ですが、この人混み以外のスポットがおすすめ写真撮影スポットとなります。

ディズニーランドの冒険心をそそるスポットとして、トムソーヤ島があります。この島は周囲をアメリカ河に囲まれていて、陸路での上陸ができません。そのためにゲストは船のアトラクションの「トムソーヤ島いかだ」に乗って上陸するのです。

島に上陸すると骸骨岩や死者の洞窟や海賊の穴･難破船、船長の宝などのおすすめ写真撮影スポットがあります。

この島は当初は小説の「トムソーヤの冒険」をモチーフとして建設されたのですが、2007年5月25日に映画パイレーツ･オブ･カリビアンの要素を取り入れてリニューアルオープンしました。その分、おすすめの撮影スポットも増加したのです。

ディズニーランドの写真スポットの中でも優雅さが際立っているのが、「マークトゥエイン号の甲板」です。マークトゥエインというのは、言うまでもなく小説トムソーヤの冒険の作者です。

ディズニーランドのマークトゥエイン号は本物の蒸気船で、真ん中にあるトムソーヤ島の周囲を運行します。所要時間は約12分ですので、背景をチェックしながらおしゃれに撮影を進めましょう。

「ザ･ダイヤモンドホースシュー」はウェスタンランド内のレストランですが、この店の前もディズニーランド屈指の写真撮影スポットなのです。まるで西部劇の1シーンのような雰囲気の写真を撮影できるのでおすすめです。

このレストランはディズニーランド内に2箇所あるショーを見ながら食事ができるレストランのひとつです。昼と夜とで異なるショーが上演されます。

店名のホースシュー(Horseshoe)というのは馬の蹄鉄のことで、レストランの席のレイアウトが馬蹄のようなU字型をしていることに由来しています。

ディズニーランドのおすすめ写真撮影スポットの「ファンタジーランド」を紹介します。ファンタジーランドのシンボルはシンデレラ城です。このエリアはおとぎ話の世界を再現したテーマランドとなっています。

このエリア内には激しいアトラクションはありませんので、子供連れでゆっくり楽しめます。写真撮影スポットとしても、夢の国を現実化したシーンが期待できるでしょう。

シンデレラ城は外から見てもおしゃれで素敵ですが、中に入るとまた違った魅力を発見できます。シンデレラ城の一階通路には縦4.6m、横3mのアーチ型のイタリアガラス製のモザイク壁画が5枚あり、シンデレラの物語を見せてくれるのです。

シンデレラ城内から見上げたステンドグラスも美しいですし、天井を飾る豪華なシャンデリアもインスタ映えします。シンデレラ城内はまさに王宮らしく、おすすめの撮影スポットが満載です。

白雪姫と七人のこびとは、こびとのベッド型のトロッコライドに乗って、白雪姫の物語をたどるという設定になっています。映画の白雪姫の名シーンが実際に再現されて現われてきますが、その中でも写真撮影スポットとしておすすめが2つあります。

一つ目は「白雪姫と七人のこびとの滝」で滝そのものが見事な上に、白雪姫とこびと達の白亜の像がまぶしいくらいに美しいです。

二つ目は白雪姫が井戸に向かって歌を歌っていると、歌声につられて王子様がやって来て二人が出会うというシーンを再現したものです。この井戸は「願いの井戸」と呼ばれており、滝と向き合う位置にあるので、見逃さないようにしましょう。

ホーンテッドマンションは、ディズニーランドのファンタジーランドとしては異色のアトラクションです。最初から「お化け屋敷」を指向して作られているからです。とはいえ恐いのは家の中だけで、外で写真撮影する分には印象的な写真が撮れます。

古びたレンガを基調とした大きな屋敷と深く生い茂った木々は、深い森の中にたたずむ由緒ある邸宅のような貫禄さえあります。

このアトラクションの設定としては、屋敷内には999人の亡霊が住んでおり、彼らは館に来たゲストを1000人目の仲間に迎えようと狙っているというものです。亡霊たちはオーディオアニマトロニクス技術により、複雑な動きをするので見ものです。

「空飛ぶダンボ」は年少者を対象とした旋回型のアトラクションです。一つのダンボ型のライドに2名乗車でき、反時計回りに旋回している間に、ゲストはレバーを操作して高度を上下させることができます。

スリルはありませんが、いかにもディズニーランドらしい微笑ましい写真が撮影できるので、おすすめの写真スポットです。

なお「ダンボ」は1941年制作のディズニーアニメの「ダンボ」をもとにしています。

ファンタジーランドの中の「クイーンオブハートのバンケットホール」は、ディズニー映画の「ふしぎの国のアリス」に出て来るハートの女王の城をモチーフにしたレストランです。ハートの女王がゲストを晩餐会に招待したという設定です。

店内はふしぎの国のアリスの世界で、色調はピンク色が基調となっています。この不思議ながらおしゃれな世界は、ディズニーランドらしい夢の国を表現しており、おすすめの写真撮影スポットとなります。

なお、メニューは、「チーズバーグ、デミグラス＆ラズベリーソース」(1380円)、「ロティサリーチキン、ガーリック風味」(1380円)、「フランクステーキ、和風ソース」(1450円)など、ハート型を強調した形のものが提供されます。

ディズニーランドのファンタジーランドの隣にあるのが「トゥーンタウン」です。このエリアのコンセプトは、「ミッキーと仲間たちの住む街」がテーマになっているので、ディズニーランドにいるキャラクター達と会える可能性が高くなっています。

このエリアについて、おすすめの写真撮影スポットを紹介しましょう。

「ミニーの家」は、ディズニーランドの重要なキャラクターのミニーマウスが住んでいる家です。この家は曲線で構成された可愛い色彩の家となっています。ただしミニーマウス自身は外出中という設定になっているので、会うことができません。

ゲストはミニー不在の家の中に入って、台所や家具などに触れて遊ぶことができます。このアトラクションの対象としているのは年少者の女子です。

ミニーの家で可愛い写真を撮ってみましょう。

ディズニーランドのトゥーンタウンにあるミッキーの絵が描かれているマンホールは、ただのマンホールではありません。踏むとミッキーがしゃべるのです。たくさんのゲストが踏みつけているので、鉄板が剥げ落ちています。

ミッキーがしゃべるマンホールは、全てのマンホールではありません。蓋のところにたくさんの穴が開いているものが音を発するマンホールとなっています。地面を注意して見て歩いてしゃべるマンホールを見つけましょう。

ディズニーランドのトゥーンタウンエリアにあるジョリートロリーの停留所もおすすめの写真撮影スポットです。停留所というからには、何か乗り物が来るのを待っている場所なのかというと、それは違います。

かつてジョリートロリーという乗り物がパーク内を走っていたのですが、廃線となってしまい、停留所だけ残ったのです。ただしこの停留所はただのベンチではなくて、かつてのジョリートロリーの思い出も留めているので、写真スポットになります。

しかも詰めて座れば4人はいけるので、グループ撮影に向いています。

トゥーンタウンのおすすめ写真スポットとしてユニークなのが、「のびる牢屋」です。写真に撮るといかにも黒い頑丈な鉄格子が入っているように見えるのですが、実はこの鉄格子に見えるのは、のびる素材でできているのです。

のびる鉄格子なので、牢屋の中には自由自在に入ったり出たりできます。上の画像のような写真を撮るとネタがバレてしまいますが、牢屋の中に入っている写真だったら、本当に牢屋に閉じ込められているように見えてしまいます。

ディズニーランドのトゥモローランドはトゥーンタウンの隣にありますが、実はディズニーランドを一周しましたので、ワールドバザールの隣に位置しています。

トゥモローランドは開園当初から未来的なアトラクションを設置してきました。近年ではディズニー･ピクサー映画のモンスターズ･インクをテーマとしたものが導入されています。

このエリアのおすすめの写真撮影スポットは次の通りです。

おすすめの写真スポットとしては、「モンスターズインク社のロゴの壁絵」の前があります。アルファベットの「M」の中に一つ目が描かれている印象的なロゴを背景にして、思い思いのポーズを取って写真撮影するのです。

この場所は特におしゃれなスペースとも言えませんが、モンスターズインク社のロゴは知る人ぞ知るネタですので、インスタ映えするのは確実です。

これもモンスターズインクの関連ですが、駐車場にいかにも本物らしく停めてある車に乗って写真撮影するのもおすすめです。遊園地にある子供が乗る自動車を少し大きくして大人も乗れるようにしたのですが、ユーモラスなところが面白いです。

一見普通の車に見えるのですが、もう一度見直すと明らかに本物の自動車ではないことがわかりますので、おしゃれで愉快な写真になるでしょう。

トゥモローランドにはピクサー映画の「トイストーリー」に出て来るエイリアンの「リトルグリーンメン」が並んでいるスポットがあります。ここでリトルグリーンメンと同じポーズを取って写真を撮影するのがおすすめです。

できればリトルグリーンメンのかぶり物の帽子を着用してポーズをとりたいものです。きっと思い出に残る写真が撮影できることでしょう。

夢と魔法の国として子供から大人までの憧れの地である、東京ディズニーランドはアトラクションを楽しむのが一番の目的でしょうが、せっかく行ったのですからおしゃれな写真をたくさん撮りたいものです。

ディズニーランドはどこを撮っても素敵な写真が撮れるのですが、人気の高いスポットならば間違いはありません。ディズニーランド内の各エリアのおすすめスポットで、思い出に残るような素敵な写真を撮りましょう。