エストニアのおすすめ観光名所!首都タリンの人気スポットも紹介
エストニアは、旧市街地はまるでおとぎの国に来たような雰囲気があります。エストニアの気候も四季がはっきりしています。治安や物価はどうなのでしょうか。観光に行ってみたい、住んでみたいと人気のエストニアの治安や物価、気候などエストニア観光について詳しく紹介します。
エストニアでおすすめの観光名所を紹介!
エストニアはバルト三国のひとつで、日本の九州ほどの大きさの小さな国です。海の向こうはフィンランドになります。歴史的にも周辺諸国の影響を受けていて、1991年に独立するまではソ連に併合されていました。
エストニアの物価や治安、おすすめの観光スポットなど詳しくみていきましょう。
エストニアの治安と物価は?
観光名所エストニアの物価はヨーロッパの中でもバルト三国は比較的安めになります。東京都比べると、エストニアの方が少しですが、物価が安いです。
治安ですが日本よりも安全といわれています。エストニアの犯罪データを見ると、殺人などの凶悪な犯罪はなく、観光客を狙った窃盗や器物破損などが多いです
エストニアの治安に関する外務省の発表
テロが起きる確率は低いですが、歌と踊りの祭典といったイベント等は多国籍の人が集まりそれを狙う軽犯罪が発生します。観光地タリンの旧市街は道幅が狭くなるところもありそういう所は危険性が高くなるので観光の際は人通りの少ない道端では気を付けるようにしましょう。
エストニアの気候とおすすめのシーズンは?
エストニアは北欧にあり、日本東京より少し気温が低く寒いです。四季がはっきりしているエストニアは夏から秋にかけての7月から9月は雨が多くなります。おすすめの観光シーズンは夏の6月から8月です。
エストニアの夏は緯度が高いこともあり、夏至の頃は20時くらいまで外は明るいので、たくさん観光できます。
夏 | 昼間は半袖でもいいですが、朝夕は冷えるので長袖か薄手のジャケットなど持っておきましょう。 |
冬 | 11月から4月まではかなり冷え込み最低気温が氷点下になることがあります。 しっかりとした防寒対策が必要です。 |
春・秋 | 厚いコートはいりませんが、防風にもなるジャケットがあると便利です。 |
エストニア観光におすすめ!タリンの人気のスポット4選
エストニアはヨーロッパの隠れた魅力を持っている観光地の国として人気があります。中世の面影が残る美しい街並みと古の伝統が残るエストニアの観光スポットを紹介します。
1:タリン旧市街地を一望できる「コフトウッシァ展望台」
エストニアの観光地コフトウッツァ展望台は14世紀から15世紀に建てられたオレンジ色の屋根がひしめく、タリンの旧市街地が一望できます。旧市街地の背景には近代的なビル群の風景が広がり、とてもおもしろいコントラストです。
タリンの旧市街地は、元は山の手にあるトーンベア地区と下町に分けられていました。支配者や貴族が住んでいた山の手側にコフトウッツァ展望台があります。
住所 | Kohtu 12, Old Town, Tallinn |
電話 | +372 645 7777 |
営業時間・定休日 | 24時間営業・定休日なし |
平均予算 | 無料 |
アクセス | ラエコヤ広場(Raekoja Plats)から徒歩10分 |
公式URL | https://www.visittallinn.ee/eng/visitor/see-do/sightseeing/pid-177800/kohtuotsa-viewing-platform |
2:まるでおとぎの国!「塔の広場」
エストニアの観光地タリン旧市街地を守る中世の砦の城壁が、保存状態も良く残されています。タリン旧市街地を囲むように取り巻く城壁が、おとぎ話に出てくるような風景を作り出していてとても魅力的です。
観光地である塔の広場は西側にある広場でヌンナ、サウナ、クルジャラの塔が身近に見ることが可能で、眺めも良く最高の撮影スポットにもなっています。
16世紀当時は全長2.4キロメートルで46の塔があったといわれていますが、現在は全長1.9キロメートルの城壁と20の塔が残され、芝生の美しい公園では毎年タリン国際フラワーフェスティバルが開催されており、観光にはもってこいです。
住所 | Rannamae Tee, Nunne, Tallinn |
電話 | +372 640 4141 |
営業時間・定休日 | 24時間営業・無休 |
平均予算 | 無料 |
アクセス | ラエコヤ広場(Raekoja Plats)から徒歩9分 |
公式URL |
3:ロシアにおって建てられた「アレクサンドル・ネフスキー大聖堂」
エストニアの観光地玉ねぎ型のドームが目立つアレクサンドル・ネフスキー大聖堂は、トームペア丘の上に建つロシア正教会の聖堂です。ロシア帝国であった1900年、バルト地域の領土支配が不安定な時期にロシア帝国を象徴するものとして建てられました。
大聖堂の名前の由来は、1242年にペイプシ湖での「氷上の戦い」を指揮したノブゴロド公アレクサンドル・ネフスキーから名づけられたといわれています。設計したのは建築家ミハエル・プレオブラジェンスキーで、歴史主義者の様式を融合させた豪華な装飾が特徴です。
大聖堂の内部はモザイクと聖像で埋め尽くされ素晴らしいものがあります。大聖堂の塔には、重さ15トンもする教会の鐘が11あり、礼拝前には街全体に鐘の音が響きわたります。内装は溜息がでるほどの美しさですが、聖堂内は写真撮影が禁止となっているので観光の際はご注意ください。
住所 | Lossi plats 10, 10130 Tallinn |
電話 | +372 644 3484 |
営業時間・定休日 | 日~金曜日: 8:30 ~ 18:00 土曜日:8:00~19:00 |
平均予算 | 大聖堂への入場料:2.00ユーロ |
アクセス | ラエコヤ広場(Raekoja Plats)から徒歩8分 |
公式URL |
4:散策におすすめ「聖カタリーナ通り」
エストニアの観光地タリンの中でもっとも古い歴史のある路地で、中世の雰囲気が色濃く残されている小径です。元は修道士が通る道として使われていたもので、ドミニコ修道院とカタリーナ・ギルドの間に通る道で1246年には存在していました。
小径の左右には15世紀から17世紀の古い住居が立ち並び、石の壁を支えるアーチが架けられています。今では工芸品の作業場が集まっていて、アーチストが伝統工芸や、ガラス細工や帽子などを販売し、ときどき陶器などを作る過程を見ることが出来る観光地です。
住所 | Vene 12, 10123 Tallinn |
電話 | +372 631 3131 |
営業時間・定休日 | 11:00~18:00 定休:日曜日 |
平均予算 | - |
アクセス | ラエコヤ広場(Raekoja Plats)から徒歩2分 |
公式URL |
エストニアの首都タリンへの行き方
観光国エストニアへの行き方ですが、日本の成田・名古屋・関西空港からヘルシンキ経由でフィンランド航空が毎日運行しています。夏だけ福岡便も曜日限定ですが運航され、日本からヘルシンキまで約9.5時間から10時間の距離です。
関西空港では夏期限定で、深夜便が運行されています。ヘルシンキからタリンまでは30分で到着です。名古屋便は10月から3月までは運行していないのでご注意ください。観光地タリンまでは色々な行き方があります。
ヘルシンキから船での行き方
ヘルシンキと観光地タリンを運航しているフェリーは3社あります。それぞれフェリー会社によって観光地タリンへ行き方が異なります。くれぐれも乗り場には気を付けてください。
Eckerö Line
観光地タリンへの行き方ですが、ヘルシンキの西ポートになるターミナル2からタリン行きが出ています。所要時間は2時間半です。一週間に15便と便数は少ないですが、事前予約すると14ユーロでブッフェが付いてきます。
VIKINGLINE
観光地タリンへの行き方ですが、ヘルシンキ大聖堂に近いフェリーポートからタリン行きが出ています。観光地タリンとヘルシンキ間の所要時間は2時間30分です。一日3便で料金は少し高めになっています。
Tallink Silja Line
観光地タリンへの行き方ですが、ヘルシンキの西ポートから運航しています。エストニア側のターミナルとタリンも共にDターミナルです。タリンとヘルシンキ間は2時間で行くことができ、一番便数が多いのでおすすめですが、ヘルシンキの西ポートは中心地から少し離れています。
公共交通機関で行けるので問題はありません。
タリンでの食事
観光地タリンでも有名な「Rataskaevu 16 (ラタスカエヴ 16) 」というエストニア料理が食べれるお店があります。予約していた方がいいですが、予約なしだと開店直後が狙い目です。
メインコースでも高いもので18.9ユーロで、ポークやチキン、ビーフ、魚料理もあります。人気のあるのはパンプキンの種がのっている自家製のパンです。パンはサービスに含まれているのでおかわりできます。
おとぎの国へ行ってみたい!
観光国エストニアは物価も安く治安もいいので、観光で訪れるのにも最適な条件が揃っている国です。旧市街地に足を踏み入れると、おとぎの国へ来たようなロマンチックな気持ちにさせてくれます。
可愛い雑貨屋さんがあったり、中世の街並みを展望台から眺めたり、古の面影を残すエストニアをゆっくりと散歩を楽しみながら過ごしてみてはいかがでしょうか。