フランスの有名なお菓子!スイーツや伝統的な洋菓子・デザートなどを紹介

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ヨーロッパを代表するスイーツ大国フランス。皆さんにとっては馴染みのある定番のお菓子も、実はフランスが発祥というものはたくさんあります。ここでは数々のフランス銘菓の中でも、特に食べていただきたいおすすめのお菓子を順番にご紹介したいと思います。

フランスの有名なお菓子!スイーツや伝統的な洋菓子・デザートなどを紹介

目次

  1. フランスのお菓子といえばこれ!
  2. 名前が知られているフランスの有名なお菓子10選
  3. フランスの伝統的なスイーツ10選
  4. フランス旅行でおすすめのお菓子のお土産3選
  5. 大切な人へのギフトや自分へのご褒美に、フランスのおしゃれなスイーツはいかがですか?

フランスのお菓子といえばこれ!

スイーツ
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フランスのお菓子はクオリティが高いのが有名で、世界中で高い評価を得ています。

繊細で上品な味はもちろん、芸術作品のような見た目の華やさ・美しさも人気の秘訣。有名なパティシエも一人前になるために、フランスで修行を積むケースが多いようです。

名前が知られているフランスの有名なお菓子10選

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フランスのおすすめのお菓子というと「なんだか敷居が高い気がする…」と思われる方もいるかもしれませんが、スーパーで手軽に手に入るものや、リーズナブルなお値段でお取り寄せできるものもたくさんあります。

ここでは、特におすすめしたいフランスの有名なお菓子を10つご紹介したいと思います。「食べてみたい」と思えるおすすめスイーツがきっと登場するはずなので、ぜひチェックしてみてくださいね!

エクレア

日本のコンビニやスーパーでも見かける大人気のエクレア。フランスでは超定番ともいえる有名なお菓子です。

チョコレートでコーティングされた細長いシュー皮の中には、ホイップクリームやカスタードクリームがたっぷり。

エクレアはフランス語で「エクレール」と発音し、「稲妻」という意味を持ちます。これにはさまざまな由来がありますが、一節では稲妻が落ちるくらい一瞬で食べてしまうからだとか。まさに魅惑のスイーツといえるでしょう。

マドレーヌ

一口サイズのかわいらしいマドレーヌは、小麦粉・砂糖・卵にベーキングパウダーを混ぜて作られるシンプルなお菓子。

口に入れるとバターの風味が広がり、食べた人を幸せな気持ちにしてくれるスイーツです。小さな貝殻の形を想像する方が多いかもしれませんが、現在はさまざまな形があるみたいですね。

フランスではどこのスーパーにも置いているので、リーズナブルなお値段で購入することができます。フランス旅行の際にのぞいてみてはいかがでしょう。

マカロン

マカロン
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パリのスイーツ店の店頭に並ぶ色とりどりのマカロンは、店に訪れるお客さんを華やかな気持ちにしてくれることでしょう。砂糖とメレンゲで焼き上げた円形の生地には、甘いガナッシュやジャムがサンドされています。

フランスでは日本のマカロンよりもサイズが大きいものもあるようです。色や絵柄のバリエーションが豊富で、ギフトにも大人気のお菓子です。

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フィナンシェ

外はサクサク、中はしっとりの黄金色のフィナンシェ。アーモンドパウダーと焦がしバターがたっぷり入った長方形の焼き菓子は、フランス語で「金塊」を意味します。

紅茶やコーヒーとの相性もばっちりなので、ほっと一息つくティータイムのお茶菓子としても好まれます。手のひらサイズなので、手軽に小腹を満たせるのもうれしいですね。

サブレ

口に含むとホロホロ崩れるサブレは、優しい甘さで幅広い世代から愛されています。食感はどこかビスケットと似ていますが、ビスケットよりもショートニングの分量は多めなので、全体的にしっとりしています。

レシピも簡単なので、ご家庭でのおやつにもぴったり!今度の休日に作ってみてはいかがでしょうか。

ミルフィーユ

サクサクのパイ生地が何層にも重なったミルフィーユは、フランス伝統のお菓子です。中に入っているクリームはカスタードが定番ですが、ホイップクリームやフルーツジャムが使われることもあります。

見た目の美しさも楽しみつつ、パイとクリームの絶妙なバランスを味わいながら召し上がってください!

クレープ

そば粉を練って薄く焼かれたガレットと似ていますが、クレープは小麦粉から作られるフランス伝統のお菓子です。

もちもちの生地にクリームやジャム、チョコレートなどがトッピングされています。日本のクレープは生地をくるくる巻いたものが主流ですが、本場フランスでは折りたたまれたタイプが普通です。

お食事系のクレープも豊富なので、ランチとしてもおすすめです。

ブッシュ・ド・ノエル

クリスマスの定番といえる伝統のブッシュ・ド・ノエル。薪の形をしたロールケーキにチョコレートやココアクリームがたっぷりぬられたケーキです。

本場のフランスではレパートリーも多く、有名パティシエによる芸術的なアイデアが詰まったブッシュ・ド・ノエルも見られます。

日本のクリスマスといえばデコレーションケーキですが、フランスではブッシュ・ド・ノエルが食卓を彩るのが一般的なのです。

クレーム・ブリュレ

クレームブリュレ
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「焦がしたクリーム」という意味を持つクレーム・ブリュレ。柔らかいカスタードプディングの表面に焦がした砂糖をトッピングしたお菓子です。

濃厚なカスタードとほろ苦いカラメルが絶妙なコントラストとなり舌の上でとろけます。苦味があるため甘いものが苦手な大人にも好まれますが、チョコレートやフルーツが入っているものもあるので、小さなお子さんにもおすすめです。

フォンダン・ショコラ

フランスの有名なチョコレートケーキといえばフォンダン・ショコラです。ココアパウダーが練り込まれたサクサクのビスキュイ生地に切れ目を入れると、中からトロトロの温かいチョコレートソースが顔を出します。

寒い季節に食べれば身も心もじんわり温まりそうですね。手軽に作ることができるので、バレンタインにも人気のお菓子です。

フランスの伝統的なスイーツ10選

カフェ
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フランスの各地方に伝わる伝統的なお菓子は、それぞれの土地ならではの歴史的な背景や文化を反映しています。

日本でよく食べられる王道のスイーツも、フランスでは昔から根付くお菓子だったりします。フランスを訪れたらぜひ本場の味を味わってみてください。

もちろん、現地でなくとも日本で手に入るお菓子や簡単に作れるものもあります。ここでは、特に食べていただきたいフランスの伝統的なお菓子を10つご紹介したいと思います。

サントノーレ

カラメルがかかった小さなシュークリームでふち取られたパイ生地の上には、甘いクリームがたっぷり。サントノーレはフランスで特別なときに食べる伝統のお菓子です。

日本ではあまり馴染みがないのですが、百貨店やホテルのショップでも購入ができるので、特別な日に食べてみてはいかがでしょう。

見た目も華やかなので、贅沢な気分になれるはずです。

カヌレ

カヌレはフランスにあるボルドーの女子修道院で昔から作られている伝統のお菓子です。

ボルドーはワインで有名な地域でもあります。カヌレの始まりとしては、ワインの澱(おり)を取り除くために使用された卵白に対し、余ってしまった卵黄を消費するために作られるようになったともいわれています。

カヌレ型という型に生地を入れて高温で焼き上げるため、表面はカリカリ、中はムチっとした食感を味わえます。口に含むと、甘い蜜とラム酒の香りがふわっと広がります。

小ぶりで持ち運びもしやすいので、お土産にもおすすめです。

タルトタタン

キャラメリゼした香ばしいりんごの上からタルト生地を流し込み、ひっくり返して作るタルトタタン。甘酸っぱくほろ苦いりんごと芳醇なバターの風味が絶妙なハーモニーを生み出します。

フランスではご家庭で作られる定番のおやつでもあります。出来立ての温かいタルトタタンは、冷たいアイスクリームとも相性ぴったりです。

ガレット・ブルトンヌ

フランス北西部に位置するブルトンヌ地方の名物ガレット・ブルトンヌは、円形状に薄く焼いたサブレです。

塩気の効いたバターがたっぷりと入っているので、甘じょっぱい味わいとホロっとした食感を楽しむことができます。シンプルながらにフランスで昔から愛されているお菓子なのです。

有名スイーツ店はもちろん、現地のスーパーではどこでも売っているので、ばらまき用のお土産としてもおすすめです。

リ・オ・レ

フランスでは定番のママの味として愛されるリ・オ・レは、お米を牛乳で甘く煮たライスプディングです。

トッピングにフルーツやジャム、スパイスとしてバニラやシナモンが使われることも。栄養があって優しい甘さなので、風邪を引いて食欲がないときなどにもおすすめです。

シャルロット

ティータイムの時間を彩ってくれるシャルロット。ビスケット生地の中にフルーツやクリーム、ババロアが詰め込まれ、ひんやり冷やされたケーキです。

女性の帽子に見立てるため、大きな皿の上に置いたシャルロットにリボンをくるっと巻くスタイルが一般的です。余談ではありますが、「シャルロット」はフランス語圏において女性の名前として使われることも多いのです。

とても華やかな見た目なので、特別な日やお祝いの席にもぴったりですね。

クグロフキャラメリゼ

クグロフはフランス東部アルザス地方の伝統的なケーキです。クグロフキャラメリゼは、さらに香ばしいキャラメルをクグロフの表面にコーティングしたもの。

バターがたっぷり入ったブリオッシュ生地はずっしりとして食べ応えばつぐん。レーズンやベリー、ナッツが入っていることもあります。ちなみに、あのマリーアントワネットの大好物ともいわれているのです。

日本では、メルヴェイユなどのスイーツ店で本格的なクグロフの購入が可能です。

クイニーアマン

フランス北西部に位置するブルターニュ地方の伝統的な焼き菓子クイニーアマン。甘いブリオッシュ生地の表面は、カリっとしたカラメルで覆われています。ザクザクとした食感を楽しめるのも魅力の一つ。

今や日本のパン屋やコンビニでも定番の商品なので、朝食としてもおすすめです。

パン・ドゥ・ジェンヌ

パン・ドゥ・ジェンヌはアーモンド風味の伝統的な焼き菓子です。シンプルではありますが、きめ細かい生地はしっとりしており、底に敷き詰められたアーモンドとよく合います。

素朴な味わいがお好みの方はそのまま食べるのがおすすめですが、甘いものが好きな方はジャムやハチミツをかけても美味しくいただくことができます。

ガトー・バスク

ガトー・バスクはフランスとスペインにまたがるバスク地方の伝統菓子。バスク地方の名物というダークチェリーで作られたジャムやカスタードクリームを、クッキー生地に挟んで焼き上げます。

日持ちもするので、遠方の方へのお土産にもぴったりです。

フランス旅行でおすすめのお菓子のお土産3選

ギフト
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フランスのお菓子はかわいらしくオシャレなものばかりなので、特に女性に喜ばれること間違いなしです!

ここでは選りすぐった本場フランスのスイーツ店をご紹介します。現地でしか買えないお菓子もありますが、日本で購入できるものもあるので、お土産選びの参考にしてください。

また、お菓子だけでなくフランスならではのかわいらしい建物にも注目!フランスを訪れたらぜひ立ち寄ってください!

メールのゴーフル

ゴーフルといえば、パリ土産の定番です。中でもリーフという街にある有名店メールのゴーフルは大人気。

ゴーフルは、小さなパニーニのようなふわふわの生地にクリームがサンドされたお菓子です。クリームにはチョコレートやストロベリーなどさまざまなフレーバーがあります。

メールのオシャレな店内で食べるゴーフルの味は格別でしょう。

ラデュレのマカロン

オシャレ女子に大人気のマカロン。パリのシャンゼリゼ通りにある老舗のラデュレは、まるでおとぎの国のようなかわいらしい建物です。日本にも新宿や銀座に店舗があり、平日でも多くの人で賑わっています。

パッケージもとてもかわいらしく期間限定の商品もあります。フレーバーも豊富なので、選ぶだけでもウキウキした気分になるのではないでしょうか。

ショコラ・フーシェのチョコレート

パリのオペラ通りが発祥という老舗ブランドのフーシェ。鮮やかなフルーツゼリーやリーフパイなども人気ですが、チョコレートも有名です。バレンタインの時期に百貨店で見かける惑星の形の美しいチョコレートもフーシェのオリジナルです。

日本では高島屋や西武池袋本店などの百貨店に店舗があり、またネットショップでも購入することが可能なので、ぜひチェックしてみてください!

大切な人へのギフトや自分へのご褒美に、フランスのおしゃれなスイーツはいかがですか?

オシャレ
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芸術作品のような美しく気品のあるお菓子。かわいらしいお菓子。素朴だけど優しい味わいのお菓子。気分やシチュエーションによってさまざまな楽しみ方ができるフランスのスイーツは、見ても食べても幸せな気持ちになれるはず。

大切な人へのギフトにもぴったりですが、毎日がんばっている自分へのご褒美にもいかがでしょう。

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