未来心の丘(尾道)がインスタ映え！カフェや周辺の観光スポットも紹介

尾道の未来心の丘は、インスタ映えするスポットとして知られています。この記事では、未来心の丘について詳しく紹介していきます。

ここからは、大理石で造られた未来心の丘の基本情報について紹介していきます。

未来心の丘とは、どんなところなのか詳しく説明していきます。

未来心の丘とは、広さ5000平方メートルにも及ぶ、白い大理石の庭園です。この大理石の庭園は、世界を舞台に活躍する彫刻家の杭谷一東（くえたにいっとう）氏が製作しています。

未来心の丘に使用されている大理石はすべて、杭谷一東氏のアトリエ（仕事場）のあるイタリア・カッラーラで採掘され、コンテナ船で運ばれたものです。

杭谷一東氏は、大理石と周りの景色との形・色の調和を考えて未来心の丘を創造してきました。杭谷一東氏は、ただ見て楽しむだけでなく、実際に肌でふれて自然と一体となって遊び、思い思いの想像をふくらませてもらうという願いを持って作ったと言います。

まるでギリシャにいるかのような錯覚を起こす、一面が真っ白な大理石で作られた場所です。

未来心の丘のアクセス情報を紹介していきます。

未来心の丘は、尾道駅より車で40分、新尾道駅より車で32分、生口島南ICより車で13分で行くことができます。

ここからは、未来心の丘の見どころ10選を紹介していきます。

太陽に合掌する「光明の塔」は、特に未来心の丘のなかでフォトスポットとして人気です。

「光明の塔」は西に沈む太陽に手を合わせる形・合掌する形で作られたオブジェで、両手を合わせているような形をしています。仏教護法の十二天より「日天（にってん）」が放つ光を表現しています。

「未来心の丘」の中でも一番高い場所に立っているオブジェで、空をバックに撮影することができます。

カップルで塔の下に立って一緒に写真を撮る人も多いので、ぜひ「光明の塔」の写真を撮影してみてください。

「光明の塔」を囲むように周りに、この後で紹介する「風の四季」「亀玉の舞台」「未来からの炎」という独創的な作品が並んでいます。

「白獅子の塔」は滑り台があると有名なオブジェです。

「白獅子の塔」は、仏教護法の十二天より南西方を護る「羅刹天（らせつてん）」 が乗る獅子です。

「亀玉の舞台」は大亀をイメージしたステージです。

仏教護法の十二天より西方を護る「水天（すいてん）」が乗る大亀をイメージしたもので、1つの大理石が3つに割られて配置されています。

割る前は未来心の丘で使われている大理石の中で最大だったと言われています。とても綺麗な舞台なので、ぜひ「亀玉の舞台」を撮影してみてください。

ロケーション抜群の「白象の小庭」は、仏教護法の十二天より東方を護る「帝釈天（たいしゃくてん）」が乗る象の庭です。

「白象の小庭」からは生口島の美しい景色や小早川家の出城跡を見て楽しむことができるので、ぜひ絶景を眺めてみてください。

南方を護る「南の壁累」は、仏教護法の十二天より南方を護る「焔摩天（えんまてん）」の城壁をモチーフとしています。

北方を護る「二鬼の庭」は、仏教護法の十二天より北方を護る「毘沙門天（びしゃもんてん）」の天邪鬼をモチーフとして作られました。

「二鬼の庭」は広い空間になっていて、大理石で作られたテーブル・いすが並んでいます。未来心の丘を散策して疲れてしまったという方の中には、「二鬼の庭」で少し休憩するという方もいます。

春夏秋冬を意味するおしゃれな「風の四季」は、少し変わった写真を撮影したいという方にとても人気があります。

西北方を護る「風の四季」はその名のとおり、四季の風を表す大理石の屏風で、季節に合わせたイメージで造られています。春は穏やかな波をイメージして造られていて、冬は雪をイメージして造られていることがわかっています。

「風の四季」の大理石の屏風には穴が開いているため、その穴から瀬戸内海の海を見ることも可能となっています。色々なインスタ映えする写真を撮影することができるスポットなので、ぜひおしゃれな写真を撮影してみてください。

エネルギーのパワースポット「安らぎと力の腰掛け」は、天からのエネルギーがここに留まるようにという意味で作られたオブジェです。

脈打つようにドクドクと流れる天からのエネルギーが、小さな石洞の「安らぎと力の腰掛け」に溜まるのです。

美しさと迫力がある「未来からの炎」も人気のオブジェです。

東南方を護る「火天（かてん）」の炎で、善の炎とされています。

エレベーターが開いたときに見える白い道が、「そよ風の路」です。「そよ風の路」はギリシャのエーゲ海のような世界になっていて、青い空とのコントラストがとても美しいです。

そよ風の路近くにある「天猫」は、仏教護法の十二天より「月天（がってん）」を望む猫です。月を見ている猫がかわいいので、ぜひこちらも写真を撮影してみてください。

ここからは、未来心の丘の観光スポット2選【カフェ編】を紹介していきます。

「カフェ･クオーレ」は、未来心の丘内にあるおしゃれカフェです。「カフェ･クオーレ」はセルフサービスのカフェで、レジで先に注文し、会計を済ませるシステムとなっています。

未来心の丘の一番高い所にあるカフェで、のんびりとした時間を過ごせる場所です。「カフェ･クオーレ」のおすすめメニューは、広島特産のレモンを使ったレモンケーキです。

広島はレモンの生産量が日本で一番多い場所で、温暖な気候で育てられたレモンはとても美味しく、爽やかなレモンスカッシュも美味しいのでおすすめです。

レモンスカッシュだけでなく、ソフトドリンク・珈琲・ワイン・イタリアンビールも置いてあるので、ぜひ一度行ってみてください。16時15分がラストオーダーとなっていて、フードは11時から14時までとなっているので注意してください。

「自転車カフェ＆バー 汐待亭」は、古民家風が素敵なカフェです。自転車乗りの方達が多く集まるお店ですが、一般のお客さんも入ることができるので安心してください。店内にはサイクルラックがあります。

「自転車カフェ＆バー 汐待亭」のおすすめメニューは、800円の「豚の角煮丼」や1000円の「島のレモンバターチキンカレー」です。

「自転車カフェ＆バー 汐待亭」はレモンを使ったメニューが多く、揚げレモンケーキなども美味しいので、ぜひ注文して食べてみてください。

ここからは、未来心の丘の観光スポット2選【建物編】を紹介していきます。

敷地内にある迫力満点の「耕三寺」は、浄土真宗本願寺派の寺院です。

「耕三寺」は元実業家の耕三寺耕三が、母親の菩提寺として建立したお寺です。堂塔は、国宝建造物を手本として建てられていて、15棟は国登録有形文化財にも指定されています。

その中でも、日光東照宮の陽明門を原寸大で再現した孝養門は圧倒されます。境内3ヶ所にある宝殿には、国の重要文化財なども展示されていて、見どころがたくさんあります。

ぜひ、「耕三寺」もチェックしてみてください。

「平山郁夫美術館」は尾道で生まれ育った画家「平山郁夫」の作品がある美術館です。「平山郁夫美術館」の設計は、両国国技館を手掛けた今里隆氏です。

「平山郁夫」は旧制中学3年の時に、広島市で被爆してしまい、後遺症に苦しめられました。そういった経験もあり、「平山郁夫」は「仏教伝来」を初めとする平和を願う作品を多く描くことになったと言います。

「平山郁夫」が描いた絵画からは、平和への祈りを感じ取ることができます。ぜひ、「平山郁夫美術館」に足を運んでみてください。

未来心の丘インスタ映えカップというものがります。

「未来心の丘インスタ映えカップ」とは、未来心の丘に訪れた人たちが撮影したインスタ映えする写真を募集して、人気投票が行われるというものです。

「未来心の丘インスタ映えカップ」は現在は行われていませんが、今後も行われる可能性があるので、ぜひ未来心の丘を訪れた際にはインスタ映えする写真を撮影してみてください。

尾道にある未来心の丘について紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。未来心の丘はとてもインスタ映えするスポットです。未来心の丘の中にはカフェがあり、レモンを使ったメニューがとてもおすすめです。

未来心の丘へのアクセス方法ですが、生口島北ICより13分のところにあります。

ぜひ、未来心の丘で素敵なひと時を過ごしてください。