蒲郡竹島は愛知の人気観光スポット！見どころやおすすめの名所も紹介

愛知県蒲郡市の三河湾に浮かぶ無人島の竹島。小さな島ですが、島とその周辺は実は見どころがいっぱいの愛知の観光スポットになっています。ここでは、そんな観光スポットの蒲郡竹島について紹介していきましょう。　

蒲郡市のシンボルである「竹島」は、三河湾に浮かぶ、周囲約680m、面積約1万9000平方ｍの小さな島です。対岸からの距離は約400mで、竹島橋で結ばれているので、誰でも簡単に歩いて渡ることができます。

そんな小さな島でありながら、今までの調査で、65科238種の高等植物の自生が確認されていて、島そのものが国の天然記念物に指定されています。自然そのままの姿が残る道や岩場をたどれば、およそ30分で島の外周をぐるっと1周できます。   　

電車で向かうならば、JR蒲郡駅下車して、東へ15分歩けば到着です。また、車で向かうならば、東名高速道路の音羽蒲郡ICから音羽蒲郡道路(三河湾オレンジロード)を抜け南下すれば、約10分で到着します。 

それではここから、蒲郡竹島の見どころのポイントを紹介します。

蒲郡竹島の見どころの1つ目は、透明度が高く美しい海です。竹島周辺の海は、海岸線から少し沖に入ったところにあるので、周辺の地域の海と比較すると大変綺麗です。

そんな綺麗な海を活かして、夏には竹島から少し離れたところには、三河大島海水浴場が開かれます。

蒲郡竹島の見どころの2つ目は、わずか400mほどしか離れていないのに、本土の植物体系とは異なる独自の植物体系を持っていることです。今までの調査によると65科238種の高等植物の自生が確認されています。

中でも多くの照葉樹林が自然のまま残されているのが特徴です。特に、キノクニスゲは分布の北限を示すものとして貴重です。島の北部はモチノキ・タブノキが多く、直径80㎝の大木も見られ、カラスザンショウ・ヤブツバキ・カクレミノ・カゴノキ・クロマツ・ヤブニッケイなど多種の樹木が生えています。

海岸線では、潮風に強いトベラ・マサキ・マルバグミなどが見られ、他にキケマン・オニヤブソテツ・シロザも多く自生しています。

蒲郡竹島の見どころの3つ目は、夜のライトアップです。

対岸から竹島に続く橋は、「竹島橋」と呼ばれ、夜になるとライトアップされます。また、「竹島橋」以外にも橋を渡りきったところにある鳥居(竹島鳥居)や「竹島橋」のすぐ近くにある藤原俊成の銅像もライトアップされています。

夜に1度立ち寄ってみて下さい。大変幻想的で神秘的なライトアップが見られますよ。 

それでは、ここからは、「蒲郡竹島」のおすすめ観光名所を紹介します。

蒲郡竹島のおすすめ観光名所1つ目は、「八百富神社」です。 

「八百富神社」は竹島に鎮座する市杵島姫命を祀る神社です。竹島全域が「八百富神社」の境内になります。

藤原俊成卿の勧請した歴史ある神社で「竹島弁財天」とも呼ばれています。江ノ島・竹生島・厳島などと共に日本七弁天の1つに数えられ、開運・縁結び・安産などのご利益がある神社とされています。 

蒲郡竹島のおすすめ観光名所2つ目は、「竹島橋」です。対岸と蒲郡竹島を結ぶ橋で、全長は387mです。徒歩のみで渡ることができます。

竹島には、縁結びの神を祀る「八百富神社」があり、そこにつながる橋なので『縁結びの橋』と呼ばれています。夫婦やカップルで、相手と中央を開けないよう、気をつけて橋を渡ると縁起が良いとされています。

蒲郡竹島のおすすめ観光名所3つ目は、「竹島海岸」です。 　 

「竹島海岸」は、「竹島」の約400m沖にあり、毎年県内外から約3万人が訪れるという人気の潮干狩りスポットです。景観も素敵です。

「竹島海岸」のアサリは密集していることが多く、子供でも見つけやすいのがポイントです。大人も子供も思わず時間を忘れて夢中になってしまいます。「竹島海岸」の背後は芝生広場になっていてピクニックもできますよ。

続いて、「蒲郡竹島」のおすすめ観光スポットの紹介です。

蒲郡竹島のおすすめ観光スポット1つ目は、「竹島水族館」です。

「竹島水族館」は、愛知県蒲郡市竹島町にある蒲郡市立の水族館です。正式名称は「蒲郡市竹島水族館」で、愛称は「タケスイ」です。

 「竹島水族館」の建物は1962年建築と古く、日本で4番目に小さな水族館です。古く小さな水族館ながらも中身はユニークで、大人気を誇ります。中でも深海生物の展示数は日本一と言われています。アシカのショーの他に、他では滅多に見られないカピバラのショーも開催しています。 

そして、館内で買えるおみやげ・グッズ品などは、「ここでしか入手できない」限定オリジナル商品を取りそろえております。通信販売は行っておらず、まさに来館しないと手に入らないものがたくさんあります。

蒲郡竹島のおすすめ観光スポット2つ目は、「竹島ファンタジー館」です。

「竹島ファンタジー館」は、鉱物と化石・貝のテーマパークです。大小5500万個の貝は、世界110カ所から集められました。「竹島ファンタジー館」のキャラクターであるミシェルとガマゴと一緒に4カ所のミニシアターを見ながら海底冒険をする「歩く映画館」も見どころです。 

願貝絵馬も人気で、貝の絵馬に願い事を書いて、水神様に奉納します。 

蒲郡竹島のおすすめ観光スポット3つ目は、「生命の海科学館」です。「生命の海科学館」は、本物のいん石や化石に触れる体験を通して、地球の歴史を紹介する科学館です。

46億年にわたる地球史の中でも、海の誕生や生命の初期進化、海を舞台にした古生物の進化など、主に海にまつわる歴史を学ぶことができます。特にカンブリア紀の古生物化石は、質・量ともに国内屈指で必見です。

話題のヒゲクジラ化石や東海県内唯一の「さわれる地球」を使った今の地球の姿など、地球・生命の歴史を体感することができます。 

最後に、「蒲郡竹島」のおすすめグルメスポットを紹介します。

蒲郡竹島のおすすめグルメスポット1つ目は、「中日売店」です。

「中日売店」では、それぞれのテーブルに七輪置いてあります。メニューの中に注文した食材を自分で七輪で焼いて楽しむものがあるからです。地元の海の幸や干物・鶏軟骨など好みに焼いて味わえます。

蒲郡竹島のおすすめグルメスポット2つ目は、「やをよし」です。

「やをよし」は、創業明治36(1903)年の手打ちうどんが名物のお店です。地元製粉の粉で2日間かけて仕込む、昔ならではの手法を続けています。濃厚なアサリのダシとワカメの潮の香りで旨味の効いたご当地うどんの「ガマゴリうどん」を「竹島うどん」という名前で提供しています。

蒲郡竹島のおすすめグルメスポット3つ目は、「六角堂」です。

「六角堂」は蒲郡クラシックホテルの一角にある鉄板焼きのお店です。特選牛や旬の新鮮な魚介類を、シェフが目の前で焼き上げてくれます。その調理に使用する極上の植物油「太白」は一味違うと多くのお客さんに好評です。  　

周囲約680mと小さな無人島の「竹島」を中心とした蒲郡竹島ですが、魅力がたくさんあることが分かりました。周りのいろいろなスポットと共に是非竹島へ出かけてみて下さい。そして、その魅力を十分に堪能しましょう