ほうば巻きは木曽の初夏の風物詩!特徴やおすすめのお店を紹介

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「ほうば巻き」は朴葉の大きな葉で、餡のはいったもちを包んだ初夏の名物となっているお菓子です。今回は、木曽で初夏の風物詩となっている「ほうば巻き」の特徴や、「ほうば巻き」を購入できるおすすめのお店をピックアップしてご紹介します。

ほうば巻きは木曽の初夏の風物詩!特徴やおすすめのお店を紹介

目次

  1. 木曽の夏を知らせる「ほうば巻き」を食べよう!
  2. ほうば巻きの特徴
  3. 朴の葉でもちを包む理由
  4. ほうば巻きのおすすめのお店
  5. 初夏の風物詩であるほうば巻きをいただこう!

木曽の夏を知らせる「ほうば巻き」を食べよう!

木曽地方には、昔から初夏を告げるお菓子として「ほうば巻き」が作られてきました。朴葉であるほうばで巻かれたおもちのお菓子で、地元では初夏限定の和菓子として人気になっています。

今回は、木曽名物の「ほうば巻き」をご紹介します。懐かしいと思う人や、この「ほうば巻き」がないと夏が始まらないと思っている人、そして「ほうば巻き」はどんな和菓子なのか興味のある人もいることでしょう。早速「ほうば巻き」の魅力をご紹介します。

ほうば巻きの特徴

最初にご紹介するのは「ほうば巻き」の特徴についてです。「ほうば巻き」がどのようなお菓子であるのかひとつひとつご紹介します。

朴の葉で包んで蒸しあげるもち菓子

木曽地方で初夏の名物となっている「ほうば巻き」は、5月下旬から7月初旬にかけて作られるお菓子です。

この「ほうば巻き」は、米粉を練って作ったお餅で、ほうばの葉でくるみ、い草で練って蒸しあげます。朴葉の良い香りがおもちにうつり、一層美味しい和菓子になります。

中身はつぶあん•こしあん•みそくるみ餡が主流

米粉のおもちの中の餡は、一般的に「つぶあん」「こしあん」そして城美緒でつくる「みそくるみあん」が定番となっています。程よい塩気があり上品な味わいになるので、幅広い年齢層に好まれている和菓子になります。

朴の葉でもちを包む理由

柏の木の葉でおもちを巻く「柏餅」も人気ですが、木曽地方ではどうして朴の葉でおもちを包むようになったのでしょうか。ここでは、その理由を探ってみましょう。

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アクが強く殺菌効果が高い

朴の葉は悪が強くて殺菌力が高いことで知られています。昔はお米を包んだりしてお弁当に使われていた時もあったようです。柏の木がない木曽地方でよく見かける朴の葉は、大きいこと、そしてこの殺菌力の高さからもちを包むという発想になったようです。

以前は端午の節句を月遅れで祝っていた木曽地方の郷土料理として、「ほうば巻き」が出されていたようです。

木曽地域では庭木としても親しまれていた

朴の木は高さが15m以上ある高木で、山中の木というイメージがありますが、木曽地方では庭木として好まれて植えられていました。手軽に手に入る大木な朴の葉でおもちを包むのは、その食文化から生まれたといえます。

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ほうば巻きのおすすめのお店

ここでは、ほうば巻きが購入できるおすすめのお店をご紹介します。地元の人がおすすめするお店なので行ってみましょう。

①御菓子処 大村屋

「御菓子処 大村屋」は昔ながらのほうば巻きの作り方をそのまま残して、ひとつひとつ丁寧に作り上げる和菓子店で人気のお店です。

住所

長野県木曽郡木曽町福島2327−3

電話番号

0264-22-2841

営業時間・定休日

営業時間

[平日]

8:30~19:00

[日・祝]

9:00~16:00

定休日

火曜日

平均予算

ランチ:~999円

駐車場の有無

記載なし

アクセス

木曽福島駅から277m

公式URL

http://www13.plala.or.jp/omuraya/

②御菓子司 芳香堂

「御菓子司 芳香堂」はそば饅頭で有名なお店ですが、初夏の時期になると「ほうば巻き」を求めて多くの人が来店するお店でもあります。季節に合わせた和菓子の通信販売も行っています。

住所

長野県木曽郡木曽町福島5352−1

電話番号

0264-22-2134

営業時間・定休日

営業時間

8:00~19:00

定休日

水曜日

平均予算

ランチ:~999円

駐車場の有無

記載なし

アクセス

木曽福島駅 徒歩3分

木曽福島駅から387m

公式URL

https://www.hoko-wagashi.co.jp/

初夏の風物詩であるほうば巻きをいただこう!

季節限定のほうば巻きをご紹介しました。初夏の時期になると木曽地方では多くの人がいただく和菓子です。ぜひ時期を見計らって一度は食べてみてください。

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