星置の滝は札幌の有名心霊スポット！怖い現象や噂と･場所を紹介

札幌市手稲区にある星置の滝は、四季を通じてさまざまな自然を感じられる観光スポット。しかし一方で、札幌の心霊現象が数多く報告され、実際に体験している人も多い有名な心霊スポットでもあります。

そこでこの記事では、札幌の有名心霊スポット「星置の滝」についてご紹介します。

星置の滝とは、札幌市手稲区金山にある滝。すぐそばに流れる星置川にかかる滝であることからこの名がついたといわれています。

星置の滝の落差は約12m、滝幅は4ｍあり、途中で向きを変えて2段になって流れ落ちることが特徴。間近で見ると迫力があり、滝の真ん中あたりで方向を変える様子が興味深く、いつまで眺めていても飽きることのない魅力があります。

星置の滝の上流には「乙女の滝」があります。

星置の滝は、住宅街からわずか5分の所にあります。

札幌から小樽を経由し函館までを結ぶ国道5号線を山側に越えたところに遊歩道の入り口があるので、そこから星置の滝を目指して歩きます。

星置の滝の入り口から入ると、整備された遊歩道が続きます。遊歩道の長さはおよそ150m。長く続く遊歩道は下りになっており、自然豊かな星置の山の景色を眺めながら散策を楽しむことができます。

遊歩道を歩いて約5分ほどすると、星置の滝の近くに到着します。

豊かな自然を感じられる星置の滝は、札幌市内屈指の紅葉スポットとして人気です。

美しい黄色に色づくカエデをはじめ、周辺は鮮やかに色づく葉でいっぱいに。星置の滝に続く遊歩道や滝の周りが美しく彩られます。

星置の滝は、雪に覆われた姿も美しいと人気です。真っ白に雪をかぶった滝の様子は神秘的。ぜひカメラに収めたいと思わせる様子です。

ただし、遊歩道や滝周辺は氷や雪で滑りやすくなっているので、訪れる際は「明るい時間に行くこと」「滑りにくく動きやすい服装を心がけること」など、気を付けて訪れましょう。

美しい景色を見られる星置の滝ですが、なぜ「心霊スポット」と呼ばれるようになったのでしょうか。

その理由は、星置の滝周辺にある不気味な建物や心霊スポットであることを確信させるお寺の存在、また、とある事実があるからです。

星置の滝が心霊スポットといわれる理由についてご紹介します。

星置の滝のすぐそばには、廃墟となった古い教会がありました。この教会の名は「星置の瀧 金子教会」。

しかし現在は、この建物は如意輪寺（にょいりんじ）として、生まれ変わっています。

かつての教会の廃墟は、真言宗の「如意輪寺（にょいりんじ）」となり、現在に至ります。

星置の滝の遊歩道の途中にあり、星置の滝に向かう誰もが目にする場所です。

こちらのお寺では除霊を行っており、心霊スポットに訪れてから体調が悪くなった人や、霊の存在によりいろいろな不幸が起こるような気がする人など、さまざまな「霊」に関する相談に乗ってくれます。

前述の通り、如意輪寺のあった場所は、元は教会の廃墟でした。星置の滝を訪れる人のせいなのか霊の仕業なのかは分かりませんが、中は荒れ放題。この周辺の雰囲気を一層不気味にしていたものです。

しかし、如意輪寺ができたことで周辺は穏やかになり、中には「安心した」という人もいるそうです。

星置の滝は、自殺の名所として有名な場所だそう。滝に身を投げる人が後を絶たず、年に何件もの自殺者が出るといわれています。

加えて、その上流にある乙女の滝も有名な心霊スポットです。

滝は、一度滝つぼにはまると上から流れてくる水流によってなかなか浮かび上がることができず、泳ぎの得意な健康な人であっても難しいといわれています。

だからこそ、滝は自殺のための場所として選ばれやすいスポット。

札幌市には同じく自殺の名所として「平和の滝」（札幌市南区）がありますが、そこでも星置の滝と同じように数々の心霊現象が起こるといわれています。　

星置の滝には、さまざまな心霊現象の噂があります。ここでは、星置の滝について囁かれる恐ろしい噂についてご紹介します。

星置の滝は、自殺者が多い場所として有名な場所。だからこそ、自殺者の霊が出るという噂が後を絶ちません。

誰もいないはずの滝のそばから視線を感じたとか、ガサガサとわざとらしい音がするのに誰もいないなど、「人の気配がする」という噂は多く、それほど霊感のない人にも体験者が多数いるとか。

また、近くにある地蔵の首が取れて胴体の前に置かれていたなど、地蔵にまつわる噂も多くあります。

心霊スポットとして注目度の高い星置の滝は、若者に人気の場所です。

興味本位で近づく若者たちの中には霊感の強い人がいくらかの割合でいるもの。その霊感の強い人の中には、星置の滝周辺に漂う嫌な空気に気分が悪くなってしまう人もいるそうです。

星置の滝の帰りに、重い倦怠感や息苦しさ、頭痛などがあれば要注意。もしかすると、何かにとりつかれているのかもしれません。

星置の滝周辺で撮影をすると、無数のオーブが入り込んだり、動画に聞き覚えのない音声が入り込んだりするそうです。

また、曇ったような写真が取れることもよくあります。

これは、星置の滝の水しぶきや、森林特有の湿気の高さによってレンズが曇ったというわけではないようで、写真を後で見返してみた時に初めて気が付くという人が多いようです。

星置の滝は、とても美しい滝。さらに、紅葉の名所としても知られるため、秋にはたくさんの人がカメラを持って訪れます。

星置の滝では、撮影したすべての写真や動画に心霊現象が起こるわけではありません。

運よく（？）何も不審なものが写り込んでいない、美しい滝の風景写真も数多く存在し、純粋に「素晴らしい」作品はたくさんあるのです。

しかし、高い確率で不審なものが写っている人は多く、その可能性は五分五分。写真や動画を撮影する時は、ある種の覚悟が必要かもしれません。

星置の滝について、アクセスや基本情報をご紹介します。

星置の滝は、JR星置駅から徒歩で約30分、車で約5分です。

JR星置駅を出てから国道5号線の方に向かい、さらに山側の札樽道（高速道路）を越えます。

金山地区にあるの「手稲西小学校」の方向へ進むと、学校の反対側に「星置の滝」と「如意輪寺」という看板が一緒に並んでいるところがあるので、そこから遊歩道に降りていきましょう。

遊歩道を歩くこと約5分、星置の滝のすぐそばに到着します。

星置の滝には、駐車場がありません。

近隣に空き地はありますが、私有地になるため無断駐車は厳禁。路上駐車も取り締まりの対象になるので気を付けましょう。

近隣は住宅街のため有料駐車場はほとんどなく、星置の駅前にいくつかある程度です。

星置の滝は、昼間は美しい風景の広がる場所。しかし、夜になると空気が一変し、心霊スポットとしての様相を現し始めます。

星置の滝は24時間入ることができるので、特に夜に訪れる場合には十分に注意することが必要。また、雪解けや大雨のあとなど増水している時には危険です。

星置の滝を訪れる時には、ぜひマナーを守って気を付けて訪れるようにしましょう。