今戸神社のご利益は縁結び！招き猫やお守り•御朱印の情報を紹介

東京都浅草にある「今戸神社(いまどじんじゃ)」は、縁結びのご利益が授かれることで有名な神社です。また、招き猫発祥の地ともいわれているため境内には招き猫の置物や可愛らしい猫ちゃんの姿を見ることができます。この記事では、今戸神社のお守りや御朱印、アクセス方法などを紹介していきます。

今戸神社は浅草駅から徒歩15分ほどの場所にある神社で、浅草散策をしながら参拝しに来ることができます。鎌倉時代からある歴史ある神社の1つとして古くから愛されている今戸神社は、招き猫発祥の地、そして新選組沖田総司の終焉の地としても有名な観光スポットです。

今戸神社の歴史は古く、創建されたのは鎌倉時代の1063年まで遡ります。創建当時は別の名称でしたが、昭和12年7月に白山神社と合祀したことで、現名称の「今戸神社」に改称をしました。

1063年に源頼義・義家親子が鎌倉の鶴岡と今戸とともに京都の石清水八幡を勧請して創建されました。そのため今戸神社と鎌倉の八幡宮は同年に創建されたという歴史があります。

その後、戦乱兵火や東京大空襲と幾度とない被災に遭いながらも再建をする歴史を繰り返しながら昭和46年11月に現在の社殿が造営されました。

今戸神社の御祭神には、「應神天皇（おうじんてんのう）」「伊弉諾尊（いざなぎのみこと）」「伊弉冉尊（いざなみのみこと）」そして「福禄寿（ふくろくじゅ）」が祀られています。 

「福禄寿」は七福神の一神で、幸福や財宝、長寿の3つのご利益を授かることができる神様です。江戸時代から続いている浅草名所七福神で巡る九社寺の1つのため、毎年お正月の時期には七福神巡りをする人々で賑わいを見せています。

今戸神社のとあるものを撮影して待ち受けにすると運気がアップするというジンクスが今戸神社にあるのをご存じでしょうか。

メディアでも取り上げられた「石なで猫」の石像は可愛らしい2対の招き猫の石像です。待ち受けにすると良縁が巡ってくるといわれていて休日になると写真を撮るために石像の前に行列ができて順番待ちになる今戸神社の人気撮影ポイントです。

招き猫は挙げている手によって呼び込む運が変わりますが「石なで猫」は左手を挙げて「良縁」を呼び込んでいます。

 「白猫のナミちゃん」は今戸境内に不定期に登場するの神社の神猫です。待ち受けにしたら運気がアップするというジンクスのほかにも、参拝した時に出会えたらよいことがあるともいわれているため境内で見かけたら、ナミちゃんを驚かさないように近づいて写真を撮らせてもらいましょう。 

縁結びのご利益をさずかれる今戸神社では、出会いの場として「縁結び会」が開催されています。縁結び会は、今戸神社の公式サイトから申し込むことができる街コンに近いイベントとなります。

参加費は6,000円で、ご祈祷と茶菓子の金額も含まれています。参加条件は、①年齢20～59歳②今戸神社を信仰される方③インターネットを利用できる方④縁結び会に登録された男女、独身の方⑤開催当日に嘘偽りなく、明るく楽しく積極的に参加できる方⑥常識をもって行動できる方となっています。

縁結び会は、良縁祈願祈祷から始まり自己紹介、1対1で2分ほどの会話、フリートークで構成をされていてお昼くらいには解散となります。縁結びのご利益がある今戸神社が主催しているため、毎回参加希望者が多いため参加するには抽選で選ばれないと参加できない状態となっています。

今戸神社は良縁と縁結びのご利益が授かれる神社として有名です。ここからは今戸神社のご利益について詳しく紹介をしていきます。

縁結びや恋愛成就のご利益が期待できる今戸神社は、恋に悩める人が訪れるのにおすすめの場所です。

御祭神に 「伊弉諾尊（いざなぎのみこと）」「伊弉冉尊（いざなみのみこと）」 の夫婦神を祀っていて、この二柱は結婚の儀式をあげた神様としても有名です。日本で一番最初に結婚をされたのでそのご縁にあやかって縁結びや恋愛成就のご利益を授かれるのではないでしょうか。

また、招き猫発祥の地としても知られているため境内にはさまざまな招き猫の置物があり、良縁を引き寄せてくれるパワーがあるともいわれています。

今戸神社は、恋愛成就や縁結びのご利益のほかにも、生活や経済の安定にもご利益を授かることができます。

七福神の一柱「福禄寿（ふくろくじゅ）」を祀っていて、そのご利益は名前からある通り「福(幸福)」「禄(生活・経済の安定)」「寿(健康と長命」の3つを授かることが出来ると昔から信仰されています。

また、御祭神の一柱である「応神天皇(おうじんてんのう)」は、武運の神様として源氏や平家をはじめとする多くの武将に信仰されていました。現在でも出世開運や家内安全、災厄削除といったさまざまなご利益があるといわれています。

今戸神社を参拝したら忘れてはいけないのが可愛らしいお守りと御朱印です。ここからは、今戸神社のお守りと御朱印について紹介をしていきます。

今戸神社で授与していただけるお守りには縁結びをはじめとして、鏡のお守りや干支にちなんだお守りなど種類が多く可愛いと人気があります。

特に人気のお守りは、巾着に2対の招き猫が刺繍された「縁結お守り(800円)」です。今戸神社の縁結お守りは丸い巾着の形をしていて「角が立たない＝円く円満に物事が収まるように」という意味が込められているそうです。

縁結お守は黄色や水色、赤、ウグイス色や黒など色も種類も豊富で男性でも女性でも持ちやすくなっていますのでお好きな色を選んでみて下さい。

神社に参拝したら御朱印をいただくという人も多いのではないでしょうか。今戸神社の御朱印も参拝後に授与していただくことができます。

いただける御朱印は、今戸神社のシンボルでもある招き猫に「えんむすび」と書かれたカップルのような猫がとても可愛く御朱印にも縁結びのご利益がありそうなデザインとなっています。

今戸神社の御朱印は2種類あるので、御朱印をいただくときに選ぶ形となっています。また、マナーとして参拝してから御朱印をいただくようにしましょう。

ここからは、「浅草」今戸神社へのアクセス方法を紹介していきます。

今戸神社は浅草駅から徒歩15分ほどで着くことができます。

浅草駅の7番・8番出口から出ると松屋浅草デパートのすぐ近くに出れますので、デパートの建物を右手に沿って江戸通りを進みましょう。東武鉄道のガードをまっすぐと抜けていくので、道に迷いにくく着くことができるので目印におすすめです。

基本的にはほぼ直線で進んで行くので、スカイツリーなどの浅草の町並みを眺めながら今戸神社に到着することができます。また、歩くのが大変という人は都営バスの乗車し「浅草七丁目バス停」で下車をすれば徒歩5分ほどで着くことができます。

浅草にある今戸神社のご利益やお守り、御朱印について紹介をしていきました。招き猫発祥の地の今戸神社は良縁や恋愛成就のご利益を授かることができます。

縁結びは恋愛での出会いだけではなく、仕事や健康、お金の縁にも恵まれるご利益ですので、縁結びに興味がある人はぜひ、浅草散策をしながら今戸神社を訪れてみて下さい。