イノダコーヒー(京都)のモーニングはおすすめ！メニュー･時間も紹介

イノダコーヒーは、京都堺町通本条へ1947年に本店を創業し、70年以上ものあいだ、京都で愛されて続けてきた老舗喫茶店です。レトロな雰囲気漂う落ち着いた空間で、こだわりのネルドリップで淹れるコーヒーを味わえます。

また、イノダコーヒーは食事のメニューも充実していることで有名です。イノダコーヒーへ行けば、美味しい食事とコーヒー、そして種類豊富なケーキと共に、京都の時間を優雅に過ごすことができるでしょう。

店舗は京都の8店舗を中心に、現在では札幌、東京、横浜、広島にも支店が出店されています。

イノダコーヒーで味わってもらいたいのは、ネルドリップで丁寧に淹れられるコーヒーですが、モーニングメニューもすごいのです。「京の朝食はイノダコーヒーから」と言われるほど、京都人の間でもイノダコーヒーのモーニングは有名です。

イノダコーヒーには数多くの食事メニューがありますが、その中でも特におすすめなモーニングの「京の朝食」について紹介していきます。

イノダコーヒといえば「京の朝食」といわれるほど、イノダの有名なモーニングメニューです。

 茅ヶ崎の老舗店「ハム工房ジロー」で作られるオリジナルのボンレスハムと、美味しいドレッシングのかかった新鮮野菜のサラダ、ふわふわに焼き上げられたスクランブルエッグ、バターがリッチに香るクロワッサンと、好きな飲み物選んで楽しむことができます。

厳選された食材たちが豪華に盛り付けられたお皿は、まるでホテルのモーニングのような贅沢な一品です。京都の老舗のこだわりの味を堪能したい方は、ぜひ一番におすすめしたいメニューです。

イノダコーヒーでは、店舗によって扱っているメニューに多少の違いがあります。イノダコーヒーの公式ホームページにも店舗ごとにメニュー内容などは載っているのですが、先ほどご紹介した「京の朝食」が食べられる店舗は「本店」「ポルタ支店」「清水支店」「八条口支店」の4店舗のみです。

モーニングが食べたい場合は、この4店舗のうちのどれかを目指していきましょう。その際、営業時間なども店舗によって違いがありますのでチェックしておきましょう。

イノダコーヒー本店は、京都の繁華街からほど近い烏丸御池から徒歩で行くことのできる店舗です。本店は、「本館」と「メモリアル館」の二つの建物で構成されており、全席で211席のイノダコーヒー各店の中でも最大の席数となっています。

京都の町屋造りの外観から中に入れば、一瞬でタイムスリップしたかのようなノスタルジックな空間が広がっています。カーテン、椅子、テーブルに至るまで、イノダコーヒーでは店舗内のインテリアにもこだわりがあり、重厚な雰囲気の中で贅沢な時間を過ごすことができるでしょう。

本店だけにある特徴をご紹介しておきましょう。

まず「メモリアル館」はどんなところかというと、創業者の集めた調度品や、歴史を感じさせるようなコーヒーミルなどが飾られており、本館とはまた違った雰囲気の空間を楽しむことができます。

「本館」の方は室内席とテラス席があります。テラス席はギンガムチェックのテーブルクロスが張られており、こちらの席のみ喫煙可能となっています。ホテルのラウンジのような高級感ある空間で、京都の喫茶文化を体中で満喫することができるでしょう。

イノダコーヒーポルタ支店は、京都駅前の地下街「ポルタ」の東側にある店舗です。地下街にあると言っても、席数は80席もあり、広々とした店内でゆっくりと喫茶を楽しむことができます。

京都駅から徒歩2～3分で行くことができるこちらの店舗は、営業時間が20時までと夜も営業しており、期間限定メニューやディナーセットメニューなど食事のメニューがとても豊富なので、イノダコーヒーでの食事を楽しみたい方にもおすすめです。

清水支店は、昔ながらの合掌造りの民家を改装して造られおり、京都の歴史をより感じることができる店舗です。また、落ち着いた雰囲気の店内には大きな窓が設置され、そこからは美しい日本庭園を眺めることができます。

こちらの園庭にはテラス席も設けてあり、京都の自然と老舗喫茶を両方満喫することもできます。まさにフォトジェニックな風景が楽しめること間違いなしです。

イノダコーヒー八条口店は、JR京都駅の新幹線八条口付近にあり、仕事や観光で京都駅に寄った際にも利用しやすい店舗です。

ヨーロピアン調に装飾された店内は、殺伐とした駅構内の雰囲気とは打って変わり、ゆったりとした気分で時間を過ごすことができるでしょう。コーヒーやケーキのテイクアウトも可能ですので、乗り換えの際にちょっと寄っていくのもおすすめです。

イノダコーヒーの「京の朝食」が食べられる店舗は4店舗のみでした。それ以外の店舗ではモーニングは実施していないかというと、そうではありません。

「イノダコーヒー三条支店」では、京の朝食の提供はありませんが、三条支店の「限定モーニングメニュー」を食べることができます。

イノダコーヒー「三条支店」は烏丸御池にあり、本店ともほど近い位置に店舗があります。外観は白を基調としており、外壁にはイノダコーヒーのランドマークとも言えるコーヒーとポットが飾ってあります。

店舗内の特徴として、三条支店には普通のテーブル席の他に奥に円形カウンターがあり、円形カウンターの方は喫煙可能となっています。このカウンターは、コーヒーや食事メニューが調理される周りを囲んで座る、ちょっと珍しいスタイルの席です。

本店からも徒歩数分と近い三条支店。この店舗のみで楽しむことのできるモーニングメニューとはどんなものがあるのか、その内容と価格や提供時間もまとめてみました。

こんがりと焼いたトーストに洋からしを効かせたバターを塗り、厚めにスライスされたチェダーチーズが挟んであります。旨味の強いチェダーチーズが、焼き立てパンの熱でじわっと溶けて、味わい深い食感を楽しむことができます。

コーヒーと共にちょっと塩味が欲しい時に、おすすめのモーニングメニューです。

こだわりのネルドリップで淹れるアイスコーヒーに、オリジナルのレモンアイスを浮かべたイノダコーヒーの夏の定番「コーヒーフロート」。深いコクと苦みの効いたアイスコーヒーと、レモン風味でさっぱりとしてアイスのコンビネーションがたまらない一品です。

夏場など暑い時期におすすめのモーニングです。

三条支店のモーニングセットは、バタートースト、野菜サラダ、タマゴサラダ、クリームチーズ、生ハムと好きな飲み物がセットになったモーニングメニューです。

一皿にちょうどいい量がそれぞれバランスよくまとまっているので、好きな具材を選びトーストに挟んで食べるのがおすすめです。挟む具材によって違った美味しさを楽しめるでしょう。

イノダコーヒーは長きにわたり京都で愛されてきた老舗喫茶店です。多くの人が「京都の喫茶店といえばイノダ」というわけは、イノダのこだわりと長年守られてきた味にあります。

豪華なモーニングメニューや、職人が焙煎しネルドリップで丁寧に淹れる珈琲は、他の喫茶店ではなかなか味わうことはできません。

京都へ行った際には、ぜひイノダコーヒーに立ち寄って、モーニングでもカフェでもディナーでも、贅沢な喫茶時間を楽しんでみてください。