石浦神社のお守りや御朱印帳が人気！金沢で縁結びのご利益のある神社

金沢市の観光の中心、兼六園のすぐ近くにある石浦神社。ここは、古墳時代に草創された金沢市内の中で一番古い神社です。歴史を積み重ねてきた中で、新しいものも取り入れ、たくさんの参拝者が訪れる神社になっています。

そんな石浦神社の魅力をお伝えしていきます。

石浦神社には、どんなご利益があるのでしょうか。

石神神社の御祭神は、全部で7つです。それらには、縁結びや家内安全、厄除け、安産などのご利益があります。特に、大物主大神を御祭神とする縁結びには強いご利益があるとされており、縁結びのパワースポットと言われています。

石浦神社の主なご利益は、縁結びや家内安全、厄除け、安産であると紹介しました。ご利益の内容だけでも女性に人気が出そうですが、特に、縁結びにご利益があると言われると、女性としては是非行ったみたいと思うでしょう。

また、石浦神社では、絵馬も女性の気持ちをくすぐる可愛いものがいろいろ用意されています。

良縁成就の絵馬は、大きなピンクのハートです。絵馬に付いている紐もピンク。端には、「石浦神社の神様は縁結びの大黒様です」の文字が刻まれています。

安産守護の絵馬には、巫女さんの姿をしたウサギとちゃんちゃんこを来た猿の絵が。開運招福の絵馬には、お座りをした羊が破魔矢を持った可愛いイラストや、お母さん羊の背中に布袋様の格好をした子羊が乗っているイラストが用いられています。

他に目を引く絵馬として、グラデーションの水玉模様が目を引く丸型の絵馬もあります。赤・緑・青の3色から選べますよ。

石浦神社正面の鳥居をくぐると拝殿が正面に見えます。その奥の本殿の左脇にも鳥居があります。

その鳥居は、明神鳥居と呼ばれる笠木と島木からなる二層構造の鳥居で、本来は神社名が示されている額束が設置される下のところに、ハートマークが作られています。また、向かって右側の柱の部分にもハートマークが。

他の神社ではなかなか見られませんが、石浦神社のこの鳥居には、紙を細かくちぎり、貼り集めて作られたようなハートマークが2か所見られます。

縁結びや厄除け、安産のご利益があるため女性に人気の石浦神社ですが、人気が出るもう1つの理由に、お守りや御朱印帳がとても可愛いというのがあります。可愛いお守りや可愛い御朱印帳に御朱印を頂くことを目的に、石浦神社へ足を運ぶ人もたくさんいます。

石浦神社のお守りは、シンプルなものからカラフルでユニークなものまで、たくさんの種類が用意されています。

総合お守りだけでも水玉柄やボーダー柄など8種類。水玉柄のお守りは14色があり、ボーダー柄も4色があります。また、キティーちゃんがあしらわれたものがあったり、格子柄の白っぽいシンプルなものももちろんあります。

縁結びのお守りも、2種類あり、1つはシンプルな桜模様のものが赤と青の2色用意されています。赤と青といってもほんのりした色で、とても落ち着いた素敵なお守りになっています。

もう1つは、石浦神社公認キャラクターの烏帽子をかぶった犬の「きまちゃん」があしらわれたものです。きまちゃんが大きなハートを持っている姿が刺繍されています。

他にも厄除けのお守りが3種類(うち2種類が2色ずつ。)。学業成就が3種類(うち1種類が2色。)。交通安全のお守りが9種類(うち2種類が3色ずつ。1種類が4色。)など。どれもカラフルなものとシンプルなものがそれぞれ用意されています。

お守り自体が可愛いのはもちろん、お守りを頂いた時に入れて下さる紙袋が水玉の可愛いものであることも見逃せません。

石浦神社でお守りを頂くと、頂いたお守りと一緒に石を入れて下さいます。石浦大神様の石と言われており、この石には、魔除石・健康石・学力向上石・開運石・恋愛石などいろいろな種類があります。

どの石も全て、御祈願がされているもので、鞄や財布に入れて持ち歩くとご利益があると言われています。

お守りを頂いた時に、巫女さんが丁寧に石の説明をして下さいます。しっかり聞いて、ご利益を頂きましょう。

御朱印帳は、大きさはどこの神社もほぼ同じですが、表紙などで神社ごとに個性が見られます。石浦神社の御朱印帳の特徴は大きな柄の水玉模様です。色違いで5色あります。

石浦神社の御祭神が、大物主大神・天照皇大神・菊理姫大神・誉田別大神・市杵島姫大神など、そうそうたる顔ぶれです。

そのため、石浦神社にお参りするとどんなことにもご利益があり、「何事も丸くきまる」と信仰されてきました。この「丸くきまる」の丸がお守りにはもちろん、御朱印帳のデザインにも、水玉模様として活かされているのです。

他にも、石浦神社の公式キャラクターの犬の「きまちゃん」があしらわれたものや、石浦神社の拝殿がデザインされた御朱印帳もあります。御朱印を集める前にまず、どの御朱印帳にするか、ワクワクしながら選べるのが嬉しいですね。

縁結びの神様で、お守りや御朱印帳に特徴がみられる石浦神社ですが、他にも見どころがあります。

日本の神社は大抵どこも、左右1対の狛犬が置かれています。そして、右が口を開き、左が口を閉じています。これを阿吽と呼び、神社の魔除になるとされています。

石浦神社にも本殿横に、阿吽の対になった狛犬が置かれているのですが、よく見ると珍しいものなのです。

それは、左側の狛犬です。右側の狛犬は普通に座って口を開いているのですが、左側の狛犬が後ろ足を蹴り上げた態勢で置かれているのです。この逆立ちをしたような格好から、左側の狛犬が、逆さ狛犬と呼ばれています。

この体勢は、足腰強靭でなくてはできず、そのパワーを商売に活かすということで、商売繁盛のご利益があると言われています。

石浦神社正面の鳥居から入ると、左通路の奥に、すし塚、包丁塚が祀られています。

金沢は、海の幸に恵まれた食文化が豊かな都市です。そんな豊かな食文化に感謝し、食の神様を祀るために2つの塚が作られています。

石浦神社の最寄り駅は、JR金沢駅です。金沢駅まで首都圏からは北陸新幹線が通り、以前よりもずっとアクセスが良くなりました。金沢駅から石浦神社までは、金沢市内を走るバスを利用できます。

駅前の東口バスターミナル7～10番乗り場または、西口バスターミナル5番乗り場よりバスに乗り、香林坊(アトリオ前)停留所で下車し、徒歩5分です。

また、城下まち金沢周遊バスを利用する場合は、東口バスターミナル3番乗り場から乗れます。広坂(石浦神社前)停留所で下車したらすぐそこに見えます。

土・日・祝日の限定運行バスとしては、まちバスと兼六園シャトルバスがあります。

まちバスを利用する場合は、東口バスターミナル5番乗り場から乗れます。広坂(金沢21世紀美術館前)停留所で下車したらすぐそこです。兼六園シャトルバスを利用するなら、東口バスターミナル6番乗り場で乗車します。まちバスと同じく広坂(金沢21世紀美術館前)停留所下車です。

金沢駅から直接タクシーで石浦神社に向かうのなら、時間にして約10分。料金は1,420円程度かかります。

直接自家用車で向かう場合は、北陸自動車道金沢西IC・金沢東ICから共に約20分です。同じく、北陸自動車道の金沢森本ICからは約25分かかります。

金沢の観光名所の兼六園のすぐそばにある、石浦神社の魅力が少しでも伝わったでしょうか。

せっかく金沢に来られたのなら、兼六園だけでなく是非石浦神社へも足を伸ばして下さい。素敵なご縁に恵まれたり、いろいろなご利益を得られるでしょう。