岩手県のお土産ランキング！おすすめの人気お菓子や売り場も紹介

2011年の東日本大震災によって大きな被害を受けた岩手県。現在も地元の人々を中心として懸命な復興活動が続けられています。

岩手には三陸海岸や中尊寺金色堂、竜泉洞など、自然も文化も楽しめる観光スポットが数多くあります。また、宮沢賢治ゆかりの花巻、柳田國男の『遠野物語』ゆかりの遠野、井上ひさしの『吉里吉里人』の舞台吉里吉里村など、文学と関係が深い土地柄でもあります。

そんな岩手で、食べて応援、買って応援で復興を祈りましょう！

まずは第12位から第10位のお土産です。地元民にも人気のアイテムが揃っています。

「岩泉ファーム」は龍泉洞のある岩泉町の牧場で、標高1000m級の山々に囲まれた広い牧草地でのびのびと牛が放牧されています。北上高地の清らかな水と清浄な空気でストレスフリーに育まれた牛たちは、良質な牛乳を生産します。

中でも「岩泉のむヨーグルト」は、添加物を使用せずパスチャライズ殺菌された、生乳のままの味わいで人気です。

県北産の赤身が多い短角和牛を使用した「前沢牛ハンバーグ」と「短角牛ハンバーグ」が看板商品です。「前沢牛ハンバーグ」は岩手県前沢市のブランド牛を使った贅沢な一品で、霜降りの多いとろけるような味。

一方、「短角牛ハンバーグ」は県北育ちの赤身が多い短角和牛を使用したうまみたっぷりの一品。お好みで選ぶもよし、両方買って帰って食べ比べするのもおすすめです。

岩手県出身の宮沢賢治の代表作『注文の多い料理店』にちなんだ「山猫軒オレンジケーキ」は、オレンジの輪切りが見た目にもかわいいお菓子です。外箱が山猫の料理店に見立てられていて、山猫が顔をのぞかせているのがユーモラス。

花巻のお土産として人気です。

続いて第9位から第7位をみてみましょう。

久慈ファームは折爪岳のふもと、二戸市下斗米にある養豚場です。上質の豚肉「三元豚・佐助」の生産者で、獣臭さが抑えられたジューシーな肉質が自慢です。

精肉ももちろんおすすめですが、特製の味噌にしっかりつ漬け込んだ「絶品ロース味噌漬セット」は文字通り絶品です。自宅のフライパンで焼くだけの簡単調理で、おいしい味噌漬けが味わえます。

柳田國男ゆかりの遠野市で明治元年から営業を続ける老舗和菓子店「まつだ松林堂」の「明がらす」は、同点の看板商品です。米粉にごまとくるみを混ぜながら練り固めたお菓子で、昔ながらの製法にこだわって製造されています。

ほろほろと崩れる優しい味の生地の中に、ごまとくるみの香ばしさが良いアクセントになっている、人気のお菓子です。

一関市の洋菓子店「田代製菓」が製造する「北の菓子 菓風 オムレット」は、口の中でふわっととろける生地でたっぷりのクリームを挟んだ至福のお菓子です。

味はプレーン、チョコなど6種類から選べるので、好みのものをいくつかセレクトしてシェアするのもおすすめです。

第6位から第4位には、おなじみのあの商品も！

最近お洒落な生活雑貨店でもよく見るこの「Cava(サヴァ)缶」、実は岩手県産だとご存知でしたか？「Çava?」とはフランス語で「元気？」という挨拶の意味で、「鯖」とかけています。

被災地である釜石市から、逆に元気を発信したいという想いで開発されたこの「Cava(サヴァ)缶」は、おしゃれな見た目も人気です。ご挨拶の品にもぴったりの、おすすめのお土産です。

青森（旧南部藩）に奉公に出ていたおばあちゃんが、覚えた煎餅焼きの製法で地元に帰って煎餅屋さんを始めたのがこの「巖手屋」です。以来、苦労を重ねながら徐々に人気が出始め、現在では「南部せんべい」は二戸市を代表するお菓子のひとつになりました。

どこか懐かしい素朴な味は、年配の方へのお土産としてもおすすめです。

三陸産の海の幸をたっぷり詰め込んだ「三陸海宝漬」は、イクラ、アワビ、メカブを贅沢に使ったグルメな一品です。とろとろメカブの醤油漬けに、柔らかく煮たアワビとキラキラ輝くイクラをトッピング。ご飯のお供におすすめです。

いよいよトップ3です！

岩手県が誇る国宝、平泉の中尊寺金色堂。その輝きにちなんで作られたのがこの「平泉黄金バウム」です。外側に貼られた金箔は純度99％で、奥州藤原氏の栄華を偲ばせます。

生地には小麦粉だけではなくアワやキビを使っていて、年々生産量が減り続けるこれらの雑穀を少しでも下支えしたいというシェフの願いも込められています。

ピカピカ輝く外見がインパクト大の、お土産に最適なお菓子です。

銘菓「かもめの玉子」は大人気の岩手のお菓子ですが、小さいサイズの「かもめの玉子 ミニ」が登場しました。従来のものだと、大きな口を開けなくてはいけなくてちょっと人前では食べにくいという女性も多かったのではないでしょうか。こちらのミニサイズなら、気にせずパクパク食べられそうです。

もちろん、丸いフォルムにほくほくの黄身餡というおいしさは変わりません。

地元鶏農家の卵を使用した「奥州ポテト」が堂々の第1位です。全国ネットのテレビ番組でも取り上げられ、一躍人気の岩手土産になったこのお菓子は、普通のスイートポテトにありがちな口の中が乾く感じが全くない、革命的なスイートポテトです。

その秘密は、生クリームと卵黄が混ざったポテト生地です。とろりと優しい口溶けで、その中にはカスタードクリームが隠れています。

岩手といっても広くてどこでお土産が買えるかわからないという方も多いのではないでしょうか。ここからは、岩手でお土産が買える便利なスポットをご紹介します。

日本の名城100選にも選ばれた盛岡城の近くにお土産屋さんです。あの「Cava(サヴァ)缶」などを開発した「岩手県産」の直営店なので、岩手のよりすぐりの名産品を確実に買えるのが嬉しいポイント。季節ごとのイベントなどもあり、何度行っても新鮮な発見がありそうです。

県庁所在地ならではの幅広い品揃えで、いろんな岩手土産をゲットしたい方におすすめです。

北上駅すぐのところにあって便利なのが、「北上観光物産館 アクセス」です。地元北上市のお菓子や食品類を主に取り扱っています。

盛岡駅の駅ビルにもお土産コーナーがあります。地酒やお菓子など、幅広く取り扱っていて、駅ナカなので急いでいるとき、荷物が多いときにも便利です。

三陸の自然や奥州藤原氏の史跡など、様々な魅力がある岩手県。お土産も地域ごとの特色があって面白いものばかりなので、ぜひこの記事を参考に、好みのお土産を見つけてみてください。