鹿児島県の心霊スポットランキング！有名ホテル･空港から行ける廃墟も紹介

九州・鹿児島には、鹿児島のシンボル桜島や世界遺産に指定されている屋久島、砂風呂が有名な指宿など、全国的にも有名な観光スポットがたくさんあります。

そんな鹿児島にも、廃墟と化した建物や多くの自殺者が絶えない場所など、身の毛もよだつような怖い体験ができる心霊スポットがいくつもあります。

そこでこの記事では、本当に怖い鹿児島の心霊スポットをランキング形式でご紹介していきます。ご紹介する中には、安易な気持ちで近づいてはいけない危険な場所も含まれているので、それなりの準備と心構えで出かけることをおすすめします。

それではさっそく、第12位から第10位にランクされる鹿児島県の心霊スポットランキングからご紹介します。どこにでもある普通の墓地から、特攻隊の零戦などを展示する博物館などがランクインされています。

「坂元墓地」は、鹿児島県鹿児島市にあるごく普通の墓地です。ここが心霊スポットとして有名になったのは、お墓の近くを通りかかった人や肝試しでやってきた人、また、心霊スポット巡りの人が、人魂や霊を見たという多くの目撃情報があったからです。

どこにでも見られるような普通の墓地ではありますが、このような怖い情報が多くあるということなので、霊感が強い人などが訪れることはあまりおすすめしません。また、墓地という公共の施設なので、周りに迷惑をかける行為は控えなければならないでしょう。

春にはたくさんの花見客で賑わい、晴れた日には東シナ海や天草の島々までも一望できる鹿児島県出水市にある「東光山公園」。一見のどかな普通の公園のようですが、夜になると昼間とは異なる顔をのぞかせる、怖い体験ができる心霊スポットして知られています。

「夜に美しい夜景を眺めていたら、どこからともなく恐ろしい叫び声のようなものが聞こえた」「こちらを恐ろしい表情で睨み続ける老人を見かけた」などの恐怖体験を、あちらこちらで耳にするとのことです。

実際に東光山公園では、自殺や事件が多く発生しているとのこと。それらにまつわる人たちの霊が夜になると出没する心霊スポットとして、心霊スポットマニアの間では有名な場所です。

「知覧特攻平和会館」は、第二次世界大戦において命をなげうって敵の艦隊へと突撃をおこなった、特攻隊に関する資料や遺品などを展示する博物館です。現在でも、特攻隊について詳しく学べる場所として営業中です。

こちらで時々伝えられる怖い体験は、やはり、日本国のことを思い海の藻屑と消えた特攻隊員などの霊の目撃情報です。鹿児島沖から引き上げられた無残な姿をした本物の零戦などが展示され、それらにまつわる特攻隊員の霊が漂っているのかも知れません。

一般の人はあまり感じられないかも知れませんが、特に霊感が強い人にとっては霊を目撃する場所といわれています。したがって訪れる際には、国のために亡くなった特攻隊員をうやまう気持ちで足を運ぶことをおすすめします。

続いて、第９位から第７位にランクされる鹿児島県の心霊スポットをご紹介します。ガス爆発が起きた廃墟や多くの罪人が処刑されて処刑場など、聞くだけでも怖いスポットがランクインされています。

鹿児島中央駅から車で8分ほどの距離にある「武岡トンネル」。こちらは、車の事故が多く発生する不気味な場所として有名です。その理由は、一つにトンネルの上に墓地があること。2つ目の理由は、過去に近くの山林で自殺事件が発生したことに由来しています。

その事件後は、何度もの人身事故が発生していて、墓地や自殺者の霊による仕業ではないかと付近の人たちから恐れられています。直接霊を見かける話はあまりありません。しかし、出かける際には十分事故に気をつけなければいけない心霊スポットです。

「ガス爆発の家」は、開聞岳を望める鹿児島県指宿市にある廃墟と化した家です。鹿児島にある心霊スポットの中でも、特に危険な体験に見舞われる可能性をはらむ場所として怖がられています。

元は普通の民家でしたが、ここに住む家族がガス爆発により一家心中を図った事件が発生しました。建物はそのまま廃墟として残っていて、ここを訪れると全身火傷を負った男性の霊を見たり、突然全身が熱くなるなどの怖い体験話があります。

心霊スポットファンの間でも、危険なスポットとして恐れられているほどの場所なので、たとえ出かけたとしてもあまり近づくことはおすすめできません。

一見すると何気ない普通な坂道の「磔者坂（はたもんざか）」。実は、約600年前に罪人たちを磔（はりつけ）の刑に処した場所のため、この名で呼ばれるようになりました。そのため、今でも成仏できない罪人たちの霊がさまよう心霊スポットとして有名です。

具体的に、罪人の霊を見たとか怖い思いをしたなどの話はあまり聞かれません。しかし、あたりには重苦しい雰囲気が立ち込めていたり、通りを通るだけでなんとも言えない寒気を感じたといった人が多くいるようです。

この場所での過去の歴史を振り返ると、かつての罪人たちの霊がさまよっている可能性があるので、特に霊感が強い人は行くことを諦めるか、それなりの心構えて出かけることをおすすめします。

鹿児島県の心霊スポットランキング第6位から第4位には、どのような怖い場所がランクインされているでしょうか。

鹿児島駅から車で15分ほどの距離にある「天神山」。さまざまな怖い噂話が伝わる鹿児島の心霊スポットとして有名な場所です。以前この場所には処刑場があり、麓には墓地があったと伝えられています。

ある少年が誰かが呼び止める声に振り向くと、突然背中を押されて崖から転落させられたという事件が発生しています。また、近くの生肉工場では、誤って足を切断してしまったなどの事故が噂されています。

現在では廃墟なども残されていて、心霊スポットファンのみならず廃墟マニアにとっても興味深い場所として有名です

鹿児島県鹿児島市にある「涙橋」は、西郷隆盛たちが立ち上がった西南戦争の激戦地の一つです。かつてこの橋の先には処刑所があり、多くの処刑者が刑に服したということです。

その際に、処刑者とその家族が別れ際に涙を流したことから、涙橋という名前で呼ばれるようになりました。そして、現在では自殺者が多い場所として知られ、その自殺者もしくは処刑者のものかは分かりませんが、多くの霊の目撃情報が寄せられています。

成仏できない当時の処刑者が、生きている人たちを自殺へと追い込もうとしているといった怖い噂もあるので、迂闊に近くことがおすすめできない鹿児島の心霊スポットです。

1549年、スペインの宣教師フランシスコ・ザビエルが渡日したことを記念してつくられた「ザビエル公園」。普段は、休日を楽しめ市民や鹿児島を訪れる観光客で賑わうごく普通の公園です。

しかし、心霊スポットファンの間では、怖い霊が出没する心霊スポットとして有名な場所です。血まみれになっている女性や深夜に徘徊する女性、顔に大きな穴が開いた犬など、普通では考えられない怖い体験をしたといった噂話があります。

夜間になるととても静かな場所になるので、もしその時間に訪れても、騒ぎ立てるような行為は周囲の迷惑になるので慎みましょう。

それではお待ちかね。鹿児島県の心霊スポットランキング第3位から第1位にランクされる、最恐のスポットをご紹介していきましょう。

鹿児島駅から車で約12分のところにある通称「ペコちゃんハウス」。草木に覆われた廃墟と化した家です。一見可愛い名前ではありますが、以前、この家に住んでいた家族がガス爆発により自殺した場所と伝えられています。

実際にこの場所を訪れると、体調を崩したといった怖い噂が後を絶ちません。もし、あなたも出かけるのであれば、あまり近づかないことをおすすめします。

ちなみにペコちゃんハウスの名前は、家がぺちゃんこになっているからそのように呼ばれた、また、事故で亡くなった家族がペコちゃんのように舌を出していたからといわれています。

鹿児島県日置市の吹上温泉にある「中島温泉旅館」。こちらでは、昭和の雰囲気が漂うノスタルジックな佇まいの館内で、敷地内から湧き出る温泉や地元の新鮮な食材をふんだんに使ったメニューなどが楽しめます。

そんな風情ある中島温泉旅館は、座敷わらしが出る宿として有名です。座敷わらしは、その建物に住む神様といわれ、見た人には幸運が訪れたり、その家に幸せをもたらすなどと伝えられています。

ちなみに中島温泉旅館の宿泊客の中にも、「仕事運が上昇した」「子宝に恵まれた」などの幸せを招かれた人も多くいるとのことです。あなたも一度宿泊してみてはいかがですか。その際、たとえ座敷わらしが現れても決して怖がらないようにしてください。

堂々第1位に輝いたのは、鹿児島県指宿市の薩摩川尻駅から車で7〜8分のところにある「開聞トンネル」。鹿児島県最恐の心霊スポットとして恐れられている場所です。

車がやっと1台通れる狭い道幅のトンネルで、実際に訪れた人からは「トンネルの天井を見上げたら女性が覗き込んでいた」「車で通りかかったら後部座席がびっしょりと濡れていた」といった、あまりにも怖すぎる話が残っています。

また、「突然エンジンが停止し、その後慌てて抜け出すと、足には何者かに握られた後のようなものが残っていた」といった話まで。

さらに、周辺では多くの自殺者が出ているとの話があることから、地元の人たちでさえもできれば近づきたくない心霊スポットとして有名です。

鹿児島県に限ったことではありませんが、心霊スポットに出かけることは、ある意味怖いもの見たさという好奇心のおかげでワクワクした気持ちにさせられます。だからといって現地で騒いだり、安易に写真を撮りまくることはおすすめできません。

なぜなら、心霊スポットのように霊がいる可能性がある場所でそのような行為に走ると、霊の怒りを買ったり、ひどい時には霊に取り憑かれてしまう可能性があるからです。また、怖い気持ちを紛らすためにお酒を飲んで行くなどもってのほかです。

そのほか、廃墟などの心霊スポットは他人の敷地内に属する場合があるので、その時には、みだらに敷地内に侵入せず遠くから眺めることが、心霊スポットを正しくめぐるマナーといえるでしょう。

いかがでしたか。鹿児島県には、廃墟と化した建物や恐ろしい幽霊が目撃されている公園など、本当に怖い体験ができる心霊スポットがいくつも存在します。

行くか行かないかはあなた次第。もし、出かけると決めた際には、それなりの準備と心構えを持って、最低限のマナーを守りながら楽しく心霊スポットを巡ってみてください。