金沢のにし茶屋街を散策！おすすめのカフェや食べ歩きスポットを紹介

古都の風情が感じられる金沢で人気の観光スポット、「にし茶屋街」へ行きませんか？にし茶屋街の楽しみ方を、たっぷりとご紹介していきたいと思います。

金沢といえば、茶屋街が有名ですが、「にし茶屋街」とはどんな場所なのでしょうか。

金沢には、「ひがし茶屋街」「にし茶屋街」「主計町(かずえまち)茶屋街」の、3つの茶屋街があります。今回ご紹介する「にし茶屋街」は、その中のひとつです。

茶屋街とは、芸妓さんたちがいる花街のことをいいます。今も、茶屋街にはお茶屋さんがあり、芸妓さんの歌や踊りを楽しむことができるんです。

金沢で最も芸妓さんが多いのが、「にし茶屋街」です。今も多くの料亭が軒を連ね、夕刻になると三味線の音色が聞こえてきます。

 「にし茶屋街」は、最近おしゃれなカフェなどのグルメスポットが増えてきていて、SNSなどでも話題になることが多いです。 女子旅やデートに人気ですが、ファミリーにもおすすめなので、ぜひ足を運んでみてください。

ここからは、金沢にし茶屋街でおすすめのカフェを、ご紹介していきましょう。金沢にし茶屋街ならではの雰囲気を、たっぷりと満喫してください。

「サロン・ド・テ・カワムラ」は、甘納豆の専門店が手掛ける和カフェです。メインは豆で、豆を焙煎した豆茶などの珍しいメニューもあります。コーヒーやアルコールなどのドリンクにも、甘納豆や羊羹が付いているので、美味しい豆を味わいましょう。季節限定のメニューもあるので、ぜひチェックしてみてください。

2階がカフェで1階がショップになっているので、カフェで過ごした後は、1階のショップにも立ち寄ってみてください。「サロン・ド・テ・カワムラ」の商品は、百貨店などでは取り扱っていません。金沢のにし茶屋街で、お土産に買って帰ってはいかがでしょうか。

「落雁諸江屋 にし茶屋菓寮」は、にし茶屋街に入ってすぐの場所にあります。落雁(らくがん)の老舗なのですが、カフェでは落雁だけでなく、かき氷やお汁粉などを味わうことができます。季節ごとにメニューが変わり、冬にはぜんざいやお汁粉、夏にはかき氷がおすすめです。

カフェの大きな窓からは庭を眺められ、静かにゆったりとした時間を過ごせます。金沢に訪れた際には、ぜひ、立ち寄ってみてください。

「桜桃」は、にし茶屋街の街並みに溶け込んだ、お茶屋さんのような外観のお店です。店内に入ると、1階は外観とは一転したモダンな雰囲気です。2階はお座敷になっていて、和の雰囲気を楽しむことができます。

カフェですが食事のメニューもあり、ランチにもおすすめです。金沢カレーなど、ご当地メニューが人気。ケーキなどのスイーツもあり、にし茶屋街の散策の途中の休憩にいかがでしょうか。

「カフェプレスタ」は、ロンドン発のチョコレート専門店です。金沢のにし茶屋街のお店が日本初の路面店で、1階がショップ、2階がカフェとなっています。カフェは部屋が2つあり、どちらもコーポレートカラーのピンクとブルーが使われていいる和室です。雰囲気が全然違うので、ぜひどちらの部屋も覗いてみてください。

英国王室御用達の上質なチョコレートは、見た目はシンプルですが、一口食べるとその美味しさに虜になりそう。また食べたいと思ったら、ぜひ、ショップで買って帰ってはいかがでしょうか。お土産にもおすすめです。

続いて、金沢のにし茶屋街でおすすめの、観光スポットをご紹介します。

 「西検番事務所」は大正時代に建てられた建築物で、国の登録有形文化財に指定されています。当時は学校として使われていたのですが、現在では 芸妓さんたちの稽古場や管理事務所となっています。

金沢にし茶屋街の中で、洋館の建物は一見すると異彩を放っているかのようにも思えますが、歴史ある建物は情緒がありステキです。芸妓さんたちの稽古の音が聞こえてくることもあり、茶屋街らしい雰囲気を楽しめます。金沢にし茶屋街を訪れたら、ぜひ足を運んでみてください。

「妙立寺」は、忍者寺とも呼ばれています。落とし穴のさい銭箱など、寺のあちこちには驚くような仕掛けが隠れていて、たっぷりと楽しめる人気の観光スポットです。

2階建てに見える外観ですが、実際には7層になっています。また、井戸には金沢城へつながるルートが隠されていたともいわれているんです。予約制ですが、迷路のようなお寺の内部を案内してもらえるので、参加してみてはいかがでしょうか。

 「金沢のピクルス」は、規格外の野菜を主に使用して作られています。規格外というのは、味や品質は同じなのに、形が悪いというだけでスーパーなどに流通させることができない野菜たち。もったいないという心を広める為に始められたのですが、その美味しさとおしゃれさ、種類の多さなどから話題になっています。

ピクルスは50種類以上が並んでいて、定番のものだけでなく、季節限定のものもあります。金沢の加賀野菜を使ったものもあり、お土産にもピッタリです。ぜひチェックしてみてください。

では、金沢にし茶屋街へは、どのようにして行けばよいのでしょうか。

車の場合は、北陸自動車道の金沢西ICから約15分、金沢東IC・金沢森本ICからだと約20分で、にし茶屋街へ到着します。新幹線の場合は、JR金沢駅からタクシーを使うと、15分ほどです。

JR金沢駅からはバスも出ています。城下まち金沢周遊バス、または北陸鉄道路線バスに乗り、「広小路」バス停で下車します。バス停から歩いて3分ほどの場所に、にし茶屋街があります。

歴史が感じられ、和の雰囲気に浸ることができる、金沢にし茶屋街。カフェや観光スポットをご紹介しました。

観光などで金沢を訪れた際には、ぜひ、にし茶屋街でグルメや観光を楽しんでください。