氣比神宮は人気のパワースポット!日本三大鳥居やお守り•アクセスも紹介
福井にある氣比神宮をご紹介します。氣比神宮は福井県敦賀市に鎮座する由緒ある神社です。福井のパワースポットとして知られ、7柱ものご祭神が祀られる境内には、日本三大鳥居のひとつに数えられる気比神宮のシンボルの大鳥居など、多くの見どころにあふれています。
福井のパワースポット「氣比神宮」へ行こう!
氣比神宮に出かけませんか。氣比神宮は福井のパワースポットとして有名な、とてもご利益がある神社です。
この記事では、福井のパワースポット「氣比神宮」の由緒や日本三大鳥居の一つに数えられる大鳥居、氣比神宮にあるさまざまなありがたいご利益、アクセス方法などについてご紹介致します。
氣比神宮とは?
氣比神宮は、福井県敦賀市に鎮座する北陸道総鎮守でもあり、越前國一之宮でもある由緒ある神社です。
境内には、日本三大鳥居の一つに数えられる大鳥居や、氣比神宮の造営中に突如湧き出したと伝えられる長命水など、さまざまな見どころにあふれています。
さまざまなご利益があることで知られる福井のパワースポットの氣比神宮とは、一体どのような神社なのでしょうか。
福井県敦賀市
氣比神宮は、福井県敦賀市曙町というところに鎮座しています。敦賀市は日本海の敦賀湾に面した人気の観光地。県庁所在地でないにもかかわらず、日本全国にその名が知られています。
今回ご紹介する氣比神宮をはじめ、港町・敦賀のシンボルの敦賀赤レンガ倉庫、風情あるレトロな街並みが楽しめる敦賀博物館通り、陰陽師(おんみょうじ)で知られる安倍晴明ゆかりの神社の晴明神社など多くの見どころにあふれています
その昔には、あの松尾芭蕉が奥の細道の旅で敦賀を訪れています。敦賀では、月見と気比神宮への参拝を楽しみにしていた松尾芭蕉。実際に月明かりに照らされた氣比神宮を目の当たりにして、いたく感動したそうです。
地元住民からは「けいさん」として親しまれている
福井の氣比神宮は、大宝2年(702年)の建立と伝えられているとても由緒ある神社です。地元の住民からは親しみを込めて「けいさん」と呼ばれるほど、地元の人たちから長い間愛され続けています。
2014年の夏の甲子園大会に出場した福井県代表の敦賀気比高校のメンバーは、ここ氣比神宮のお守りを携えて甲子園へと乗り込んでいったそうです。このようなエピソードからも、氣比神宮が地元に根付くパワースポットであることがうかがわれます。
結婚式やご祈祷も受けられる
氣比神宮では、結婚式を挙げることができます。歴史ある氣比神宮で、大切な人と古式ゆかしい神前結婚式を執り行なってみませんか。多くのご利益がある氣比神宮で挙式を上げれば、いつまでも幸せに恵まれるかもしれません。
詳しいことを知りたい人や、あらかじめ社殿の見学をしたい人は気軽に社務所まで問い合わせてみてください。氣比神宮の親切な係りの人が、あなたの気持ちに寄り添うように丁寧に案内してくれます。
また、氣比神宮では毎日ご祈祷の受付をしています。七五三、お宮参りのほか、家内安全、商売繁盛、合格祈願など、さまざまなご祈祷をしていただけます。
ご祈祷はお正月、例祭など特別な日を除いて毎日行なっています。事前の予約は必要ないので、ご祈祷を望む人は直接社務所まで出向いてみてください。なお、祝祭日など混雑する場合には受付順に案内されます。
ご祈祷の受付時間は午前9時から午後3時30分まで。初穂料は5000円から受け付けています。それぞれの気持ちのこもった金額をのし袋に包んで持参したください。
氣比神宮の由緒
氣比神宮にまつわる由来や、祀られている7柱のご祭神についてご紹介致します。
仲哀天皇の命により創建
気比神宮は、仲哀(ちゅうあい)天皇8年に神功皇后が三韓征伐の際、気比神に祈願したところ海神を祀るようお告げがあり、神功皇后と武内宿禰が安曇連に命じて気比神を祀らせたのが始まりとされています。
明治28年3月26日、四社之宮と称していたのを氣比神宮と改めました。昭和20年には敦賀空襲により本殿など多くの社殿が消失。本殿は昭和25年に再建され、そのほかの社殿も再建や修復により現在の氣比神宮に至っています。
主祭神はイザサワケ
氣比神宮に祀られる7柱のご祭神についてご紹介致します。氣比神宮の祭神は、大宝2年(702年)文武天皇の勅命により現在の6柱の神々が祀られる以前は伊奢沙別命(いざさわけのみこと)だけでした。
主祭神である伊奢沙別命(いざさわけのみこと)は、気比大神、御食津大神(みけつおおかみ)とも呼ばれ食物を司り、衣食住・交通安全・農漁業・海上安全の神様として祀られています。
伊奢沙別命が祀られているのは、全国に多々ある神社の中でもここ氣比神宮だけのご祭神です。まさに越前国を代表する神様といっても過言ではありません。
また、気比神宮を創建した仲哀天皇は14代天皇であり、無病息災・延命長寿・武運長久の神様です。また、仲哀天皇の皇后である神功皇后(じんぐうこうごう)は安産・音楽舞踊の神、15代天皇応神天皇(おうじんてんのう)は海運・武運の神です。
そのほか、日本武尊(やまとたけるのみこと)は武運長久など、玉姫命(たまひめのみこと)は音楽舞踊、武内宿禰命(たけのうちのすくねのみこと)も延命長寿などの神として、全部で7柱のご祭神が祀られています。
これだけさまざまな神様が祀られている福井の氣比神宮には、ありがたい数々のご利益があります。気比神宮を参拝に訪れた際には、心を鎮めて穏やかな気持ちでお参りをしましょう。そうすることで、きっと良いご利益が受けられることが期待できるでしょう。
北陸道の総鎮守
福井の氣比神宮は北陸と関西を結び、また若狭湾に面していることから海上交通が栄えたため、朝廷からは「北陸道の総鎮守」と称されてきた由緒ある神社です。
広い境内には、福井のパワースポットとして多くの見どころにあふれています。もし、氣比神宮に出かけた際には単にお参りをするだけではなく、ゆっくりを時間をかけて境内にある数々の見どころを巡りながら散策を楽しんでください。
氣比神宮の「日本三大鳥居」
氣比神宮のシンボルである大鳥居についてご説明致します。
厳島神社•春日大社と並ぶ日本三大鳥居
氣比神宮の大鳥居は、広島の厳島神社と奈良県の春日大社と並び、日本三大鳥居の一つに数えられています。その大きさは、高さ10.93メートル、鳥居の柱と柱の間は7.3メートルと、日本三大鳥居の名に恥じない大きさを誇ります。
当初は東側の参道に建てられましたが、度重なる災害などにより倒壊。正保二年(1646年)、旧神領地の佐渡で伐採奉納した榁樹(むろのき)で、現在ある西側に建立されました。
その後、昭和20年(1945年)には、第二次世界大戦による空襲により、氣比神宮の境内ほとんどが消失してしまいます。しかし、大鳥居だけは奇跡的に消失を免れ、建てられた当時の姿をそのまま現在まで残し続けています。
国の重要文化財
氣比神宮の大鳥居は、明治34年には国宝に指定されました。現在は国の重要文化財に指定されています。たとえ国宝ではなくとも、厳島神社や春日大社と並ぶ日本三大鳥居の一つであることはなんら変わることがありません。
氣比神宮の大鳥居は、それらに勝るとも劣ることなく、大きなスケールと重量感を持って訪れる参拝者を出迎えてくれます。
この大鳥居をくぐるととても厳かな気持ちになれるとともに、その先に広がるパワースポットにあふれる空間を予感させてくれます。
氣比神宮のご利益
氣比神宮には、長命水と言われるパワースポットのほか、衣食住や海上安全、音楽舞踊などさまざまなご利益があります。氣比神宮にまつわる主なご利益をご紹介します。
人気のパワースポット「長命水」
「長命水」は、大鳥居をくぐった先の二の鳥居のすぐ手前にある、氣比神宮の人気パワースポットです。1300年以上の長い期間に渡って長命水の名前で親しまれています。長命水は、氣比神宮の造営中に突然地下から湧き出したと伝えられています。
ご祭神の仲哀天皇・神功皇后・日本武尊・応神天皇・武内宿禰命は、いずれも無病息災・延命長寿のご利益のある神様です。特に武内宿禰命はとても長生きをされた神様ということもある、この長命水は御神徳が宿る霊水として人々から信仰されています。
長寿の象徴である亀の口から湧き出している長命水を年の初めに一口いただくと、その年は健康で過ごせるという言い伝えがあります。そのため、長命水を求めて多くの参拝者が氣比神宮を訪れます。
氣比神宮ではこの長命水を誰でも持ち帰ることが許されています。境内には、長命水を持ち帰るための容器が用意されているとのこと。また、自前の容器でも持ち開けることができるようです。
あなたも氣比神宮を訪れた際には、1年の健康を祈って由緒ある長命水をありがたくいただいてみてはいかがでしょうか。
衣食住や海上安全などのご利益がある
主祭神である伊奢沙別命は、御食津大神(みけつおおかみ)とも称され、食物を司っていました。また、古くから海上交通、農漁業始め衣食住の生活全般を守る神様として崇められています。
そのため、氣比神宮には衣食住や海上安全などのご利益があることで知られています。まさに、海の玄関口の要所として栄えた敦賀にふさわしご利益と言えるでしょう。
延命長寿のご利益があるスポットとしても有名
また、御祭神として祀られている14代天皇の仲哀天皇には、無病息災・延命長寿・武運長久の御神徳があると伝えられています。それにより氣比神宮は延命長寿のご利益があるスポットとしてその名が知れ渡っています。
そのため、先ほどの長命水のご利益と相まって、いつまでも健康で長生きを願う人、大切な人が健康で暮らせることを心から祈る人など、多くの人々がここ氣比神宮を参拝に訪れています。
音楽舞踊の神も祀られている
氣比神宮には、音楽舞踊の神である玉姫命が御祭神として祀られています。それにより、音楽や舞踊に携わる人たちにとってもご利益がある神社として、氣比神宮は知られています。
あなたやあなたも周りに、音楽舞踊に関する仕事に携わる人はいませんか。そのような人が氣比神宮をお参りすれば、その仕事が順調であればさらに飛躍を遂げ、そうでなければ上手く事が運ぶように神様が導いてくれる事が期待できます。
氣比神宮へのアクセス方法
氣比神宮へのアクセス方法やマイカーで訪れた際の駐車場に関することなど、氣比神宮を訪れる前にあらかじめ知っておいていただきたい基本情報をご紹介致します。
コミュニティバスを利用するのがおすすめ
公共交通機関を利用して氣比神宮に行くには、JR北陸本線敦賀駅まで行き、そこから歩いて15分ほどで氣比神宮にたどり着くことができます。街中を眺めながらゆっくりと歩いて行くには、まさに打って付けの距離に位置しています。
また、敦賀駅から乗り物を利用したい人は、「福鉄バス」や「コミュニティバスはぎ号」、「ぐるっと敦賀周遊バス」の各種バスが敦賀駅を発着しています。
ご利用の際は「氣比神宮前停留所」で下車してください。約5分の所要時間で氣比神宮に到着できます。
無料駐車場ありで車でも行ける
氣比神宮には無料駐車場が2箇所あるので、マイカーでも安心して参拝に出かけられます。1つは大鳥居の左側に隣接する「表参道駐車場」。もう1つは、表参道駐車場とは反対側に位置する「東駐車場」です。
表参道駐車場には10台のの車が停められます。一方、東駐車場には90台もの駐車スペースがあります。大鳥居から参拝するには表参道駐車場が便利ですが、駐車スペースがあまりないので、満車の際には東駐車場を利用しましょう。
住所 | 福井県敦賀市曙町11-68 |
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電話番号 | 0770-22-0794 |
営業時間・定休日 | 4月〜9月 5:00~17:00 6:00~17:00 |
駐車場の有無 | 有り |
アクセス | ・JR北陸本線「敦賀駅」から徒歩約15分 又は駅前よりバスにて約5分 ・北陸自動車道「敦賀IC」から車で約10分 |
公式URL | 氣比神宮 |
福井の氣比神宮にお参りに出かけよう!
福井県敦賀市にある気比神宮をご紹介致しました。氣比神宮は地元では「けいさん」の呼び名で親しまれる由緒ある神社です。7柱の神様が祀られていて、参拝に出かければさまざまなありがたいご利益が受けられることが期待できます。
福井県敦賀市を訪れたら、ぜひ気比神宮へと足を運んでみてください。駅からのアクセスが良く駐車場も完備されているので、気軽に訪れることができます。
そして氣比神宮を訪れたらお参りをしましょう。長年叶わなかったあなたの願いが、もしかしたら叶うかもしれません。