中禅寺湖(栃木)の観光スポット！周辺の観光･レジャースポットも紹介

栃木の中禅寺湖は、観光スポットとしてとても人気です。この記事では、中禅寺湖や中禅寺湖周辺のおすすめ観光スポットについて紹介していきます。

中禅寺湖(ちゅうぜんじこ)は、栃木県日光市の日光国立公園内にある湖です。

中禅寺湖は、現在は観光スポットとなっていて周辺にも観光できる場所が多いですが、かつては神仏信仰に基づく「修行の場」として知られていました。

日光山を開いた勝道上人が発見した湖で、湖岸から約100メートル離れた場所にある上野島には勝道上人の遺骨の一部が納められています。

中禅寺湖観光はクルージングがおすすめです。中禅寺湖は、遊覧船でクルージング観光できます。

クルージングの周遊コースは、「日光二荒山神社中宮祠」「華厳の滝」「おさかなと森の観察園」「竜頭の滝」「イタリア・英国大使館別荘記念公園」「日光山中禅寺 立木観音」となっています。

ここからは、中禅寺湖のクルージング観光について紹介していきます。

ここからは、中禅寺湖の船の駅周辺の観光スポットについて詳しく紹介していきます。

二荒山本社の中間にある「日光二荒山神社中宮祠」は、中禅寺湖の北岸にあり、男体山山麓の景勝の地に鎮座する神社です。

日光二荒山神社は、日光市内にある二荒山本社・男体山の山頂にある二荒山神社奥宮があり、こちらは本社と奥宮の中間にあるため「中宮祠」と呼ばれています。

「日光二荒山神社中宮祠」は、男体山(なんたいさん)への登山口ともなってる場所です。機会があれば男体山へ登ってみてください。ちなみに、男体山(なんたいさん)は標高2486mの火山で冬季入山禁止となっています。

日本の三大名瀑のひとつ「華厳の滝」も、中禅寺湖周辺のおすすめ観光スポットです。「直下型」の滝の代表格である「華厳の滝」の発見者は、中禅寺湖を発見した勝道上人と伝えられています。

「華厳の滝」という名前は、仏教経典の1つである華厳経から名づけられたと言われているようです。落差97mの滝を一気に流れ落ちる様子は圧巻です。

華厳の滝から落ちる水の量は平均3tと言われていて、多いときは100t、少ないときは0.3t以下になることもあります。観瀑台まで降りる有料のエレベーターもありますので、ぜひ乗ってみてください。

ここからは、中禅寺湖の菖蒲ヶ浜周辺の観光スポットについて詳しく紹介していきます。

「竜頭の滝(りゅうずのたき)」は、四季によって美しい景観が楽しめる中禅寺湖周辺の人気観光スポットです。落差60mの滝は二手に分かれていて、短距離のハイキングで観光できます。

滝つぼ近くの水が大きな岩によって二分されている様子が「竜の頭」に似ていることから「竜頭の滝」と名付けられたと言われています。5月から6月は赤紫色のトウゴクミツバツツジが咲き誇ります。

9月下旬からはモミジやシナノキが色づき、紅葉の名所としてとても人気の場所です。近くにはレストランやギフトショップがあるので、滝を楽しんだ後はそちらで休憩をするのも良いでしょう。

「おさかなと森の観察園」は中禅寺湖のほとりにある施設で、冷水性魚類や自然に触れることができる水族館です。入場料300円を支払うと、魚の餌がついてきます。もらった餌はニジマスや山女魚などにあげることができます。

「幻のさかな」といわれるイトウや、中禅寺湖にしかいないレイクトラウトなど色々な魚を観察することができてとても楽しいです。ぜひ足を運んでみてください。

ここからは、中禅寺湖の大使館別荘記念公園周辺の観光スポットについて詳しく紹介していきます。

英国大使館別荘として使用された「イタリア・英国大使館別荘記念公園」は、明治中頃から昭和初期にかけて建てられた施設です。

この時期に、中禅寺湖畔には各国の大使館と外国人別荘が建てられ、国際避暑地として賑わっていました。

「イタリア・英国大使館別荘記念公園」は、明治維新に大きな影響を与えた英国の外交官のアーネスト・サトウの個人別荘として1896年に建てられ、英国大使館別荘として長年使われてきた姿に復元したものになります。

内部では、国際避暑地としての歴史や当時の英国文化が紹介されています。2階の広縁からはアーネスト・サトウが愛した中禅寺湖畔の「絵に描いたような風景」を満喫することができます。ぜひ美しい景色を眺めてください。

ここからは、中禅寺湖の立木観音周辺の観光スポットについて詳しく紹介していきます。

「日光山中禅寺 立木観音」は特徴的な仏像がまつられているお寺です。784年に勝道上人によって建立されたお寺で、世界遺産「日光山輪王寺」の別院です。 

国重要文化財の御本尊「十一面千手観世音菩薩」は、中禅寺湖上に千手観音様の姿を見た勝道上人がその姿を桂の立木に彫ったと伝えられています。

その他にも特徴的な仏像がまつられているので、ぜひ立木観音を観光してみてください。

ここからは、中禅寺湖の周辺を観光するのにおすすめの絶景スポットを紹介していきます。

紅葉の絶景スポット「いろは坂」は、日光市街と中禅寺湖・奥日光を結ぶ観光道路です。

下り専用の第一いろは坂と、上り専用の第二いろは坂の二つの坂を合計すると「48か所」もの急カーブがあることから「いろは48文字」にたとえられて「いろは坂」という名前がつきました。

カーブごとに「い」「ろ」「は」の看板が表示される急坂が続きます。秋には日光で最も紅葉の美しいスポットとして知られていて、大渋滞となる程人気です。ぜひ、秋の時期にドライブしてみてください。

日光で一番といわれる絶景が見れる「明智平展望台」は、男体山やイロハ坂・日光市街を眺めることができる展望台です。

ぜひ、紅葉の時期に「明智平展望台」を訪れてみてください。展望台から先は茶の木平方面に遊歩道が設けられているため、中禅寺湖まで抜けることもできます。

「茶ノ木平展望台」は、中禅寺湖が一望できる展望台です。中禅寺湖だけでなく男体山・奥日光も一望できるのでとてもおすすめです。

以前はロープウェイがありアクセスが楽でしたが、今はロープウェイがなくなってしまったため、少しアクセスが大変です。静かな場所で絶景を楽しみたいという方は、ぜひ「茶ノ木平展望台」へ行ってみてください。

ここからは、中禅寺湖周辺のおすすめ観光スポットを紹介していきます。

「菖蒲ヶ浜キャンプ村」は人気のキャンプ場です。菖蒲ヶ浜キャンプ場は奥日光中禅寺湖畔で唯一のキャンプ場で、緑に囲まれた場所で水のせせらぎを聞きながら、ゆっくりとキャンプを楽しめます。

トイレや水場も清潔なので、安心して使用できます。ぜひ、こちらでキャンプを楽しんでください。

「栃木県立日光自然博物館」は日光について学べる博物館です。

奥日光サイクルシェアもあり、自転車をレンタルすることもできます。レンタルした自転車に乗って中禅寺湖・華厳の滝・竜頭の滝を見ることができるので、とてもおすすめです。

ぜひ、「栃木県立日光自然博物館」へ足を運んでみてください。

中禅寺湖へのアクセス方法ですが、JR日光駅・東武日光駅からバスに乗車して中禅寺湖へアクセス可能です。

日光駅から東武バスに乗車して、中禅寺温泉バス停で下車してください。乗車時間は50分ほどです。

中禅寺湖の観光スポットについて紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。ぜひ、中禅寺湖や中禅寺湖周辺の観光を楽しんでください。