諏訪湖の酒蔵で諏訪五蔵めぐり！麗人酒造･舞姫などで飲み歩きしよう

美味しい日本酒が飲みたいのであれば、長野県諏訪湖周辺に足を向けましょう。長野県の日本酒であれば、諏訪湖周辺にある酒蔵巡りである「諏訪五蔵酒蔵めぐり」が有名です。

今回は、諏訪湖周辺にある酒蔵巡りができる「諏訪五蔵酒蔵めぐり」をピックアップしてご紹介します。 諏訪湖の湖畔近くのある国道20号沿いには、わずか500メートルの距離のあいだに5軒の有名な酒造があります。

 「真澄」「本金」「麗人」「舞姫」「横笛」の5銘柄の有名な日本酒の飲み比べができるので、諏訪湖周辺で好みの日本酒探しをしてみましょう。

諏訪湖周辺で諏訪五蔵酒蔵めぐりで最初にご紹介するのは、「株式会社舞姫」です。創業1894年というので、その酒蔵の古さを知ることができることでしょう。

諏訪湖周辺にある「株式会社舞姫」は、味噌や醤油を造っていた「亀泉酒造店」から分家するように興った酒造で、1912年に大将天皇の即位を記念して「舞姫」に改名しました。

その後「株式会社舞姫」は代表銘柄である「信州舞姫」を造り続けています。

「株式会社舞姫」の代表作である「信州舞姫」の日本酒は「「甘・辛・酸・苦・渋」の五味のバランスがとれていることで人気です。甘口や辛口だけの日本酒にこだわらずに、旨口の日本酒が手に入れることができるのです。

もうひとつの「株式会社舞姫」の代表作ともいえる「翠露」も、見逃すことができない味のバランスが整った日本酒です。この「翠露」は、首都圏などでも手に入れることができるので、見かけたら一度はいただいてみてください。

「株式会社舞姫」は駅近くにあるので、諏訪湖周辺の「諏訪五蔵酒蔵めぐり」のスタートとする人も少なくありません。

住所は、長野県諏訪市諏訪２丁目９−２５で、上諏訪駅から600mのところに位置しています。スタート地点にするだけあって、「株式会社舞姫」は上諏訪駅からすぐに見つけることもできますし、いつも多くの人でにぎわっています。

お店の営業時間は、月曜日から金曜日までが9:00～17:00、土日祝日が10:00～17:30です。出かける前に公式ホームページなどで確認してからのお出かけをおすすめします。

2番目にご紹介する諏訪湖周辺で諏訪五蔵酒蔵めぐりの酒造は、「麗人酒造株式会社」です。

この諏訪湖周辺の「麗人酒造株式会社」は、酒蔵を気付いて200年以上という老舗の酒造です。「令仁酒造株式会社」を代表とする銘柄は「麗人」。酒造の名前をそのまま引き継いだお酒だけあって、特別に美味しい日本酒となっています。

「麗人酒造株式会社」で造られるお酒の人気の理由には、古酒である長期熟成の日本酒が販売されていることをあげられます。

新酒よりもまろやかな味が楽しめる古酒なので、酔いにくくお酒の味を十分に楽しむことができます。

「麗人酒造株式会社」では、日本酒からボールまで幅広く販売しているのもポイントです。「 諏訪浪漫 」という銘柄で造っている霧ヶ峰高原の伏流水を仕込水に使用した地ビールなので、ぜひ堪能してみてください。

「麗人酒造株式会社」は、諏訪ICから車で7分、JR中央本線諏訪駅から徒歩で10分の場所ｐにあります。

9:00からオープンしているので、諏訪五蔵酒蔵めぐりを楽しみながら、この「麗人酒造株式会社」でもたっぷりと試飲してください。

3番目にご紹介する諏訪湖周辺で諏訪五蔵酒蔵めぐりの酒造は、「酒ぬのや本金酒造」です。この「酒ぬのや本金酒造」は250年以上使い続けた酒蔵があり、「本金」ブランドを立ち上げています。

「本金」は、左右対称の文字から裏表のない商売をしていることをアピールしています。また、金である一番おいしい酒を目指して造っていることをアピールしている酒造でもあります。

「酒ぬのや本金酒造」の酒造量は100石（1石は一升瓶100本）という少なさで、地元以外の場所ではなかなか見かけない銘酒です。

それもそのはず。一家5人を中心にして家族で酒造を行っているので、どうしても本数が少なくなりますが、まろやかですっきりとした後口の「本金」なので地元でも人気のお酒となっています。

「酒ぬのや本金酒造」も、上諏訪駅から歩いてすぐという距離にあります。国道20号線が目印になるので、諏訪五蔵酒蔵めぐりを楽しみながら歩いてみましょう。

「酒ぬのや本金酒造」は、8:30からオープンしています。早めに到着した人は、この「酒ぬのや本金酒造」から訪れて諏訪五蔵酒蔵めぐりをするのもいいかもしれません。

4番目にご紹介する諏訪湖周辺で諏訪五蔵酒蔵めぐりの酒造は、「伊東酒造株式会社」です。

諏訪五蔵の中では、一番若い酒造で、195８年創業となっています。この「伊藤酒造株式会社」の人気の理由はたくさんありますが、麹をつくる行程である「製麹」に、上諏訪温泉の熱を利用しているので、まろやかな味が再現できるといわれています。

諏訪ならではの自然の恵みを大切にして、お酒本来の香りを引き出した日本酒が造られています。人気ブランドは「大銘酒 横笛」です。

この「横笛」を愛してやまない人も多く、リピーターの多い日本酒ブランドになっています。「横笛」の味も格別ですが、名前の由来も調べるほどに興味深い物語が隠されていたりします。

この「横笛」の名前は、平重盛に仕えた武士・齋藤時頼と、19歳の若さでこの世を去った、官女・横笛の切ない恋物語からとっています。 ラベルの上に描かれている梅の花は、 亡くなった横笛がうぐいすに姿を変えたといわれる、高野山大円院の梅の枝が描かれているので、ぜひじっくりと見てください。

「伊東酒造株式会社」も、国道20号線を挟んだ「本金」の向いにあるので、道に迷うことなく酒造を見つけることができます。

この「伊東酒造株式会社」は、月曜日から金曜日は朝8:30からオープンしています。朝一番で訪れて、この酒造のお酒の試飲を始める人もいるほどです。

諏訪湖周辺で諏訪五蔵酒蔵めぐりの酒造の中でも、最後にご紹介するのは「宮坂醸造株式会社」です。

この「宮坂醸造株式会社」を代表する人気の銘柄は「真澄」なので、多くの人が知っていることでしょう。コンビニや酒屋で手に入れることができるほど人気の銘柄です。

「宮坂醸造株式会社」の「真澄」がこれほど有名になったのは、「宮坂醸造株式会社」の酵母がとても有名なことにも関係しています。

昭和21年に、「宮坂醸造株式会社」のもろみから極めて優秀な酵母菌が発見され、その酵母菌が「真澄酵母」「K7号酵母」と呼ばれるようになりました。

この7号酵母が全国の日本酒に使用されるようになったことを知ると、「真澄」の日本酒がどれほど美味しいかが分かってくると思います。

「宮坂醸造株式会社」は、他の諏訪五蔵の酒蔵めぐりエリアから少し離れたところにあります。「角間川」を渡って少し歩くことになりますが、それでも国道20号線沿いなので簡単に見つけることができます。

酒造は10:00からオープンしています。ゆっくりと酒蔵を見学しながら、最高の日本種を試飲してください。

諏訪湖周辺の諏訪五蔵酒蔵めぐりを楽しむためのポイントがあります。ここでは、諏訪湖周辺の諏訪五蔵酒蔵めぐりを楽しむポイント2つをご紹介します。

諏訪湖周辺の諏訪五蔵酒蔵めぐりを楽しむポイントの1つめは、「ごくらくセット」をゲットすることです。この「ごくらくセット」は「五蔵」に合わせたゴロになっています。

「ごくらくセット」は、あとにご紹介するスタンプクーポン券と「Suwa5kura」のロゴが入りオリジナルグラス、そして手提げ袋がセットになっていて、約2,000円で購入できます。手提げ袋はコント生成りの2色から選べます。

これで、諏訪湖周辺の諏訪五蔵酒蔵めぐりが始まります。マイグラスを手にそれぞれの酒蔵に出かけましょう。「舞姫」「横笛」は試飲ができます。また、「麗人」「本金」「真澄」はカップ種と交換になります。5つの酒造すべてで飲み歩きが楽しめます。

2つめのポイントは、「諏訪五蔵 酒蔵めぐり」という名のスタンプラリーが楽しめます。5つの「諏訪五蔵」をめぐる度に、各酒造自慢の日本酒の「試飲」「カップ酒」と引き換えでスタンプを押してもらうだけです。

「諏訪五蔵 酒蔵めぐり」の「五臓めぐりクーポン」に有効期限がないのもうれしいことです。ソーシャルディスタンスをはかりながら、別の時期に「試飲」や「カップ酒」を楽しみつつスタンプを押してもらうことができます。

5つ集まったスタンプクーポンを事務所に輸送することで、プレゼントが当たるかもしれません。

諏訪湖の酒蔵で銘酒が楽しめる「諏訪五蔵めぐり」をご紹介しました。どの酒造も銘酒といわれるほどの日本酒が楽しめるので、ぜひ一度足を運んでみてください。きっと好みの日本酒を見つけることができることでしょう。

また、各酒造ともスペースに限りがあるので、個人での酒造巡りのみ参加できます。感染拡大で「諏訪五蔵めぐり」が中止になることもあるので、詳しくはホームページを確認しながら出かけられることをおすすめします。