ままどおるのカロリーや原材料は？チョコ味の賞味期限•価格も紹介

福島のお土産や贈答品として人気の「ままどおる」は、お菓子メーカー「三万石」の看板商品です。福島のお土産として、見たり食べたりしたことのある方も多いのではないでしょうか。

甘くておいしいままどおるですが、気になるのはカロリーです。ままどおるのカロリーや原材料について徹底取材しました。

福島のおみやげとしておすすめNo.1のままどおるとは、どんなお菓子なのでしょうか。東北や関東地方在住の方なら一度は耳にしたことのあるかもしれません。一方、東海より西の方にはちょっと馴染みのないお菓子かも。

不思議な響きの名前は、実はスペイン語で「お乳を飲む子」の意味です。お母さんのミルクのように優しい味わいをイメージしてつけられました。パッケージにも、子供を抱っこするお母さんの絵が描かれています。

ままどおるは1967年に発売されて以来福島で愛されている人気商品です。手土産にちょうどいい洋風のお菓子が少なかった時代、ハイカラなスペイン語の名前とミルクあん、バター風味の生地は新鮮でした。

様々な洋菓子がすぐ手に入るようになった現代でも、どこか懐かしいお母さんを思わせる味が人気を保ち続けています。

そんなままどおるですが、実は分類としては和菓子です。バター味のまんじゅう生地の中に詰まっているのは優しい甘さのミルクあんで、白あんともまた違ったしっとりとしてコクのあるおいしさが魅力です。

しっとりしたあんなので、夏場は冷やして食べるのもおすすめです。

ままどおるを製造しているのは郡山市にある「三万石」という和菓子メーカーです。創業者・池田惣助氏は『技術の前に良質な原料あり』と考え、1946年にこだわりの原材料で作る和菓子店を創立しました。

現在でも原材料の安全・安心にこだわり、成分表もきちんと公式サイトで公開されている、信頼のメーカーです。

三万石は他に「エキソンパイ」や「三千里」も販売しています。エキソンパイはままどおると一緒に詰め合わせにするのがおすすめの、くるみあんのパイです。

実はままどおるにはチョコ味の「チョコままどおる」という姉妹品もあります。こちらは10月から5月の期間限定で販売されていて、プレーン味とセットで楽しむのもおすすめです。

夏の間は販売が休止されているので注意が必要です。

優しい甘さでいくらでも食べられそうなままどおるですが、ここで気になるのはカロリーです。ままどおるの主な原材料はあん、砂糖、小麦粉、卵、バター、れん乳といったカロリーが高そうなものばかり。果たしてどのぐらいのカロリー量なのでしょうか。

ままどおるのカロリーは、1個あたり122キロカロリーです。やはりバターやあん、小麦などが入っているだけあって、高カロリーなことがわかります。

ちなみに、チョコままどおるは1個あたり127キロカロリーです。チョコが入っている分、若干ですがさらに高カロリーです。

122キロカロリーというのは具体的にどのぐらいのカロリー量なのでしょうか。実は、お茶碗半分に相当する量です。ということは、2個食べるとご飯を1杯食べたのと同じカロリー量ということに。

おいしくてついいくつも食べてしまいそうになりますが、多くても2個までにしておくのがおすすめです。

（ご飯のカロリー量はお茶碗一杯分140〜150gで換算しています）

一度にたくさん食べられないなら、小分けにして食べたいと思いませんか？また、こんなにおいしいままどおるなのでお土産や贈り物にもしたいという方も多いのではないでしょうか。

そこで気になるのは日持ちするかどうかです。ままどおるはの賞味期限は果たしてどのぐらいなのでしょうか。

やはり半生菓子だけあって、ままどおるの賞味期限は短めの「製造日より8日」です。お土産にする場合、帰ってすぐお渡しできそうな方に買って帰るのがおすすめです。また、贈答品の場合は、日持ちが短いことを予めお知らせしておくと喜ばれるでしょう。

自分で食べる場合も、賞味期限とカロリーのバランスに気をつけて、食べられそうな分だけ購入することをおすすめします。

10月から5月の間だけ手に入るちょこままどおるはさらに賞味期限が短く、「製造日より6日」となっています。通常のままどおるとは異なっているので、普段よくままどおるを食べる方も注意が必要です。

また、お土産にするには少し消費期限が短いので、すぐ渡せるのが確実なお相手にのみ贈るのがおすすめです。少し時間がかかりそうな場合は通常のままどおるを選びましょう。

福島の代表的な銘菓として知られるままどおるですが、どこのお店なら確実に手に入るのでしょうか。福島県内の直営店をまとめました。

三万石の直営店なら人気のままどおるを確実に手に入れられます。福島県内のお土産屋さんなどでも売られていますが、売り切れで残念、ということにならないためにも、直営店で購入するのがおすすめです。

郡山市には、本店の郡山店の他、開成山店、郡山南インター（荒井）店、新桜通り店、郡山おみやげ館、イトーヨーカドー郡山店、イオン郡山店があります。

福島市は福島野田町店、南福島店、エスパル福島店の3ヵ所、その他二本松店、会津若松店、会津城前店、会津門田店、喜多方店、須賀川インター店、新白河店、平店、いわき駅ビル店の全18ヵ所です。

また、隣の宮城県仙台市にはエスパル仙台店がある他、東京都内では福島のアンテナショップ日本橋ふくしま館や、髙島屋日本橋店と新宿店、三越日本橋本店、伊勢丹新宿店でも取り扱いがあります。

関西や九州など在住で東北も東京もちょっと遠い、という方にも朗報です。三万石のオンラインショップから気軽にままどおるを購入することができます。

ラインナップは6個入り680円、8個入り945円、12個入り1350円、18個入り2025円の4種類。ままどおるとエキソンパイ詰合せもあるので、他のお菓子と一緒に楽しむのもおすすめです。

自宅でラクラクままどおるを味わってみませんか？

三万石のお菓子はままどおるだけではありません！他にも人気のお菓子があるので、特におすすめのものをご紹介します。

ままどおると同じくスペイン語で命名された「エキソンパイ」の「エキソン」は、「盾」という意味。その名の通り、盾型の形のパイの中に、くるみが混ざったあんが入っています。こちらは1個202kcalです。

あまじょっぱい味がクセになる「塩まん」は、栗の入った粒あんをもち米の生地で包んで型打ちした上品なお菓子です。さりげなくきいた塩味が、あんの甘さを引き立てます。抹茶味もあるので、詰め合わせて購入するのもおすすめです。

通常の塩まんは92kcal、抹茶味は93kcalです。

ままどおるはミルクあんとバターの香りがおいしい福島の人気のお菓子です。お土産や贈答にも人気ですが、ちょっとカロリーが高めなのが玉にキズ。なんと2個でお茶碗一杯分というカロリー量です。

優しい甘さでついつい何個も手が出てしまいそうですが、少しずつ楽しむのがおすすめです。