モンカバは松本駅近の人気ガレット専門店！おすすめメニューなど紹介

長野県松本市に人気のガレット専門店があります。フランスの郷土料理のガレットを信州ならではの味で再構築して、ここでしか味わえない特別なメニューに変えたのが人気の秘密でしょう。

松本にあるおすすめのガレット人気店「モンカバ」を紹介します。

松本にある「モンカバ」はガレットとシードルの専門店で、正式には「creperie monkava(クレープリーモンカバ)」といいます。それでは早速この人気の「モンカバ」について詳細を紹介していきましょう。

松本のモンカバはおしゃれなガレット専門店で、2011年にオープンしました。フランスの伝統的郷土料理のガレットと、信州産のそば粉や信州の野菜をマッチングしたオリジナルでユニークなガレットが楽しめる雰囲気のよいおすすめのお店です。

このモンカバは美容院の隣にあり、美容院もおしゃれな雰囲気に包まれている人気店となります。実は隣の美容院「kava」こそが「モンカバ」のオーナーなのです。どうりでモンカバもおしゃれな雰囲気が醸し出されているはずです。

ちなみに、kavaはカーヴァといい、コショウ科の灌木、またはそれから作られる南太平洋のメラネシアからポリネシアにまたがる地域のフィジー、トンガ、サモアなどで飲用される嗜好品のことで、酩酊感があるのです。

ガレット(galette)はフランス語で「円く焼いた料理」を意味します。日本では特にブルターニュ風ガレットを、単にガレットと呼んでいます。ガレット･ブルトンヌつまりブルターニュ風ガレットはそば粉で作られるガレットです。

そしてこのガレットは、主に小麦粉で作られる人気のクレープのもとになった料理でもあります。ガレットはそば粉･水･塩などを混ぜて作った生地を、熱した調理専用の鉄板や平鍋に注いで、こてで薄く円く延ばしてから正方形に折りたたんで作ります。

ガレットはクレープとは異なり片面のみを焼きます。ガレットは生ハム、魚介類、グリュイエールやゴーダチーズ、玉子、サラダなどを沿えて出します。熱いソーセージをガレットで巻いて出すこともあります。

モンカバは地元の食材を大切にしています。モンカバのガレットは本場フランスのブルターニュの製法で信州産のそば粉と旬の野菜を引き立てるのです。生地には地中海に面したフランス産セルグロバレーヌ塩を使用しているので旨みが出ます。

モンカバのガレットは空気を含ませながら混ぜ合わせて、気温や湿度も考慮して約2日間寝かせているので、ぱりっとした食感になります。また山に囲まれて自然の恵みを受けた信州産の人気食材をふんだんに使っています。

野菜は旬のものを用い、信州産きのこはオーブンでひと手間加えることで旨みが格段に増しおすすめです。旬の野菜を使った季節のガレットは是非味わってみるべき逸品です。

モンカバで使っているチーズは、スイスのグリエール地方原産のチーズで、焼けば香ばしくとろみのある食感が味わえます。このコクと旨みが凝縮された本場のチーズをたっぷり使うことでモンカバが誇る味に仕上がるのです。

また、ガレット作りはスピードも大切にしています。生地を均一に薄くのばしてぱりっとしていて、なおかつもちっとした食感に焼き上げるのです。秘訣は本場フランスの焼き台を使って、食材に合わせて包み方をかえていく点です。

モンカバは10名から貸切の利用も可能で、最大18名がゆったりと寛げる空間があります。なお、立食パーティならば35名まで可能です。宴会やパーティ用のコース料理も用意されているのでおすすめです。

モンカバのフルコースはサラダや一品料理、ガレットから食後のデザートまで続きます。予算にあわせて3000円から用意できますが、たとえば税込3500円のコースの場合は下記のように全7品となります。

モンカバでは注文を受けてから一つひとつ、丁寧にガレットを焼きます。本場のブルターニュ地方の伝統的な調理法を大切にし、信州産のそば粉に地元の食材で作りあげていきます。

モンカバのガレットはパリッとした食感を大切にしています。おすすめのメニューを紹介しましょう。

生ハムをバラの花に見立て、グリエールチーズやアボカド、トマトソテーなどを乗せた豪華で華やかな「ローズ」は女性に人気のサラダガレットです。シャキシャキした新鮮な野菜と塩味がきいている生ハムとの相性が抜群です。

モンカバの自慢は信州の地元で取れる新鮮な旬の野菜を豊富に取り入れることです。ガレットの生地もその時々の天候に合わせて調合を変え、焼き方も工夫しているので、個々の野菜との相性も考慮してガレットを焼き上げています。

旬の素材をたっぷり使った「ローズ」のお値段は1800円です。ローズで使用している食材は生ハム、季節のサラダ、アボカド、トマトソテー、グリエールチーズです。

香り高い信州産のキノコをグリルし、ベーコン、目玉焼き、グリエールチーズで秋の味覚に相応しいガレット「シャンピニヨンガレット」は、香りを楽しめる一皿です。お値段は1350円で、不動の人気を誇ります。

シャンピニヨンとはマッシュルームのことで、モンカバでは長野県産のシャンピニヨンを使っています。シャンピニヨンはそのまま使用するよりも、ひと手間かけてグリルすると香りが数倍引き立つのです。

モンカバのガレットのシャンピニヨンは、シャンピニオンと濃厚なグリエールチーズとのハーモニーが美味しい逸品で、香りをかいだだけで食欲をそそります。食材は信州きのこのグリル、ベーコン、目玉焼き、グリエールチーズです。

食後のデザートに、信州産の小麦粉を使ったデザートクレープを楽しみましょう。これは信州産の小麦粉を使ってもちっと仕上げてあるクレープなのです。

モンカバ特製の塩バターキャラメルの甘塩っぽさが忘れられなくなる「キャラメル･ブール･サレ」は食後にピッタリのデザートで、一口食べたらクセになります。

ガレットを食べた後に、ガレットの姉妹ともいえるクレープがデザートに登場するというのは、いかにもフランスの流儀を心得ているモンカバらしいところです。この特別な美味しさのデザートクレープの値段は850円です。

ガレットはぱりっと焼けた生地の上に、色々な食材が乗って出て来ます。ひと目見ただけで具材がわかり、また美味しさが想像できてしまうでしょう。ところが問題は、どのようにしたらうまく食べられるかです。

ガレットはナイフとフォークで楽しむのが本場の流儀です。まずは縦に切れ目を入れて、食材を生地で巻いていきましょう。食べやすい大きさにまとめたら、フォークで刺して食べられます。ぱりっとして、もちっとした食感を楽しめます。

なお、サラダガレットは生地をカットしてから、野菜･生地の順番でフォークで刺すと食べやすくなります。

ガレットが初めての人でもランチなら気軽に試せるでしょう。モンカバ自慢のランチには自家製の美味しいスープが付いてきます。おすすめランチメニューを紹介します。

季節のスープにガレット、コーヒーか紅茶を選べるAセットは気軽にガレットを楽しめるお得なセットです。ガレット初心者の方は、まずはオシャレなガレットランチから試してみて下さい。

ガレットは4種類から選べます。メニューの中には期間限定のガレットもあります。定番の人気商品「シャンピニオンガレット」はプラス300円でランチタイムでも味わえます。

ランチのBセットはデザートにクレープがついてきます。Bセットは、季節のスープ、ガレット、クレープ、コーヒーか紅茶でお値段は1550円です。デザートにクレープも食べられるので、かなりお得感があります。

誰もが大満足というBセット、ガレットもクレープも両方しっかり味わいたい人は、是非トライして下さい。

ちなみに、お子様セットもあり、ミニクレープかミニガレットのどちらかにジュース、ゼリーなどがついて350円です。

パリッと焼けているガレットは、リンゴの発酵酒「シードル」との相性が抜群です。モンカバでは信州産とフランス産2種類のシードルを取り揃えています。信州産のふじリンゴ100%で作るシードルは、甘みがたっぷりでフレッシュなのが特徴です。

フランス産のシードルは、りんごが小さいので皮も一緒につぶして造る為、芳醇な渋みのある味に仕上がっています。

ガレットの本場であるブルターニュ地方で造られた黄金色のシードルとフルーティーでさっぱりしている信州産、是非飲み比べてみましょう。

モンカバは、メインのガレット以外のお料理も美味しいと評判です。自家製のパテの盛り合わせ、砂肝のコンフィ、信州ポークのスペアリブ甘辛スパイシーグリル、信州牛すね肉の赤ワイン煮込みマッシュポテト添え、など美味しい料理が満載です。

モンカバではフランス産ワインのほか幅広い味わいのワインを用意しています。ワインを片手に自家製ピクルスをつまみながら、一品料理やガレットも是非召し上がってみて下さい。ディナーコースもあります。

旨みが凝縮された「信州ポークのスペアリブ」は、モンカバ特製の自家製ソースが決め手の美味しい一品です。じっくり煮込んでから香ばしく焼き上げたスペアリブにスパイスがよく効いていて、肉の旨みと甘みを存分に味わえます。

ついついお酒も進むお料理です。

モンカバの常連さんのおつまみにかかせない存在なのが、「アンチョビポテト」でしょう。カリッと揚げたポテトをアンチョビバターで和えた一品で、ついついお酒と共にお替わりしたくなる美味しさです。

モンカバではテイクアウトもしています。美味しい料理をお持ち帰りして、ゆっくり家で飲みたい人に好評です。

モンカバはJR松本駅から徒歩8分のところにあり、距離は590mとなります。また国宝松本城からは徒歩5分ですので、お城に行ったついでに立ち寄ることもできます。車の場合は中央自動車道松本ICから10分です。

なお、駐車場は車3台分のスペースがあります。また長野駅からバス利用の場合は「大名町」バス停下車で徒歩2分です。

ガレットはクレープに比べるとあまりなじみがないかも知れませんが、もともとフランスでクレープが誕生したのは、ガレットをヒントにしたからなのです。そのフランスの本家本元のブルターニュ風ガレットを信州風にアレンジしたのがモンカバです。

ガレットは食事系の味付けで、しかもモンカバのガレットを食べると、シードルやワインが飲みたくなってしまうのです。つまりアルコールが欲しくなり相乗効果でワインもシードルも、どちらも美味しく味わえる組み合わせなのかもしれません。

美味しいガレットにモンカバ自慢のおつまみもあわせれば、いくらでもアルコールが美味しく飲めてしまいます。モンカバでガレットとお酒と共に味わって、極上の時間を楽しみましょう。