モンスターマンション(香港)とは？行き方や撮影禁止の噂について紹介

ここからは香港のモンスターマンションについて詳しく説明していきます。

香港のモンスターマンションとは、連結した5つのマンションのことを言います。連結しているマンションは、それぞれ福昌楼・海景楼・海山楼・益昌楼・益発大厦という名前です。

モンスターマンションを上から見ると、カタカナの「ヨ」やアルファベットの「E」のような形になっています。19階建てのマンションが5つ連結してそびえ立っている様子は、圧巻です。

マンションということで、モンスターマンションには住民もいます。

香港のモンスターマンションは、2014年に公開されたアメリカ合衆国のSFアクション映画「トランスフォーマー・ロストエイジ」の映画撮影にも使われたことで話題になりました。

映画「トランスフォーマー・ロストエイジ」内に、香港のモンスターマンションの益発大厦が登場したことから、映画を見た大勢の人たちがインスタ映えするとして現地に訪れるようになったのです。

ここからは、香港にあるモンスターマンションへの行き方を解説していきます。モンスターマンションは、MTRクオーリーベイ（鰂魚涌）駅とMTRタイクー（太古）駅の中間地点にあるので、どちらの駅からも行くことができます。

香港のモンスターマンションへ、MTRクオーリーベイ（鰂魚涌）駅から行く場合について説明していきます。MTRクオーリーベイ（鰂魚涌）駅の出口はAとBがありますが、どちらでも構いません。駅を出たら右方向へ進みます。

道なりにKing's Rd （英皇道）を通って、350メートルほど歩いたところで右折して横道に入ります。横道を進むと右折する道路がありますが、そこを直進して最初の左折する道路に入っていきましょう。

Quarry Bay St（クオーリーベイストリート）を直進すると、モンスターマンションにたどり着きます。

香港のモンスターマンションへ、MTRタイクー（太古）駅から向かう場合について説明していきます。

MTRタイクー（太古）駅のB出口を出ます。B出口を出てすぐの時点で左側を見ると、もうモンスターマンションが見えるはずです。

200メートルほど歩くと、モンスターマンションに到着します。

自分一人で香港を歩くことが不安、香港のモンスターマンションにたどり着けるかが不安と心配な方は、オプショナルツアーもおすすめです。

しっかりモンスターマンションまで案内してくれるツアーもあるので、心配な方はオプショナルツアーを検討してみてください。

実は、香港のモンスターマンションは撮影禁止になってしまったことがあります。現在も撮影禁止になっているのかどうか詳しく調べてみました。

映画「トランスフォーマー・ロストエイジ」が公開された後で、香港のモンスターマンションには多くの人々が観光に訪れました。

ただ、あまりにも多くの人が訪れ「インスタ映えする」として写真を撮影して住民の方の生活に悪影響を及ぼしてしまったため住民が反対し、2018年にモンスターマンションへの立ち入り禁止や写真撮影が禁止されました。

2020年現在は、モンスターマンションの撮影スポットなどが一部で立ち入り禁止となっています。2018年に出た撮影禁止の時などと比較すると、若干規制が緩和されているようです。私有地への立ち入り禁止の警告が出されました。

モンスターマンションの場所には2020年現在も撮影禁止の垂れ幕がありますが、観光客の中には御構い無しにモンスターマンションを撮影している人もいます。

また、モンスターマンションにはより良い写真を撮ろうと少し登って写真を撮る人もいたのですが、その場所は登れないように現在は柵が置いてあります。モンスターマンションの住民の方への配慮をするようにしてください。

モンスターマンションは、2020年現在も撮影禁止の垂れ幕がかかっています。ただ、観光客の中にはモンスターマンションの敷地内で撮影をしている人も多く見かけます。

撮影禁止の垂れ幕がかかっていることから分かるように、香港・モンスターマンションの住民は、モンスターマンションの撮影を許しているわけではありません。

モンスターマンションの住民とのトラブル回避のためにも、規制のかかっていない離れた場所から写真を撮るようにしてください。

香港政府観光局は、観光客によるモンスターマンションの撮影を好ましく思っていないため、撮影禁止を撤廃することはできないというスタンスを取っています。

ただ、香港のモンスターマンションをどうしても撮影したいという場合は、できないこともありません。観光客の方の中には、マンションの管理人の方に英語で「このマンションを撮影しても大丈夫か」と質問して撮影の許可をもらったという方もいます。

さらに、モンスターマンションの管理会社に撮影許可を直接申し込んで許可を得られた場合は撮影ができるようです。

そのため、モンスターマンションを近くでどうしても撮影したい場合は、モンスターマンションの管理会社や管理人に問い合わせるのも1つの手です。もちろん、許可が取れた場合も住民の方の配慮を忘れないでください。

香港・モンスターマンションの敷地内に、2018年11月、世界で人気のカフェ「% Arabica coffee」がオープンしました。このカフェは元々は京都のカフェで、京都でも大人気となっています。

モンスターマンションの敷地内にある「% Arabica coffee」は、白を基調としたとても綺麗な店内で、天井や壁にある鏡が面白いと話題です。

外がモンスターマンションであることを忘れてしまうほどの綺麗なカフェで、「% Arabica coffee」は店内の撮影は可能なので、ぜひ利用してみてください。もちろん、お持ち帰りもできます。

香港・モンスターマンションの家賃がどれくらいなのかですが、詳しい値段は調べてみてもどこにも載っていないため分かりませんでした。

ただ、香港ではワンルームが30万円くらいから借りることのできるという相場なので、モンスターマンションの家賃も30万円前後と見られています。

香港のモンスターマンションについて説明してきましたが、いかがだったでしょうか。香港のモンスターマンションは、とてもフォトジェニックな場所でひたすら圧倒されます。

ただ、映画「トランスフォーマー・ロストエイジ」の公開後に多くの観光客が撮影場所だったモンスターマンションに押し寄せて写真を撮影したことで、モンスターマンションの住民のプライバシーが侵害され、撮影禁止となりました。

初めてモンスターマンションの撮影が禁止となったのは2018年のことで、モンスターマンションには2020年現在も撮影禁止の垂れ幕がかかっています。

どうしてもモンスターマンションの撮影をしたい場合は、撮影が禁止されていない離れた場所から撮影をするか、マンションの管理人に問い合わせてみることをおすすめします。

実際にモンスターマンションに行くと、撮影禁止の垂れ幕があるのにも関わらずモンスターマンションを撮影している観光客は大勢います。

ただ、モンスターマンションの住民とトラブルにならないためにも撮影をすることはやめましょう。モンスターマンションに行く時には、住民のプライバシーを侵害しないように心がけましょう。