珍魚ムツゴロウは有明海が生息地?美味しい料理方法についても紹介

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珍魚ムツゴロウが有明海が生息地ということは有名ですが、実はアジアの他の場所にも住んでいるということはあまり知られていません。この記事では、ムツゴロウの特徴や美味しい調理方法、ムツゴロウを食べることが出来るお店について詳しく調べました。

珍魚ムツゴロウは有明海が生息地?美味しい料理方法についても紹介

目次

  1. 珍魚「ムツゴロウ」について紹介!
  2. 珍魚「ムツゴロウ」とは?
  3. 珍魚「ムツゴロウ」は食べられる?美味しい?
  4. 珍魚「ムツゴロウ」のおすすめの料理方法
  5. 珍魚「ムツゴロウ」が食べられるおすすめのお店
  6. 「ムツゴロウ」は食べることができる珍魚!

珍魚「ムツゴロウ」について紹介!

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ムツゴロウという珍魚をご存知でしょうか。ムツゴロウは有明海が生息地ということが広く知られている生き物です。この記事では、珍魚「ムツゴロウ」の特徴やあまり知られていない本当の生息地、さらには料理方法までに詳しく紹介していきます。

珍魚「ムツゴロウ」とは?

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ここからは、珍魚「ムツゴロウ」の特徴や名前の由来・生態・生息地について詳しく説明していきます。珍魚「ムツゴロウ」には面白い特徴や名前の由来があるので、ぜひチェックしてみてください。

特徴

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珍魚「ムツゴロウ」の特徴は、何と言っても見た目にあります。両目が頭の上に飛び出しているムツゴロウをすぐに思い浮かべることができる方は多いと思いますが、これは広い干潟で天敵がいないか見渡せるための仕組みです。

珍魚「ムツゴロウ」は体が褐色か暗い緑色をしていて、体中に白と青に光る斑点があります。珍魚「ムツゴロウ」には大きな背びれがありますが普段はあまり目立たず、威嚇や求愛の際にだけ大きな背びれを広げるのです。

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珍魚「ムツゴロウ」が求愛するのは毎年5〜7月の時期で、この時期には珍魚「ムツゴロウ」が生息している干潟のあちこちで、背びれを大きく広げて威嚇・求愛をしているムツゴロウを見ることができます。

珍魚「ムツゴロウ」の体長は最大で20センチほどで、魚の中では小さい部類になります。ムツゴロウはハゼ科の魚に分類され、ムツゴロウと同く有明海の干潟で暮らしているトビハゼの2倍ほどの大きさです。

ただ、珍魚「ムツゴロウ」とトビハゼは同じスズキ目ハゼ科に分類される魚ですが、まったく種類が違っています。トビハゼは肉食動物ですが、ムツゴロウは草食動物です。

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そのため、トビハゼは甲殻類やゴカイ類(多毛類)を餌にしていますが、ムツゴロウは干潟のコケ類を食べています。

食べるものが違うと言うこともあって、同じ生息地でありながらも珍魚「ムツゴロウ」はトビハゼと餌取りで争うことなく生きていくことが出来るのです。

また、珍魚「ムツゴロウ」が干潟のような水が少ない場所で生きていける理由は、珍魚「ムツゴロウ」が皮膚呼吸ができるためと言われています。

名前の由来

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珍魚「ムツゴロウ」という名前の由来ですが、ムツゴロウは佐賀の方言で「脂っこいハゼ」という意味になります。佐賀の方言では「脂っこい」が「むつい」で、「ハゼ」が「ごろう」と言うので2つ合わさってムツゴロウになったのです。

生息地

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珍魚「ムツゴロウ」というと、有明海が生息地というイメージしかない人が多いと思いますが、実際のムツゴロウの生息地は東アジア全域です。珍魚「ムツゴロウ」は日本以外にも朝鮮半島や中国、台湾も生息地となっています。

珍魚「ムツゴロウ」の日本の生息地は、佐賀県・有明海と熊本県・八代海の2ヶ所です。

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佐賀県のなかのムツゴロウの生息地となっている干潟は2つあって、それが佐賀市・東よか干潟で佐賀県南部鹿島市・肥前鹿島干潟になっています。

東よか干潟と肥前鹿島干潟は、ラムサール条約に登録された干潟で、シギやチドリが飛来するアジア有数の湿地帯なのです。

珍魚「ムツゴロウ」を釣る「ムツゴロウ釣り」もあります。ムツゴロウ釣りは佐賀県南部鹿島市・肥前鹿島干潟で盛んです。

珍魚「ムツゴロウ」は食べられる?美味しい?

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珍魚「ムツゴロウ」が「脂っこいハゼ」と言われていることから分かるように、珍魚「ムツゴロウ」は食べることができます。

ここからは、珍魚「ムツゴロウ」がどの地域で食べられているのか、美味しいと言われている味はどんなものなのかも詳しく説明します。

有明海周辺で一般的に食べられている

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先ほど「ムツゴロウ釣り」を紹介しましたが、釣ったムツゴロウは食べられています。実は、ムツゴロウは刺身や焼き魚で食べることができるのです。

そのため、ムツゴロウを釣った方達の中には、釣り上げたムツゴロウを持ってきたクーラーボックスに入れて持ち帰って家でさばいて食べている人もいます。

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ただ、ムツゴロウを食べるのは、熊本県・八代海よりも佐賀県・有明海周辺の方が多いようで有明海周辺ではムツゴロウを食べるのが一般的のようです。

実際に、有明海周辺には珍魚「ムツゴロウ」を食べさせてくれるお店が多くあります。

ムツゴロウはどんな味?

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珍魚「ムツゴロウ」は「脂っこいハゼ」という名前の通り、ハゼの味に似ていると言われています。

干潟で暮らしている魚なので泥臭いようなイメージがありますが、珍魚「ムツゴロウ」は草食動物のため、泥臭さはありません。

ムツゴロウは、あっさりとした身なのに脂がのっていて食べやすい魚です。

珍魚「ムツゴロウ」のおすすめの料理方法

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ここからは珍魚「ムツゴロウ」のおすすめの料理方法を紹介していきます。ムツゴロウを釣ったけれど料理方法に困っているという方は、ぜひチェックしてみてください。

刺身

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 ムツゴロウの刺身は、意外かもしれませんが歯ごたえはサクサクとしている感じです。少し水っぽいですが、プリプリとした食感を楽しむことができます。

ムツゴロウは草食動物で、普段は干潟の泥の表面の藻類を食べているため、同じく藻類を食べている川魚のアユと同じような香りがします。

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実際にムツゴロウを刺身で食べた方の中には、「さわやかなスイカの香り」と表現している人がいました。

ムツゴロウを自分で捌くのであれば、鱗をしっかりと処理するようにしましょう。口の中に入った時にとても気になります。

素焼き

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ムツゴロウはシンプルな料理方法・素焼きでも美味しくいただけます。

ムツゴロウの素焼きの作り方ですが、ムツゴロウをグリルでしっかり裏表、火加減を弱火から中火に調整しながら素焼きしてください。素焼きする目安は裏表約3分ずつです。

ムツゴロウが焦げないように注意しながら焼いてみてください。素焼きしたムツゴロウはちょっと固いですが、とても美味しいです。

蒲焼

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珍魚「ムツゴロウ」の一般的な料理方法の1つに蒲焼があるのですが、ムツゴロウは蒲焼きにしても、とても美味しくいただけます。実は、珍魚「ムツゴロウ」の蒲焼を食べた人の中には「ウナギよりも美味しい」と絶賛する人も多いです。

ムツゴロウを蒲焼する際には、生きたままのムツゴロウの口から串を差し込んで、ムツゴロウの裏表ともに素焼きをしてから、ウナギの蒲焼き用のたれに浸して何度も焼きます。

焼きあがったムツゴロウは、頭から尾まで全部美味しいと評判で絶品で、ムツゴロウの料理方法は蒲焼が一番美味しいという人もいます。

みそ汁

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珍魚「ムツゴロウ」は味噌汁にするという料理方法もあります。ムツゴロウの味噌汁はとても美味しいです。味噌汁にムツゴロウを入れる際にはぶつ切りにして入れることが多く、ムツゴロウを骨ごと入れてだしをとります。

途中でアクを取りながら、しっかりとムツゴロウが持っている魚の旨味が出るように温めていくと、とても美味しくできます。

ムツゴロウに火が通ったら、火を消して味噌をといて、美味しい味噌汁の完成です。

煮付け

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煮付けも珍魚「ムツゴロウ」の代表的な食べ方の1つです。

ムツゴロウの煮付けの作り方を見ていきましょう。水とみりんを入れた鍋を沸騰させ、素焼きしたムツゴロウを並べて少し煮ます。その後、砂糖と醤油を入れて煮込んでいきます。その後、みりんをまた追加して、また煮込んで完成です。

とてもシンプルな作り方と味付けですが味は絶品・美味しいので、ぜひ食べて見てほしい1品になります。

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ムツゴロウの煮付けを作る際には、みりんや砂糖・醤油を計量しない人が多いようで、豪快な料理方法をとっている人が多く見られました。

ムツゴロウの煮付けは甘辛くて香ばしく、とても美味しいです。ムツゴロウの内臓まで美味しくいただくことができて、佐賀県ではお盆には必ずムツゴロウの煮付けを食べるという方は今でも大勢います。

珍魚「ムツゴロウ」が食べられるおすすめのお店

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ここからは、珍魚「ムツゴロウ」が食べられるおすすめのお店を紹介していきます。ムツゴロウを食べたいという方はぜひチェックしてみてください。

ムツゴロウ料理の人気店「蔵 KURA」

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ムツゴロウ料理の人気店「蔵 KURA」は佐賀県の食材をメインに使っていて、ご当地メニューを存分に楽しめる居酒屋です。「蔵 KURA」では有明海の珍味であるムツゴロウ・ワラスボ・ウミタケの料理を楽しめます。

中でもムツゴロウの刺身は美味しいと評判で、「蔵 KURA」へ行ったのであれば必ず注文するという常連さんが大勢いるようです。ムツゴロウの刺身は活き造りにされているため、頭の部分を触ると、ムツゴロウがヒレを立てて威嚇してきます。

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抜群の鮮度でムツゴロウをいただくことができ、コリコリしていてあっさりしたムツゴロウの刺身を楽しむことができるでしょう。

「蔵 KURA」の場所・住所は、佐賀県佐賀市大財1-3-19で、佐賀駅から徒歩15分のところにあります。

「蔵 KURA」には駐車場はないので、車で行く場合は近くのコインパーキングを利用してください。コインパーキングは「愛敬一丁目パーキング」が60分100円で安いのでおすすめです。

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住所

佐賀県佐賀市大財1-3-19

電話番号

0952-24-3030

営業時間・定休日

月曜日~木曜日 15:00~24:00

金曜日・土曜日・祝日前日

15:00~2:00

平均予算

ランチ:5000〜6000円

ディナー:4000〜5000円

アクセス

佐賀駅から833m

佐賀駅バスセンターから

バスで3分「唐人町」下車して徒歩4分
JR佐賀駅南口から徒歩15分

駐車場の有無

無し

近くにコインパーキング有り

公式URL

https://www.kura-saga.com/

有明海の新鮮な魚介が味わえる「むつごろう亭 丸善」

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「むつごろう亭 丸善」でもムツゴロウの料理を食べることができます。「むつごろう亭 丸善」はかなりこじんまりしたお店にはなりますが、人の良い店主が初めての人にも優しく話しかけてくれて人気のお店です。

「むつごろう亭 丸善」では、乾物のムツゴロウの煮付けやムツゴロウの甘露煮料理・刺身といった、様々な料理方法でムツゴロウをいただくことができます。

「むつごろう亭 丸善」がある場所・住所は、佐賀県佐賀市東与賀町田中466-27です。佐賀の街中からは車で20分弱ほど走った有明海沿いにお店が有ります。

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住所

佐賀県佐賀市東与賀町田中466-27

電話番号

0952-45-2911

営業時間・定休日

営業時間 11:30~22:00

定休日 日曜日(予約の場合は営業)

平均予算

ランチ:1000〜2000円

ディナー:1000〜2000円

アクセス

佐賀駅から車で16分

駐車場の有無

駐車場 5台

公式URL

https://www.sagabai.com/main/?cont=kanko&fid=336

食事からお土産まで揃った「夜明茶屋」

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「夜明茶屋」は、食事からお土産まで揃った佐賀のお食事処です。

「夜明茶屋」では有明の幸「ムツゴロウ」はもちろん、わらすぼの活き造りなども味わえます。「夜明茶屋」は魚屋なので、魚屋だからこそのこだわりの料理方法のお魚を食べることができると人気です。

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また、有明の海の幸のお土産も買うことができ、ウミタケの干物・粕漬け・ワラスボの干物・ムツゴロウのふりかけ・ムツゴロウの甘露煮などが売られています。

場所・住所は福岡県柳川市稲荷町94−1で、博多駅から車で1時間ほどで行けることでしょう。

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住所

福岡県柳川市稲荷町94−1

電話番号

0120-08-6256

営業時間・定休日

営業時間 11:30~15:00

(オーダーストップ14:30)

17:00~22:00

(オーダーストップ21:30)

平均予算

ランチ:1000〜2000円

ディナー:3000〜4000円

アクセス

博多駅から車で60分

駐車場の有無

有り

公式URL

http://www.mutugorou.co.jp/index.html

「ムツゴロウ」は食べることができる珍魚!

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珍魚「ムツゴロウ」について説明してきましたが、いかがだったでしょうか?ムツゴロウは佐賀県や福岡県では食べることのできるお店が多くあり、味もさっぱりしていてとても美味しいです。

佐賀県や福岡県に行った際には、ぜひ珍魚「ムツゴロウ」を食べてみてください。

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