新潟ロシア村は廃墟の心霊スポット!現在・当時のテーマパークや場所を紹介
新潟ロシア村は1993年にロシアと異文化交流を行うといった目的で作られましたが、資金繰りが悪化したことによりわずか10年ほどで閉園となりました。閉園後は新潟ロシア村は廃墟と化して、メディアでも取り上げられるほどの心霊スポットとして知られるようになりました。
目次
廃墟になった心霊スポットの新潟ロシア村を紹介!
新潟ロシア村は1993年に閉鎖して廃墟となっていますが、火災に見舞われるなどの問題もあり、解体工事が急ピッチで進められました。2019年には併設していたケイマンゴルフ場のあった建物の取り壊しも行われました。
新潟ロシア村で2020年現在で残っているのはマールイホテルとスーズダリ教会のみとなります。敷地基地内は 立入禁止となっているので、外から眺める感じとなっています。
新潟ロシア村とはどんな場所?
新潟県内でも初となるロシアをテーマとした大型テーマパークでしたが1993年のオープンでしたが、わずか10年ほどで幕を閉じます。閉園後も取り残されて廃墟となり、心霊スポットとして話題になりました。
新潟ロシア村は国内のみならず海外にまで知られる有名な廃墟にもなっています。かつて存在した巨大廃墟新潟ロシア村について紹介していきます。
新潟県にあったテーマパーク
新潟中央銀行により新潟初となるテーマパークとして誕生した新潟ロシア村ですが、 開園当時より客足が伸びずにロシアからの支援も受けるなどといったこともありましたが、わずか10年で休業し閉園へと至ります。
閉園後も長い間放置され、廃墟化して全国的にも知られる存在となり、心霊スポットとして噂されるようになりました。
開園当時は園内にロシアをモチーフにした教会であったり、ホテルやレストランをはじめ、劇場どといった多くの施設があり、ロシアにいるかのような雰囲気が楽しめました。
拡張工事を繰り返し、第3期施設まで拡張しましたが予想以上の反響はありませんでした。ロシア人の従業員を雇ったり、炉品の名物グルメや工芸技術などといった感じに本格的な雰囲気を楽しむことができました。
廃墟の心霊スポットとして有名
閉園後の新潟ロシア村は山中にあり、民家が周辺にはなかったといった理由から、警備体制にも不備がありました。フェンスに施錠はされてはいましたが、簡単に敷地内に入ることができ、内部は荒れ放題となりました。
廃墟といったこともあり不法侵入する人たちの心霊現象が起こるといった噂であったり、 火災が原因となり、心霊スポットと呼ばれるようになりました。
心霊スポットとして有名になった理由には、閉園後は警備体制が甘く、不法侵入が絶えませんでした。侵入者による心霊現象の報告であったり、火災が発生したといったことも理由に挙げられます。
口コミが広がり、海外にも知れ渡るようになったという背景もあります。現在は解体作業も行われ、廃墟より更地に変わりつつあるといった状況です。
新潟ロシア村の現在の様子は?
1993年の閉園後、長い間廃墟となってた新潟ロシア村でしたが、2009年9月に起きた火災をきっかけに解体工事が行われるようになりました。当時火災が起きたマールイホテルにスーズダリ教会のみが当時の姿を残しています。
多くの部分が更地となっています。心霊現象も多く報告されているものの火災を含め、死者は出ていません。新潟ロシア村の現在の様子を紹介します。
火災事件が起こった
マールイホテルの1階にあるホール周辺で2009年9月22日18時頃に火災が発生しました。コンクリート3階建てとなっているホテルのほぼすべてが燃えるといった状態となり、地元警察の調査では放火の可能性も否定できませんでした。
そういった経緯もあり、廃墟となっていた新潟ロシア村は急ピッチで解体作業を行われるようになりました。
地下フロアで心霊現象が起こる
マールイホテルの地下室に心霊現象が起こると噂されています。地下室は水没しており、危険な場所とされています。 視線を感じられたり、どこからともなく声が聞こえてくるなどといった心霊現象があります。
写真を撮った場合には、オーブや人影が写るといった噂もあります。トイレの鏡には顔が映るといった声も聞かれます。
現在は解体工事も進んでいる
新潟ロシア村があった場所にはがらりとした山中であり、閉園後には地元民は近寄らないといったほどの場所となっています。閉園後は放置されて廃墟と化しました。火災事故も起こり、解体作業が行われるきっかけとなりました。
2020年現在も解体工事が進行しており、火災が発生したマールイホテルにスーズダリ教会が残るのみとなっています。
無断での立ち入りは禁止
新潟ロシア村のゲート部分には監視カメラもついており、しっかりと管理がなされています。無断で立ち入らないようにしましょう。ゲートを乗り越えるなど、無断で中に入るといった行為は不法侵入にあたります。
犯罪行為となるので、警察に通報通報される可能性もあるので、無断で内部に入らないようにしましょう。
新潟ロシア村の当時の様子は?
オープン当初の新潟ロシア村は「スーズダリ教会」に「マールイホテル」「マールイ美術館」「ロシアレストラントロイカ」などといった建物があり、日本にいながらロシアの雰囲気を感じることができるといった異国情緒あふれる魅力あるテーマパークでした。
人気のスポットをピックアップして紹介していきますので、当時の面影を振り返りましょう。おすすめのスポットがたくさんありました。
シンボルランドマークだった「スーズダリ教会」
当時の新潟ロシア村のシンボル的な存在の建物でした。ロシアスーズダリにある「ロジェヌトヴェンスキー大聖堂」がモチーフとなっており、本格的な感じのロシア式の教会です。
多くの部分の解体が現在は行われたものの、教会については現在もその姿を残しています。フレスコ画が描かれていたり、ステンドガラスにパイプオルガンがあるなど素敵な空間となっていました。
見所の1つだった「マールイ美術館」
ロシアの文化について触れることのスポットとした注目を集めていました。オープン当初にはロシアの秘宝などが展示されるといった企画もあり、見所が満載となっていました。
ロシア政府の支援もあり、国内でも有数のロシアの魅力に触れることのできrスポットでもありました。
立派な宿泊ホテル「マールイホテル」
スーズダリ教会に隣接した宿泊施設で教会では結婚式を行うこともできたので、宿泊施設としても利用ができました。スーズダリ教会とホテルの2階部分とがつながっており、快適な空間となっていました。
スイートルームにツインルーム、ダブルルーム、ブライダル室などといった感じに20室あり、華やかな雰囲気がありました。
巨大マンモス像も「マンモス イリュージョンスタジオ」
ロシアを象徴する存在にマンモスがあり、巨大なマンモス像が展示してありました。 実物大のサイズとなっており、骨格の標本も展示されていました。マンモスの歴史に触れるショーなども実演されており、人気がありました。
ショーの内容は、2体のマンモスが登場し、音響や照明技術を駆使しながら、マンモスの誕生より滅亡するといった過程を知ることができました。
新潟ロシア村の場所とアクセス
新潟ロシア村は新潟県東北部の阿賀野市笹神地区といった場所にあります。駅からは離れており、交通手段は当時より車のみとなっており、山道があるといったこともあり、アクセスの際には土地勘も必要となります。
新潟市内からであれば、国道49号線を利用するといったルートもあり、車で50分ほどでアクセスができます。警備体制も強化されています。無断で立ち入らないようにしましょう。
住所 | 新潟県阿賀野市笹岡1956 |
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アクセス | 磐越道安田ICより新発田市方面に車で20分 |
廃墟となった新潟ロシア村の現状を紹介
新潟ロシア村は閉園後廃墟となり、その後は放火とも疑われる火事も発生したこともあり、解体作業も行われました。崩落であったり、有毒ガスが発生しているといった危険性があるといった理由から立入禁止となっています。
廃墟として知られる新潟ロシア村ですが、解体作業も着々と進んでおり、現在は教会とホテルが残るのみとなっています。不法侵入となるので立ち入らないようにしましょう。