能登島観光のおすすめ情報！石川県の人気スポットの名所や温泉など

皆さんは、石川県の七尾湾に浮かぶ「能登島」をご存知でしょうか？能登島は、自然に囲まれた美しい島ながら、人気の観光スポットや、楽しく遊べるスポットがたくさんある魅力満載な島なのです。

今回は、能登島の魅力をお伝えするとともに、おすすめの絶景スポットや観光スポット、能登島のおすすめグルメ情報、疲れた身体を癒してくれる温泉をご紹介してまいりたいと思います。

能登島は、周囲72Kmほどある、豊かな自然が今もなお残っている景色の美しい島です。かつてはフェリーでしか行けない島でしたが、能登半島大橋やツインブリッジが開通したため、今では多くの観光客が足を運ぶ島となりました。

能登島では、のとじま水族館やガラス美術館などの観光施設をはじめ、工芸体験やイルカウォッチングなどの島ならではの体験、美しい絶景を堪能することができます。

能登島には豊かな自然が残っていることもあり、キャンプや海水浴を楽しめる施設もあります。春や夏などの暖かい季節には、お子さんと一緒にキャンプや海水浴を楽しむのもおすすめです。

また、ダイビングクラブやゴルフクラブ、パワースポットもありますので、大人の方がゆったりな休日を過ごすのにもぴったり。石川県に観光に来た際には、少し足を伸ばして能登島でのんびりするのもおすすめですよ。

能登島にはおすすめの観光スポットがたくさんありますが、のとじまに到着したらまず足を運んでほしいのは、能登島ならではの「絶景スポット」です。

「能登島大橋」は、能登島と石川県七尾市を結ぶ全長1,050ｍのとても大きな橋です。石川県で一番長い橋で、内海のおだやかな海を表現した曲線を描いている美しい橋でもあります。

能登島大橋の絶景を楽しむスポットは、”七尾市側にある公園”と”橋半ばの最高地点”の2つです。中には、駐車場が併設されている公園に車を停め、橋を歩いて絶景を楽しむ方も。天気がいい日には、散歩がてらぜひ橋を歩いてみてください。

「ツインブリッジのと」は、能登島と七尾市中島町を結ぶ全長620ｍあるつり橋です。能登島と本島を結ぶ2本目の橋ですが、能登島大橋とは異なり、シャープな直線が美しい橋です。

七尾市側のたもとある公園はツインブリッジを見るのにおすすめのスポット。優美なツインブリッジと背後に広がる七尾湾、和倉温泉街を、夕暮れ時には、美しいシルエットを眺めることができます。

また、歩いて橋を渡れば、島々が浮かぶ美しい景色が広がります。能登島大橋とは一味違った美しさがありますので、2つの橋に足を運んでみるのがおすすめです。

「白米千枚田(しろよねせんまいだ)」は、輪島市白米町にある棚田です。日本海に面し、小さな田んぼが重なりながら海岸まで続く景色はとても美しく、奥能登を代表する観光スポットとして親しまれています。

日本の原風景とも呼ばれており、世界農業遺産「能登の里山里海」として年々注目を集めています。能登島からは少し離れた場所にありますが、圧巻の景色を堪能しに少し足を延ばしてみてはいかがでしょうか。

続いては、能登島観光をするのにおすすめの人気スポットをご紹介いたします。能登島の美しい景色を満喫しながら遊べるスポットばかりなので、ぜひ足を運んでみてください。

まずはじめにご紹介するのは「のとじま水族館」です。能登島の北部にある臨海公園内にある水族館で、能登半島付近に住む魚を中心に、約500種4万点ほどの生き物を飼育しています。

のとじま水族館では、イルカ・アシカショーやペンギンのお散歩タイム、エサやり体験などのイベントや、毎週土曜日には水族館の裏側を案内してもらえる「水族館裏側探検隊」などを開催。見るだけではなく、いきものとのふれあいも楽しむことができる水族館です。

7つの見どころエリアがあり、それぞれのエリアでは、ジンベエザメやイルカ、アザラシなど可愛いいきのも達と会うことができます。光の演出も美しく、大人も子どもも楽しめる水族館なので、能登島観光には外せないスポットのひとつです。

「能登島ガラス工房」は、ガラス製作の体験ができる人気スポット。吹きガラスをはじめ、表面加工をするサンドブラスト、アクセサリー制作、とんぼ玉制作などを体験することができます。

どの体験も自分だけのオリジナルアイテムを作ることができるので、旅の思い出づくりにもぴったりです。小さなお子様でも体験できるものもあるので、ご家族での体験もおすすめ。

能登島ガラス工房は、体験だけではなく、職人さんが製作した素敵なガラス製品をショップで購入することもできます。普段使い用のコップや美しいガラス小物、アクセサリーなど様々なアイテムを販売しているので、お土産を購入するのにもおすすめです。

石川県能登島ガラス美術館は、国内初の公立のガラス美術館で、”きらめく海とガラスに出会える美術館”というコンセプトのもと、美しい輝きを放つガラス製の美術品を多数展示しています。

七尾湾を見渡せる丘に建つ美術館には、世界各国の現代ガラス作家の作品を中心に400点ほど展示。屋外にも大きなガラスアートが展示されていますので、海からの心地よい風のなかアートを楽しむことができます。

また、定期的に開催されている展覧会やイベント・ワークショップも見どころのひとつ。美術館に足を運ぶ際には、ホームページにて開催されている内容をぜひチェックしてみてください。

続いては、歴史を感じられるスポットや由緒ある神社など、能登島の歴史を知ることができる観光名所のご紹介です。特に歴史好きの方に足を運んでほしいおすすめの名所です。

能登島の中心部の向田にある「伊夜比咩神社(いやひめじんじゃ)」は、西暦905年に作られた” 延喜式 ”に記載されている由緒ある神社です。全国的に見ても貴重な資料である、1306年の棟札や義経追討状が保存されいます。

また、向田では日本三大祭りのひとつで、無形民俗文化財である納涼祭「向田の火祭」が行われています。毎年7月の最終土曜日に行われており「オスズミ祭り」とも呼ばれる夏祭りで、点火された高さ30ｍの大柱松明の倒れた方向によって豊漁・豊作を占っています。

島の最北端に位置する祖母ヶ浦(ばがうら)には、「御祖母(おんば)様の墓」があります。おんば様は、能登島発の開拓者として、今も”専正寺”に「木像女神像」として祀られている貴族出身の女僧です。

言い伝えによると、おんば様の正式名称は「祖母ヶ尼  臥行者」で、天台宗を広めた母(もしくは祖母)と言われています。おんば様は比叡山で修行をし、この地にやってきて稲の栽培方法や漁を教えたとされ、能登島唯一の開拓指導者であったと言います。

おんば様の墓をお参りし、専正寺にも足を運べば、能登島の歴史を感じることができます。歴史が好きな方はぜひ足を運んでみてください。

能登島南部の須曽(すそ)地域、標高約８０メートルの丘陵には「 須曽蝦夷穴古墳(すそえぞあなこふん)」があります。この古墳は、1つの古墳に2つの石室があること、石室の天井部がドーム状になっている事など、全国的にも珍しい古墳として知られています。

構築されたのは7世紀中ごろとされ、被葬者は判っていませんが1981年に国の史跡に指定されました。現在では、2つの石室を見学することができます。また、近くにある「蝦夷穴歴史センター」では、出土品や発掘中の写真などを見ることができます。

旅行といえば、外せないのは「グルメ」ですよね。能登の美味しい食事を存分に楽しめるスポットを3つご紹介いたします。食事にはもちろん、休憩やお茶がてらに立ち寄るのもおすすめです。

能登島の中央に位置する「道の駅のとじま」は、島の食材を活かした軽食や定食などの食事をはじめ、お土産の購入や旬の食材の購入ができる道の駅です。能登島ガラス美術館、能登島ガラス工房に隣接しており、アクセスも良いので休憩するのにもぴったりです。

道の駅のとじまのオリジナル商品である、能登ミルクとブルーベリージュースを使った2層ケーキ「Noto Milk Berry(能登ミルクベリー)」や「能登島塩きんつば」は、お土産にもおすすめ。

また、能登ミルクを使ったソフトクリームは、ミルク感たっぷりで濃厚な味わいが人気です。おやつタイムやデザートにぜひ召し上がってみてください。

地元の食材をふんだんに使用した洋食メニューが揃う「はいから食堂」。目の前にはイルカが泳いでいる海が広がり、ゆったりと食事を楽しめるレストランです。

ランチメニューには、パスタやハンバーガー、ハンバーグなどがあり、サラダ・パンなどがセットになったランチセットが人気。四季折々の食材を使用しているので、季節を通して様々な味を楽しむことができます。

ランチタイムはとても人気がありますので、休日のランチで訪れる際は予約をするのがおすすめ。水族館とも近く観光の予定も立てやすいので、オーシャンビューでのゆったりと食事をぜひ楽しんでください。

能登の食材を堪能できる「道の駅 能登食祭市場」は、能登の魅力がぎゅっとつまった旅の拠点です。朝どれの新鮮な海鮮や能登の銘産品など、四季折々の厳選された能登の味が多数揃っています。

能登食祭市場は、能登島内にある施設ではありませんが、能登島観光の前後に足を運んでほしいスポットのひとつです。浜焼きや海鮮ドンなどの食事はもちろん、お土産を購入するのにもおすすめです。

最後ご紹介するのは、旅の疲れを癒してくれる温泉施設です。能登の質の高い温泉は、旅の締めくくりにぴったり。おすすめの温泉施設を2か所ご紹介いたします。

能登島の真ん中にある「ひょっこり温泉 島の湯」は、日帰り天然温泉施設で、海を見渡せる開放的な大露天風呂が人気を集めています。約2,000平方メートルの建物内には、サウナやジャグジー、和風・洋風の広々とした大浴場があり、マッサージ浴や寝湯なども楽しめます。

また、大浴場のほかにも貸切の露天風呂や砂風呂、レストランや休憩室まであり、ゆったりとくつろげる施設となっています。観光や海岸でたっぷり遊んだ後は、温泉でリラックスタイムを過ごしてみてはいかがでしょうか。

能登大橋にほど近いところにある「和倉温泉 総湯」は、質の高い温泉を堪能することができる温泉施設です。総湯では、開湯以来1,200年変わらずに湧き出る泉質を守り続け、源泉100％の和倉のお湯をより低価格で楽しむことができます。

1641年に湯地の場として作られてから多くの方に愛され続けている総湯。2011年にリニューアルオープンし、和モダンな雰囲気となりよりくつろげる空間となりました。能登島への観光の後には、ぜひ足を運びたい温泉です。

能登島のおすすめスポットをご紹介してまいりましたが、いかでしたか？リフレッシュの旅も、グルメな旅も、観光地巡りもできる能登島。一度訪れるとまた行きたくなる魅力的な島です。日ごろの疲れを能登島への旅で癒してみてはいかがでしょうか。