追分宿は軽井沢近くの宿場町!おすすめのカフェや散策スポットを紹介
国内の人気避暑地軽井沢の近くにある「追分宿」は、江戸時代に軽井沢宿のなかでもっとも栄えた宿場町です。文学者も多く住んだ「追分宿」は文化の香りが漂うエリアとして散策にも人気のある場所です。この記事では、追分宿のおすすめのカフェや散策スポットを紹介していきます。
目次
軽井沢近くの宿場町!追分宿を散策しよう
長野県の人気観光地軽井沢近くにある宿場町「追分宿(おいわけしゅく)」は、江戸時代に交通の要として軽井沢宿でもっとも栄えた宿場町です。明治に入り鉄道が開通したことにより、静けさを戻した「追分宿」は文学者が居住を移し生活を送った文化にも触れることができるエリアです。
この記事では、軽井沢近くにある宿場町「追分宿」のおすすめのカフェや散策スポットを紹介していきます。
追分宿とは?
軽井沢近くにある追分宿とは、どんな宿場町だったのでしょうか。ここからは、追分宿について紹介をしていきます。
中山道六十九次の20番目の宿場町
追分宿は、中山道六十九次の20番目の宿場町であり、軽井沢宿・ 沓掛宿 と共に浅間根腰の三宿と呼ばれていました。中山道と北国街道の分岐点にあったことから「追分」という名前がついたといわれています。
江戸時代に最も栄えた
追分宿は、浅間根腰の三宿の中でも江戸時代で最も栄えた宿場町です。元禄時代には旅籠屋が71軒、茶屋18軒、商店28軒と非常に多くの店が軒を連ねていました。
多くの人が旅をするのに使用されていた追分宿は、明治時代に入り鉄道が開通したことで、訪れる人が減り本来の静けさを取り戻し、長野の自然に触れる避暑地として訪れる人が今でも多くいます。
現在も当時の歴史に触れられる人気スポット
現在も当時の歴史に触れられる人気スポットである追分宿は、現在も宿場町の雰囲気を感じるとることができる街道として軽井沢散策をするのに人気のエリアです。
追分宿エリアには、文学者も多く住んでいたため文学記念会館などもあり、追分をこよなく愛した作家「堀辰雄」の文学記念館や、さまざまな作家が宿泊したという旅館に泊まることもできます。
追分宿のおすすめスポット【史跡】
ここからは、追分宿のおすすめ【史跡】スポットを紹介していきます。
旧油屋旅館「信濃追分文化磁場 油や」
追分宿のおすすめ【史跡】スポット1か所目は、旧油屋旅館「信濃追分文化磁場 油や」です。「信濃追分文化磁場 油や」は、元禄元年に創業をした旧油屋旅館をギャラリーやホンモノ市などさまざまな文化に触れ合うことがでいる文化館です。
旧油屋旅館には、かつてはさまざまな文化人が宿泊を市「森鴎外」や「島崎藤村」「夏目漱石」という名だたる文豪も利用をしていました。「信濃追分文化磁場 油や」では、素泊まりすることもできるので文化人が利用した宿に泊まってみてはいかがでしょうか。
住所 | 〒389-0115 長野県北佐久郡軽井沢町大字追分607 |
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電話番号 | 0267-31-6511 |
営業時間・定休日 | [営業時間] 11:00~17:00 [定休日] 火・水曜日 冬季休業(11/5~春) |
料金 | [ギャラリー] 入場料無料 [宿泊] 5,000~8,000円 |
駐車場の有無 | 駐車場あり |
アクセス | ●しなの鉄道信濃追分駅から徒歩約20分 ●上信越自動車道 碓氷軽井沢ICより車で約30分 |
公式URL | 信濃追分文化磁場 油や |
追分の歴史と文化を学べる「追分宿郷土館」
追分宿のおすすめ【史跡】スポット2か所目は、追分の歴史と文化を学べる「追分宿郷土館」です。
「追分宿郷土館」は、追分宿の始まりから現代までの資料をみることができ、宿場時代の宿内を再現したものや、戦国の甲冑、武将が使用した什器などを見ることができます。
追分宿は、江戸時代から続く歴史あるエリアですが古い建物が少ないため、「追分宿郷土館」を訪れると当時の宿場町の建物の雰囲気を感じ取ることができます。
住所 | 〒389-0115 長野県北佐久郡軽井沢町大字追分1155−8 |
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電話番号 | 0267-45-1466 |
営業時間・定休日 | [営業時間] 9:00~17:00 (入館は16:30まで) [定休日] 水曜日、年末年始(12月28日~1月4日) ※水曜日が祝日の日は開館 |
料金 | [大人] 400円 [子ども] 200円 ※乳幼児は無料 |
駐車場の有無 | 駐車場あり |
アクセス | ●碓氷軽井沢ICから車で35分 |
公式URL | 追分宿郷土館 |
追分宿のおすすめスポット【ショッピング】
ここからは、追分宿のおすすめ【ショッピング】スポットを紹介していきます。
アンティークな骨董品が揃う「骨董楽」
追分宿のおすすめ【ショッピング】スポット1か所目は、アンティークな骨董品が揃う「骨董楽」です。
「骨董楽」は、追分宿の少し外れた場所にある骨董屋さんです。店内には所狭しとアンティークや骨董品が揃っています。大正・昭和時代の和家具から1940年代~1970年代アメリカ製のアンティークなど掘り出しものがたくさんあります。
骨董品やアンティークというと高いイメージがありますが、陶磁器の小皿は1枚100円からと手頃なアイテムも多数ありますので、一期一会の宝物を探しに訪れてみてはいかがでしょうか。
住所 | 〒389-0115 長野県北佐久郡軽井沢町大字追分861−8 |
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電話番号 | 090-7949-6870 |
営業時間・定休日 | [営業時間] 10:00~17:00 [定休日] 火曜日 |
料金 | 100円~ |
駐車場の有無 | 駐車場あり |
アクセス | ●信濃追分駅から徒歩約20分 |
天然酵母を使ったパンが人気「一歩ベーカリー」
追分宿のおすすめ【ショッピング】スポット2か所目は、天然酵母を使ったパンが人気「一歩ベーカリー」です。
「一歩ベーカリー」は、国道18号線から一歩入った静かな場所にあるパン屋さんです。全て国産の素材を使った天然酵母のパンは、ライ麦パンやさつまいも入りのリュスティックなど色々な味のパンを楽しむことができます。
「一歩ベーカリー」には、イートインスペースもあり、ランチタイムに行けばランチ用のメニューを楽しむことができます。ランチ以外には店頭で選んだパンをイートインすることができるので、ぜひ利用してみてください。
住所 | 〒389-0115 長野県北佐久郡軽井沢町大字追分578 |
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電話番号 | 0267-41-6511 |
営業時間・定休日 | [営業時間] 10:00~17:00 (冬季は16:00閉店、HP要確認) 日曜営業 [定休日] 水曜日・木曜日 |
料金 | 1,000~1,999円 |
駐車場の有無 | 駐車場あり |
アクセス | ●信濃追分駅から1,741m |
公式URL | 一歩ベーカリー |
追分宿のおすすめスポット【カフェ】
ここからは、追分宿のおすすめ【カフェ】スポットを紹介していきます。
ゆったりとした時間が流れる「ocaeri cafe」
追分宿のおすすめ【カフェ】スポット1店舗目は、ゆったりとした時間が流れる「ocaeri cafe」です。
林道の中にある一軒家カフェの「ocaeri cafe」は、白壁の外観が可愛らしいお店です。店内にも可愛らしい雑貨が飾られていて、温かみのある照明はほっとした気持ちになれます。
「ocaeri cafe」は、ランチタイムだけでなく土日祝日限定でヘルシー朝メニューの提供をしている日もあるので、追分宿に宿泊をして美味しい朝食が食べたいという人におすすめです。
住所 | 〒389-0115 長野県北佐久郡軽井沢町大字追分981−11 |
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電話番号 | 090-2661-0847 |
営業時間・定休日 | [営業時間] 10:00~16:00 [定休日] 不定休 (公式SNSなど要確認) |
平均予算 | ランチ:1,000~1,999円 |
駐車場の有無 | 駐車場あり |
アクセス | ●信濃追分駅から465m |
公式URL | ocaeri cafe |
軽井沢の食材を使ったレストラン「らしくダイニングキッチン」
追分宿のおすすめ【カフェ】スポット2店舗目は、 軽井沢の食材を使ったレストラン「らしくダイニングキッチン」です。
「らしくダイニングキッチン」は、2018年にオープンしたダイニングレストランです。12時から14時30分までのランチタイムではカレー煮込みのハンバーグや特製のキッシュなどをいただくことができます。
「らしくダイニングキッチン」にはテラス席もあり、わんちゃんと一緒に食事ができるので愛犬と軽井沢を訪れた時の食事の利用にもおすすめです。
住所 | 〒389-0115 長野県北佐久郡軽井沢町大字追分655 |
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電話番号 | 0267-31-6367 |
営業時間・定休日 | [営業時間] 11:30~16:30(L.O.16:00) 18:00~23:00(L.O.22:00) 日曜営業 [定休日] 水曜日 |
平均予算 | ランチ:1,000~1,999円 ディナー:1,000~1,999円 |
駐車場の有無 | 駐車場あり |
アクセス | ●JR信濃追分駅から車で約3分 ●上信越道碓氷軽井沢ICから約22分 |
公式URL | らしくダイニングキッチン |
追分宿散策で文化や食事を楽しもう!
長野県軽井沢近くにある追分宿のおすすめのカフェや散策スポットを紹介していきました。江戸時代に栄えたかつての宿場町は、今では静かに散策を楽しむことができるエリアとして人気の場所となっています。
軽井沢だと人が多すぎてゆっくりできないという人は、追分宿でのんびりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。