オレゴンの渦で生じる超常現象5選!真相やトリックを解説!
オレゴンの渦は、オレゴン州にある人気の観光スポットです。オレゴンの渦では、不思議な現象・超常現象がたくさん起きると言われていて、本当なのか確かめに行く観光客が大勢います。この記事では、オレゴンの渦の超常現象の真相やトリックについて解説します。
目次
オレゴンの渦は超常現象が生じる有名スポット!
世の中には不思議な現象がたくさんありますが、「オレゴンの渦」も不思議な現象の1つです。この記事では、オレゴンの渦がどのようなものなのか、トリックや真相について詳しく説明していきます。
オレゴンの渦とは?
オレゴンの渦とは、オレゴン州にある場所のことを言って、ここで起きる不思議な現象の総称としても使われます。
オレゴンの渦で起きる不思議なことは、「地面に吸い込まれるように立っている家」「斜めに歪みながら生える木」「上り坂を登って行くボール」「ほうきが立つ」「身長が入れ替わる」というものです。
他にも、「コンパスが回ってしまって止まらなくなる」「めまいや吐き気などの体調不良になる」「タバコの煙が渦になって上がる」というものもあります。
不思議な現象が次々と起こることで有名なオレゴンの渦ですが、ここは元々は娯楽施設として作られたテーマパークでした。
今は不思議なことが起きる場所として、多くの観光客が訪れています。
オレゴンの渦はどこにあるの?
オレゴンの渦は、アメリカ合衆国オレゴン州ゴールドヒルにあります。オレゴンの渦はオレゴン州から50kmほど離れた森の中にあって、現地ではこの場所はオレゴンヴォーテックスと呼ばれているようです。
オレゴンの渦・オレゴンヴォーテックスにはネイティブアメリカン(先住民)がいたのですが、先住民がいた頃からここは不思議な場所だったことがわかっています。
「オレゴンの渦・オレゴンヴォーテックスには動物たちも近づかない」「一度迷い込んだら二度と出てこれない」「呪われた禁断の地で踏み入れてはいけない」と、色々な話があるようです。
オレゴンの渦で生じる超常現象は嘘?それとも本当?
オレゴンの渦で生じる超常現象は嘘なのか本当なのか、未だに分かっていません。
オレゴンの渦の動画を見て「こんなのはフェイクで、ただの錯視だ」と思っていた方も、現地に行ってオレゴンの渦にて錯視で説明しきれない超常現象を体験してしまうと、信じるしかなくなるのです。
実際に、オレゴンの渦では錯視やトリックで説明ができるものと、説明できないものがあります。そのため、オレゴンの渦で起こると言われている超常現象のすべてが本当ではないものとしても、何かあるのではないかと言われているのです。
【オレゴンの渦の超常現象と真相①】ほうきが立つ
オレゴンの渦の超常現象の1つに、ほうきが立つというものがあります。
オレゴンの渦では傾いた家の中心にほうきをまっすぐに立てて、手を離してもそのまま立っているという動画は目にしたことがある方は多いでしょう。
このほうきは、毛先の柔らかい方が下であるにも関わらず立っているので、超常現象と話題になりました。
【真相】磁石を使ったトリックの疑い
この手を離しても倒れないほうきの謎ですが、トリックによるものという見方が強いようです。
こんなことがトリックでできるのかと思ってしまう人も多いようですが、観光客にわからないようにほうきに仕掛けをして自立させるのは簡単と指摘する人もいました。
オレゴンの渦では磁場が歪んでいるためほうきが自立するのではないかという見方もあるようですが、それよりも磁石を使ったトリックの疑いが強いと言われています。
オレゴンの渦という場所自体が中心に体ごと引っ張られるように感じる方が多いので、そうした人間の感覚を利用したマジック・トリックではないかと疑われているようです。
【オレゴンの渦の超常現象②】入れ替わる身長
オレゴンの渦の超常現象には、入れ替わる身長があります。
AさんとBさんがいて、Aさんの方が身長がBさんより高いとしましょう。身長差のあるAさんとBさんがオレゴンの渦にあるいたの両端に立って向かい合って立ちます。
すると、今度はBさんの方が大きく見えて、身長が入れ替わってしまっているのです。Bさんのいる場所の方がもともと高くなっているというわけでもなく、AさんもBさんも立っている場所は水平です。
【真相】錯覚のトリック
オレゴンの渦の超常現象・入れ替わる身長は、錯覚を使ったトリックではないかと言われています。
身長が変わって見えるこの錯覚は、ポンゾ錯視と呼ばれています。ポンゾ錯視はイタリアの心理学者・ポンゾが発見したもので、人間が物体の大きさを背景に依存して判断していることを示したものです。
オレゴンの渦の入れ替わる身長も、遠近感を利用したトリックがうまく使われていると指摘する方は多いです。
【オレゴンの渦の超常現象③】回るコンパス
オレゴンの渦の超常現象に、回るコンパスというものがあります。オレゴンの渦は先ほども言ったように「一度迷い込んだら二度と出てこれない」「呪われた禁断の地で踏み入れてはいけない」と先住民がいる時代から言い伝えられてきました。
一部の人たちは、オレゴンの渦でコンパスが回り続けるのはオレゴンの渦が世界の中心だからとも主張しています。世界の中心にいると、コンパスは回り続けてしまって正しい方角を示すことができないというのです。
【真相】強い磁気の影響
オレゴンの渦でコンパスが回り続ける現象は、オレゴンに強い時期を持った鉱石がたくさん存在するのが理由と言われています。コンパスの回りに強い磁気を持ったものがあると、コンパスは一定の方角を指すことができずに回り続けるのです。
家の中でもコンパスが回り続けて怖い思いをしたというか違いますが、これも家の中に置いてあった家電が強い磁気を発していたために起きた現象でした。
そのため、オレゴンには強い磁気を持った鉱石などがたくさんあるのではという見方が強いです。
【オレゴンの渦の超常現象④】めまいや吐き気などの体調不良になる
オレゴンの渦の超常現象に、めまいや吐き気などの体調不良になるというものもあります。
実際に、オレゴンの渦に行った観光客の中には体調不良になってしまう方もいるようで、こうしたことからもオレゴンの渦には何かがあると主張する方は多いです。
【真相】思い込みの可能性有り
オレゴンの渦でめまいや吐き気などの体調不良になる理由は、思い込みではと指摘されています。
「オレゴンの渦では不思議なことがたくさん起きる。体調不良になる人もいる。」という情報を知っている観光客が、思い込んで体調不良になってしまうというものです。
それだけではなく、傾いた家などがあるので三半規管が影響を受けてめまいがして体調不良を起こす人がいるのではという指摘もあります。
【オレゴンの渦の超常現象⑤】タバコの煙が渦になって上がる
オレゴンの渦の超常現象に、タバコの煙が渦になって上がるというものあります。風があるわけではなく、無風でも上昇していくのです。
もちろん、煙草以外の煙やホコリなども螺旋を描きながら上昇していくので、この現象もオレゴンの渦の超常現象だと主張する人は多いです。
【真相】未だにトリックが分かっていない
では、このタバコの煙やホコリが渦になって上昇する超常現象にもトリックがあるのかというと、この現象のトリックは未だに分かっていません。
無風なのに煙やホコリがグルグルと回って上昇していくというのは、やはりおかしいです。
そのため、この現象はトリックではなく本当に超常現象なのではないかと見る方も多く、このタバコの煙が渦になって上がる現象が本当に起きるのか試すためにオレゴンの渦に訪れる方も大勢います。
オレゴンの渦は科学だけでは説明できない不思議な場所!
オレゴンの渦について説明してきましたが、いかがだったでしょうか。オレゴンの渦は科学だけでは説明することのできない不思議な場所です。
もちろん、錯視やコンパスが回り続けるなどの科学で説明できそうな超常現象もあるのですが、タバコの煙が渦になって上昇する超常現象は現在はトリックなどではないという見方が強いようです。
オレゴンの渦は、多くの観光客が訪れる場所です。興味がある方は、一度行ってみてはどうでしょうか。