尾瀬のおすすめ観光スポット！季節で楽しめる人気スポットを紹介

尾瀬観光に出かけませんか。尾瀬には、尾瀬沼や尾瀬ヶ原など季節で楽しめる人気の見どころがたくさんあります。

そこでこの記事では、尾瀬の人気観光スポットやおすすめのホテルなどをご紹介していきます。魅力あふれる尾瀬観光を心から満喫するために、出かける際にはぜひ参考にしてみてください。

尾瀬に出かけたら、ぜひ足を運んでいただきたいおすすめ人気観光スポットを6つご紹介します。尾瀬の絶景を楽しめたり、どこに行こうか迷った時に立ち寄りたいスポットなど、いずれも見逃せないスポットばかりです。

尾瀬沼は、尾瀬ヶ原と並んでぜひとも訪れていただきたい、尾瀬の人気観光スポットです。美しい自然に囲まれた沼地は静寂に包まれ、訪れた人の心を安らかな気持ちにさせてくれます。

沼の周囲は約2時間30分ほどで周遊でき、静かな沼の湖面には燧ヶ岳（ひうちがたけ）の姿が映し出されています。木道が整備されて駐車場からも歩けるので、余裕を持って出かければ日帰りで行くことができます。

燧ヶ岳（ひうちがたけ）は、尾瀬ではひときわ存在感を放つ標高2356mを誇り、東北以北では最も標高の高い山です。山頂からは尾瀬ヶ原や、日本百名山の一つに数えられる至仏山を一望できます。

ルートには岩場や急斜面があるので、登山をするには本格的な装備が必要です。従って、もし初心者であれば上級者の指導と一緒に登ることをおすすめします。見事登頂した暁には、尾瀬の絶景を堪能することができま。

大江湿原は、尾瀬沼の東側に隣接し、尾瀬ヶ原に次ぐ面積を有する湿原です。ここは、尾瀬の高山植物であるニッコウキスゲが見られる人気の観光スポットです。

ニッコウキスゲは7月のほんの短い期間に咲く美しい黄色の花。それらが咲き誇る貴重な景観を一目見ようと、シーズンには多くの観光客が訪れます。また、あたり一面金色に染まる秋の草紅葉もおすすめです。

三条の滝は、尾瀬ヶ原の北に位置する只見川から流れ落ちる滝です。日本滝百選の一つに数えられ、日本一の水量を誇るといわれるほどの圧巻の迫力。滝の周辺には多くのマイナスイオンが発生し、夏でも爽やかさや涼しさを実感できるほどです。

滝に通じる道のりの途中には、本格的な登山道があるのでしっかりした装備で出かけましょう。苦労してたどり着いた先には、豪快な音と迫力のある滝の風景を見ることができます。

山の鼻ビジターセンターは、尾瀬ヶ原の入り口に位置する尾瀬の自然保護活動をする施設です。専門のスタッフが常駐し、尾瀬の見どころや登山道の様子などを丁寧に案内してくれます。

館内には、展示物や資料などがあり尾瀬の自然について詳しく知ることができます。また、尾瀬について学べる自然教室なども開催されているので、ぜひ尾瀬ヶ原の散策の際には立ち寄ることをおすすめします。

アヤメ平は、標高約2000mの高地に位置する雲上の湿原です。知る人ぞ知る天上の楽園ともいわれ、秋には、キンカコウという美しい黄色の高山植物が咲き誇り、秋には見事な草紅葉を鑑賞することができます。

アヤメ平では、あたりを遮るもののない360度の大パノラマを目の当たりにできます。アヤメ平に伸びる道のりは、比較的なだらかなので子供連れにおすすめです。しかし、雨や露などで濡れた木道は滑りやすいので気をつけましょう。

尾瀬周辺で、季節によってさまざまな表情を見せるおすすめの観光スポットを3箇所ご紹介します。春・夏・秋・冬、あなたどの季節が好きですが。ぜひ、お好きな季節に気になるスポットへ足を運んでみてください

尾瀬ヶ原は、尾瀬を代表する観光スポットです。東西6km、南北2kmにわたる広大な湿原では、季節により異なる美しい景色を見ることができます。

５月下旬から６月初旬にかけては、尾瀬ではお馴染みの水芭蕉、6月中旬から7月上旬にかけては可愛い姿をしたワタスゲ、7月上旬から下旬にかけてはニッコウキスゲが湿原に咲き誇ります。

また、9月中旬から10月初旬にかけては、あたりを金色に染める草紅葉を見ることができます。そのほか、１日の中でもさまざまな表情を見せてくれる尾瀬ヶ原。尾瀬ではぜひとも訪れていただきたいおすすめの観光スポットです。

至仏山（しぶつさん）は、燧ヶ岳と並び尾瀬を代表する山です。標高2228mを誇り日本百名山のひとつに数えられています。高山植物の宝庫として知られ、７月中旬頃には数多くの美しい高山植物が咲き誇ります。

また、９月下旬頃には、周囲をあかね色に染める見事な紅葉を鑑賞することができます。至仏山は燧ヶ岳とは異なり比較的緩やかな道のりなので、山好きな女子でも日帰りで登山が楽しめます。

下ノ大堀は、尾瀬を代表する水芭蕉の群生地です。５月から６月にかけて、パンフレットなどで見かけるような、あたり一面を埋め尽くすたくさんの水芭蕉を見ることができます。

下ノ大堀へは、散策コースを歩いて約2時間かかりますが、別世界のような水芭蕉の群生をカメラに収めようと、たくさんの観光客が訪れます。ぜひ、あなたも初夏の季節に足を運んでみてください。

旅行を素敵なものにするには、自分のスタイルに合った宿泊ホテルを選ぶことが大切です。そこで次に、尾瀬観光でおすすめの宿泊ホテルを3箇所ご紹介します。ぜひ気になるホテルを予約して、尾瀬観光を自分流に充実させましょう。

水上高原ホテル200は、関越自動車道「水上IC」から約30分のところにある高原リゾートホテルです。全ての客室にある開放感溢れる大きな窓からは、四季折々に移り変わる尾瀬の絶景を一望できます。

大自然の恵みを思い切り感じられる露天風呂を完備し、お湯は肌がツルツルスベスベにになると女子に人気です。また、地元の食材をふんだんに使ったメニューが味わえるレストランが併設されています。

そのほか、さまざまなスポーツ施設も充実しているので、アクティブなカップルにも人気です。水上高原ホテル200は、都会では味わえない体験を満喫したい人におすすめのホテルです。

みなかみホテルジュラクは、関越自動車道「水上IC」から約10分の水上温泉街にあるホテルです。ホテルの近くを流れる利根川のせせらぎを聴きながらゆっくり過ごしたり、雄大な谷川岳を一望できる部屋など、お好みの客室を選べます。

こちらのおすすめは、400年以上前から親しまれる歴史ある温泉です。肌がしっとりしてゆっくりくつろげると宿泊者に評判です。朝は、品数豊富でボリューム満点のブッフェを楽しんで、颯爽と尾瀬観光へと出かけましょう。

尾瀬高原ホテルは、関越自動車道「水上IC」から約60分のところにあるホテルです。群馬、新潟、福島の県境に位置し、鳩待峠や大清水などに近いので、尾瀬にアクセスするには最も便利です。

グリーンシーズンには、尾瀬の散策コースや散策に必要な装備品などを案内してくれます。また、ウインターシーズンには入り口前にゲレンデが広がり、スキーやスノーボードなどのウインタースポーツを楽しめます。

部屋は、家族連れにおすすめのファミリールームや、カップルにおすすめの洋室など好みの部屋を選択できます。好みやスタイルに合った客室を選んで、尾瀬観光でのリラックスしたひとときを過ごしましょう。

尾瀬は、毎年5月中旬に山開きを迎えます。5月下旬から6月上旬にかけては、尾瀬の代名詞である水芭蕉が咲き誇ります。そして、7月中旬から8月にはニッコウキスゲ、9月下旬から10月中旬には草紅葉を楽しめます。至仏山は7月1日の山開きが通例です。

楽しみ方は人ぞれぞれ。尾瀬観光のベストシーズンはあなた次第です。年毎にシーズンを変えて出かけるのも良いでしょう。ぜひ、ご紹介した中から訪れてみたい季節に足を運び、あなたなりの尾瀬を満喫してみてはいかがでしょうか。

尾瀬は広大な面積を有するので、どこに訪れたいかをあらかじめ決めて出かけることをおすすめします。

尾瀬で最も人気の観光スポットである尾瀬ヶ原に出かけるには、まずは、鳩待峠を目指すのがおすすめです。尾瀬ヶ原の入り口の山ノ鼻まで約1時間と近く、比較的なだらかなコースなので、あまり歩き慣れていない人や子供連れの家族などでも楽しめます。

首都圏からのアクセスも良いため、尾瀬を訪れる約半数の観光客が、ひとまず鳩待峠にやってきます。

また、尾瀬沼や大江湿原に出かけるなら、大清水がおすすめです。首都圏からのアクセスが良く、尾瀬ヶ原から１週間ほど遅れてシーズンが訪れますので、時期をずらせば尾瀬沼と尾瀬ヶ原の2つのエリアを満喫できます。

そのほか、燧ヶ岳の登山を楽しむなら、燧ヶ岳から最も近い御池がおすすめです。尾瀬の北側に位置するので、首都圏からはやや行きにいですが、燧ヶ岳や三条の滝などを巡るのに便利です。

いかがでしたか。日本を代表する観光地のひとつである尾瀬には、たくさんのおすすめ人気観光スポットがあります。尾瀬を代表する尾瀬ヶ原や、その尾瀬ヶ原を一望できる燧ヶ岳など魅力あふれるスポットばかりです。

また、充実した尾瀬観光を楽しむのに欠かせないホテルも充実しています。季節ごとにさまざまな表情を見せてくれる尾瀬へと、あなたにとってのベストシーズンを狙って、ぜひ足を運んでみてください。