ぴーぷる・ぴーぷはパフェが美味しい札幌の人気カフェ!メニューや注意点を紹介
札幌にある「ぴーぷる・ぴーぷ」は、おいしいパフェメニューとユニークな店主で話題の人気カフェです。様々なルールが取り決められていて、守れない客は入店拒否されてしまいます。ぴーぷる・ぴーぷのルールやおすすめパフェメニューなどをまとめてみました。
目次
札幌の人気カフェ「ぴーぷる・ぴーぷ」について紹介!
皆さんは「ぴーぷる・ぴーぷ」というお店をご存知でしょうか?ぴーぷる・ぴーぷは、札幌のすすきの駅近くにあるカフェです。店名の"People Peape"は店主の造語であり、たくさんの人々が集まる所、地球のようなお店でありたいという想いに由来しています。
観光客の多い札幌には多くの飲食店がありますが、ぴーぷる・ぴーぷは他のお店とは一線を画す特殊な営業スタイルで話題を呼んでいます。
そこで今回は、札幌の人気カフェ「ぴーぷる・ぴーぷ」の驚くべき特徴やおすすめパフェメニューなどをまとめてみました。ユニークな飲食店に興味のある方は、ぜひ参考にしてください。
ぴーぷる・ぴーぷに行く時の注意点
一般的な飲食店の場合、客は自由に入店して好きなメニューをオーダーできます。主導権は客側にあり、お店は客をもてなすために最善を尽くすのが普通です。
ところが、ぴーぷる・ぴーぷの店主は非常に風変わりな方で、自分の作ったルールを客側に強要してきます。ぴーぷる・ぴーぷのメニューを食べるためには、それらのルールに従わざるを得ません。
その中には、インターネット特有の都市伝説なのではないかと首をひねりたくなるような理不尽なものまであります。ここでは、ぴーぷる・ぴーぷに行く際の注意点を紹介していきます。
風邪の症状がある人は入店拒否
ぴーぷる・ぴーぷには、体調を崩している方は入店禁止というルールがあります。カフェのように狭い店内に風邪やインフルエンザにかかっている保菌者がいると、他の客に集団感染してしまう恐れがあるからです。
熱がある方、咳が止まらない方、マスクを着用している方は、問答無用で入店拒否。また、店内でクシャミをする時は、必ずティッシュを口に当てなくてはなりません。大っぴらにクシャミすると、店主に睨まれて怒られます。
最近ではCOVID-19(新型コロナウイルス)の感染が世界的に拡大しており、日本で最も多くの感染者を出している北海道は緊急事態宣言を発令しました。ぴーぷる・ぴーぷの店内には高濃度のアルコール消毒液が常備されているので、衛生に細心の注意を払ってください。
待てない人は入店拒否
ぴーぷる・ぴーぷには、待てない方は入店禁止というルールがあります。
お店に入る時に店主から「待つけど大丈夫?」と聞かれたら、必ず「大丈夫です」と即答しなければなりません。もしも「えー?どうしよう?」などと逡巡すると、「そういう人はうちに向いてないからやめた方がいいよ」と一喝されて追い返されます。
オーダー後になかなかパフェが来ない時、「まだですか?」と聞くのもルール違反。パフェが完成するまで、客はひたすら待ち続けなければなりません。
正式にオーダーが確認されたら注文キャンセル不可
ぴーぷる・ぴーぷには、オーダー後のキャンセル禁止というルールがあります。
着席後にテーブル上にスプーンを置くと、その動作が注文確定の合図と見なされて店主がオーダーを取りに来ます。この動作後のキャンセルは絶対禁止。もしもキャンセルすると、店主から文句を言われた挙句、注文分の料金を請求されます。
また、オーダーしたパフェの食べ残しもルール違反です。店主は「自分の作ったパフェを残して帰った客の顔を絶対に忘れない」主義であり、最悪出入り禁止にされる可能性もあります。
ぴーぷる・ぴーぷの混雑状況は?
インターネット上でぴーぷる・ぴーぷに関する口コミ・評判をチェックしてみると、必ずと言っていいほど「待ち時間が長い」という意見があります。
はたして、ぴーぷる・ぴーぷでパフェをオーダーするとどのくらい待たされるのでしょうか?ここでは、札幌の人気カフェ「ぴーぷる・ぴーぷ」の待ち時間について解説していきます。
ぴーぷる・ぴーぷは待ち時間が長い?
ぴーぷる・ぴーぷの待ち時間は、入店タイミングによって大きく異なります。よほど運が良ければオーダーから30分程度でパフェを食べられますが、平均で2~3時間程度は待たされます。
長い時には、5~6時間以上待たされることもあるようです。終電に間に合わなくなるどころか、店内で夜を明かして始発に乗ることになった、というギャグのような逸話もあります。
ぴーぷる・ぴーぷの常連客の間では、「ぴーぷる・ぴーぷに行く前に時間厳守の約束事をしない」、「ぴーぷる・ぴーぷに子供を連れて行かない」、「空腹状態でぴーぷる・ぴーぷに行かない」などの暗黙のルールが定着しています。
ぴーぷる・ぴーぷの待ち時間が長い理由
ぴーぷる・ぴーぷの待ち時間が異常に長い理由は、店主以外の従業員が居ないからです。食材の仕込み、オーダー取り、パフェの盛り付け、会計などの一連の作業を店主が一人で担当しているため、どうしても時間がかかってしまいます。
また、店主は完璧主義者で職人気質の料理人であり、最高のパフェを客に食べさせるために一切妥協をしません。品質管理に細心の注意を払いながら、パフェづくりに命をかけています。
店内のルールは厳しいですが、全ては客に最高のサービスを提供するためです。決して悪意を持って客を束縛しているわけではないので、美味しいパフェを食べるための対価だと思って割り切ってください。
ぴーぷる・ぴーぷでの待ち時間の対処法
残念ながら、ぴーぷる・ぴーぷは電話予約に対応していません。飲食店に行く際、短時間で食事を済ませたい方にとって、ぴーぷる・ぴーぷの一風変わった営業スタイルは肌に合わない可能性があります。
ぴーぷる・ぴーぷの人気パフェを食べたいなら、待ち時間の効率的な対処方法を前もって考えておいた方が良いでしょう。
開店前に並ぶ
一つ目の待ち時間解消法は、ぴーぷる・ぴーぷの開店前に並ぶことです。行列の先頭付近に位置取りできれば、早く入店・注文出来て待ち時間を減らせる可能性があります。
ぴーぷる・ぴーぷは、19時15分頃にオープンします。19時時点ですでに長蛇の列ができていることが多いため、1時間前の18時過ぎから並ぶくらいの気構えで現地に行きましょう。札幌の夜は冷えるので、防寒対策もお忘れなく。
時間潰しのできるものを用意しておく
もう一つの待ち時間解消法は、暇つぶしできる手段を準備しておくことです。
友人・知人と一緒に行く場合は、雑談で時間をつぶせます。ルールの厳しいぴーぷる・ぴーぷといえども、店内で喋ってはいけないという決まりはありません。
一人で行く場合は、スマホのゲームアプリ等で遊んで暇つぶしすると良いでしょう。バッテリー切れにならないよう、前もってしっかり充電しておいてください。
ぴーぷる・ぴーぷのおすすめメニュー
ぴーぷる・ぴーぷはカフェですが、店内でオーダーできるのはドリンク・ケーキ・パフェなどごく少数です。
しかし、20種類近くあるパフェメニューはどれも芸術的な美味しさ。トランス脂肪酸などの人工添加物を一切使っていないため、甘すぎず非常にヘルシー。長時間待たされるだけの価値は十分にあります。
ここでは、札幌の人気カフェ「ぴーぷる・ぴーぷ」のおすすめパフェメニューを見ていきましょう。
甘すぎず食べやすい「チョコレートパフェ」
チョコレートパフェは、ぴーぷる・ぴーぷの定番パフェメニューです。ジョッキの中に生クリームが入っていて、その上にココアパウダーたっぷりのチョコレートクリームがトッピングされています。
ほぼクリームのみで構成されており、非常に食べやすいのが特徴的。甘さ控えめで、食事中に喉が渇くこともありません。価格は500円程度で、コストパフォーマンスも抜群です。
ちなみに、食べる際にココアにむせなければ24時間、むせると1時間良い事があると言われています。真偽は不明ですが、ゲン担ぎにオーダーしてみてはいかがでしょうか。
丸ごといちごがのった「イチゴパフェ」
イチゴパフェは、1月~6月頃の期間限定で提供されている季節物のパフェメニューです。イチゴのムースの上に、イチゴを練り込んだアイスクリームや生クリームがトッピングされています。
福岡・長崎・佐賀・千葉・青森など、名産地から取り寄せた旬のイチゴを使用。爽やかな風味もさることながら、クリームを垂直に盛り付けた大胆なデザインに心を奪われます。
価格は800円程度。冬~夏前の時期にぴーぷる・ぴーぷを訪れる機会があれば、ぜひオーダーしてみてください。
人気の「ブルーベリーパフェ」
ブルーベリーパフェは、ぴーぷる・ぴーぷのパフェの中でトップクラスの人気を誇っているパフェメニューです。
ブルーベリーを練り込んだアイスクリームや生クリームの上からブルーベリーソースをかけた贅沢品。毎年ぴーぷる・ぴーぷの店主が北海道の仁木町まで出向いて収穫した高品質なブルーベリーが使われていて、頬っぺたが落ちそうになるほどの美味しさです。
価格は1,000円程度。なお、9月の第1週~第2週の2週間しか提供されない期間限定のレアメニューなので、食べたい場合は開店時間の3時間前から並ぶ覚悟が必要です。
まぼろしの「リンゴパフェ」
幻のアップルパフェは、11月~12月の期間限定で提供されている季節物のパフェメニューです。
アップルコンポートを練り込んだアイスクリームや生クリーム、ヨーグルトなどのスイーツがたっぷり盛り付けられていて、爽やかなリンゴの香りが立ち込めています。
価格は900円程度。仁木町の上質な紅玉を使った冬限定メニューなので、リンゴ好きな方は要チェックです。
ぴーぷる・ぴーぷのお得な情報
札幌の人気カフェ「ぴーぷる・ぴーぷ」には他店では見られない風変わりなローカルルールが制定されているため、店主は怖い人なのではないかと思う方が少なくありません。
しかし、実際のぴーぷる・ぴーぷの店主は、非常に客想いで優しい方です。会計時に貰える割引券を所定の枚数集めると、様々な特典が付いてくる良心的なサービスも展開しています。
何より、どれだけ待たされてもめげない常連客の圧倒的なリピート率が、ぴーぷる・ぴーぷの信頼性を如実に物語っていると言えるでしょう。ぴーぷる・ぴーぷに定期的に通いたい方は、ぜひこれらの割引券を捨てずに集めてください。
割引券の種類 | 割引券の入手方法 | 割引券の特典 |
ドリンク券 | パフェ一つにつき会計時に一枚もらえる。 | 5枚集めると、紅茶・コーヒー・ミルクなどの ドリンクメニューのいずれかを無料で一つ注文可能。 |
クリーンカード | パフェ一つにつき会計時に一枚もらえる。 ※タバコを吸わない方のみ。 | 10枚集めると、 チョコレートケーキと交換可能。 |
ケーキと交換済み券 | クリーンカード10枚を ケーキと交換した際に一枚もらえる。 | 3枚集めると、パフェを一つ無料で注文可能。 9枚集めると、パイなどの焼き菓子と交換可能。 |
焼き菓子と交換済み券 | ケーキと交換済み券9枚を 焼き菓子と交換した際に一枚もらえる。 | 3枚集めると、ホールケーキと交換可能。 |
ぴーぷる・ぴーぷの基本情報とアクセス方法
ぴーぷる・ぴーぷは、札幌市内の月寒通沿いに建っている小さな家屋の地下でひっそりと営業しています。
店の看板には「ぴーぷる・ぴーぷ」ではなく「パイとケーキ」と書かれているため、一見さんは戸惑うかもしれません。
ちなみに、この「パイとケーキ」とは、クリーンカード等の割引券を集めた方だけが貰える常連特典を指す暗号です。まさに、知る人ぞ知る隠れ家的グルメスポットと言えるでしょう。
住所 | 北海道札幌市中央区南四条西6 1F・B1F |
電話番号 | 011-231-8052 |
営業時間・定休日 | 19:15~24:00 ※営業時間内に注文すれば24時を過ぎても作ってくれる。 定休日:日曜日・月曜日・火曜日 |
平均予算 | ディナー:1,000円~2,000円程度 |
アクセス | 市営地下鉄南北線「すすきの駅」から徒歩5分 |
公式URL |
ぴーぷる・ぴーぷへのアクセス方法
ぴーぷる・ぴーぷへの行き方は、まず札幌市営地下鉄南北線に乗って「すすきの駅」で下車してください。
その後、月寒通に沿って西の方向へ5分ほど歩けば、資生館小学校の手前に「パイとケーキ」と書かれた看板を掲げている小さな店が見えてきます。
飲食店に見えないほど古びた建物なので、注意深く観察していないと初見の方は通り過ぎてしまうかもしれません。前もってルートをしっかり確認しておきましょう。
札幌の人気カフェ「ぴーぷる・ぴーぷ」のパフェを食べに行こう
今回は、札幌の人気カフェ「ぴーぷる・ぴーぷ」の仰天ルールやおすすめパフェメニューなどを紹介いたしました。
ぴーぷる・ぴーぷは人によって好き嫌いが大きく分かれるカフェですが、純粋に「味」を重視する方におすすめのお店です。札幌に立ち寄る機会があれば、ぜひぴーぷる・ぴーぷにも足を運んでみてください。