坂本龍馬像がある全国のスポット！有名な高知県桂浜の銅像などを紹介

江戸時代末期に活躍した志士として知られている歴史上の人物・坂本龍馬像についてご紹介します。坂本龍馬像というと、坂本龍馬の出身地でもある高知を思い浮かべがちですが、実は坂本龍馬のゆかりの地は全国にあり、全国各地に坂本龍馬像が建てられています。そこで、全国各地にある坂本龍馬像についてご紹介します。

坂本龍馬は、天保6年11月15日(1836年1月3日生まれ)の江戸時代末期の志士で、土佐藩郷士(とさはんごうし)です。諱(いみな)は直陰(なおかげ)でその後直柔(なおなり)になり、通称が龍馬として親しまれています。土佐藩郷士から脱藩した後、貿易会社や海援隊などを結成しています。

海援隊は坂本龍馬が中心となって作った組織で、今の株式会社のような商社として活動していて、今もなお評価されています。海援隊の代表的な藩士の中には、坂本龍馬のほかに、佐々木高行や長岡謙吉、小曽根英四郎など多くの藩士が所属していました。

海援隊など数多くの功績を残し活躍した坂本龍馬は、薩長同盟の成立に協力したり倒幕や明治維新などにも関与して日本にとって大きな功績を残しますが、大政奉還の1か月後に京都の河原町で起こった近江屋事件で、暗殺されてしまいました。

坂本龍馬が暗殺された近江屋事件は、慶応3年11月15日(1867年12月10日)に起こり、坂本龍馬は享年31歳で亡くなっています。

近江屋事件では、坂本龍馬と中岡慎太郎、山田藤吉も暗殺されています。暗殺した犯人は諸説あるためはっきりとわかっていませんが、江戸幕府の組織だった京都見廻り組が暗殺した説が有効だといわれています。

まずは、坂本龍馬像がある全国のスポット4選！高知編をご紹介します。坂本龍馬といえば高知と思いつくほどが大半と思われる、坂本龍馬の出身地です。

坂本龍馬の出生地は、土佐国土佐郡上街本町一丁目(現在の高知県高知市上町一丁目)だといわれています。そんなゆかりの深い高知県にある、日本一大きな坂本龍馬像などをご紹介します。

坂本龍馬像がある全国のスポット4選！【高知編】1つ目のスポットが、桂浜公園です。坂本龍馬といえば高知と連想する人が多いですが、高知のみならず日本全国で一番大きな坂本龍馬像があるのが、桂浜公園です。桂浜公園の坂本龍馬像は、太平洋を眺めるような形で立っています。

坂本龍馬像がある全国のスポット4選！【高知編】2つ目のスポットが、坂本龍馬記念館です。坂本龍馬記念館は、高知のみならず北海道にもありますが、高知の坂本龍馬記念館にはシェイクハンド龍馬像があると人気を集めています。右手を差し出すような坂本龍馬像があり、坂本龍馬と握手できると人気の坂本龍馬像です。

坂本龍馬像がある全国のスポット4選！【高知編】3つ目のスポットが、高知空港です。高知空港は高知龍馬空港と名前からも坂本龍馬を連想させるスポットです。

高知の玄関口でもある高知龍馬空港では、横に並んで写真が撮ることができる坂本龍馬像が建てられています。高知の人気フォトスポットになっている坂本龍馬像の一つです。

坂本龍馬像がある全国のスポット4選！【高知編】4つ目のスポットが、こうち旅広場です。こうち旅広場は高知龍馬空港と並んで高知の玄関口ともいわれるJR高知駅付近にあり、高知の観光には欠かせないスポットです。

こうち旅広場には、武市半平太・坂本龍馬・中岡慎太郎の三志士が並んでいる三志士像が圧巻の坂本龍馬像で、高知観光の人気フォトスポットにもなっています。

次に、坂本龍馬像がある全国のスポット3選！長崎編をご紹介します。坂本龍馬像は、長崎県にも多くあり、高知の4か所に劣らない3か所をご紹介します。

坂本龍馬は高知ではないの？と思う方も多いですが、勝海舟と共に長崎を訪れて以降、何度も足を運びゆかりがある土地として知られています。そんな、坂本龍馬とゆかりがある長崎の坂本龍馬像を三か所ご紹介します。

坂本龍馬像がある全国のスポット3選！【長崎編】1つ目のスポットが、風頭公園(かぜがしらこうえん)です。風頭公園は、長崎港を見下ろせる立地にある風頭山にある公園です。

長崎市民から親しまれている公園で、幕末の夜明けに奮闘したといわれている坂本龍馬の像が街を見下ろすように立っている長崎県の人気フォトスポットにもなっています。

坂本龍馬像がある全国のスポット3選！【長崎編】2つ目のスポットが、丸山公園です。丸山公園は、日本3大花街として栄えた街にある歴史的にも有名なスポットにある公園です。丸山公園の坂本龍馬像は、龍馬の三種の神器といわれているブーツ・懐中時計・ピストルを身に着けていて人気を集めています。

坂本龍馬像がある全国のスポット3選！【長崎編】3つ目のスポットが、サムライブルー龍馬像です。サムライブルー龍馬像は、島原復興アリーナに立つ大きな坂本龍馬像です。

サムライブルー龍馬像という通り、サッカーのサムライジャパンのユニフォームのような袴を羽織った坂本龍馬像を見ることができ、長崎観光のフォトスポットとしても人気を集めています。

次に、坂本龍馬像がある全国のスポット2選！東日本編をご紹介します。坂本龍馬記念館がある北海道にある坂本龍馬像と、東京にある坂本龍馬像をご紹介します。

北海道を開拓しようとしたことでゆかりのある北海道と、ペリー来航時に若い坂本龍馬は警備についていたといわれのある東京に像が建っています。そんなゆかりのある東日本の坂本龍馬像をご紹介します。

坂本龍馬像がある全国のスポット2選！【東日本編】1つ目のスポットが、北海道坂本龍馬記念館です。北海道坂本龍馬記念館は、6メートルの大きな坂本龍馬像が圧巻のスポットです。

北海道と坂本龍馬の関係がわかる記念館は、観光にもピッタリな北海道の人気スポットです。冬には、雪と坂本龍馬像が楽しめる人気フォトスポットです。

坂本龍馬像がある全国のスポット2選！【東日本編】2つ目のスポットが、品川区児童遊園の北浜川児童遊園です。北浜川児童遊園は、20歳のころの若い坂本龍馬を再現した像が立っています。高知の桂浜公園にある坂本龍馬像のレプリカで、若いころ品川に居たゆかりからこの像が建てられています。

最後に、坂本龍馬像がある全国のスポット3選！西日本編をご紹介します。坂本龍馬がよく訪れたとされている京都の坂本龍馬像と、鹿児島にある坂本龍馬像をご紹介します。

よくお籠と共に訪れていて、最後には暗殺されてしまった場所の京都と、お籠と新婚旅行の際に訪れたとされている坂本龍馬にゆかりのある場所の坂本龍馬像をご紹介します。

坂本龍馬像がある全国のスポット3選！【西日本編】1つ目のスポットが、円山公園(まるやまこうえん)です。円山公園には、坂本龍馬像と中岡慎太郎の像がならんでいます。立った坂本龍馬の横に、しゃがんだ中岡慎太郎の像が並んでおり、京都のフォトスポットとしても人気を集めています。

坂本龍馬像がある全国のスポット3選！【西日本編】2つ目のスポットが、伏見の寺田屋周辺です。伏見の寺田屋は、坂本龍馬とお龍・愛が逗留していた場所として歴史的にも有名なスポットです。坂本龍馬ゆかりの伏見の寺田屋の周辺には、坂本龍馬像がたっており歴史好きにはたまらないフォトスポットとして知られています。

坂本龍馬像がある全国のスポット3選！【西日本編】3つ目のスポットが、塩浸温泉龍馬公園です。塩浸温泉龍馬公園は、坂本龍馬が新婚旅行に訪れたスポットとして注目されている歴史的にも人気観光スポットです。

塩浸温泉龍馬公園には、坂本龍馬とお龍新婚湯治碑が建てられていて、鹿児島の観光スポット・フォトスポットとしても人気を集めています。

坂本龍馬の生まれの地でもある高知に建てられている桂浜の坂本龍馬像は、たびたび坂本龍馬の向きが話題になっています。桂浜の坂本龍馬像は、海の太平洋のほうに向いて立っています。この向きについては諸説あり、多くの噂が存在しています。そんな坂本龍馬の向きに関するうわさをいくつかご紹介します。

一つ目の噂が、坂本龍馬がアメリカの方を向いているというものです。坂本龍馬は、アメリカ帰りの幕臣などとも交流があったなどが言われているため、遠くのアメリカに向いているといった説があるようです。

室戸岬に建てられている中岡慎太郎の像の方向を見ているからではないか？といった説も桂浜の坂本龍馬像には上がっています。確かに室戸岬の方向をむいてはいますが、中岡慎太郎の見ている向きとは合っていません。しかし、作り手が一緒だったこともあり何か糸させているのではないか？ともいわれています。

江戸時代末期の志士である坂本龍馬は多くの功績を残し、生まれ故郷である高知を筆頭に、ゆかりの土地があるとされ全国各地に多くの坂本龍馬像が存在します。坂本龍馬屋歴史が好きな方はもちろん、坂本龍馬にゆかりのある土地がある場所に旅行に行った際は、坂本龍馬像と一緒に写真を撮ってみてはいかがでしょうか？