サカエパンは岐阜にある昔ながらのパン屋さん!メニュー・定休日も紹介
パン屋は地元にいくつか必ずあって、その中には長い間通い詰めてソウルフードになっている店もあるでしょう。岐阜にあるサカエパンは昔ながらのパン屋さんで、いろいろ工夫した美味しいパンを提供しています。サカエパンについてメニューや定休日なども含めて紹介します。
目次
岐阜にある「サカエパン」について紹介!
岐阜駅から歩いてすぐのところにあるサカエパンは、岐阜では有名な人気のあるパン屋さんです。毎日早くからパンを求めて人が集まってきます。そんな地元の人達に愛されている「サカエパン」を紹介します。
サカエパンとはどんなお店?
岐阜のサカエパンは岐阜の人達に愛され続けているパン屋さんですが、いったいどのようなお店なのでしょうか。
JR岐阜駅近くにあるパン屋さん
サカエパンはJR岐阜駅の近くにあるパン屋さんなのです。岐阜駅はJR東海の駅で、東海道線と高山本線が通っている岐阜県内では最も大きい駅となっています。岐阜駅の北口方面には織田信長の金色の像が建っているのです。
駅周辺は再開発されており、近隣には高層ビルが立ち並んでおり都市化が進んでいます。そしてサカエパンがあるのは駅の南口側なのです。こちらは岐阜駅の高架化に伴ってマンション建設や道路拡張、公園の整備などが進められています。
しかしながら北口の急速な近代化に比べれば、まだ古き良き時代の岐阜の面影が残っているエリアです。そんな一画にサカエパンがあります。
昔ながらのレトロな雰囲気がある
サカエパンのお店はレトロな雰囲気の民家のような佇まいです。それもそのはずで、ここは2代目の高木康雄が自宅を改造して店舗にしました。もともとサカエパンは昭和22年に創業しもっぱら宅配業者向けのパンを製造していました。
その後バブルの崩壊で経営が苦しくなった時に、2代目が一般向けのパン屋に改装したのです。その後も何度か危ない目に遭ったものの、日々のたゆまぬ努力の甲斐があって現在の人気店となったのです。
現在は毎日4000個を超えるパンを焼いて、お客さんも1日500人以上も訪れるようになりました。しかしサカエパンは苦しかった時のことを忘れないで、毎日お客様が喜んでくれる姿を心に描いてパンを作っているのです。
サカエパンのおすすめパンメニュー5選!
それではサカエパンで人気のあるパンメニューを5種類紹介しましょう。サカエパンの店に入ってみるとたくさんの種類のパンが並んでいます。よく見るとひとつ一つのパンには名前がついています。
ここでユニークなのが、「◯◯パン」というネーミングではなく、「◯◯ちゃん」や「◯◯くん」という名前がパンについているのです。これには一定の法則があって、甘いもの系は「ちゃん」でおかず系が「くん」となっています。
それではさっそく人気メニューの紹介を始めます。
サカエパンで人気のメニュー「あんぱんちゃん」
「あんぱんちゃん」はサカエパンの中でも一番人気のパンです。あんぱんちゃんは120円なのですが、トングであんぱんちゃんをひとつ掴んでみると意外なことに気が付きます。想像していたよりも「ずっしり」と重いのです。
中を割って見てみればその答えがわかりますが、この重さはぎっしりと詰まった粒あんの重さなのです。このあんは程良い甘さなので、ずっしりとしていてもどんどん食べられてしまいます。
表面にたっぷりと乗っている黒ごまの香ばしさも手伝って飽きの来ない味わいが楽しめます。
シンプルで美味しい「ジャムちゃん」
二段目の向かって左がサカエパンの「ジャムちゃん」パンです。見た目もオーソドックスで親しみやすい老舗のジャムパンは、甘過ぎず優しい味わいで人気があります。どこかなつかしい味のするイチゴジャムがたっぷりと入ったジャムパンです。
じゃむちゃんもあんぱんちゃんと同じく120円とコスパがよいです。
優しい甘さの「クリームちゃん」
あまい系の定番のクリームパンも、サカエパンでは「クリームちゃん」として120円で販売されています。これもなつかしい味のするカスタードクリームが詰まっていて、これぞ伝統的クリームパンといったところです。
安くておやつにピッタリ「ミニウィンナーくん」
写真上段右から二番目に置かれている「ミニウィンナーくん」は、値段もお財布にに優しい80円という価格です。小さなお子様から大人まで、誰にでも好まれる味がおやつにピッタリとリピーターがたえません。
ミニウインナーくんはサカエパンの中でも上位に入るほどの人気のパンです。かわいいミニウィンナーという見かけですが、名前は「ちゃん」ではなくネーミングの規則に則っておかず系なので「くん」とつけられています。
小さいので、おかず系ながらも一つではお腹にたまらないので、まとめて買って行く人が多いようです。
懐かしい味の「焼きそばくん」
見るからに美味しそうな焼きそばが挟んであるコッペパンが、人気の「焼きそばくん」です。なつかしい味を演出しているのは、そばに絡んでいるソースの味わいですが、きちんと紅ショウガがアクセントをつけているところも心にくい技です。
おかず系の中では「焼きそばくん」の人気はかなり高く、早く買わないとなくなってしまうこともたびたびあります。
サカエパンの場所や定休日を紹介!
サカエパンはJR岐阜駅の南口の方へ出て、東の通りの方へ行き、レンタサイクルサイトの裏へ行けば見つけられます。岐阜駅からは徒歩約2分で到着できます。店の前には「おいしいね、サカエパン」の立て看板があるので見つけやすいです。
サカエパンは朝早くから開店しており、6時50分ころになると人が並んでいます。基本的に毎日パンを焼いて販売するのが信条なので毎日店は開いていますが、時たま不定休で休みのこともあります。
なお、駐車場も5台分が用意されているので車で来ても大丈夫です。
住所 | 岐阜県岐阜市加納栄町通 1-9 |
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電話番号 | 058-271-0290 |
営業時間・定休日 | 7時~19時 定休日:不定休 |
平均予算 | 1000円 |
アクセス | JR岐阜駅南口より徒歩2分 |
駐車場の有無 | 5台 |
公式URL | サカエパン |
【番外編】サカエパン以外に岐阜でおすすめのパン屋さん2選!
サカエパンは古くからの地元のソウルフードという立場の老舗ですが、これ以外にも岐阜には人気のあるパン屋さんがあります。岐阜にはパン屋さんがたくさんあるのですが、その中から特に2つ選んで紹介します。
おしゃれなパン屋さん「パン シノン」
イートインでのランチプレートが人気のオシャレなパン屋さんが「パンシノン」です。柳ヶ瀬のバス停からは3分程所にありますが、少し分かりづらいかもしれませんので、気をつけて見つけて下さい。
イートインでのランチが大人気で、山盛りの美味しいパンに野菜サラダ、さらにスープも楽しめるメニューとなっており、腹ぺこの人も十分満足できるボリュームです。一人での利用もしやすい店なので、仕事の合間にでかけてみるのもよいでしょう。
住所 | 岐阜県岐阜市神田町3丁目4 |
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電話番号 | 058-215-1028 |
営業時間・定休日 | テイクアウト10時~21時 イートイン 11時30~20時30分 定休日:日曜日、月曜日
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平均予算 | 1000円 |
アクセス | 岐阜駅からバス 柳瀬下車3分 名鉄岐阜駅から徒歩15分 |
駐車場の有無 | 無 |
公式URL | パンシノン |
モーニングにおすすめ「ラスティコツー」
岐阜城近くの人気のパン屋さん、ラスティコの2号店が「ラスティコツー」です。「ラスティコツー」は県庁から徒歩5分の距離にあり、人気メニューは色んな種類の食べごたえのあるキッシュです。
キッシュはパンというよりもパイに近いですが、人気のパン屋さんが作ったキッシュはひと味違います。おかず系のパン類の中でもひときわ美味しさが光るキッシュを味わってみましょう。
住所 | 岐阜県岐阜市藪田南 4-6-10 |
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電話番号 | 058-215-8476 |
営業時間・定休日 | 8時30分~19時 定休日:年中無休 |
平均予算 | 1000円 |
アクセス | 岐阜県庁より徒歩5分 |
駐車場の有無 | 有 |
公式URL | ラスティコツー |
サカエパンの美味しいパンを食べよう!
岐阜は昔、斎藤道三が治めておりその後織田信長が稲葉山城へ入り発展しました。岐阜駅北口の金色の織田信長像が、岐阜の人達の誇りを示しているのです。そして昔ながらの味わいを受け継いでいる人気店がサカエパンです。
サカエパンはJR岐阜駅の南口を出てすぐのところにあり、昭和の香りのするレトロな雰囲気のパン屋さんです。実際人気のメニューを食べてみるとどこかなつかしい味がするのです。
さらに伝統を守るだけではなく、いろいろな工夫も努力しておりアイスクリームのパンなども「発明」しています。岐阜へ行ったらまずは駅南のサカエパンを訪問して、美味しいパンを食べてみましょう。