札幌の｢鮨一幸｣は絶品寿司の名店！予約方法やメニュー詳細を紹介

札幌の有名寿司店「鮨 一幸（すしいっこう）」は、札幌ではよく名の知れたお店。地元の人はもちろん、観光客にもファンの多い名店です。

この記事では、札幌の有名寿司店「鮨 一幸」について、おすすめのメニューや美味しさの秘密などについてご紹介します。

札幌にある寿司の名店「鮨 一幸」とはどのようなお店なのでしょうか。「鮨一幸」の歴史や、寿司の名店といわれる所以などについてご紹介します。

「鮨一幸」で寿司を握る職人、工藤順也さんは、1981年北海道生まれ。

実は、「鮨一幸」を創業したのは工藤さんの父親で、幼い頃から寿司を握る父親の背中を見て育ち、6歳のときにはお店のカウンターで寿司を握り始めたそうです。

工藤さんが25歳のとき、父親から店を受け継ぐことになり、研究熱心な彼の努力と独自のセンスで、今や「日本一」との呼び声高い名店になった「鮨一幸」。

創業した当時は、札幌市南区の真駒内（まこまない）にお店を構えていましたが、今は札幌市中央区の大通エリアで営業しています。

「鮨一幸」は、世界的に有名なミシュランガイドで二つ星を獲得した寿司の名店です。

ミシュランガイドの二つ星とは、「遠回りしてでも訪れる価値のある素晴らしい料理」を提供するお店に与えられるもので、遠方からでもわざわざ足を運んで味わう価値のある店だと評価されています。

またお店の居心地の評価は「快適」であるとされ、実際に「鮨一幸」の口コミでは、大将との気さくで心地よい会話や接客サービスの質の高さが評判です。

「鮨一幸」で寿司を握る職人工藤順也さんは、毎日放送(MBS)で放送されている『情熱大陸』に出演した経験があります。

寿司職人として心掛けていることやこだわり、「鮨一幸」をミシュランガイドの星を獲得する店にした努力の姿などが取り上げられました。

『情熱大陸』に出演することは、アーティストや職人などとして一種のステータス。

それほど、「鮨一幸」と職人である工藤順也さんが多方面から注目されているということのあかしだといえるでしょう。

札幌の寿司の名店「鮨一幸」は、現在札幌で「もっとも予約の取れないお店」といわれています。

「鮨一幸」の店内は、カウンター7席のみ。さらに、常時客を受け入れているわけではなく、18時からと20時30分からの二部制で、完全予約制です。

ですから、一日に受け入れることができる客の数は14名まで。

席数が少ないことに加え、二部制の狭き門なので、予約開始とともにすぐに席が埋まり、何か月も先まで予約が埋まってしまっています。

札幌の寿司の名店「鮨 一幸」には、こだわりがあるからこそ、多くの人を惹きつける魅力を持ちます。「鮨一幸」の魅力はどのような点にあるのか、具体的なポイントを挙げてご紹介しましょう。

「鮨一幸」のカウンターは、なめらかな白木を使用。ナフキンも白で統一され、清潔感のある様子です。

カウンターがシンプルな分、料理を乗せた器が映え、器の鑑賞をするにも適しているといえるでしょう。

「鮨一幸」では、器にもこだわっています。料理が美しく見えるというだけではなく、デザイン性の高いものであったり夏はガラスなど季節感を感じられるものだったり、見た目でも楽しむことができます。

「鮨一幸」では、入手困難の人気ブランド「Supreme(シュプリーム) 」の限定徳利など、遊び心のあるサービスも話題です。

札幌の寿司の名店「鮨一幸」は、日本各地のトップシェフ達がこぞって訪れる、業界でも有名なお店。

なぜ、一般のお客さんだけでなく、業界人やプロなどにも注目されているのかというと、大将のネタ選びの審美眼が特別であると認められているからです。

寿司ネタは、北海道の各地から旬のものだけではなく、全国各地から最高級の魚を厳選して取り寄せ。

魚介を選ぶ際にはじっくり時間をかけ、さらに仕込みにも手間ひまをかけるこだわりぶりは、まさに職人の極みです。

札幌の寿司の名店「鮨一幸」では、ネタとシャリのバランスもぜひ注目してほしいポイント。ネタに合わせてシャリの温度が変えられています。

これがなぜかというと、魚の旨味や香りを存分に感じてほしいという大将の思いによるもの。

たとえば、脂ののった大トロなどはシャリの温度を高くすることで、口に入れた瞬間に甘くておいしい脂がとろけるように口の中いっぱいに広がります。

実は、シャリの温度を変えることは、大将の「狙い」。

旨味や風味など味の広がりだけでなく、食感や香りなどもコントロールすることで、よりおいしさを感じられる寿司を提供しているのです。

口コミでは「一度食べると忘れられない味わいだ」という声が多く挙がっていますが、まさに大将の華麗な術中にハマってしまったのだといえるでしょう。

札幌の「鮨 一幸」では、好きなネタを自分でオーダーするのではなく、「おまかせコース」のみです。

大将のセンスで構成されるおまかせコースは、「期待を裏切らない味」とか「こんな最高の寿司を食べがことがない！」など絶賛されています。

「鮨一幸」のおまかせコースでは、その時に旬を迎える新鮮な魚介を使った寿司や創作料理、一品物などが登場します。

握りを中心に、焼き魚や刺身などの一品料理が登場し、ラストにはデザートで締め。一つ一つの寿司や料理をじっくり堪能しながら、約2時間のおまかせコースを楽しめます。

「鮨一幸」では、寿司の美味しさだけでなく、用意されているお酒の美味しさにも定評があります。

お酒自体が美味しいというのもありますが、何より「寿司と相性のいいお酒」が揃っていることが特徴。素材の味を生かすもの、寿司の後味に豊かな余韻を感じさせてくれるものなどが豊富です。

「鮨一幸」には日本酒を専門としたソムリエがおり、料理にマッチしたお酒を用意してくれます。

チョイスするお酒の銘柄や提供のタイミングなど、どれをとっても抜群。「鮨一幸」に訪れたなら、お酒は自分で好きなものを選ぶのではなく、選んでもらったものを飲むことが断然おすすめです。

「鮨一幸」のおまかせコースは、一律25,000円。

一見すると高額ですが、「鮨一幸」の寿司を食べに訪れた人は誰もが納得し、満足する値段です。

効果で希少性の高い食材を使っていることに加え、素晴らしいパフォーマンスやお店の居心地の良さなど、トータル的に「コスパが高い！」という人も多く、これほどの値段がするにもかかわらず多くのリピーターを抱えるお店。

「鮨一幸」は、値段以上の価値を感じさせてくれる寿司店です。

札幌の寿司の名店「鮨一幸」は、完全予約制。

飛び込みで入ることはできないので、必ず事前に予約をしてからお店に足を運びましょう。

「鮨一幸」の予約方法について詳しくご紹介します。

札幌の寿司の名店「鮨一幸」の予約開始日は、毎月1日。2か月先まで予約を取ることができます。

「鮨一幸」に予約をするための方法は、「電話予約」と「インターネット予約」の2つの方法です。

毎月1日になると、鮨一幸では電話予約が開始となります。

予約は2か月先まで可能。ただし、いつでも電話が繋がるわけではなく、電話が殺到しているときや他の対応等で忙しい時には、繋がらない可能性もあります。

ほとんどの場合、1日で予約がいっぱいになってしまいます。

「鮨一幸」の予約は、電話予約のほかに、インターネットからも予約することができます。

インターネット予約の際に利用するのが、「OMAKASE（オマカセ）」というサイト。「OMAKASE」は、予約困難店に特化した飲食店を予約するためのサービスで、「鮨一幸」もこちらに登録されています。

パソコンやスマートフォンから「鮨一幸」を予約する場合には、以下のようなルールがあります。

予約の開始日は、毎月1日。来店する本人のみが予約することができます。

「鮨一幸」のメニューはおまかせコースのみなので、アレルギーの範囲があまりに広範囲に及ぶ場合は予約ができない可能性も。ただし、多少のアレルギーであれば対応してもらえる場合が多いので、一度予約の際に伝えてみましょう。

予約にはキャンセル料がかかるので、もし急な予定などで都合が悪くなった場合は、早めに連絡をしてください。

「鮨一幸」では、お客さんは日本人だけでなく、海外からも多く訪れます。

「鮨一幸」では、海外からのお客さんに向けた専用の予約サイト「TABLEALL」を用意しています。こちらのサイトでは、英語でメニューやお店の詳細を見ることができます。

札幌の寿司の名店「鮨 一幸」へのアクセスや営業時間など、店舗情報についてご紹介します。

札幌の寿司の名店「鮨一幸」の最寄り駅は、札幌市営地下鉄南北線「大通り」駅。

大通り駅の南口からすぐの「ポールタウン」に入り、ファッションビル「PIVOT（ピヴォ）」から地上に出るとわかりやすいでしょう。

地上に出たら、「PIVOT」とショッピングモール「ナナイロ」の間を西に進み、「南2西5・南2西4」の交差点のすぐそばにあります。

地下鉄大通駅からは、徒歩約5分です。

「鮨一幸」では、ランチ営業はありません。

ディナーのみで完全予約制なので、お店に行く前には必ず事前予約をしてからにしましょう。

「鮨一幸」は、札幌の大通エリアにある寿司の名店として、プロがお忍びで通うといわれる人気のお店。

予約の取れない寿司店としても知られ、予約開始日には、絶品の寿司をぜひ一度味わってみたいという食通が殺到します。

美味しい寿司を食べたいという人は、ぜひ札幌の寿司の名店「鮨一幸」に足を運んでみてはいかがでしょうか。