札幌の雪祭り(さっぽろ雪まつり)の楽しみ方!見どころ・所要時間も紹介
札幌の冬季のビッグイベントと聞かれると、「さっぽろ雪まつり」を挙げる人は多いでしょう。全国的にも規模の大きな雪祭りで、その楽しみ方は無限に広がります。今回は、そんな札幌雪祭りのおすすめの楽しみ方を、具体的に紹介しましょう。
目次
札幌の雪祭り(さっぽろ雪まつり)の楽しみ方を知りたい!
毎年200基ほどの個性豊かな雪像や氷像が作られ、訪れる多くの人を感動させているさっぽろ雪まつり。札幌内の3つの会場で開催されるさっぽろ雪まつりは、有名な氷像や雪像以外にも多くの見どころがあることを、皆さんはご存知でしょうか?
今回は、札幌の冬の一大雪祭り「さっぽろ雪まつり」の魅力を最大限に感じられる、おすすめの楽しみ方を詳しく紹介しましょう。さっぽろ雪まつりを満喫したい人は、ぜひ今回取り上げる楽しみ方を参考にしてみてください。
雪祭り会場へのアクセス方法は?
札幌を代表する大規模な雪祭り「さっぽろ雪まつり」は、毎年3つの会場に分かれて開催されています。メイン会場は様々な雪像が観られる「大通会場」であり、他にアクティビティが充実した「つどーむ会場」と圧巻の氷像が楽しめる「すすきの会場」があるのです。
大通会場のある大通公園には、大通駅から徒歩数分でアクセス可能となっています。また、すすきの会場はすすきの駅とほど近い位置にあります。両方の会場には。札幌駅からも徒歩10~20分ほどでアクセス可能です。
札幌駅からは様々なイベントが行われる「札幌地下空間」を通りながらアクセスできるので、寒さや雨をしのぎながら移動できるでしょう。
さらに、「つどーむ会場」へのアクセスには。札幌駅からシャトルバスに乗るアクセス方法と、栄町駅2番出口から15分ほど徒歩でアクセスする方法がおすすめです。栄町駅からも会場直結のシャトルバスが運行されています。
つどーむ会場には駐車場が無いので、歩かずに移動したい場合は、ぜひシャトルバスを活用してください。
住所 | 【大通会場】 札幌市中央区大通 大通公園西1丁目~西12丁目 【すすきの会場】 札幌市中央区南4条~南7条までの西4丁目線 札幌駅前通 【つどーむ広場】 札幌市スポーツ交流施設コミュニティードーム |
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開催日程 | 【大通会場】 2021年未定 参考2020年2月4日~2月11日 【すすきの会場】 2021年未定 参考2020年2月4日~2月11日 【つどーむ広場】 2021年未定 参考2020年1月31日~2月11日 |
駐車場の有無 | 【大通会場】 有り 【すすきの会場】 有り 【つどーむ広場】 無し |
アクセス | 【大通会場】 札幌駅から徒歩15分 大通駅から徒歩1分 【すすきの会場】 札幌駅から徒歩約20分 すすきの駅から徒歩1分 【つどーむ広場】 栄町駅から徒歩約15分 シャトルバスで約10分 |
【札幌の雪祭りの楽しみ方①】おすすめの見どころ5選!
札幌の大人気雪祭りを最大限に楽しみたい人には、見どころをしっかり把握しておくことをおすすめます。以下では、札幌の雪祭りで、ぜひ注目したいおすすめの見どころを5つ紹介しましょう。
①思わずうっとりするほど美しい「氷雪像のライトアップ」
さっぽろ雪まつりの大きな見どころには、氷雪像の見事なライトアップが挙げられます。大通会場とすすきの会場には、各地に細やかで美しい彫刻を施された巨大な氷雪増が展示されるのです。
夜間には、それらの氷雪像が色鮮やかなライティングされ、昼間とは異なる幻想的な雰囲気を放ちます。
特に、大通会場の5丁目エリアの西側に展示される巨大氷像のイルミネーションは、豪華と大人気です。楽しいプロジェクションマッピングが投影されることがあるので、ぜひ注目してみてください。
②特にカップルから人気の高い「プロジェクションマッピング」
透明感のある氷雪像に映し出される、圧巻のプロジェクションマッピングも、「さっぽろ雪まつり」の見どころの1つでしょう。
さっぽろ雪まつりの広大な大通会場で行われる特別なイベントで、各エリアにある大きな氷雪像に賑やかなプロジェクションマッピングが、夜間に30分間隔で投影されます。
海外の大聖堂を再現した氷雪像や、日本の神社仏閣をイメージした氷雪像には、それぞれのイメージにマッチした映像が幻想的に映し出されるのです。カップルでうっとりと眺められる作品が多いので、ぜひ札幌の雪祭りデートには「さっぽろ雪まつり」を選んでみてください。
③北海道グルメがたくさん「食の広場」
美味しい郷土料理や名産品のある北海道札幌の雪祭り、さっぽろ雪まつりに参加する時には、グルメをメインにした楽しみ方もおすすめです。大通会場の6丁目エリアには、「食の広場」と呼ばれる出店が集中する広場が出現します。
身体が温まる札幌ラーメンやスープカレー、ザンギなどの北海道らしさが感じられるグルメを、気軽に購入して食べ比べすることができるのです。
④アクティビティが楽しめる「つどーむ会場」
さっぽろ雪まつりの見どころには、「つどーむ会場」での雪と戯れるアクティビティも挙げられます。札幌市のスポーツ交流をテーマにしたコミュニティドームが、雪祭りの期間中には「つどーむ会場」となります。
チューブに乗り、高さ100mの位置から広い雪原を滑り降りるチューブスライダーは、気分爽快になるアクティビティとして老若男女から大人気です。
また、スノーモービルで高速で牽引されていくスノーラフトも、スリリングな人気アクティビティとなっています。子供も楽しめる氷の滑り台やスノーキックボードなどもあるので、ぜひ子供と一緒にアクティビティを堪能してみてください。
⑤さっぽろ雪まつりのウラの楽しみ方として人気「雪像壊し」
さっぽろ雪まつりの通の見どころには、雪像壊しも挙げられます。雪祭りが終わると、溶けると倒壊の恐れがある巨大な雪像は、すぐに解体されていくのです。重機を使って解体されるので、午前中には大きな雪像は全て解体され、元の雪原に戻ってしまうのです。
その短い間に行われる雪像壊しの様子からは、豪快さと雪像の儚さを感じることができるでしょう。解体作業の邪魔にならないように、毎年静かに解体作業を見守る雪祭りファンも多いのです。
【札幌の雪祭りの楽しみ方②】さっぽろ雪まつり周辺の人気グルメ店3選!
会場周辺には人気グルメ店も多数ある「さっぽろ雪まつり」。会場周辺のグルメ店巡りも、さっぽろ雪まつりのおすすめの楽しみ方です。以下では、さっぽろ雪まつりの会場近くにある、おすすめのグルメ店を3つ取り上げましょう。
①道産ハンバーグの専門店「ノースコンチネントMACHI NO NAKA」
北海道産肉の質にこだわっている道産ハンバーグ専門店「ノースコンチネントMACHI NO NAKA」は、ハンバーグ好きにたまらないグルメ店です。すすきの会場からアクセスしやすく、リーズナブルな価格帯なので、休憩にも気軽に利用することができるでしょう。
肉の種類から選ぶことができ、特に北海道産の希少なエゾ鹿のハンバーグが人気を集めています。雪祭りの期間は、ジビエ肉のエゾ鹿肉の旬の時期に当たるので、ぜひすすきの会場に訪れた時には味わってみてください。
住所 | 北海道札幌市中央区南2条西1 マリアールビル地下1期 |
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電話番号 | 050-5868-6299 |
営業時間・定休日 | 11:30~15:00 17:30~22:00 不定休 |
予算 | ランチ:1,000~2,000円 ディナー:2,000~3,000円 |
駐車場の有無 | 無し |
アクセス | 大通駅から徒歩2分 |
公式URL |
②体が温まる美味しいカレー「スープカレーGARAKU」
北海道札幌の名物スープカレーが絶品の「スープカレーGARAKU」は、大通会場からほど近くの人気グルメ店です。
30種類以上の香味野菜やゲンコツなどから作る特製ブイヨンと、21種類ものスパイスを融合させたスープカレーは、まろやな味わい深い仕上がりとなっています。
富良野産の豚肉を使ったしゃぶしゃぶや、炙り焙煎角煮なども、おすすめメニューです。
住所 | 北海道札幌市中央区南2条西2-6-1 おくむらビル地下1階 |
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電話番号 | 011-233-5568 |
営業時間・定休日 | 11:30~15:00 17:00~20:00 不定休 |
予算 | ランチ:1,000~2,000円 ディナー:1,000~2,000円 |
駐車場の有無 | 無し |
アクセス | 大通駅から徒歩1分 |
公式URL |
③雪祭りを眺めながらご飯が食べられる「NEW SANKOさっぽろテレビ塔店」
大通会場から近い位置にある「NEW SANKOさっぽろテレビ塔店」は、雪祭りの様子を優雅に眺めながら、リッチな洋食が堪能できる名店です。
落ち着いた上品で大人な雰囲気を纏う人気グルメ店です。人気メニューは地元産の黒毛和牛を柔らかく煮込んだ「ビーフシチュー」で、ほろりと崩れる食感に感動できるでしょう。
住所 | 北海道札幌市中央区大通西1 さっぽろテレビ塔3階 |
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電話番号 | 050-5571-3407 |
営業時間・定休日 | 11:30~15:30 17:00~21:30 無休 |
予算 | ランチ:1,000~2,000円 ディナー:4,000~5,000円 |
駐車場の有無 | 無し |
アクセス | 大通駅から徒歩2分 |
公式URL |
【札幌の雪祭りの楽しみ方③】どんな服装で行けばいいの?
豪雪エリアである札幌で行われるさっぽろ雪まつりに、初めて参加するという人は、どのような服装で臨むべきか戸惑ってしまうでしょう。
さっぽろ雪まつりに参加する時には、長めのダウンジャケットや帽子、手袋やマフラー、滑り止めの付いた安定感のある靴で、しっかり防寒できる服装がおすすめです。
さっぽろ雪まつりの各会場では、夜間に屋外で雪像やイベントを観ることが多いでしょう。雪祭りが開催される時期の札幌は、夜間には氷点下数十度にまで下がることもよくあるので、耳や指などを外気に晒していると、霜焼けしてしまう危険性があります。
そのため、耳当てをしたりカイロをもちあるいたりといった、綿密な防寒対策が必要不可欠なのです。
しかし、会場の屋内エリアや会場近くのお店などでは、かなり暖房が効いているいる可能性があるので、温度調節がしやすいように、細かく重ね着しておくこともおすすめします。
また、さっぽろ雪まつりの各会場の屋外通路には、凍結して滑りやすくなっている部分もあるので、靴の滑り止め対策も欠かさないようにしましょう。
【札幌の雪祭りの楽しみ方④】所要時間とおすすめの時間帯
さっぽろ雪まつりのおすすめの楽しみ方を実践したいけれど、所要時間や混雑する時間が読めず、参加をためらっている人もいるでしょう。以下では、さっぽろ雪まつりの所要時間の目安や、混雑が緩和するおすすめの時間帯などを紹介します。
札幌の雪祭り(さっぽろ雪まつり)の所要時間は?
さっぽろ雪まつりの所要時間の目安は、各会場によって異なります。繊細な氷像が立ち並ぶすすきの会場の目安所要時間は、約1~2時間です。また、特に広く氷雪像が多い大通会場の所要時間の目安は、約2~3時間となっています。
つどーむ会場の目安所要時間は1~2時間ほどですが、多数のアクティビティに参加すると意外と長くなるので、時間に余裕をもって参加するようにしてください。
混雑状況とおすすめの時間帯について
札幌で最も多くの人が集まる雪祭り「さっぽろ雪まつり」には、なるべく混雑を避けて3つの会場でのイベントや雪像鑑賞などを楽しみたいものでしょう。さっぽろ雪まつりの各会場が特に込み合う時間帯は、ライトアップが行われる直前から夜間までの時間帯とされています。
そのため、なるべく込み合わない時間帯にさっぽろ雪まつりに参加したい人には、比較的混雑が緩和される平日の午前中の時間帯がおすすめです。
平日の午前中には明るい陽射しがある中で、美しくダイナミックな雪像や氷像の細かな部分まで、しっかり眺めることができるでしょう。
【札幌の雪祭りの楽しみ方⑤】ツアーとホテルの選び方
さっぽろ雪まつりの楽しみ方では、ツアーやホテルを上手く選ぶことも重要です。以下では、さっぽろ雪まつりに参加する時に、おすすめのホテルやツアーの選び方を紹介しましょう。
【ツアーの選び方】8月上旬が狙い目
さっぽろ雪まつりの各会場を、効率よく回ってみたい人には、雪祭り以外の観光スポットもスムーズに巡ることができるバスツアーがおすすめです。さっぽろ雪まつりを巡る魅力的なバスツアーの多くは、8月上旬頃から募集を開始します。
早めに申し込まないと、満員になってしまう人気ツアーが多いので、8月上旬頃にツアーを選びましょう。
【ホテルの選び方①】利便性なら大通駅・札幌駅周辺
さっぽろ雪まつりを楽しい思い出にするには、ホテル選びも大切でしょう。さっぽろ雪まつりの3会場は、札幌駅や大通駅からアクセスしやすい位置にあります。
そのため、各会場の移動における利便性を重視したい場合は、札幌駅や大通駅近くのホテルをセレクトしてみてください。
【ホテルの選び方②】値段を抑えるなら中島公園駅周辺
コスパ良くさっぽろ雪まつりを楽しみたい人には、中島公園駅近くのホテルを選ぶことをおすすめします。すすきの会場から徒歩数分の位置にある中島公園駅の、周辺のホテルは価格帯が安いので、お得に宿泊できるでしょう。
また、駅近くの中島公園でも、雪祭り期間中には日本庭園がスノーキャンドルで優しくライトアップされるイベントが行われています。
【札幌の雪祭りの楽しみ方⑥】ロッカー・トイレなどはあるの?その他注意点も!
さっぽろ雪まつりに観光途中に参加する時には、特に大荷物はロッカーに預けておきたいものでしょう。各会場の最寄り駅となっている札幌駅や栄町駅、すすきの駅や大通駅には、大小様々なサイズのロッカーが完備されています。
大通会場とすすきの会場では手荷物の預かりは行っていないので、必ず最寄駅のロッカーを活用しましょう。また、「つどーむ会場」では臨時の手荷物預かり所が1ヶ所開設されます。
しかし、有料で預けられる時間も限られているので、できるだけ最寄り駅のロッカーや宿泊施設などに荷物を預けるようにしましょう。
また、大通会場とすすきの会場には、特設のトイレは無いので、近くの札幌駅と大通駅の間の地下通りにあるトイレを利用してください。また、「つどーむ会場」の屋外エリアには、バス乗り場や運営本部近くにトイレが設置されています。
屋内エリアにはトイレだけでなく授乳室もあるので、子連れの場合はぜひ積極的に屋内のトイレを利用してみてください。さらに、乳児を連れて会場を散策する場合は、安全性を確保するために、必ず抱っこ紐で子供を抱きかかえておくようにしましょう。
人込みや雪道をベビーカーで移動したり、紐を使わずにおんぶや抱っこをして散策したりすると、転倒や大けがの危険性が高まります。そのため、小さい子供を連れて参加する人は、必ず抱っこ紐を用意しておきましょう。
札幌の雪祭りと一緒に行きたい!人気観光地・イベント3選!
札幌には、ぜひさっぽろ雪まつりと一緒に楽しみたい観光地やイベントがたくさん存在しています。以下では、さっぽろ雪まつりと合わせた楽しみたい、おすすめの観光スポットやイベントを取り上げましょう。
①【観光地】ファミリーに大人気「札幌市円山動物園」
レッサーパンダやホッキョクグマなどの、人気の動物を自然体で展示している「札幌市円山動物園」は、ファミリー層から特に愛されている観光スポットです。展示内容が充実しており、小中学生は無料というコスパの良さは、ファミリー層には魅力的でしょう。
大迫力のホッキョクグマ館では、透明な水中トンネルから、泳ぐホッキョクグマの様子を見学できます。
住所 | 札幌市中央区宮ヶ丘3番地1 |
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電話番号 | 011-621-1426 |
営業時間・定休日 | 9:30~16:30 第2第4水曜定休 8月のみ第1第4水曜定休 4月と11月のみ第2週の平日定休 年末定休 |
料金 | 大人800円 高校生400円 小中学生無料 |
駐車場の有無 | 有り |
アクセス | さっぽろ駅から車で15分 |
②【観光地】札幌観光の定番「中央卸売市場場外市場」
札幌のグルメを食べ尽くしたい人には、道内の名産が集中している「中央卸売市場場外市場」がおすすめです。
札幌のグルメ観光の定番ともなっている元気な市場で、観光客も気軽に新鮮な魚や果物などを購入でいる場外エリアには、絶品グルメ店も多数立ち並んでいます。
住所 | 北海道札幌市中央区北11条西21-2-3 |
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電話番号 | 011-621-7044 |
営業時間・定休日 | 6:00~17:00 無休 |
駐車場の有無 | 有り |
アクセス | 桑園駅から徒歩9分 |
③【イベント】網走や知床などのエリアで「オホーツク海の流氷」
北海道のオホーツク海の迫力を体感したい人には、網走や知床などで開催されるイベント「オホーツク海の流氷」をおすすめします。
毎年1月中旬頃に網走や知床にはサハリンから圧巻の流氷が流れ着き、雪祭りの時期には流氷の上を歩いたり、砕氷船に乗って流氷を眺めたりすることができるのです。
流氷の上を歩くイベントでは、ドライスーツを着て海水に入り、アザラシと戯れるという貴重な体験もできます。
楽しみ方がたくさんある札幌の雪祭り(さっぽろ雪まつり)に行こう!
今回は、札幌の冬のビッグイベント「さっぽろ雪まつり」の楽しみ方について、詳しく取り上げました。3つの会場ごとに、個性豊かな見どころが多数ある「さっぽろ雪まつり」を満喫したい人は、ぜひ今回紹介した楽しみ方を試してみてください。