札幌駅の駅弁おすすめランキング！北海道食材使用の人気弁当も紹介

北海道の西部、札幌市にあるJR札幌駅は、JR北海道最大のターミナル駅です。在来線だけではなく、道内各地への特急列車、北海道の空の玄関口である新千歳空港への快速列車などが発着します。

また、延伸予定の北海道新幹線は、現在は青森から新函館駅までのみ開通していますが、将来的にはJR札幌駅を始発・終点とする予定で、完成すればばすます便利になると予想されます。

そんな札幌駅には、北海道各地のおいしいものも集まります。特に駅弁の豊富さ、おいしさは有名で、駅弁を食べるために札幌駅発着の電車に乗る人も。北海道といえば車での旅行がイメージされますが、たまには駅弁片手に電車の旅もいかがでしょうか。

札幌は横浜市、大阪市、名古屋市に次ぐ4番目の人口を擁する北海道の政令指定都市で、北海道の政治、経済、文化の中心です。1869年（明治2年）には「北海道開拓使」が設置され、屯田兵の入植や、都市開発が進められました。

1972年（昭和47年）にアジア初の冬季オリンピックが開催されたのを皮切りに、イベントや展示会、企業の会議などを積極的に誘致しており、ユネスコの「メディアアーツ都市」にアジアで初めて選ばれました。

市内には「旧北海道庁本庁舎」や「時計台」など明治初期から大正時代にかけての文化財が残り、大通り公園の雪まつりなどとともに、魅力的な観光スポットが数多く存在します。

まずは第9位～第7位です。コンパクトで食べやすく、価格もリーズナブルなお弁当が揃っています。

竹皮風の容器にカニ・鮭・帆立の3種のおにぎりと卵焼き、煮物がバランスよく入ったコンパクトなお弁当です。小さいながらもしっかりと北海道を感じられる海の幸が入っていて、煮物とお漬物が入って栄養バランスもGood。

女性や近距離の旅にちょうど良い量が嬉しい駅弁です。姉妹品「ひぐまの笹寿司」もおすすめです。

駅弁の定番、助六寿司です。移動が長くて疲れると食欲もなくなりがちですが、こちらの「おすし」は太巻き、細巻きにいなり寿司が入った飽きがこない内容で、すっきりとお腹に収まります。

新たな年号「令和」を記念した新作の駅弁です。新たな門出をイメージしたた日の出のパッケージがまぶしい一品で、たっぷりとカニのほぐし身が乗ったかにめしが、記念価格の1000円で食べられるお得な駅弁です。

第6位～第4位はおいしい北海道のグルメを堪能できる駅弁が勢ぞろい。快適な列車の旅のお供におすすめです。

札幌駅で唯一販売されている定番の幕の内弁当がこちらの「幕の内弁当いしかり」です。札幌は北海道の中でも西部にある「石狩振興局」に属していて、北海道最大の稲作地帯である石狩平野や鮭などの漁業で賑わった石狩湾などがあります。

そんな石狩の恵みを一つのお弁当に詰め込んだのがこの商品です。鮭やホタテなどの北海道らしいおかずと、煮豆や卵焼きなどの定番のおかずがバランスよく食べられるおすすめの駅弁です。

北海道の美しく雄大な自然環境の中で育てられた地鶏「知床どり」を使ったとりめしのお弁当です。

北海道東部、知床半島のブランド鶏である「知床どり」は、植物性飼料を与えて育てているため臭みが少ないお肉が自慢です。また、北海道産の小麦や海藻粉末を飼料に配合し、地産地消に取り組むブランドでもあります。

そんな「知床どり」のとりめしに、さらに照焼きも乗せた贅沢なお弁当は、知床へ向かう列車の旅に最適。札幌から知床までは、網走へ向かう特急「オホーツク」または釧路へ向かう特急「おおぞら」経由でアクセスできます。

爽やかな笹の香りが嬉しい「ひぐまの笹寿司」は、第9位でご紹介した「ひぐまの贅沢おにぎり」の姉妹品です。笹に包まれたお寿司は、厚切りサーモン、炙りうにホタテ、タラバガニ、ズワイガニ、鰊親子の全5種類。

どれも北海道の海の幸をふんだんに使った贅沢なおすしです。押し寿司だけあって翌日まで日持ちするので、帰りにお土産として購入するのもおすすめです。思い出に残る一品をぜひ食べてみてください。

いよいよベスト3の駅弁です。華やかで贅沢なこれぞ北海道というお弁当が揃っています。お腹を満たすだけではない、旅の思い出の一部となる駅弁をぜひご賞味あれ！

北海道の海の幸はいろいろあれど、やっぱり王様はカニではないでしょうか。そんな北海道のカニを贅沢に食べ比べできるのが「New三大蟹弁当」です。ズワイガニ・タラバガニ・花咲ガニの3種類のカニがたっぷり入ったお弁当は、見た目にも華やか。

どのカニが一番好きか、ぜひ食べ比べてみてください。旅の同行者とシェアするのもおすすめです。

札幌が属する石狩振興局では、古くから鮭漁が盛んでした。現在でも管区内の厚田川や牧佐内川などで鮭の遡上がみられるなど、アイヌの時代から石狩は鮭とともに発展してきました。有名な郷土料理「石狩鍋」も鮭を使った鍋料理として知られています。

「石狩鮭めし」はそんな石狩の鮭文化を感じさせてくれる駅弁で、札幌駅ならではのおいしさが詰まっています。ごはんは鮭のほぐし身の混ぜご飯で、上にはイクラの醤油漬けがたっぷりと乗っています。おかずに添えられた鮭の昆布巻きも良いアクセント。

堂々の1位は「海鮮えぞ賞味」です。カニの酢漬け、サーモンの酢漬け、蒸しウニ、ボイルした帆立貝、イクラの5つの北海道の珍味を1つのお弁当に詰め込んだ、究極の駅弁です。

ご飯は酢飯でちらし寿司仕立てになっており、たっぷりの海鮮もすんなりとお腹に入ります。北海道の島の形にカットされた昆布も添えられ、写真映えもバッチリ。一番人気もたっとくの一品です。

寒さ厳しい北海道の冬の旅では、暖かいものが欲しくなります。駅弁を食べて電車の中でブルブル…とならない、温めて食べられるお弁当もご紹介します。

北海道産の牛肉を使用した「あったか牛めし」は、甘辛い味付けでごはんが進む、定番の牛飯です。にんじんとししとうがいろどりよく乗せられ、食欲をそそります。

操作はとても簡単で、容器の横についたひもを引っ張るだけ。蒸気によって8分ほどでお弁当が温まるしくみです。寒い北海道の冬、暖かいお弁当で快適な旅を！

北海道のグルメといえば海鮮をイメージしがちですが、お肉も忘れてはなりません。特にジンギスカンは、北海道のお肉グルメとして人気です。

こちらの「ジンギスカンあったか弁当」は、上でご紹介した「あったか牛めし」と同じく、紐を引っ張って蒸気で温めるシステムで、ほかほかのジンギスカンが食べられます。やわらかい羊肉がお肉派にダントツの人気です。

札幌駅は北海道最大のターミナル駅で、広い構内では方角を見失いがちです。また、大きな荷物を持っていたり、電車の発車時刻が迫っていたり、駅の中ではとかく慌ただしくなりがちです。

札幌駅構内で駅弁が買えるおすすめのお店をリストアップしましたので、ぜひ旅の計画に役立てて、余裕ある旅行にしてください！

札幌駅構内に6店舗を構える「弁菜亭」は、JR札幌駅の駅弁の最大手。改札外、改札内、ホーム上にあるので、買い忘れもなく安心です。また、札幌駅のオリジナル駅弁は全てこちらの「弁菜亭」が製造しているので、できたてのお弁当が食べられるのも嬉しいポイント。

駅弁を専門に取り扱っているので、他のお店で売り切れていてもこちらの「弁菜亭」ではまだ在庫がある場合も。お目当ての駅弁が決まっている場合はこちらのお店がおすすめです。

営業時間は店舗ごとに異なるので注意が必要です。

都内など日本各地にもある北海道のアンテナショップ「北海道どさんこプラザ」ですが、本家の札幌駅構内にもお店があります。他では手に入らない地元の特産品などもあるので、ちょっと変わったお土産やおやつを購入したい方におすすめです。

もちろん、駅弁の品揃えも豊富です。

駅弁だけではなくお土産も一緒に購入したいという方におすすめなのが「北海道四季彩館札幌西店」です。こちらのお店では、主要な人気駅弁や北海道のお土産が購入でき、お土産は店舗から発送も可能です。

北海道旅行はどうしても移動距離が長くなりがちなので、発送サービスなどを賢く使って身軽に旅をするのがおすすめです。

広い北海道内の移動では、朝早く出発する必要があることも多いです。また、人気の駅弁はすぐ売り切れてしまうので、どうしても手に入れたい場合はできるだけ早く購入するのがおすすめ。JR札幌駅構内で一番早くお弁当が買える場所は、ぜひとも把握しておきたいものです。

JR札幌駅構内で一番早くお弁当が買えるのは「弁菜亭改札内北側店」で、開店時間は5:45です。「弁菜亭改札内北側店」は、JR札幌駅の改札に入って中央北側にある店舗です。

同じ「弁菜亭」でも、南側にある「弁菜亭改札内南側店」は営業時間が異なるので注意が必要です。

本州から札幌駅までは、飛行機、鉄道、高速バスとフェリーでアクセスできます。

飛行機では、本州各地から新千歳空港まで空の便を利用し、新千歳空港から札幌駅までは快速エアポートに乗ります。8時台から22時台まで、ほぼ15分間隔で、最短26分とスピーディーにアクセスできます。本州から札幌までの、一番主要な経路です。

2016年に開業した北海道新幹線によって、本州〜北海道間の鉄道アクセスも飛躍的に便利になりました。東京から新幹線「はやぶさ」と特急「スーパー北斗」を乗り継いで、ゆったりと列車の旅というのもおすすめです。

また、都内や東日本各地からは高速バスとフェリーでも移動可能です。夜間を有効に利用できるので、体力のある方にはおすすめです。

海の幸も山の幸も豊富な北海道では、駅弁もバリエーション豊かです。特に北海道の主要ターミナル駅のひとつである札幌駅には、北海道各地から様々なグルメが集まってきます。

札幌駅発の列車で旅をするときには、ぜひ人気の駅弁も旅のお供に加えてみてください。北海道を旅する楽しみがより一層感じられるのでおすすめです。