札幌村神社のお祭り・秋季例大祭(御祭禮)の様子や日程について紹介
札幌村神社は、札幌市にある神社です。この記事では、札幌村神社のお祭りや、秋季例大祭(御祭禮)の様子や日程について紹介しました。お祭りの日に御朱印がもらえるのかどうかやアクセス方法についても紹介したので、ぜひチェックしてみてください。
目次
札幌村神社のお祭り「秋季例大祭」について紹介!
札幌村神社は、札幌市東区にある神社です。
この記事では、札幌村神社にあるお祭り「秋季例大祭」について紹介していきます。
札幌村神社ってどんな神社?
札幌村神社が、どんな神社なのかについて詳しく紹介していきます。札幌村神社は、住宅街のなかにポツンとある比較的小さな神社です。お祭り以外の日は、とても静かな場所となっていて、落ち着いてお参りすることができます。
本来は「札幌神社」という名前で創立を目指していました。しかし、現在の北海道神宮がその当時は札幌神社という名称だったため、許可がおりずに「村」を加えて1899年(明治32年)に札幌村神社になったのです。
札幌村神社には、大国魂神(おおくにたまのかみ)・大穴牟遅神(おおなむちのかみ)・少名彦神(すくなひこなのかみ)が祀られています。この三柱は開拓三神と呼ばれる神様で、札幌の神社は開拓三神を祀られている神社がほとんどです。
大国魂神(おおくにたまのかみ)が「国土そのものの神霊」で、大穴牟遅神(おおなむちのかみ)が「国造りの神」、少名彦神(すくなひこなのかみ)が「国造りの協力神」です。大穴牟遅神(おおなむちのかみ)は、色々な異名のある神様で、「大国主神(おおくにぬしのかみ)」という呼ばれ方もします。
札幌村神社のご利益は様々なものがあり、縁結び・恋愛成就・安産祈願・子授かり・子宝・合格祈願・学業成就・商売繁盛・夫婦円満・家内安全・病気平癒・健康祈願・芸能上達・必勝祈願・交通安全などです。
札幌村神社の境内には、「日露戦役忠魂碑」もあります。これは、日露戦争の戦死者を供養するためのもので、台座の中台の周りに「發起人」の10人の名前と、「寄附者」の名前が金額ごとに刻まれています。
2007年8年に、札幌村神社の新社殿が造営されました。地元に人たちに、とても愛されている神社です。札幌村神社では、変わった手水舎を体験することができます。
手水舎に行ってみるとわかるのですが、水が流れていなくて止まっています。よくみると、水が出る場所のあたりに柱があり、ボタンと注意書きがあります。注意書きには「手前左柱(参道側)に水の出るスイッチボタン有ります」と書いてあります。
柱のボタンを押すと水が出てきます。冬の時期は、凍結防止のため、水は流れないようになっているので注意してください。
札幌村神社のお祭り「秋季例大祭」の日程はいつ?
ここからは、札幌村神社のお祭り「秋季例大祭」の日程について詳しく紹介していきます。
お祭りは2日間
札幌村神社のお祭りは、2日間となっています。毎年9月の上旬に行われています。
1日目が初日・宵宮祭となっていて、2日目が本祭です。1日目は、16時30分からスタートとして、17時30分から檜山神楽奉納、18時30分から20時30分まで歌謡演芸奉納が行われます。
2日目は、9時から12時まで神輿渡御祭、13時からが子ども神輿、14時30分から子ども相撲が始まります。その後、17時30分から檜山神楽奉納、18時30分から20時30分まで歌謡演芸奉納が行われます。
例大祭奉納行事
札幌村神社の例大祭奉納行事は、1日目に13時からスタートする北栄地区子供神輿、16時30分からスタートする宵宮祭、17時30分からの檜山神楽奉奏となっています。
2日目にも例大祭奉納行事があり、9時から12時までの神輿渡御祭、12時からの鉄東17分区子供神輿、14時30分からの子ども相撲、17時30分からの檜山神楽奉奏です。
奉納演芸
札幌村神社の奉納演芸は、1日目も2日目も18時30分から20時30分までやります。
奉納演芸の舞台は札幌村神社の社務所で、演歌歌手や民謡歌手が歌声を響かせます。
過去には、演歌歌手の島あきのさん、演歌歌手の夏木ひとみさん、演歌歌手の彩川さくらさん、演歌歌手のはかまだ雪絵さん、演奏会あらたが出演してきました。
札幌村神社のお祭り「秋季例大祭」の様子は?
札幌村神社のお祭り「秋季例大祭」の様子を紹介していきます。
普段はひっそりと佇んでいるという雰囲気の札幌村神社ですが、「秋季例大祭」が開催されている期間は屋台や露店がたくさん出店していて、人も多く訪れているのでとても賑わっています。
境内にある土俵では、伝統の子ども相撲が行われていて、こちらも賑わいます。また、札幌市内で開催されるお祭りでありながら、道南の檜山地方に伝わる「檜山神楽」の舞を1日目・2日目の両日で見ることができます。この「檜山神楽」が、「秋季例大祭」の一番の見物となっています。
以前は、桧山神楽は奉納演芸と同じく社務所の舞台でやっていましたが、最近では本殿の中で奉奏されるようになりました。そのため、社務所の舞台でやっていた頃よりも、観覧スペースは狭くなってしまっています。
桧山神楽では、神話にまつわる舞・獅子舞・害虫を払い豊作を祈願する舞などが、1時間にわたって奉奏されます。
桧山神楽の最後は、獅子舞です。お子さんや赤ちゃんが獅子舞に噛まれて、泣いてしまうこともあります。剣舞はかなり必見です。真剣で、飾られていた扇・紙垂が切られて、近くに座っていた方に真剣で切られた扇・紙垂が授与されます。そのため、切られた扇・紙垂をもらいたいという方や、間近で剣舞を見たいという方は早めに席を取りに行くといいでしょう。
札幌村神社では、檜山神楽が正月にも奉奏されています。檜山神楽は、札幌村神社の絵馬の絵柄にもなっているので、こちらもぜひチェックしてみてください。
札幌村神社のお祭りの間は御朱印がもらえない?
札幌村神社のお祭りの間は、残念ながら御朱印帳に御朱印がもらえません。これは、札幌村神社の神職の方が、1人しかいないためです。お祭りの際は神職の方も色々な仕事があるため、忙しくて対応できないのです。
ただ、御朱印帳に御朱印をもらうことはできませんが、事前に書かれている御朱印をいただくことはできます。御朱印は300円です。
もし、どうしても御朱印帳に御朱印を記帳してもらいたいという方は、お祭り以外の時期に札幌村神社を訪れるようにしてください。
札幌村神社へのアクセス方法
札幌村神社へのアクセス方法を紹介していきます。
札幌村神社は、地下鉄東豊線環状通東駅の1番出口から歩いて3分ほどで行くことができます。環状通東駅の1番出口を出て左側に、北洋銀行があります。北洋銀行の方に向かって、北洋銀行の角を左折してください。この道をまっすぐ歩くと、2分ほどで札幌村神社にたどり着けます。
また、市営環状通東バスターミナル駅からアクセスすることもできます。市営環状通東バスターミナル駅からは、歩いて5分ほどです。
住所 | 〒065-0016 北海道札幌市東区北16条東14丁目3−1 |
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電話番号 | 011-741-7789 |
営業時間・定休日 | 24時間 社務所受付時間:9:00~17:00 |
アクセス | 地下鉄東豊線環状通東駅 1番出口より3分 市営環状通東バスターミナル駅から 徒歩5分 |
駐車場の有無 | 無料駐車場有り 10台 ※1月1日~3日は利用不可 |
公式URL | https://hokkaidojinjacho.jp/%e6%9c%ad%e5%b9%8c%e6%9d%91%e7%a5%9e%e7%a4%be/ |
札幌村神社のお祭り・秋季例大祭(御祭禮)に行こう!
札幌村神社のお祭り・秋季例大祭(御祭禮)の様子や、日程について紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
札幌村神社は、札幌市東区にある神社で、住宅街のなかにポツンとある比較的小さな神社です。普段はとても静かな場所で、落ち着いて参拝ができる神社ですが、お祭りの日はとても賑わいます。
ぜひ、札幌村神社のお祭り・秋季例大祭(御祭禮)に行ってみてください。