照国神社のお守りは？人気の御朱印･お宮参りなどお祭りも紹介

鹿児島県鹿児島市にある照国神社は、行われている行事や人気のお守り、御朱印などがあり、訪れる人が多く人気があります。この記事では、照国神社のことを詳しく知りたいという方のために、お守りや御朱印、お祭りなどを紹介していきます。

さてお守りの前に。鹿児島県鹿児島市にある照国神社（てるくにじんじゃ）とはどんな神社でしょうか。市街地にある大きな神社。 広々していて、きちんと整頓されています。鹿児島の市街地にあり、ゴミひとつないきれいな神社。

いたるところに薩摩の家紋があり、カッコイイです。立派な社殿、大きな鳥居、鹿児島のみなさんに愛されていることが伝わってきます。アクセスも良く、勾配もすくないので参拝しやすいでしょう。駐車場広め、トイレ有り資料館もあります。

鳥居は白い大きく、砂利参道の石段を数段上がります。広場は駐車場です。右に社号標、照国神社の由来板。左に由緒板。正面には大きな献木「斉鶴」、鶴が翼を大きく広げたような木です。右に休息所「浩然亭」・手水舎があります。左に神殿斎場です。

創建は1862年と比較的新しく、明治時代初期に流行した藩祖を奉った神社の一つです。主祭神は照国大明神（島津斉彬公）。島津斉彬（しまづ なりあきら）は、薩摩藩の第11代藩主で幕末の大名でした。薩摩藩よる富国強兵や殖産興業に着手です。

国政改革にも貢献した幕末の名君で、西郷隆盛らを育て、多くの幕末志士に影響を与えました。斉彬は、子どもの頃から学問を好み、海外の情勢に最も明るい大名。島津斉彬の拝殿もあるので、ゆっくりと時間をかけて島津家の歴史を勉強しましょう。

鶴丸城の西にあり、斉彬公の人柄、功績を慕い、民の願いにより創建された照国神社。西南の役で焼失、再建、太平洋戦争で焼失、昭和33年拝殿、42年新門を再建、平成6年御鎮座130年記念に弊殿を拡張しています。   

ここからは、照国神社のお守りや種類を紹介していきます。照国神社のご利益は、 地域守護（鹿児島の総氏神様）商売繁盛（富国強兵に努めた）学業向上（学問を好む祭神）です。

また、未来の日本のために尽力された祭神でもあるので、地域守護のみならず、国家守護のご利益もいただけるでしょう。

照国神社のお守りは、島津家に由来するお守りがオススメです。幕末ファンはぜひ手に入れたいでしょう。神門を抜けて右側にお守りとおみくじ売り場があります。照国神社には、 様々なご利益があるお守りがご利益別に様々なものを取り扱っています。 

照国神社のお守りを見ると、菊の文様ではなく島津家の家紋である、円の中に十文字。この十文字が入った文様が入っているのでわかりやすく照国神社ならではのお守りとなっております。厄難消除御守もあり、 島津家に伝来した島照国神社に奉納した刀を模した「厄除け」のお守りです。

その他「万事開運守」は願いをまんべんなく叶えてくれそう。「願い叶う御守」は色彩鮮やかでかわいい感じ。「交通安全守」や幸せを呼んでくれるかわいいお守りがたくさんあります。どれにするか悩むでしょう。

お守りの種類も多く、中でも人気のお守りは、デニム生地の幸運守が格好いい。おしゃれなデザインの珍しいお守りで、デニム素材を使用した珍しいデニム地のお守り「幸運御守」。幸守という名前のお守りです。

手触りもよく丈夫で、アクティブに動く方や若い方がファッション感覚でつけています。このお守りは、ご利益は学業。効果のあるお守りなので、特に若い方々に人気のお守りとなっています。照国神社の社務所で価格は800円として購入できます。 

照国神社の御朱印を授与できる場所は、照国神社の拝殿の左側に御朱印の授与所が設けられています。その御朱印の授与所で御朱印の拝受を行われることができます。御朱印帳忘れた方でも、大丈夫です。

くれぐれも時間に余裕を持って御朱印の授与所を訪れましょう。帰宅後に、あとで自分の御朱印帳に貼り付けを行うことができるように紙に記入された御朱印もあり、拝受が可能です。御朱印の受付時間も前述の照国神社の受付時間と同様です。

照国神社の御朱印は「奉拝 照国神社」と日付と書かれたシンプルなデザイン。共に達筆な筆さばきで書かれ、照国神社の印が押されています。コロナなどで時期的に書き置きのものになるようですが、日付はしっかり記載されていています。

照国神社の御朱印の料金は、御朱印のみ授与の場合は、初穂料が500円と一般的な神社仏閣での御朱印の料金は300円なので違いがあります。

また、御朱印と御朱印帳がセットになった便利なものが用意されて、こちらは初穂料1800円となっておりますが、セットの価格。人気もあります。 

ここからは、照国神社の見どころ･お祭り7選！を紹介します。

 照国神社では、毎年2月3日に恒例の「節分祭」が行われます。格式高い雰囲気の照国神社ですが、境内では「鬼は外、福は内」の威勢の良い掛け声がかかります。豆まきが始まると「こっちにも、届かないよ」などと参拝客からも催促の声が。

豆には景品の番号は入っており、景品引換所にもたくさんの人が並びます。厄除開運・病魔退散などを祈願して行われます。「節分祭」に足を運んでみてはいかかでしょうか。

鹿児島で最大の６月灯（夏祭り）が開催される神社です。 鹿児島では、ロッカッドーという愛称で親しまれている六月灯とは、鹿児島県内の各神社や寺院で決めた日に行われるお祭り。照国神社の六月灯は、鹿児島県内の神社や寺院の中でも1番大きな規模で行われる六月灯です。 毎年非常に大賑わいで大盛況となっています。 

見どころも多いです。 大小さまざまな800個もの灯篭が立ち並び、神社を美しく照らし出す姿は幻想的でしょう。六月灯は、旧暦の六月、鹿児島の各寺院や神社でお祭りが開催されます。現在の暦の上では七月ににあたるこの月に日を決めているのです。

照国神社で六月灯が開催される時期は、六月灯の前夜祭は7月15日、六月灯の頌徳祭は7月16日に執り行われていて、毎年御祭神の命日に合わされております。訪れる方は鹿児島県内からも、県外からたくさんの観光客もやってきます。
 

鹿児島では、「七草参り」という風習があるといわれ、七草祝いを行う日は1月7日です。数え年で7歳になった男の子、女の子が袴や着物を着て神社で祈願します。薩摩藩時代から子供の無病息災を祈る伝統行事で、数え年で７つになった子供が対象。

七草祝の祈願を神社で受けます。その後、重箱を持って７軒の家を廻って七草がゆをもらうそうです。七五三のときのように着物や袴で着飾り、 照国神社などではご祈願の方に、七草がゆを授与しています。 

照国神社では「日の丸」が特別です。日本の近代化を力強く進めた斉彬公は、他にも大切なものを残しました。それが「日の丸」。照国文庫資料館には日の丸「筑前茜染日章旗」が保存されています。

島津斉彬公が取り組まれた造船事業があります。その際、日本船と外国船を区別するための旗が必要と考えた斉彬公は「日の丸」を日本の総船印とするよう幕府に提案。

幕府はこの提案を採用し、その後国旗へと昇格。今でもこのことを記念して、照国神社では「国旗祭」という祭りを7月11日に斎行しています。 

鹿児島県鹿児島市にある照国神社では、毎年10月28日に恒例の「例祭」が行われます。なんとも格式高く、厳かな雰囲気漂う照国神社。「例祭」は、1年の中でも最も重要な祭事として、多くの人に親しまれています。

境内には、地域の方のみならず遠方からもたくさんの人が訪れ、賑わいを見せています。鹿児島市民の平和と弥栄を祈願し、神徳を唱えます。是非、皆さんもこの機会に足を運んでみてはいかがでしょうか。

地元鹿児島の方は元より、全国から参拝者が訪れ、お宮参りや七五三などのイベントでも、多くの人が参拝されます。 照国神社では、お宮参りの祈祷を受けることが可能。赤ちゃんやご家族の体調を配慮して、生後30日前後の日程でお宮参りを受付。

初穂料はこの神社での習わしとして、6,000円と10,000円の2種類から選びます。受付時間は8:30から17:00までで、特に午前中にお宮参りに参拝される方が多いです。 七五三のお土産が欲しい方は初穂料1,500円で買うこともできるでしょう。

ご祈祷では予約の必要はありません。七五三などの大きな祭事には混雑することもあり、11月中の土・日・祝日は祈願1件につき、1家族1台1時間分の駐車料金を負担してくれるそうですので、詳細は神社に確認しましょう。

照国神社の大鳥居を潜って、すぐ正面には斉鶴と呼ばれるイマヌキの木、手水舎、灯篭と続き、社殿に到着して御祈祷のための受付を行います。御祈祷受付は、予約の必要は無く受付順に行われます。照国神社の神門左側にある社務所にて行います。

そこで必要事項を記入して初穂料を納めて待機です。待機時間は、前のご祈祷が終了すると随時御殿に案内されるシステムのようです。受付時に集まっているグループで行います。そのためタイミングがちょうどが良ければすぐに御祈祷を開始し、そのあとになると20分後です。

照国神社の初穂料は6,000円と10,000円の2種類になります。8:30～17:00の間で、20分サイクルでご祈祷が行われます。御殿で厳粛な時間を過ごし、終了後は授与品を頂いて解散です。 神社から歩いて1分のところにフォトスタジオがあります。    

鹿児島中央駅からバスで5分ぐらい。アクセスは簡単です。照国神社へのアクセスは、車か、鉄道の場合は鹿児島中央駅に行き、そこから市電、徒歩、レンタサイクルがあります。 照国神社の最寄り駅は、R鹿児島中央駅。徒歩で約20分ほどかかります。

JR鹿児島中央駅からバスを利用した場合は、10分ほど乗車後に天文館というバス停で降り、そこから照国神社までは徒歩で5分ほどとなっています。また、JR鹿児島中央駅から市電の利用も能です。市電を10分ほど乗車後に天文館で降り、徒歩で5分ほどです。

照国神社まで自動車でアクセスする場合は、九州道鹿児島北インターチェンジを降りましてから、国道3号線を経由して照国神社までアクセスする方法がおすすめです。九州道鹿児島北インターチェンジを降りた後、国道3号線を20分ほど走ると到着できます。  

照国神社のお守りや人気の御朱印･お宮参り・お祭りなどを紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。照国神社は、迫力があり地元では人気はありますが、 観光客では意外と存在すら知らなかったという方もいます。

訪ねてみてびっくり。すごく大きい神社で厳かな雰囲気がとてもありがたく感じます。お守りや御朱印ももちろんですが、パワースポットとしてもぜひ、鹿児島に行ったらぜひ立ち寄ってみましょう。