雲昌寺はあじさいの綺麗な秋田･男鹿の絶景スポット！雲昌寺ブルーを見に行こう

秋田県男鹿市にある「雲昌寺（うんしょうじ）」は、観光スポットとしてとても人気です。この記事では、「雲昌寺」について詳しく紹介しました。

秋田県男鹿市にある雲昌寺（うんしょうじ）は、あじさいが綺麗な絶景スポットです。ここからは、雲昌寺のあじさいについて詳しく紹介していきます。

雲昌寺は、境内一面に広がる青いあじさい「雲昌寺ブルー」の美しい景色が有名です。雲昌寺があじさいの名所となったのは、雲昌寺副住職の古仲宗雲（こなかしゅううん）さんがきっかけです。

ある日の夜、雲昌寺副住職の古仲宗雲さんは、境内の片隅にひっそりと咲いていた1株のあじさいの美しさに心を奪われました。そのあじさいのあまりの美しさに、古仲宗雲さんはあじさいの株分けや挿し木を続け、今の「雲昌寺ブルー」が作られたのです。

つまり、雲昌寺で見ることのできる「雲昌寺ブルー」を作り出す1500株以上あじさいは、すべてが古仲宗雲さんが最初に見つけた1株のあじさいから株分けされたものなのです。

15年以上経って観光名所として注目されるようになった雲昌寺には、現在年間4万人以上の人が訪れています。

雲昌寺は、夜間になるとあじさいがライトアップされます。ライトアップされる時間帯は18時30分から21時30分までです。

夜間にライトアップされたあじさいもとてもおすすめなので、ぜひ見てみてください。ちなみに、日中に雲昌寺のあじさいを見て、夜ライトアップされたあじさいも見たいという場合は別料金になるので注意してください。

あじさいが見頃となる時期は、6月中旬から7月上旬です。この時期に雲昌寺にある1500株以上のあじさいが見頃を迎え、男鹿温泉郷発着の「男鹿半島・感動のあじさい号」によるツアーも開催されます。

ツアーは「朝のあじさい寺見学プラン」と「雲昌寺・あじさいナイト 見学プラン」が有り、実施期間は2020年だと6月20日から7月5日となっています。興味がある方は、ぜひ公式サイトをチェックして申し込んでみてください。

ここからは、雲昌寺のおすすめの楽しみ方について紹介していきます。雲昌寺を実際に観光する予定という方は、観光する前にぜひチェックして見てください。

雲昌寺には、願いが叶うと言われている「ハート石」があります。雲昌寺にはハート石が7つあり、これらの石は雲昌寺副住職の古仲宗雲さんによって置かれました。

雲昌寺に観光に訪れた方達に楽しんでもらうために、このようなことを思いついたようです。雲昌寺境内にある７つすべてのハート石を見つけると願いが叶うようです。

どうしても叶えたい願い事がある方は、ぜひ7つのハート石をすべて見つけて願い事を叶えてください。

雲昌寺の周辺には食事ができるグルメスポットもあります。雲昌寺から最も近いお店は「亀寿司食堂」で、あじさい観賞期間だけの限定メニュー・昼定食もあります。おすすめは刺身定食で、小鉢には男鹿の名物であるとろとろわかめが入っています。

また、雲昌寺の近くには老舗のお菓子屋「鈴木金栄堂」が営む食堂「シャポー」もあります。「シャポー」では、ラーメン・カレーライス・カツカレー・中華丼・ハンバーグなどいろいろなものを食べることができます。

「男鹿ぶるーべりーガーデン」には併設しているカフェがあり、こちらでランチやスイーツをいただくことができます。ガーデンで収穫したブルーベリーを使ったスイーツ・ブルーベリーパンケーキは絶品です。

テラス席もあるので、天気が良い日はぜひテラス席で美味しいスイーツを食べてみてください。

また、雲昌寺限定で「ババヘラあじさいアイス」もあじさいが咲いている時期に販売されています。ババヘラアイスは、秋田県でよく露天販売されている氷菓の一種です。よく販売されているババヘラアイスは、イチゴやバナナ、レモン味が多いです。

雲昌寺にて期間限定で販売されている「ババヘラあじさいアイス」はラムネ&ブルーベリー風味となっています。色も青と紫色をしていて、「雲昌寺ブルー」となっています。

とても爽やかな風味で、色的にも涼しげなので、ぜひ食べてみてください。

雲昌寺にはカフェコーナーもあり、色が変わる「あじさいティー」もいただく音ができます。「あじさいティー」はハーブの一種・バタフライピーのお茶で、レモン果汁を入れることによって色が変化します。

「あじさいティー」は400円です。カフェコーナーには、りんごジュースやコーヒーも販売しているので、喉が渇いたらぜひカフェコーナーに立ち寄ってみてください。

カフェコーナーは日によって休みの場合もあるので、注意してください。

雲昌寺はあじさいの名所ですが、お寺なのでお参りも忘れずにしっかりとしましょう。

雲昌寺は、男鹿霊場三十三所第二十五番となっているお寺です。

雲昌寺の御朱印は1度目にもらった場合は「あじさい」のスタンプ、2度目は「寺紋の周りにあじさい」のスタンプ、3度目は「手水鉢にあじさい」とスタンプを変えた御朱印をいただくことができます。

ただ、あじさい観覧期間中に御朱印をもらおうとすると、御朱印帳に記帳してもらうことはできず、台紙でもらうことになります。

もし、御朱印帳に雲昌寺の御朱印をいただきたい場合は、あじさい観覧期間中でないときにお参りするようにしましょう。

ここからは、雲昌寺へのアクセス方法について紹介していきます。雲昌寺は、あじさい鑑賞期間に合わせて、「あいのりタクシーなまはげシャトル」に通常はない「雲昌寺」がルートに追加されます。

「あいのりタクシーなまはげシャトル」の発着所 は、雲昌寺前の坂をのぼった交差点付近で、雲昌寺から徒歩5分です。

昭和男鹿半島ICから雲昌寺まで、車で行くと約45分です。男鹿駅からレンタカーなどで雲昌寺へ向かおうとする方もいるのですが、男鹿市内にはレンタカーがないので注意してください。

どうしてもレンタカーを借りていきたいとういう場合は、秋田駅や空港などで手配するようにしましょう。

秋田県男鹿市の雲昌寺の見どころについて紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。雲昌寺は、あじさいの綺麗な秋田･男鹿の絶景スポットです。

雲昌寺のあじさいの見頃は、毎年6月中旬から7月上旬です。この時期にツアーも開催されるので興味がある方は申し込んでみてください。

ぜひ、雲昌寺の美しいあじさいが作り出す雲昌寺ブルーを見に行ってください。