安居渓谷(高知)の仁淀ブルーを見るなら水晶淵!アクセス方法も紹介
高知の安居渓谷で見られる美しい青色の水は、仁淀ブルーと言われていてとても人気です。仁淀ブルーを見るなら水晶淵とおすすめする人は多いですが、安居渓谷へのアクセス方法・駐車場・宿泊施設・その他のおすすめスポットについて詳しくまとめました。
目次
高知県の安居渓谷のおすすめスポットを紹介!
高知県にある安居渓谷は、「仁淀ブルー」と言われている美しい青い水を堪能できる観光スポットです。「仁淀ブルー」という響きから仁淀川沿いの渓谷のように感じますが、実際には安居渓谷は仁淀川に合流する安居川沿いにあります。
ここからは、安居渓谷のおすすめスポットについて紹介します。
安居渓谷へのアクセス方法
安居渓谷の住所は、高知県吾川郡仁淀川町大屋1627ー4です。安居渓谷へのアクセス方法ですが、安居渓谷には車で行く方が多いようですが、高知自動車道伊野ICから車で約1時間30分かかります。
ただ、レンタカーなどの車で行く場合は、細い道を車とすれ違わなければいけないところもあります。そのため、運転技術に自信がある方は車で行くと良いでしょう。
車でなく電車で安居渓谷に行きたい方は、JR土佐線で佐賀駅に行きます。高知駅からは1時間に1、2本程度しか電車が出ていないので注意してください。電車には特急と普通があり、特急は26分で料金は1070円、普通は47分で550円です。
JR土佐線ではSuicaやマナカなどのIC乗車券は使えないので、そちらも注意してください。佐川駅に着いたら、そこから出ているバスにのってバス停「狩山口」まで向かいます。
バスは片道1000円ほどかかり、こちらも現金しか使えないので注意してください。
バス停「狩山口」についたら、安居渓谷まではタクシーを利用しましょう。歩いて8キロほどあるので、事前にタクシーを予約しておくことをおすすめします。タクシーでかかる時間は15分ほどで、料金は片道2000円ほどです。
安居渓谷付近に駐車場はある?
安居渓谷付近に駐車場はあります。普通車は50台停められるようになっていて、料金も無料です。安居渓谷全体を見る場合は、安居渓谷が見渡せる「宝来荘」の近くの駐車場に止めると良いでしょう。
そうではなく、仁淀ブルーが堪能できる「水晶淵」を見たいという方は、「水晶淵」近くの駐車場に停めると良いです。「宝来荘」から「水晶淵」の駐車場までは、およそ900メートルあって高低差もおよそ70メートルあります。
仁淀ブルーが見たいという目的で安居渓谷に行く方で「水晶淵」の場所まで歩くのがしんどそうと感じる場合は、「水晶淵」の駐車場まで車で行くことがおすすめです。
安居渓谷のおすすめスポット5選と行き方
ここからは、安居渓谷のおすすめスポット5選と行き方について紹介します。安居渓谷にはおすすめスポットがたくさんあるので、あらかじめチェックして予定を立てて見てください。
仁淀ブルーが堪能できる「水晶淵」
仁淀ブルーを堪能したいのであれば「水晶淵」に行きましょう。「水晶淵」は仁淀ブルーの青い水を一番楽しめるおすすめスポットです。
「水晶淵」には2つの駐車場があり、「水晶淵」まで歩いて10分ほどかかる駐車場と「水晶淵」の近くにある駐車場があります。より「水晶淵」を堪能したいのであれば、歩いて10分ほどかかる駐車場から景色を楽しみつつ向かうといいでしょう。
「水晶淵」の水の色は季節や時間帯によっても変化し、青や緑色になります。見る角度によっても表情が変わるため、どれだけ眺めていても飽きない場所です。
安居渓谷が見渡せる「宝来荘」
「宝来荘」は安居渓谷が見渡せる温泉宿として人気です。「宝来荘」は蛇行する山道と仁淀川の間に位置する宿で、国道439号線から8キロ、河内八所神社から16キロのところにあります。
「宝来荘」は自然の景色を満喫でき、天然温泉浴の露天風呂も楽しめるので、とてもオススメの宿泊施設です。
以前はペット同伴可の部屋もあったのですが、2018年5月19日からペット宿泊が禁止になりました。
紅葉の時期にもおすすめの癒しスポット「飛龍の滝」
「飛龍の滝」は、安居渓谷を代表する場所のひとつです。1957年に発見された「飛龍の滝」は、安居渓谷のシンボル的存在でもありますが、支流を少し登る必要があるため見落としてしまう人もいます。
「飛龍の滝」への行き方ですが、宝来荘の駐車場に車を停めて、荒男谷の遊歩道を歩いてください。遊歩道は途中で途切れてしまっている上、終点まで行くと車道に出てしまうので不安になるかと思います。
ただ、ここで駐車場に引き返すことなく車道を歩くと、建物が見えるはずです。この建物の中には、トイレとバーベキュー場があります。ここから川原に降りて、沈下橋を渡って対岸の支流を10分ほど歩くと「飛龍の滝」にたどり着くことができます。
10分ほど歩いて少し疲れを感じ始めた頃に、美しい「飛龍の滝」が現れる光景はまさに絶景で感動することでしょう。「飛龍の滝」は近くまで行けるため、マイナスイオンを思う存分浴びることができるのでおすすめです。
「飛龍の滝」は行く途中で、迷う方が多いので必ず最初に行き方をチェックしておくようにしましょう。
もう一度見たくなる「みかえりの滝」
安居渓谷へ車で行く場合、仁淀川町を走っている国道439号線から安居川沿いを走る県道382号線を北上して向かうルートになるかと思います。「宝来荘」に向かう少し手前の道沿い、「みかえりの滝」はあります。
「みかえりの滝」と呼ばれている理由は、立ち去る前にもう一度振り返って見たくなるほどの滝ということのようです。車に乗っていると、「みかえりの滝」の辺りには小さな駐車場しかないので見逃しがちです。
「みかえりの滝」を見逃したくない方は、事前にどの辺りに「みかえりの滝」があるのかチェックしておくと良いでしょう。
雨上がりにおすすめ「昇龍の滝」
「昇龍の滝」を見るのであれば、県道を車にのって上流へ進みましょう。進んで行くと、うすぎ谷橋という橋があります。うすぎ谷橋の横に、「昇竜の滝」への入口があって小さな看板もあるので見逃さないでください。
「昇竜の滝」への入口から、少し険しい山道を15分くらい歩くと、「昇竜の滝」にたどり着けます。途中にある分岐した道を下に向かうと、「大釜」という深い滝壺を持つ滝を見ることができるので、こちらも見てみると良いです。
「昇龍の滝」は落差60メートルの滝で、雨上がりには水量が増すことで3本の滝が出現します。そのため、雨上がりの日を狙って、カメラを持って見に行く方も多いです。
仁淀ブルーをみたいなら中津渓谷もおすすめ!
仁淀ブルーをみたいのであれば、安居渓谷だけでなく中津渓谷もおすすめです。中津渓谷の住所は、高知県吾川郡仁淀川町名野川です。中津渓谷へ車で行く場合、アクセスルートは2つあります。
1つ目のアクセスルートは、高知自動車道の「いのIC」から国道33号線を走って、中津渓谷に入って行くルートです。「いのIC」から中津渓谷まで、1時間10分ほどで着きます。
もう1つのアクセスルートは、松山自動車道の「松山IC」から国道33号線を通る行き方です。「松山IC」から1時間40分ほどで着きます。
中津渓谷には遊歩道があるのですが、遊歩道を中津橋から歩くと何体もの石像・七福神があることに気づくかと思います。
遊歩道は、およそ1.6キロあり、整備されていて歩きやすいです。中津渓谷は仁淀ブルーを楽しめるだけでなく、七福神の石像も楽しめるのですべての七福神を探してみるのもおすすめです。
安居渓谷に向かうのであれば事前に行き方や回るスポットをチェックしよう
安居渓谷は仁淀ブルーが見られるということでとても人気の観光スポットですが、向かう途中で迷ってしまう人や、途中で不安になって道を引き返してしまう人もいます。
安居渓谷へ向かうのであれば、事前に行き方や回るスポットをチェックしてから行くと良いでしょう。
そして、仁淀ブルーを見たいのであれば、安居渓谷だけでなく中津渓谷もおすすめです。中津渓谷には遊歩道があり、七福神の石像が遊歩道沿いにあるので楽しむことができます。
ぜひ、安居渓谷や中津渓谷で仁淀ブルーを堪能してください。