有楽町の本屋！東京交通会館内の大型書店･日比谷駅近くの人気店も紹介

東京有楽町・銀座エリアは新宿などとは違った洗練された街としてグルメやファッション、アートを発信し続けている街です。有楽町周辺の本屋もただ本を並べているだけでなく、独自のコンセプトや専門分野に特化した書籍など特徴ある本屋が点在しています。

書店であっても書籍以外に関連する文具や雑貨を取り扱ったり、ギャラリーが併設されていたり、カフェを楽しみながら本を読んだりと、どれも特徴ある本屋ばかりです。

有楽町エリアにはコンセプトをしっかり持ち続けている本屋や特定の分野に特化した本屋が点在しており、それぞれに人気があります。まずは有楽町で人気の本屋を5店紹介します。

銀座の賑やかな中心街から少し離れた静かな場所にある「盛岡書店 銀座店」は書店兼ギャラリーとして、ほんの出版記念などを行っています。普段利用する本屋とは全く違い、「一冊の本を売る書店」として10年以上コンセプトを守り続けている、ファンの多い書店です。

「教文館」は、19世紀にキリスト教書店として創業した老舗の本屋です。キリスト教書店ですが、現在、1・2階は一般書籍、3階がキリスト教関係の専門書店となっています。児童書も豊富にそろい、4階のカフェでは”教文館ブレンドコーヒー”というコーヒーが飲めます。

東京銀座の並木通りにオープンした「無印良品 銀座」は2020年4月に1周年を迎え、1年間に300万人以上が来店した世界旗艦店です。無印の本屋は4階に”MUJI BOOKS”があります。開放的な空間に趣向を凝らして厳選した本がびっしりと並んでいます。 

また6階、MUJI HOTELのフロアには”ライブラリ―”があります。このライブラリ―には工芸・建築・美術・絵本・写真集など独自の支店で選ばれた書籍が並んでおり、木目がおしゃれで落ち着く無印的空間で本を読むことができます。

「HMV&BOOKS HIBIYA COTTAGE」は “すべての女性たちが、忙しい日々の中でふと立ち止まり、軽やかに歩き出す力を得る『東京の真ん中の小さな別荘』のような女性のための本屋”がコンセプトの書籍・CD/DVD・雑貨類を取り扱う大型書店です。

宝塚劇場のお膝元ということもあり、舞台や映画など芸能書籍を多く取り扱ってもいます。 

ビックカメラといえば全国的に知られる家電量販店です。そのビックカメラにも書籍コーナーがあります。扱う書籍はビックカメラで取り扱っているパソコン関係の書籍です。パソコン関連の専門大型書店といっても過言ではない程、豊富に取り扱われています。

駅から地下道で直結しているので雨が降っていても濡れずにアクセスでき、会社帰りにさっとパソコン関連の書籍を探しに立ち寄るにいも便利です。

有楽町にある人気の大型書店を紹介します。とにかく取り扱うジャンルが幅広い大型書店から、アート関連に特化した書籍を扱うアートの大型書店などの3店舗です。

「三省堂書店 有楽町店」は、有楽町駅目の前にある東京交通会館の2フロアに入居する大型書店です。一般書と同じくらい専門書を取り扱っており、医学書まで取り揃えられている本屋です。

逆に参考書や洋書のなどの取り扱いは少なめですので、コミックや学習参考書を探している場合はの大型書店へ行った方がよいでしょう。

「銀座 蔦屋書店」は、本を介してアートと日本文化と暮らしをつなぎ、「アートのある暮らしを提案する」がコンセプトのアートに特化した本屋です。他店では見かけないようなコアな本が多く、新たな発見があると人気があります。

また、書籍だけでなく、職人による万年筆や江戸切子などの芸術作品ともいえる文具も取り扱っており、アート専門の大型書店といえます。

鹿島建設社長の遺志を受け継ぎ作られた日本最大の大型書店です。八重洲本店は場所柄ビジネスマンの利用が多いため、ビジネス書の取り扱い数は日本随一と言われています。

1階から8階まですべてが書籍で埋め尽くされているので、地元の本屋にないものも、八重洲ブックセンターなら必ず見つかるといわれるほどの大型書店です。ビジネス書関連の講演会やサイン会などのイベントも頻繁に行われておりいつも盛況です。

おしゃれな店内でカフェと本を一緒に楽しむ新スタイルの本屋が人気です。有楽町にもおすすめのブックカフェがありますので2店紹介します。

白を基調とした可愛らしくおしゃれな店内で、書籍やアートを楽しみながら洋食やスイーツが食べられる新スタイルの書店です。

フードメニューはワンプレートのカフェ飯やパスタなどが用意されていますが、人気なのはスイーツ類、とくにパンケーキです。インスタ映えするパンケーキはそとはカリっとしており中はふわふわでボリュームがあるので2人でシェアしている女性もいるほどです。

”好事家の書斎”をコンセプトにした秘密の地下図書館「Café Bar十誡」は、非日常が味わえるブックバーです。予約しないと入れない事もあるほど人気でありながら、皆静かに時異空間を堪能しながら過ごしています。

文豪にちなんだカクテルなどがおすすめですが、ノンアルコールも数多く取り扱っているので夜カフェをしたい女性も居心地よく過ごせます。 

ただし、スマホのシャッター音が店内に響いてしまうほど静かなので、友人同士やカップルでおしゃべりして過ごすカフェバーとは違うので注意しましょう。

有楽町までのアクセスがよい東京駅にも本屋は沢山ありますが、中でも人気のおすすめ書店を2店舗紹介します。

 東京駅北口すぐの丸善ビル内にある大型書店です。”BOOK Museum”がコンセプトとなっており、和書約100万冊、洋書約12万冊の在庫を誇る丸の内はもとより日本で最大級といえる大型総合書店です。 

町の本屋ではなかなか手に入らないような専門書も取り扱っていたり、万年筆やメガネ・時計コーナー、元祖ハヤシライスを提供するカフェなども併設されている。海外の珍しいトランプやカード類などもあるので、いつまでいても飽きない大型書店です。

東京駅のエキナカにある本屋です。書店としての規模は小さいですが、書籍や雑誌、コミックの新刊は一通り揃っており、また、通勤・通学途中にさっと立ち寄れ、セルフレジもあり会計で待たされることもなく便利で使い勝手の良い本屋として人気があります。

有楽町マルイには以前大型書店として「TSUTAYA BOOK STORE有楽町マルイ店」が入居していました。カフェも併設されており、数多くのヒット本を発掘した実績のある有名な本屋でしたが、2017年9月30日に閉店してしまい、以降、有楽町マルイに本屋はありません。

有楽町周辺の本屋はただ大型書店というよりはコンセプトのしっかりした専門店といった傾向の本屋が点在しています。有楽町・銀座散策の際に立ち寄ってみると新しい発見があるかもしれません。