秋田のパワースポット！おすすめの穴場や自然豊かな絶景スポットを紹介

東北地方の北西部に位置している秋田県は、なまはげや竿燈まつりなどユニークな文化で知られるエリアです。

世界自然遺産に認定されている白神山地をはじめ、霊験あらたかな観光名所もたくさんあり、首都圏の街並みとは一線を画す風景に心が洗われるような心地よさを覚えることでしょう。

そこで今回は、秋田のおすすめパワースポットをまとめてみました。秋田の観光情報に興味のある方は、ぜひ参考にしてください。

秋田県には、お参りすれば金運・仕事運・恋愛運などが向上するご利益のあるパワースポット神社がたくさんあります。秋田を観光する際には、ぜひこれらのパワースポット神社に足を運んでみてください。

まずは、秋田のおすすめパワースポット神社を見ていきましょう。

唐松神社は、淀川の近くにあるパワースポット神社です。天元5年（982年）頃に創建されたと伝えられており、軻遇突命（かぐつちのみこと）や息気長足姫命（おきながたらしひめのみこと）などの神々を祀っています。

参道から続く階段を降りた先に社殿があるユニークな境内が特徴的。参道の傍らには樹齢300年を超えるといわれる天然記念物の杉並木が並んでいて、神聖な雰囲気が広がっています。

唐松神社には触ると子を授かれるという石があり、安産・子授けのパワースポットとして有名です。子宝を望むご夫婦は、ぜひ足を運んでみてください。

御座石神社（ござのいしじんじゃ）は、田沢湖の北のほとりにあるパワースポット神社です。御座石という名前は、慶安3年（1650年）に秋田藩主・佐竹義隆公が田沢湖を遊覧した際に石の上に腰かけて休んだことに由来しています。

湖神・辰子姫を祀っており、真っ赤な鳥居の傍には1本の木から7種類の木が生えている「七色木」や、辰子が飲んで龍になったと伝えられる「潟頭の霊泉」などがあります。辰子姫の伝説にあやかり、参拝すると健康長寿や美貌成就のご利益があるともっぱらの評判です。

浮木神社（うきぎじんじゃ）は、田沢湖の南西部にある神社です。正式名称は漢槎宮（かんさぐう）。たつ子像のすぐ傍に鎮座しており、流れ着いた大木の浮木（流木）を祀っているため浮木神社と呼ばれています。

紺碧の湖に映える白木造りのモダンな外観が印象的。縁結びのご利益があるパワースポットとして有名で、美貌成就のたつ子像とあわせて参拝する女性を多く見かけます。

秋田には由緒ある神社がたくさんあり、地元の方から観光客まで多くの参拝者で賑わっています。重要な願い事のある方は、自分の希望するご利益に合った神社を巡ると良いでしょう。

続いては、秋田のその他のおすすめパワースポット神社を見ていきましょう。

太平山三吉神社は、秋田駅からタクシーで5分ほどの場所にあるパワースポット神社です。霊峰太平山頂に社殿を構える全国の三吉神社の総本宮で、山岳信仰の対象になっています。

白鳳2年（673年）に役小角が創建したと伝えられており、力の神・勝負の神である三吉霊神を祀っています。多くのスポーツ選手や事業者が、必勝祈願・事業繁栄のご利益を求めて参拝に訪れています。

真山神社（しんざんじんじゃ）は、男鹿市の真山にあるパワースポット神社です。12代景行天皇の時代に、武内宿禰（たけのうちのすくね）が涌出山に登り、使命達成、国土安泰、武運長久を祈願して瓊瓊杵命（ににぎのみこと）と武甕槌命（たけみかづちのみこと）の二柱を祀ったと伝えられています。

秋田名物のなまはげ所縁の地として名高く、毎年2月の第二金曜日・第二土曜日・第二日曜日には「なまはげ柴灯祭り」が開催されます。樹齢1,000年を超える榧（かや）の巨木が圧倒的な存在感を放っており、参拝すれば家内安全・恋愛成就などのご利益があると言われています。

赤神神社五社堂は、赤神神社拝殿から999段もの石段を上った先にあるパワースポット神社です。五棟の社殿は江戸時代中頃に建てられたと言われており、国の重要文化財に指定されています。

かつてこの地で暴れていた鬼を諌めるため、村人は「一晩に千段の石段を作れるなら娘を差し出す。出来なければ山に帰れ」と鬼達に賭けを申し出ました。鬼達が999段まで作り終えた時、村人の一人が鶏の鳴き真似をしたため、鬼達は朝だと勘違いして退散したという伝説があります。

その後、村人達が年に一度「泣ぐ子は居ねがー」と鬼の真似をするようになったのが現在のなまはげの起源と言われており、男鹿の伝統文化の歴史を体感できます。

秋田には、神社以外にも神秘的な雰囲気を持つパワースポットがたくさんあります。神社に参拝客が多い時は、穴場のパワースポットを巡ってみてはいかがでしょうか。

ここでは、秋田のおすすめパワースポットを見ていきましょう。

大湯環状列石（おおゆかんじょうれっせき）は、鹿角市の米代川上流に広がる縄文時代の遺跡です。1本の石柱を中心にたくさんの石が二重環状に並べられていて、外径40～50メートルの大規模なストーンサークルが形成されています。

集落の共同墓地と推測されており、周辺からは数々の縄文土器や石器が出土しています。当時の人々が大自然を敬うために作った祭祀という見方もあり、歴史的価値の高さから国の特別史跡に指定されています。

折渡千体地蔵は、あじさいロードと呼ばれる県道69号線沿いにある史跡です。約220年前に是山和尚によって開かれた霊場に、およそ1,000体ものお地蔵様が並べられています。

通行の難所として名高い峠道を行く人々の安全祈願や、イボ取りのご利益があるともっぱらの評判。7月上旬〜中旬頃には周辺に紫陽花が咲き誇り、幻想的な雰囲気が広がります。

大円寺（大圓寺）は、鹿角市大湯温泉にある仏教寺院です。大永2年（1522年）に春林禅冬大和尚によって創建されたと伝えられています。

高さ42メートル、樹齢2,000年の巨大な門杉をはじめ、阿彌陀如来像や大きさ約140cmの魚槃など、迫力満点の見所が満載。境内に咲き誇る桜や紅葉など、四季折々の景観も楽しめます。

大自然に恵まれた秋田県には、山・湖・滝など多彩な景勝地があります。風光明媚な景色を眺めているだけでも、日常生活の中で溜まったストレスが浄化されていく癒しの感覚を味わえます。

ここでは、秋田のおすすめパワースポット景勝地を見ていきましょう。

田沢湖は、仙北市にある周囲長およそ20kmの巨大な湖です。火山の噴火によって形成されたカルデラ湖と見られており、最大水深423メートルを誇る日本一深い湖として知られています。

水深70メートル付近まで日光が入射するほど透明度が高く、紺碧の湖面を見ていると今にも本当に龍が出現しそうな神秘性を感じます。秋田の定番観光スポットの一つであり、湖畔をドライブする他、遊覧船に乗って湖上散歩を楽しむことも出来ます。

きみまち阪県立自然公園は、能代市二ツ井町にある公園です。明治14年に東北巡幸でこの地を訪れた明治天皇がその美しさに感動し、「傒后阪（きみまちざか）」と命名されたと言われています。

園内には恋文神社やハート型のきみまちの鐘などロマンティックなモニュメントがあり、恋愛成就のご利益がある聖地として有名です。岸壁に生える松の木とモミジが描く赤緑の色合いは、ぜひともカップルで一緒に見ていただきたい絶景です。

回顧の滝は、玉川の抱返り渓谷にある落差約30メートルの滝です。駐車場のある渓谷入り口から歩いて30分ほどの場所にあり、遊歩道から大迫力の滝を観賞できます。

滝に辿り着くまでに、吊り橋や岩のトンネル洞窟などの荒れ道を通過しなければならず、ちょっとした探検気分を楽しめます。滝から放出されるマイナスイオンを浴びれば、心身をリフレッシュできることでしょう。

バラエティー豊富な観光スポットを擁する秋田県には、一年間にのべ3,000万人以上もの観光客が訪れています。食事が美味しく、空気もきれいな秋田は、長期滞在旅行にもおすすめなスポットです。

ここでは、秋田のおすすめパワースポット観光名所を見ていきましょう。

玉川温泉は、焼山のふもとに広がる温泉地です。一つの湧出口から毎分9,000リットルもの高温・強酸性泉が湧き出ており、日本一の湧出量を誇る温泉として知られています。

微量のラジウム放射線を含む玉川温泉の泉質は、野生動物も利用しているほど擦過傷の治癒効果が高く、昔から湯治場として大人気です。疲労回復・免疫力向上などの健康効能もあり、癒しを求める方におすすめのスポットです。

白神山地（しらかみさんち）は、青森県と秋田県にまたがる標高1,000メートル級の山岳地帯です。約13万ヘクタールのエリアにブナの原生林が生い茂っており、1993年には屋久島とともに日本で初めてユネスコ世界遺産に登録されました。

世界遺産地域は「核心地域」と「緩衝地域」に区分されていて、入山手続きを行えば核心地域に入れます。人工的な物が一切存在しない圧倒的な大自然の世界に触れれば、人間が地球上でいかにちっぽけな存在であるか痛切に体感できます。

子安峡（おやすきょう）の大噴湯（だいふんとう）は、皆瀬川のほとりにある景勝地です。川の急流が長年に渡って両岸を深く浸食し、高さ約60メートルの岩壁の間から轟音とともに白煙が噴き出しています。

俗に「地獄釜」とも呼ばれる大自然の息吹は圧巻。蒸気を浴びて体が温まった後、近くの売店で食べるソフトクリームは格別の美味しさです。

今回は、秋田のおすすめパワースポットを紹介いたしました。

数々の神話・伝説の舞台となっている秋田には、神秘的な雰囲気に満ち溢れているパワースポットがたくさんあります。秋田を観光する際は、パワースポット巡りで運気アップを目指してみてください。