ゴマシオキッチン(秋田)は不思議なカフェ！おすすめメニューも紹介

日本中のいたるところに数多くあるカフ。特に都心部では、「3歩歩けばカフェに当たる」というくらいたくさんのカフェが存在します。

さて、数えきることができないほどたくさんあるカフェの中でも、今ひときわ注目を集めているのが、秋田県にある「ゴマシオキッチン」です。

一見すると普通のカフェですが、知れば知るほど個性的でクセになる魅力があるおすすめカフェ、ゴマシオキッチンについてご紹介します。

ゴマシオキッチンは知るほどに奥深く、おしゃれだったりクスッと笑えるようなネタだったり、注目したくなるポイントが散らばっています。

ここでは、ぜひおすすめしたい秋田のカフェ、ゴマシオキッチンの不思議な魅力をご紹介します。

ゴマシオキッチンに訪れた人がこのカフェにはまってしまうのは、独特のコースターがあるからと言っても過言ではありません。

コースターには、それぞれとても個性的な一言が書かれています。それぞれのメッセージは、心にダイレクトに刺さるものもあれば、くだらないとふき出してしまうものなどバラエティ豊か。たまにある下ネタにも笑わされます。

「1人ぼっちのあなたへ」「愛に気をつけてね」など、思い当たることがある人にとっては心に刺さる一言ではないでしょうか。

個性的なイラストとともに添えられたメッセージには、考えさせられるような内容のものも多くあります。

クリスマスには、このようなサンタが描かれたコースターが登場することも。何度も通って集めたくなるデザインです。

ゴマシオキッチンで使われているお皿やカップにはオリジナルのイラストが描かれています。

このイラストの作者は、石川飴子（いしかわあめこ）さん。 秋田県を中心に活動中している人気のイラストレーターの方の作品です。

石川さんは、もともとお店の常連さん。ゴマシオキッチンで使用されている食器のデザインで協力しながら、今も通い続けるお客さんでもあるそうです。

ゴマシオキッチンでは、建物の外装や内装にこだわっている点もおすすめです。ゴマシオキッチンのおしゃれなエクステリア、インテリアについてご紹介します。

お店の外観は、とてもシンプル。無駄を省いた最小限の装飾がかえって新鮮な外観を実現しています。

小さめのドアは、おとぎ話の中に出てくる小人の家のような雰囲気。扉の奥に非現実的な世界が広がっているのではないかと期待させてくれるデザインです。

ランプを見上げると、「goma」と印字されているのを見ることができます。このさりげなさがまたおしゃれです。

「君と僕の喫茶店」とは、ゴマシオキッチンのテーマ。お店の外にはこの文言が書かれた台があり、待っている間もゴマシオキッチンの世界観に浸ることができます。

ゴマシオキッチンのインテリアは、シンプルモダン。デザイン性のあるチェアやレトロなストーブなどをアクセントにした、洗練された空間が広がります。

店内は10席ほどとこじんまりしていますが、窮屈な感じはしません。

テーブルクロスやラグなど、ファブリックを使っていない無機質な感じがまたおしゃれ。あたたかみのある暖色系のランプが、優しく店内を照らします。

店内に入ったら、窓を見上げてみることをおすすめします。ホワイトカラーで描かれたイラストの横には「コーヒーですか」「コーヒーです」と、どんな会話からその一言が生まれたのか、想像を掻き立てるセリフ。

こういうさりげないところにも見どころがあるのが、ゴマシオキッチンの魅力なのです。

レジカウンターのある入り口付近は、木のぬくもりを感じられる家具が印象的な、ナチュラルモダンなエリア。ショーケースの中にある雑誌やレジ周りに置かれた小物など、置いているものがいちいちおしゃれです。

ここでは、ゴマシオキッチンで人気のあるおすすめメニューを5つ厳選してご紹介します。

ゴマシオキッチンのメニュー表には、メニュー名の下にはロマンあふれるメッセージが書かれています。それを読むのもまた楽しみの一つ。メッセージの内容はお店に行ってからのお楽しみです。

ひき肉や豆などさまざまな具材が入り、ゆで卵とトマトのトッピングにマヨネーズをONした創作料理。一般的にいう「モロッコライス」とは全く違う見た目の料理なので、これが本当にモロッコの味なのかというのは謎ですが、あえて突き詰めないでおくのがベターでしょう。

一番人気の食事メニューです。

メニュー表に「くちぶえが吹きたくなります」 とあることから名づけられたサンドイッチ。たっぷり野菜とほんのりトマト味のソースがおいしく、ヘルシーなメニューです。

ハムが挟まったサンドイッチにたっぷりのチーズをのせてトーストした人気メニュー。つけあわせのピクルスも美味しいと話題です。

カフェラテは、その美味しさだけでなく、ラテアートでも人気のメニューです。デザインはお任せするのがおすすめですが、マスターにお願いをすると、好きなイラストを描いてもらえることもあります。

ラテアートは、ギャグや時事ネタ、シュールなものなどさまざま。イラストのタッチもまた味があります。

レインボーカラーのフランボワーズは、ノスタルジックな雰囲気を感じさせるメニュー。サイダーの中にゼリーが入っているさわやかなドリンクです。

クリアでキラキラとした透明感のある見た目の可愛さに虜になる人が続出しています。

なにかと気になるポイントの多いゴマシオキッチンですが、ここまでの記事を読んで「行ってみたくなった」と感じている人は多いのではないでしょうか。

そこでここでは、ゴマシオキッチンへのアクセス方法やお店の基本情報などをご紹介します。ゴマシオキッチンに行ってみたい人は必見です。

ゴマシオキッチンは、住宅街の中にひっそりとたたずむカフェです。あまりにさりげないので、気にしてみていなければ通り過ぎてしまうという人も多く、注意しながら進みましょう。

分かりやすい最寄りの目印が「六郷郵便局」。そこまでくればゴマシオキッチンはもうすぐです。

「六郷郵便局」を左手に見て過ぎ、ひとつ目の交差点を左折します。

交差点を曲がったら、左側にある3軒目の建物、グレーの壁に小さなランプがつきだしているのが「ゴマシオキッチン」です。

ちょうど「止まれ」の「れ」があるあたりが入り口。周囲の建物に溶け込んでいるので、見過ごしてしまわないように注意しましょう。

バスで行く場合、最寄りのバス停は「六郷上町」です。バス停からは歩いて1分。「大曲駅」または「横手駅」から片道約500円です。

基本情報をご紹介します。

ゴマシオキッチンには、残念ながらインスタグラムの公式アカウントはありません。しかし「＃ゴマシオキッチン」で検索すると、たくさんの画像や動画が見つかります。

秋田県に住んでいる人のみならず、県外からもたくさんのお客さんが訪れる人気のカフェ「ゴマシオキッチン」は、ツッコミどころ満載のユニークなお店です。

おしゃれなインテリアやシュールなキャラクター、面白いネーミングのメニューなど、どこをとっても楽しむことができる話題のカフェに、ぜひ訪れてみてください。