アメリカのピザは安くてでかい?値段やサイズ・美味しい人気のピザ屋を紹介
アメリカのピザは大きくて値段が安いため、国民食といえるくらい生活に溶け込んでいます。この記事では、アメリカで独自に発展したピザについて詳しく解説し、おすすめのお店を紹介しています。アメリカを観光する際はぜひ一度味わってみてくださいね。
目次
アメリカのピザについて紹介!
アメリカはピザ発祥のイタリアを抜いて世界でいちばんピザを消費する国です。アメリカ人の生活にピザはしっかり根付いており、持ち帰る途中でピザを落としてしまった時の「ピザ保険」があるほど。
独自のピザ文化を持つアメリカのピザについてご紹介しましょう。
アメリカのピザは安い?値段はどれくらい?
アメリカのピザは日本に比べると安いといえます。日本のLサイズに相当する大きさのピザ1枚が9~12ドルくらいです。日本ではMサイズがこの2倍の値段です。デリバリー料金が高いのかもしれませんが、それにしてもアメリカのピザは安いです。
アメリカのピザはでかい?サイズはどれくらい?
アメリカのピザは大きさもワイド。いちばん小さいサイズが日本のLサイズに相当する大きさです。ポピュラーなサイズはそれよりも大きくだいたい35cmです。
さらに大きな40cm、45cm、50cmのもあって、パーティなどでみんなでシェアしていただきます。
アメリカ観光でおすすめの美味しい人気ピザ屋5選
アメリカへ行ったらぜひ立ち寄りたいおすすめのピザ店を5店紹介いたします。
1.種類が豊富でカスタマイズ可能!「Pieology(パイオロジー)」
アメリカのロサンゼルスを中心に出店しているピザ店。全面ガラス張りの明るいお店です。Pieologyのピザの特徴は、生地、ソース、チーズ、トッピングが全て自由に選べるようになっていること。
自分好みのピザがカスタマイズできるので、個人の主張の強いアメリカ人にはピッタリといえますね。気になる値段ですが、トッピングはどれだけやっても7ドル95セントなので安いといえます。
生地は、スタンダードなハウスメイド、全粒粉を使ったホールウィート、グルテンフリーの3種類。グルテンフリーのみプラス2ドルかかります。健康志向に加えアレルギー対応もしているとは、さすがアメリカです。
生地を決めたら、生地に塗るオイルをハーブバターかオリーブオイルから選びます。次はソース。レッドソース、フィアリーバッファローソース、ペスト、バーベキューソース、3チーズアルフレッドの5種類から選びます。
ここからはトッピングです。まず、チーズ。モッツァレラ、リコッタ、パルメザン、フェタ、ゴルゴンゾーラ、ダイヤモッツァレラから選びます。何種類選んでもいいので、チーズ好きにはたまりません。
そして野菜。ブラックオリーブ、マッシュルーム、レッドオニオン、グリーンペッパー、アーティーチョーク、トマト、ガーリック、パイナップル、ハラペーニョ、コーン、シアントロ、スピナッチ、バナナペッパー、フレッシュバジルなど種類が豊富。
最後はお肉でペパロニ、ベーコン、ハム、チキン、ミートボールなどから選びます。野菜もお肉もチーズ同様、何種類選んでも値段は変わりません。たくさん選べばとてもお得です。ここまで選び終えたら10分ほど窯で焼いて出来上がりです。
ボリューミーにもヘルシーにも自由に好みのピザができ、しかも値段が変わらないのですから大人気のピザ店です。
Pieologyのおすすめピザ
アメリカの中でもヘルシー志向が高いといわれるロサンゼルスを中心に出店しているピザ店だけあって、食物繊維の高い全粒粉や、糖質制限ダイエットをしている方に欠かせないグルテンフリーの生地を使ったピザがおすすめです。
トッピングもオールナチュラルチキンやビーガン向けチーズなどがあり、組み合わせ次第でとことんヘルシーなピザが出来上がります。アメリカのピザといったら高カロリー、のイメージを覆す、おいしくて健康的なピザがおすすめです。
2.耳まで美味しく食べられる「papa john's(パパ ジョンズ)」
ピザハット、ドミノピザに次ぐアメリカピザチェーン第3位のpapa john's。日本ではなじみがありませんが、アメリカではとても有名なピザ店です。
ピザ店でアルバイトをしていたジョンズさんが、自分が求めるような味のピザをと約30年前に始めました。既に韓国や中国には進出を果たしていますが、日本ではまだ。
やはり、ピザハット、ドミノピザ、そしてピザーラのトップ3の牙城を切り崩せないと思っているのでしょう。オーソドックスなアメリカのピザらしいピザです。
ピザの大きさは12インチ(約30cm)、14インチ(約35cm)、16インチ(約40cm)の3種類あります。いちばん小さいピザで約30cmですからやはりアメリカのピザはでかい、といえますね。
値段は12インチが約17ドル、14インチが約23ドル、16インチが約28ドルですから、日本の宅配ピザに比べたら安いといえるのではないでしょうか。メニューは日本のピザ店と変わらない感じです。
トッピングが決まっているスペシャリティとカスタムオーダーがあり、出来上がりのピザも日本でよく見かけるお馴染みのスタイルなので、違和感なくいただけます。ピザを頼むと一緒にディップソースが付いてくるのが日本と違う嬉しいサービス。
特におすすめはガーリックバターソースで、ピザの耳をこのソースに付けて食べるのがおいしいと評判。一緒にハラペーニョも付いていて辛いのが好きな人にはおすすめです。
また、ベースとなるソースもおいしくて、「バーベキューチキンベーコン」など日本のピザの照り焼き味に似ています。さらに、ピザに使われているチーズが独特です。
6種類のチーズをブレンドしイタリアンハーブで味付けしただけあって、アメリカでもおいしいと大人気です。アメリカに来たらぜひ、味わってみてください。
papa john'sのおすすめピザ
おすすめはthe Meatsという、その名もズバリのお肉のピザ。ペパロニ、ソーセージ、牛肉、ベーコン、カナディアンベーコンととにかくお肉がいっぱい載っているので、肉好きの方にはたまりません。
一方、Garden Freshという野菜だけのピザもあって、ベジタリアン志向な方にはおすすめです。オリーブたっぷりでおつまみにもなります。
3.とにかく安い!「Little Caesars Pizza(リトル シーザーズ ピザ)」
アメリカのミシガン州発祥のピザチェーン店です。以前は日本に進出していたこともあったそうですが、今はありません。ミシガン州では街の至るところにLittle Caesars Pizzaがあり、ミシガン州ではピザ=Little Caesars Pizzaとなっています。
そんなLittle Caesars Pizzaの特徴はなんといっても安いこと。もともとアメリカのピザの値段は日本よりも安いのですが、ここのピザは中でも圧倒的に安いことで有名です。
カスタムオーダーをせず、トッピングが決まったものを頼むと、日本でいうLサイズで10ドルもしません。約30cmのシンプルなペパロニのピザはなんと5ドルです。ボリュームがあって安いので、アメリカ庶民に大人気のピザです。
歴史は古く、創業は1959年ですからもう60年になります。アメリカ各地に5500店ほどのお店があり、アメリカが誇る誰もが知っているピザ店です。Little Caesars Pizzaは特にテイクアウトに力を入れており、野球場などに出店しています。
Lサイズで9ドルととても安いうえにボリュームたっぷりなので、何人かでシェアする光景が球場のあちこちで見受けられます。伝統的なアメリカのピザを味わいたい方におすすめのピザ店です。
Little Caesars Pizzaのおすすめピザ
Little Caesars PizzaといったらDEEP!DEEP! Dish Pizzaです。四角くて分厚いパンピザで、チーズどっさりペパロニどっさりのとにかくボリュームが凄まじいザ・アメリカンなピザです。
カロリーなど一切気にせずみんなでシェアするのがおすすめです。最近のヘルシー志向とは真逆を行くピザなので、ある意味、価値あるピザといえるかもしれません。
4.ピザ食べ放題!「Cicis(シーシーズ)」
アメリカのテキサス州発のバイキングピザ店です。日本ではバイキングと言いますがアメリカではバイキングをバッフェといいます。ピザが食べ放題というのはさすがに日本にはないので、アメリカらしいお店といえます。
ピザだけではなく、サラダ、スープ、パスタ、デザートもあります。ただし、デザートといってもチョコレートブラウニーやシナモンロールなので小麦粉だらけ。グルテンフリーが叫ばれている時代を逆行していますし、お腹がすぐパンパンになります。
最初に大人料金、子供料金を払ってから入店するスタイルで、大人の値段は6ドル、子供の値段は約4ドルです。この値段で好きなだけピザが食べられるのですから、とても安いといえるでしょう。
ピザは常時数種類あり、半分くらいになってくるとすぐに新しいのが追加されるので、基本的に冷えたピザしかないということはありません。ピザはその時によって中身が変わりますが、だいたい日本のピザと変わらないメニューです。
パンピザが丸く、薄い生地のピザが四角いカタチです。飲み物もオーダーすればおかわり自由です。ただし、炭酸飲料の甘い清涼飲料水ばかりなので、日本人からするとさっぱりしたものが欲しくなるところです。
食べ放題なので、お客さんの食べ方も結構雑。耳を残して次々と新しいピザを食べていくようです。アメリカでとにかくいピザをたくさん食べたい、安い値段でお腹いっぱいになりたい方におすすめです。
Cicisのおすすめピザ
食べ放題なのでいつも必ずそのメニューがあるとは限りませんが、耳にチーズが入ったものや、四角いピザのスピナッチアルフレッドやハニーBBQチキンなどは人気メニューでおすすめです。
5.過去には日本進出もした「Sbarro(スバーロ)」
1997年から2001年まで六本木や原宿などにも出店していたというSbarro。創業は1956年と結構古く、イタリアから移住したスバーロさんがアメリカはニューヨークのブルックリンにオープンさせたのが始まりです。
今ではアメリカを含め世界40か国以上1,000店舗以上のお店があります。イタリアのファーストフードレストランといった印象で、サラダやパスタ、ラザニアなどおいしそうなイタリアおかずも並んでいます。
これらはデリのように重さを測って値段が決まります。ピザは店内の窯できちんと焼いているので焼きたての窯焼きピザが味わえます。アメリカらしくとても大きなピザなので、ピース売りもしています。
このピザのピースにサラダを付けたセットメニューにすることもできて、バランスよく食事できます。テイクアウトもしやすいので、1人の食事としてもおすすめです。
Sbarroのおすすめピザ
正確にはピザではありませんが、日本人に人気なのがスピナッチ・ストロンボリ。ガーリック風味のほうれん草のソテーとたっぷりのとろけるチーズをピザ生地で巻いて焼いたおかずパンのような食べ物です。
結構ボリュームがあるのに、お肉系が入っていないせいか1本ペロリと食べられます。特に女性に人気があるメニューです。
日本でも食べられるアメリカの美味しいピザ屋2選
日本にも出店しているアメリカのピザ店があります。おすすめの2店をご紹介しましょう。
1.ボリューム満点!「California Pizza Kitchen(カリフォルニア ピザ キッチン)」
California Pizza Kitchenは、1985年アメリカロサンゼルスのビバリーヒルズにできたカリフォルニアスタイルのピザレストラン。現在はアメリカを含め250店舗以上のお店があります。
日本では、神奈川県川崎市のラゾーナ川崎に出店しています。ウッディーな店内はおしゃれで開放的。世界の先端を行くカリフォルニアマインドに溢れた内装で、感度の高い人たちから支持を得ています。
オープンキッチン内の窯で焼き上げるハンドメイドピザはオリジナリティーに溢れ、センスの良さを感じさせます。また、料理やスイーツもビバリーヒルズのセレブ達をうならせただけあってハイクオリティ。どれをとっても間違いのないおいしさです。
California Pizza Kitchenのおすすめピザ
オリジナルBBQチキンはビバリーヒルズに1号店をオープンさせて以来、不動の人気ナンバーワンメニューです。また、ピザではありませんが、ウエストコーストバーガーもハンドメイドなおいしさに溢れた人気メニューです。
2.日本でも定番の宅配ピザ「Domino's(ドミノ)」
日本でもお馴染みの宅配ピザであるドミノピザは、アメリカ発祥の大人気ピザチェーン。日本では2019年3月現在555店舗展開しています。クーポンの利用等で安い値段で買えるためリピーターも多く、生活に根付いているピザ店です。
Domino'sのおすすめピザ
ペパロニが載ったシンプルなアメリカンクラシックは、名前の通りアメリカのピザらしいテイストです。値段もMサイズ799円からと安いのも特徴で、人気の一品です。
安くて大きくておいしいアメリカのピザをぜひ1度食べてみて
アメリカのピザは日本に比べてボリューム満点。大きく手それでいて安いため、老若男女みんなが食べている、もはやアメリカの国民食といってもいいでしょう。アメリカを観光する際は、ぜひ一度味わってみてくださいね。