旭川神社は人気のパワースポット!見どころやご利益など紹介
北海道旭川市にある旭川神社には非常に多くの御利益があることで知られています。また、お祀りされている神様は日本神話の主神である天照大神や美の神様である木花咲耶姫命と、日本神話を代表するような神様です。そんな旭川神社の見どころやご利益などについて紹介します。
旭川の人気スポット「旭川神社」を紹介!
北海道の旭川市には旭川神社と呼ばれる立派な人気の神社があります。この神社は旭川市で最初にできた神社とも言われ、様々なご利益があることから、毎年多くの方が訪れます。また、人気イベントも開催され、地元民はもちろん県外からも高い人気を誇っています。
また、旭川神社の隣には旭川兵村記念館もあり、屯田兵が北海道の地を開拓していた明治時代からの歴史や当時の状況などが見学できます。旭山動物園など観光地からも近いため、ついでに立ち寄ってみる、という人も多いです。
そんなパワースポットとしても人気がある旭川神社の歴史や見どころ、基本情報などについて紹介します。北海道旭川市への旅行を計画している方は是非旭川神社にも足を運んでみてください。
旭川神社とは?
ここからは旭川神社の由緒、毎年行われる人気行事などについて紹介します。旭川神社は旭川市の歴史にも深いかかわりを持っているので、興味がある人は是非目を通してみてください。
旭川神社のご由緒
旭川神社は明治時代から北海道の警備と開拓にあたっていた、屯田兵と呼ばれる部隊のゆかりの神社です。屯田兵によって明治26年に旭川兵村と呼ばれていた東旭川に建てられました。ちなみに旭川神社の隣に記念館があり、旭川神社の歴史を学ぶことができます。
旭川神社は明治32年に天照大神を正式に伊勢神宮より奉斎されることになったのですが、当時は御分霊の奉斎は一切許されていない環境でした。しかし、北方の環境や事情を説明し特別に許可されました。この時神宮から異変が起こることを忠告されたそうです。
そして無事に、御分霊は旭川神社に到着し、本殿に奉遷されたのですが、奉斎の際旭川兵村に至った直後、激しい雨が降り、その日の夜中には原因不明の大音響が村中に響き渡り、村人全員が御神威に打たれた、という言い伝えがあります。
毎年行われる行事「どんど焼き」も有名
旭川神社では毎年1月10日から15日の朝8時から夜6時まで境内で人気行事、どんど焼きが行われます。どんど焼きとは門松や松飾り、お守りなどを集めて焼く行事で、左義長とも呼ばれます。そんなどんど焼きには学業成就や無病息災など様々なご利益があると伝えられています。
この旭川神社で行われる人気のどんど焼きでは小豆粥がふるまわれ期間中の日曜日にはほんのりと甘い、小豆粥がふるまわれます。この小豆粥にもご利益があるといわれ、食べれば一年間疫病にかからない、といったご利益があるといわれているそうです。
しかし、小豆粥は無くなり次第終了で、毎年一時間近くで完売してしまうため、小豆粥が食べたい人はなるべく早めに行くことをおすすめします。しかし、この時期に旭川は日中でも気温が氷点下を下回ることが多いため、防寒対策は万全にしておきましょう。
神前結婚式が人気!
旭川神社には美の神様である、木花咲那姫命(このはなさくやひめのみこと)が祀られています。そんな人気の旭川神社で結婚式を挙げることができるのです。厳粛な雰囲気の中で行われる結婚式は日本古来の伝統美に包まれています。
朱の台傘を差し、参道をゆっくりと参進し本殿前で行われます。お祓いや祝詞、盃の儀など全体で約一時間ほどの結婚式となります。ウェディングドレスとはまた違う花嫁衣裳の美しさが際立ち、忘れられない人気イベントになること間違いないといえるでしょう。
旭川神社のご利益
ここからは旭川神社の御利益について紹介します。旭川神社には世界平和の守護神、農事始祖の神でもある天照大神。女性美の神、懐妊安産の神でもある木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)の2柱の神様をお祀りしていています。
そのため、強いご利益が得られるパワースポットとしても非常に高い人気を誇るのです。そんな旭川神社で得られるご利益について具体的に紹介していきます。是非参考にしてください。
縁結び・恋愛運
旭川神社に祀られている木花咲耶姫命は日本神話の中でも絶世の美女と言われています。そのため特に女性に対して縁結びや恋愛運が向上するご利益があるといわれているのです。もちろん、恋愛に関しては男女問わずご利益が得られます。
また、優しい気持ちになれる、というスポットとしても知られています。そのため、恋人や夫婦などと一緒に足を運んでもご利益があります。縁結びや恋愛運を上げたい、という人は是非足を運んでお参りしてみてはいかがでしょうか。
子宝・安産
美の神様である木花咲耶姫命には子宝や安産祈願にもご利益があるといわれています。木花咲耶姫命は日本神話の中で、天照大神の孫である瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)と結ばれたのですが、一夜を過ごしただけで子を身ごもりました。
木花咲耶姫命の不貞を疑った瓊瓊杵尊でしたが、瓊瓊杵尊の子であることを証明するため木花咲耶姫命は自ら産屋に火を放ち、その中で無事に3人の男の子を生んだといわれています。このことから、木花咲耶姫命は子宝成就、安産祈願などの御利益がある、とされているのです。
また、木花咲耶姫命は子供を育てる際、お乳の代わりに甘酒を作って与えていた、という神話もあります。そのため、農業や酒造りの繁栄などにもご利益があるとされているのです。
旭川神社の見どころ
旭川神社の境内には様々な見どころがあります。旭川神社に訪れた際には一度見て回ってみてください。様々な見どころが発見できることでしょう。ここからはそんな旭川神社の中でも特に人気が高い見どころを紹介していきます。是非参考にしてください。
重さが変わる?!「おもかる石」
旭川神社の境内におもかる石という石があります。この石を持ち上げることで願い事が叶うかが分かると伝えらえれています。やり方はまず、この石を両手で持ち上げ重さを確認します。そして一度石をおろし、両手を添えて祈ります。
その後、再度石を両手で持ち上げましょう。その時の重さが一度目よりも軽いと感じれば願いは叶い、重いと叶わないとされています。石をおろしてから最後に一礼して終了です。おもかる石自体は重さがあるため、持ち上げる際には注意しましょう。
境内社のひとつ「旭山稲荷金刀比羅神社」
旭川神社の境内社の1つに旭山稲荷金刀比羅神社という神社があります。明治34年に旭川神社は香川県の金刀比羅宮から神霊の勧請を受けていました。その後の明治36年の春、稲の神様である京都府の伏見稲荷大社から御分霊をいただいてお祀りされています。
様々な御分霊をいただいておりお祀りされていた旭川神社でしたが、明治38年の9月にお稲荷さんと共に旭山に祀られるようになりました。旭山にお稲荷さんが祀られるようになってから旭山は稲荷山とも呼ばれるようになったそうです。
北海道で最も有名な動物園の1つである旭山動物園のすぐそばにあることもあるため、動物園に訪れた際に一緒に参拝することもおすすめです。
屯田兵と家族が奉斎した「若宮八幡宮神社」
旭川神社の本殿に向かって左手に若宮八幡宮神社と呼ばれる神社があります。この神社は愛媛県出身の屯田兵とその家族が中心となり、愛媛県宇摩郡野田村(現在の愛媛県四国中央市土居町野田)の八幡神社の御分霊を奉載した由緒ある神社です。
主祭神は八幡神でもある応神天皇、応神天皇の母である神功皇后、第35第天皇である斉明天皇です。旭川神社の境内社でもあるため、整備が行き届いた綺麗な神社です。旭川神社に訪れた際にはセットで参拝してみてください。
旭川神社の御朱印とおすすめのお守り
旭川神社には様々な効果が期待できるお守りや御朱印などがあります。旭川神社に訪れた際には手に入れておきたいものばかりです。そんな旭川神社にある御朱印とおすすめのお守りについて紹介します。旭川神社に訪れた際には是非手に入れてみてください。
旭川神社の御朱印
旭川神社の御朱印は午前8時頃から受け付けています。中央には旭川神社の特徴的な印、右下には北海道旭川市鎮座の印が押されています。また、一年の折り返しである7月にお参りを行う夏詣の際にはアジサイが描かれているなど特徴的な御朱印をいただけます。
また、御朱印帳も特徴的で、全面に稲穂が風に揺られている様子が刺繍されており、非常におしゃれです。また、旭川神社で手に入るお守りは、厄除けや家内安全、交通安全や縁結びなど様々な種類のお守りがいただけます。
美の神様をお祀りしているということもあり、美に関するお守りの種類が特に豊富で、常に身につけていられるブレスレットお守りなどもいただけます。また、安産祈願のお守りの種類も非常に豊富です。
女性におすすめ「美守」
旭川神社には「美守」と呼ばれる縁結びにご利益があると伝えられるお守りがあります。そのため、「美守」は旭川神社を訪れた女性の方におすすめのお守りです。見た目も可愛らしく、小型で桃色のお守りなので、鞄や車などに付けておくことができます。
旭川神社を訪れた女性の人は是非手に入れてみてください。男性の方でもパートナーへのお土産にぴったりのお守りです。ちなみに美しくなれるのは外見だけではなく心も美しくなれるという言い伝えもあります。心も体も美しくなりたいという人には特におすすめです。
身に着けられておすすめ「勾玉腕輪御守」
旭川神社では「勾玉腕輪御守」という御守があります。数珠のような形状のお守りで、日ごろから腕に付けておくことができます。5色の天然石と勾玉の水晶でできているため、違和感もなく、ファッションの1つとして愛用できます。
また、同様の形状のお守りに「木花咲く 麗御守(うるわしまもり)」というお守りがあります。このお守りは、木花咲耶姫命の御神徳が得られるよう、紅水晶とも呼ばれるローズクォーツと桜の花びらが描かれている水晶でできています。
また、すべて天然石でできてることも特徴の1つです。身につけているだけで、身が清められるよう感覚が味わえるので、旭川神社に訪れた際は是非購入していってください。
旭川神社の詳細情報
旭川神社の詳細情報について紹介します。旭川神社は近くに駅があるため、公共交通機関を利用しても行きやすく、アクセスが良好です。また、駐車場も完備されているため、自家用車を利用しても行くことができます。
そんな旭川神社を訪れる際に役立つ情報も紹介するので、旭川神社に訪れる人は是非参考にしてください。
旭川神社へのアクセス
旭川神社の北方には歩いて約10分の距離にJR石北本線東旭川駅があります。そのため、電車を利用すれば比較的簡単に行くことができます。また、東旭川駅は旭川市の中心にある旭川駅から電車で16分の距離にあります。
旭川駅のバス乗り場からバスを利用しても行くことができます。6番乗り場から旭山動物園線41・47番線が30分おきに運行しています。また、旭川空港から旭山動物園行きの直行バスを利用してもアクセスが可能です。
様々なアクセス方法があるので、自分に合った方法で旭川神社を訪れてください。
旭川神社の基本情報
旭川神社の基本情報を紹介します。旭川神社を訪れようと思っている人や、興味がある人は是非参考にしてください。
住所 | 北海道旭川市東旭川南1畳6丁目8-14 |
電話番号 | 0166-36-1818 |
開門時間 | 8:00~18:00(参拝24時間) |
アクセス | JR石北本線 東旭川駅から徒歩約10分 |
駐車場の有無 | 有(50台) |
公式URL | http://www.asahikawajinja.or.jp/index.html |
パワースポットの旭川神社を訪れよう!
北海道旭川市にある旭川神社を紹介しました。旭川神社はかつて屯田兵が開拓した東旭川の地に初めて建立した神社です。そのため、非常に由緒正しき神社でもあり、様々なご利益があります。祀られている神様は日本神話の主神としても登場する天照大神です。
また、美の神様でもある木花咲耶姫命も祀られている上、境内社も合わせると稲の神さまでもあるお稲荷さんのご利益を得ることもできます。このように旭川神社には非常に多くの御利益があることで全国的にも有名な神社でもあります。
屯田兵により開拓が行われていた頃からの歴史や当時の状況などを見学できる記念館もあるため、是非訪れてみてください。旭川の観光がより充実したものになりますよ。