熱海の観光プラン!一泊二日旅行のモデルコースや観光スポットを紹介
熱海は、東京から最も近い温泉地として、太宰治や尾崎紅葉などの文豪や著名人にも愛されてきました。今では熱海観光のプランをたててる若者が増え、活気のある温泉地となりました。そこで、熱海観光でおすすめのプランをいくつかご紹介します。
目次
週末行きたい!熱海で気軽に温泉を楽しもう
熱海は、東京から一番近い温泉リゾート地として人気の温泉地です。温暖な気候で過ごしやすいうえ、海岸沿いの景観も素晴らしく、有名人の方の別荘が立ち並ぶ関東屈指の避暑地として、熱海観光プランを立てる方が多い人気の観光地です。
日帰りもできますが、折角ですので温泉旅館に宿泊し、日ごろの疲れを癒してみませんか。
熱海とは?
熱海は、温泉地として多くの人に知られ愛されてきました。開湯の時期は、平安時代といわれていますが、源泉を辿ると古代まで遡るともいわれる、とても古い歴史のある温泉地です。
温泉は源泉かけ流しで、疲労回復、神経痛や肩こりなどの効能があり、リラックス効果もあります。そのため、ゆっくり温泉に浸かって体も心もリフレッシュさせてくれます。
そして、熱海は温泉だけではなく熱海観光も盛んです。食べ物も美味しいし、景色は最高!ということで、温泉と観光を組み合わせたプランがおすすめです。
東京都心からのアクセスも良く人気のスポット
熱海は、交通の便も良く、東京からは新幹線を利用すると1時間かからずに行くことができます。そして、特急列車「踊り子号」の利用で1時間20分の所要時間です。熱海観光のプランを考える時に現地の滞在時間と行程を考慮して、組み立ててみましょう。
熱海のおすすめ観光スポット【人気】
熱海のおすすめ観光スポットの中でも人気の2か所をご紹介します。
①ライトアップされる砂浜が幻想的「熱海サンビーチ」
熱海観光の開始地点である熱海駅を下車し、周辺を散策しながら南へ下ると熱海サンビーチです。ヤシ並木が南国のリゾート地の雰囲気を醸し出していて、夏には多くの海水浴客で賑わいます。そして、年に数回開催される海上花火大会も人気のイベントの一つです。
長さ400mの砂浜では、毎晩、日本初のビーチがライトアップされ昼間とは違った幻想的な雰囲気で観光客を魅了しています。手入れの行き届いたビーチを南国気分で過ごすには、サンビーチはおすすめのスポットです。
熱海サンビーチを熱海観光のプランに組み込むなら、花火大会のスケジュールも事前に確認して、花火も楽しんでしまいましょう。
住所 | 〒413-0012 静岡県熱海市東海岸町 |
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電話番号 | 0557-86-6218(維持管理室) |
営業時間・定休日 | 不明 |
料金 | 無 |
駐車場の有無 | 有。30分100円 |
アクセス | JR熱海駅からバスにて約5分のサンビーチで下車。ここから徒歩約3分 |
公式URL | https://www.city.atami.lg.jp/shisetsu/bunka/1002073/1002074.html |
②グルメもお土産も揃う「仲見世商店街」
熱海観光の玄関口となる熱海仲見世商店街は、熱海駅から南へ下ると熱海サンビーチへ抜ける通りにあるアーケード街の中に、個性的な店舗が軒を連ね、中には創業60年以上の老舗店もあり、見ているだけでも楽しめます。
昭和31年に完成したアーケード街は、昭和レトロ感漂う落ち着いた雰囲気の中で、お気に入りのお土産をさがしてみたり、食べ歩きも楽しめます。特に、熱海プリンはインスタ映え間違いなしですので、是非、探してみてください。
住所 | 〒413-0011静岡県熱海市田原本町6-2 |
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電話番号 | 不明 |
営業時間・定休日 | 店舗によって異なる |
料金 | 無 |
駐車場の有無 | 無 |
アクセス | JR熱海駅より徒歩3分 |
公式URL |
熱海のおすすめ観光スポット【定番】
熱海観光に来たら一度は訪れたことがあるであろう定番の観光スポットを2か所ご紹介します。
①熱海の街並みを一望できる絶景ポイント「熱海城」
熱海観光に来た時に目にするお城は、「熱海城」ですが、本当のお城ではありません。実は資料館やレストラン、アミューズメントパークなどがあり、子供も楽しめる観光施設なのです。
地上43m、海抜160mの天守閣展望台からは、360度熱海の街並みを眺望できる絶景スポットになっています。そして、1階のテラスには足湯があり、海抜120mからの絶景を眺めながらリラックスできます。
熱海城の庭園では、猿回しのショーが行われる場合もありますので、事前にイベントの情報を確認し、プランを検討しましょう。
住所 | 〒413-0033静岡県熱海市熱海1993 |
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電話番号 | 0557-81-6206 |
営業時間・定休日 | 09:00~17:00 年中無休 |
料金 | 大人:1000円、小・中学生:550円、4~6歳:400円 *PCから「ネット限定割引券」を印刷して持参すると割引あり。 *トリックアートとの共通券あり。 |
駐車場の有無 | 有。1回500円 |
アクセス | JR熱海駅よりタクシーかバスで約10分。 |
公式URL |
②樹齢2000年大楠「來宮神社」
熱海観光のプランを考える時に、おすすめの神社が「來宮神社」です。「來宮神社(きのみやじんじゃ)」は、大国主命(大黒様)が祀られており、商売繁盛・良縁招来・身体強健のご利益があります。境内は自然に囲まれ、すがすがしい空気が漂っていて、パワースポットとしても知られています。
特に、本殿に向かって左奥にある樹齢2000年の大楠が有名で、参拝した後は、忘れずに大楠でパワーをいただいてきましょう。
來宮神社の境内は、きつい坂道が多く休みながら参拝する人も少なくありません。そのためか、境内の中にカフェがあるので、疲れたら一休みしつつ参拝することもできますので、小さいお子様から高齢の方まで無理なく参拝することができます。
そして、來宮神社の特徴は、撮影スポットにスマートフォンを設置する台があるという事です。最近ではインスタ映えを好む人も多くなっていますので、この撮影代にはお心遣いが感じられます。
縁結びのご利益もありますので、ご縁を願う若者が熱海観光で立ち寄ることが多いスポットになっていますので、プランに組み込んでみましょう。
住所 | 〒413-0034 静岡県熱海市西山町43-1 |
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電話番号 | 0557-82-2241 |
営業時間・定休日 | 09:00~17:00 |
料金 | 無 |
駐車場の有無 | 有 |
アクセス | JR熱海駅より徒歩約18分又はタクシーで約6分 JR来宮駅より徒歩約5分 |
公式URL |
熱海のおすすめ観光スポット【穴場】
新しい熱海を発見したい!という方のために、熱海観光でおすすめの穴場スポットを2か所ご紹介しますので、プラン検討の参考にしてみてください。
①きれいな海と自然を満喫する「初島」
熱海観光で「初島」でプランを立てる人はあまり多くはないかもしれません。なぜなら、相模灘に浮かぶ離島だからです。
しかし、「初島」は、本島から定期船で30分ほどのところにある小さな島で、東京から約2時間ほどで行けてしまうので、日帰りも可能ですし宿泊もできます。実は「初島」は、都内から気軽に行けるリゾート地なのです。
「初島」は、約7000年前からこの島に人が住んでいたといわれ、その歴史は古代まで遡るほど古いのですが、島周約4kmという小さな島の中にアスレチックなどのアクティビティやダイビングやスノーケリングなどのマリンスポーツ、ちょっとたキャンプ気分を味わえるグランピングなどの施設が整っています。
もちろん、ホテルやカフェもあり、食事にも新鮮な食材を使用し地産地消にこだわった初島の味を堪能するプランを計画することができます。
「初島」は、特に、ダイビングをする方には人気で、イルカと出会える機会も増えているので、この機会に是非、スノーケリングからマリンスポーツを初めて見ませんか。
「初島」は、天然の漁礁ともいわれるほど、魚介類が豊富に採れます。メジナ・アジ・タカベ・イカ・イシダイなども釣れますので、時間に余裕があれば海釣りも体験してみましょう!
そして、遊び疲れたら島の湯でリフレッシュして、隅々まで初島を楽しむプランをたててみてはいかがでしょうか。
住所 | 〒413-0004 静岡県熱海市初島 |
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電話番号 | 初島区事業協同組合(島内観光・食堂街・釣り):0557-67-1400 ダイビングセンター:0557-67-3162 株式会社富士急マリンリゾート(船舶):0557-81-0541 アジアンガーデン・島の湯:0557-67-2151 SARUTOBI:0557-67-1462 キャンプヴィラ(PICA予約センター):0555-30-4580 ピクニックガーデン:0557-67-2155(木曜定休) |
営業時間・定休日 | 各施設により異なる |
料金 | 入島料は無し。 |
駐車場の有無 | マイカーでの入島は不可。熱海港に隣接の駐車場があります。 |
アクセス | 熱海港より定期便で片道30分 |
公式URL |
②昭和レトロな建物と日本庭園を見れる「起雲閣」
「起雲閣」は、1919年に別荘として建築されましたが、「起雲閣」は、1919年に別荘として建築され、1947年に旅館として生まれ変わりました。文豪の太宰治や山本有三なども宿泊したことでも知られています。
今は、熱海市指定有形文化財として一般公開されています。建築が好きな方に特に見ていただきたい観光スポットです。なぜなら、「起雲閣」は、日本と中国、欧州の様式を融合した建築様式になっていて、素晴らしい装飾の中にも落ち着いた雰囲気を漂わせたレトロ感があります。
そして、整えられた庭園を見ながらくつろいだであろう当時の人たちの気分を味わえる「起雲閣」を熱海観光のプランに入れてみてはいかがでしょうか。
住所 | 〒413-0022静岡県熱海市昭和町4-2 |
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電話番号 | 0557-86-3101 |
営業時間・定休日 | 09:00~17:00 水曜定休日、12月26~30は休館 |
料金 | 大人:510円 中・高校生:200円 小学生以下無料 |
駐車場の有無 | 有 |
アクセス | 熱海駅より徒歩約20分 バスで「起雲閣」下車すぐ |
公式URL | https://www.city.atami.lg.jp/shisetsu/bunka/1002036/1002039.html |
熱海観光一泊二日モデルコース【1日目】
熱海観光は日帰りではもったいない!という事で、2日間で楽しむモデルコースを提案いたしますので、プランを練る際の参考にしてみてください。まずは、1日目からご案内いたします。
熱海屈指のフォトスポットで旅の記念撮影「お宮の松」
熱海観光で人気のスポットの一つが、「お宮の松」です。熱海が舞台の小説「金色夜叉」(尾崎紅葉作)で有名な「お宮の松」と「寛一・お宮の像」は、写真スポットとして観光客で人気場所です。あなたも「寛一・お宮の像」の前で寛一、お宮になったつもりで記念写真を1枚いかがでしょうか。
熱海観光の出発地点の熱海駅をサンビーチ方面に進むと国道沿いに見えてきます。寛一とお宮になりきって記念撮影をした後は、目の前の熱海サンビーチで絶景を楽しむのもおすすめプランです。
熱海の新鮮な魚介をランチで堪能「囲炉茶屋」
お宮の松で記念写真を撮った後は、熱海観光の楽しみの一つでもある熱海自慢の海鮮が食べられる「囲炉茶屋」でランチをいただきましょう。熱海駅からほど近い商店街を通り過ぎたところにあります。
店内は、テーブル席と掘りごたつの席があり、落ち着いた雰囲気の中で食事ができます。ランチタイム(11:30~15:00)には地元の方も利用する人気店です。熱海は、干物が美味しいことでも知られていますが、ここ「囲炉茶屋」でも干物をご賞味できます。
「囲炉茶屋」のおすすめメニューは、三種干物とお刺身定食、海の幸丼です。他にも新鮮な海鮮料理が楽しめますので、ランチは「囲炉茶屋」のプランで行きましょう!
1日の終わりは温泉宿でゆったり
熱海観光で外せないのは、やはり温泉でしょう。熱海は、江戸時代から湯治場としても有名で、徳川家康も1604年に湯治目的で訪れています。1200年の間、温泉の泉脈が枯れることなく、毎分の相総湧出量は約16600ℓという素晴らしい温泉地です。
明治18年には日本初の温泉保養センターを設置し、今では一般家庭にも温泉を供給しています。この豊富な温泉を利用した宿泊場所も多く建設されました。
無色透明で美肌感があり、切り傷、やけど、慢性皮膚炎などの効能がありますので、熱海では、是非、源泉かけ流しのお風呂を堪能できるお宿にご宿泊するプランをおすすめします。
熱海観光1泊二日モデルコース【2日目】
熱海観光の2日目のプランをご提案します。温泉宿でゆっくり過ごされた後なので、2日目はアクティブに楽しみましょう!
ロープウェイで景色を見ながらいく「熱海城」
二日目の熱海観光は、熱海市内を一望できる熱海ロープウェイに乗って錦ヶ浦の山頂を目指します。錦ヶ浦の山頂には、「熱海城」があります。この「熱海城」は熱海のランドマークになっていて、最上階には「天守閣展望台」があり、熱海の街を360度の角度から一望することができます。
展望台からの絶景を堪能した後は、5階の江戸体験コーナーで、江戸時代にタイムスリップ。そして、1階にある資料館を見学し、テラスのジェット足湯でしばしの休憩をしましょう。
時間に余裕がある時は、別館にある「トリックアート迷宮感館」で不思議体験をするプランもおすすめです。
和モダンな雰囲気の店内でひと休み「藍花」
熱海観光に少し疲れたら、熱海仲見世商店街にあるカフェ「藍花」で休憩をしましょう。店内は、木のぬくもりと解放感のある高い天井で、和の雰囲気を楽しみながらくつろげる空間になっています。
「藍花」は、自家焙煎のコーヒーが美味しく、甘味やケーキなども素材にこだわり丁寧に作られた品々は、どれも絶品です。
そして、カフェに併設している工房では、熱海の民芸品や工芸作家の方の作品を展示販売していますので、熱海観光の思い出に、お気に入りを探すのも旅の醍醐味という事で立ち寄りプランに組み込みました。
仲見世商店街でお土産選び
旅にお土産はつきもので、熱海観光も例外ではありません。お土産はいただくのも嬉しいですが、相手を思いながら選ぶのも旅の楽しみの一つです。
そこで、熱海観光でのお土産を仲見世商店街で探すプランにしてみました。仲見世商店街は、アーケードになっていますので、雨の日でもゆっくりお土産を選ぶことができます。
熱海といえば、温泉饅頭、そして干物、柑橘類も豊富で一年中楽しむことができます。なかでも、温泉饅頭のお店は、いくつもありますので悩むところですが、お店によって皮や餡が違いますので、まずは食べ歩きで味を確認して、好みのものをお土産にしましょう。
干物をお土産にするのであれば、鯵の干物がおすすめです。干物に加工することによって旨みが凝縮し、身がふっくらとしてお口の中に鯵の旨みが広がる人気の一品で、お使い物にしても喜ばれます。
もし、時間があれば、仲見世商店街の側にある平和通り商店街にも足を運んでみてはいかがでしょうか。思わぬプラン変更で新しい発見があるかもしえませんね。
熱海で日ごろの疲れをリセットしよう!
熱海観光のプラン提案としてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。思いのほか近い熱海ですが、昔と今ではお店もかなり変わってきています。
昔よく行った方も、これから行こうとしている方も楽しめる熱海になっていますので、この週末、是非、熱海に足を運んでみてください。そして、日ごろの疲れを癒してくれる熱海を満喫できるように、熱海観光のプランを十分練っていきましょう行きましょう!