熱海名物！美味しいグルメやお土産にしたいお菓子•海産物を紹介

神奈川県と静岡県の境に位置する熱海は、古くから魅力的な温泉が湧き出る湯治場として発展してきました。現在も温泉リゾート地として有名であり、海の幸に恵まれた熱海港や賑やかな商店街も多くの人を惹きつけています。

今回は、そんな熱海の名物やおすすめグルメなどを紹介していきましょう。人気のお土産にも触れるので、熱海でのグルメ観光に興味がある人は、特に注目してみてください。

特に年配の方から愛されている温泉スポット熱海は、最近では多くの若者からも注目されています。そんな熱海には、老若男女を虜にさせる人気名物がたくさんあるのです。

以下では、熱海でおすすめの名物を3つ、詳しく取り上げたいと思います。

熱海の人気名物の中でも、定番中の定番として多くの熱海ファンから長年愛されている名物が「干物」です。熱海各地にある港から毎日水揚げされる上質な金目鯛やアジなどの魚を、美味しいまま保存できるように丁寧に加工しています。

海風に当りながら、じっくり天日干しされた熱海の干物は、旨味がじんわりと舌に広がる絶品に仕上がっているのです。保存できる期間も長いので、熱海のお土産にもよく選ばれています。

網代港付近には、数十軒もの人気干物店が立ち並んでいるので、干物をじっくり選びたい人は、ぜひ網代港を念入りに散策してみてください。

海の幸に特に恵まれている熱海では、豪華な「海鮮丼」も名物として定着しています。タイやアジなどのフレッシュな獲れたて魚介類を、こんもりと丼に盛った海鮮丼は、見た目も美しい絶品丼として人気を集めているのです。

大規模な魚祭りが行われる熱海には、魚に並々ならない情熱を注ぐ魚料理専門店や魚屋さんが多数存在しています。魚好きな人は、ぜひ熱海で魚料理を満喫してみてください。

熱海の名物には、「熱海だいだい」も挙げられます。傾斜のある土地が多く、海風と日当たりの良さに恵まれている熱海は、柑橘系の果物の栽培に適しています。

そのため、オレンジやいよかんなどの栽培が古くから盛んであり、特に橙は日本でトップの生産量を誇っているのです。

12月頃に収穫シーズンを迎える熱海だいだいは、栄養価が高い上に、魚料理との相性が抜群に良く、熱海の魚料理によく使われています。正月飾りにも欠かせない橙。熱海だいだいも、縁起が良いフルーツとしても愛されているのです。

のどかな温泉リゾート地である熱海には、おすすめ名物グルメがたくさんあります。以下では、熱海でぜひ食べておきたい名物グルメを紹介しましょう。熱海の美味しいおすすめグルメを、観光前にしっかりリサーチしておきたい人は、特に注目してください。

40年以上、地元の魚にこだわった絶品海鮮丼を提供し続けている「まさる」は、熱海で海鮮丼を食べたい人に特におすすめの名店です。濃厚な旨味が感じらえる海鮮丼は、忘れられない味になるでしょう。

また、熟成されたアジのたたきも、人気メニューなのでぜひ注文してみてください。

熱海の名物グルメスポットには、熱海名物の干物をたっぷり楽しめる「囲炉茶屋」も挙げられます。囲炉裏があるレトロで和やかな店内では、肉厚の美味しい地元の干物を、串焼きや定食など様々な形態で味わえます。

熱海の郷土料理である「まご茶漬け」が看板メニューの「まご茶亭」も、熱海で人気の名物グルメ店です。熱海で獲れた魚を醤油漬けにしたものを、お茶漬けの状態で食べるまご茶漬け。

このお店では、贅沢な金目鯛やマグロの上品なまご茶漬けを味わえます。柚子胡椒やゴマなどの薬味がたっぷりなので、より食欲を刺激されるでしょう。

熱海には、お土産に最適な名物お菓子も多数あります。以下では、熱海のお土産にぜひチョイスしたい、地元でも人気の名物お菓子を3つ紹介しましょう。

種類豊富な洋菓子を扱っている老舗洋菓子店「三木製菓」の人気商品「ネコの舌」は、熱海の定番お土産となっています。猫の舌をイメージさせる長めの楕円形のランドグシャです。

少し厚みがあるので、癖になるさっくりした歯ごたえを楽しめます。

熱海のお土産には、「延命堂」の「温泉延命饅頭」もおすすめです。大正時代から存在している地元民お馴染みの饅頭であり、温泉饅頭の元祖ともされています。現在も大正時代の製法で、職人の手によって1つずつ作られている絶品温泉饅頭です。

添加物を使用していないヘルシーな饅頭なので、食べると名前の通り、寿命が延びる気がするでしょう。ちなみに、こし餡と粒あんの2種類があり、1つ92円で販売されています。

約50年間レトロなお菓子屋さんとして人気を集めている「みなみ製菓」の「あたみだいだい饅頭」も、熱海の人気お土産の1つです。熱海だいだいを皮にも白あんにもたっぷり練り込み、薄オレンジ色の可愛く上品な蒸し饅頭に仕上げています。

熱海商工会議所が上質なお菓子と認めた証「熱海ブランドA-PLUS」のシールも貼られている、爽やかな風味の饅頭です。

熱海のお土産には、熱海で豊富に獲れる魚介類を加工した海産物を選びたい人も多いでしょう。そこで、以下ではお土産向きの、熱海の名物海産物も紹介したいと思います。

熱海の名物グルメ干物を、お土産にしたい人には「釜鶴ひもの店」の利用をおすすめします。江戸時代から干物を扱ってきた老舗専門店であり、常に30種類ほどの絶品干物を取り揃えているのです。

天日塩と魚の鮮度にこだわっており、魚の濃厚な旨味が引き立つ薄塩味の干物に仕上がっています。

「あをきのひもの熱海駅前店」の干物も、熱海土産におすすめの名物海鮮グルメです。カサゴや柳カレイなどの、バリエーション豊かな地元の新鮮な魚を加工した干物は、選ぶ時も楽しいでしょう。

ノドグロや金目鯛などの人気高級魚のレアな干物もあるので、ぜひゲットしてみてください。

熱海散策の休憩中に、ぜひ食べておきたい名物スイーツの種類も豊富です。以下では、熱海名物のスイーツを、3種類細かく取り上げていきましょう。

熱海の人気穴場カフェである「伝統フランスケーキ&カフェ モンブラン」では、シンプルで美味しいケーキが味わえます。約70年、フランスのレシピをベースにした素朴なケーキのレシピを守ってきたお店です。

優しい風合いのケーキは、派手な見た目ではないものの、熱海の思い出として記憶にしっかりと残ることでしょう。

牛乳瓶のようなレトロ可愛い容器と、その濃厚な美味しさで注目されている「熱海温泉」の「熱海プリン」も、熱海名物スイーツの1つです。カバのキュートなロゴマーク入りのガラス容器には、手作りのこだわりプリンがたっぷり入っています。

苺味や抹茶味、コーヒー牛乳味などのフレーバーだけでなく、だいだいソースやベリーソースなどのソースの種類も豊富です。

大正時代にオープンした老舗和菓子店「常盤木羊羹店」の「鶴吉羊羹」も、熱海でぜひ味わいたいスイーツです。様々なフレーバーがある羊羹であり、それぞれのフレーバーの良さを引き立てるために、あえて甘味は抑え気味にされています。

中でも、熱海だいだいを練り込んだ鶴吉羊羹は、熱海だいだいの爽快な酸味と香りをしっかり楽しめると特に人気です。

今回は、熱海で出会える名物スイーツや海産物グルメなどを取り上げました。上質な橙や魚介類などの名産品を使った熱海の名物グルメは、どれも老若男女に好まれる優しい味わいとなっています。

熱海で旅行を楽しむ時には、ぜひ今回紹介した地元名物を積極的に食べてみてください。