父母ヶ浜の見どころを紹介！日本のウユニ塩湖と呼ばれる名所の魅力

香川県でインスタ映えすると話題のスポットと言えば「父母ヶ浜」です。この記事では、父母ヶ浜について詳しく紹介していきます。

父母が浜（ちちぶがはま）とは、「瀬戸内海の天空の鏡」「日本のウユニ塩湖」とも称されている絶景を楽しめる観光スポットです。

約1kmのロングビーチを誇る穏やかな海水浴場で、父母が浜で見ることのできる夕日は、「日本の夕日100選」にも選ばれています。

ここからは、父母が浜の基本情報について紹介していきます。父母が浜の住所は香川県三豊市仁尾町仁尾乙です。アクセス方法は、車か電車・バスになります。

アクセス方法については、この記事の後半でも詳しく紹介しているので、ぜひそちらをチェックしてください。

ここからは、香川・父母ヶ浜の魅力をたっぷりと紹介していきます。

父母ヶ浜の魅力は、なんといっても南米・ボリビアの西部にある「ウユニ塩湖」のような光景です。

「瀬戸内海の天空の鏡」とも言われているように、雨季には地面が鏡のようになって、空の色が反響して上下対称の不思議な光景・絶景を見ることができます。

父母ヶ浜は、干潟の砂紋の不思議な景色も魅力です。潮が引いた父母ヶ浜の干潟には美しい砂紋が出来るのです。この砂紋は、鳥取砂浜の風紋のように風に吹かれても消えたりはせず、ずっと残っています。

父母ヶ浜の干潟の砂紋は、干潟一面にできています。父母ヶ浜の干潟の砂紋は場所によって形や大きさ・高さも違っているのが特徴で、とても面白いです。天候によって波の高さも変わるため、状況によって砂紋は変わっていきます。

また、大潮・小潮など、潮の速さでも干潟の砂紋は違ってくるので毎日のように父母ヶ浜に訪れている人でも毎回異なる干潟の砂紋を見ることができます。ぜひ、父母ヶ浜の干潟の砂紋もチェックしてみてください。

父母ヶ浜は、絶景・インスタ映えする写真が撮れる場所なので、フォトスポットとしても大人気です。ぜひ、画素数の良いスマートフォンや一眼レフを持っていって、父母ヶ浜の絶景を撮影してみてください。

ここからは、香川・父母ヶ浜の絶景が見られる3つの条件について詳しく説明していきます。

香川・父母ヶ浜の絶景が見られる1つ目の条件は、干潮と日の入り時間のタイミングです。干潮は通常1日に2回あり、朝方と夕方（日の入りの時間）になります。

ウユニ塩湖のような絶景を父母ヶ浜で見たいのであれば、必ず干潮時に見に行くようにしてください。美しい水鏡ができるのは、干潮時に大きな薄い潮だまりが出来るためです。

満潮時には潮だまりが無くなってしまうので、美しい水鏡を見るのは難しいです。また、父母ヶ浜の日の入り時間のタイミングがおすすめなのは、夕日・夕焼けが綺麗と言うだけでなく、地形的に父母ヶ浜は夕方の日の入り時間の方が風が吹くことが少ないからです。

干潮が日の入り時間のタイミングとしっかりと合う日は、事前に三豊市観光交流局ホームページの「絶景の見頃カレンダー」でチェックすることができます。こちらをチェックしてから父母ヶ浜へ行くことをおすすめします。

香川・父母ヶ浜の絶景が見られる2つ目の条件は、風がない時ということです。父母ヶ浜の絶景を見たいのであれば、風がない時に行くことをおすすめします。風があると水面が波立ってしまって、鏡面になりません。

干潮時ではなく満潮時になると波が出てくるので、やはり干潮時がおすすめです。

香川・父母ヶ浜の絶景が見られる3つ目の条件は、日没直前から日没後の時間帯ということです。父母ヶ浜を見に行くのであれば、日没直前から日没後の時間帯がおすすめです。

日没直前あたりからどんどん空の色が変化して行くので、美しい空の色が父母ヶ浜の鏡面に反射してとても綺麗です。

父母ヶ浜で良い撮影スポットを探していたら、時間があっという間に経ってしまっていたということも多いので、日没の1時間ほど前に到着しておくようにすると良いでしょう。

日没直前から日没後はマジックアワーと言われていて、夕焼けの赤い光景からどんどん夜空の青みが加わっていくというとても幻想的な光景を見ることができます。

また、季節によって父母ヶ浜の夕日が沈む位置が変わって行くので、一度写真を撮影したことがあるという方でもまた別の時期に撮影して見ることをおすすめします。

ここからは、香川・父母ヶ浜で絶景フォトを撮るコツを紹介していきます。

父母ヶ浜で絶景フォトを取るコツ1つ目は、ローアングルで撮るということです。水面ギリギリのローアングルで写真を撮影するようにすると、人などの対象物のシルエットがくっきりとしてハッキリとした写真を撮影できるのでおすすめです。

父母ヶ浜で絶景フォトを取るコツ2つ目は、水平線が真っすぐになるようにするということです。

ローアングルで撮影するように頑張ると、なかなか水平線を真っすぐにして撮影するのは難しくなります。ただ、水平線が真っすぐになるように撮影しないと、綺麗な写真になりません。

スマートフォンで撮影している場合は、設定でグリッド線を表示させるようにすると水平線を真っすぐに撮影しやすいのでおすすめです。

父母ヶ浜で絶景フォトを取るコツ3つ目は、連写機能を活用するということです。連写機能は人物を撮影しているときで、動きのある写真を撮影するときにとてもおすすめです。

例えば、父母ヶ浜ではジャンプしている写真・空中にいる写真を撮影しようとする人も多いのですが、ジャンプしている写真を普通の状態で撮影するのはかなり難しいです。

そんな場合でも、連写機能を活用して撮影すれば、空中にいる写真を簡単に撮影することができるので、おすすめです。

香川・父母ヶ浜のアクセス方法について紹介していきます。

車を利用して父母ヶ浜に行く場合は、さぬき豊中ICか三豊鳥坂ICで降りるようにしてください。さぬき豊中IC・三豊鳥坂ICのどちらで降りても、約20分で父母ヶ浜に到着します。

父母ヶ浜に駐車場は4ヶ所ありますが、1ヶ所は大型バスの駐車場なので、乗用車を止めることができる駐車場は3ヶ所になります。駐車場の住所は香川県三豊市仁尾町仁尾乙203-3です。

駐車場は無料なので、安心して車を止めることができます。また、駐車場付近にはこの記事の最後の方で紹介するかき氷屋さんやカフェ・おみやげ屋さんも多いので、休憩しがてらそちらもぜひチェックしてみてください。

公共交通機関を利用して父母ヶ浜にアクセスする場合は、まず最初にJR詫間駅に向かってください。詫間駅についたのであれば、そこから三豊市コミュニティバス仁尾線に乗車して、父母ケ浜で下車してください。

JR高松駅からJR詫間駅へ向かうのであれば、かかる料金は片道850円です。詫間駅から父母ケ浜までのバス料金は片道100円です。

ここからは、香川県・父母ヶ浜周辺のおすすめ観光スポットを紹介していきます。

父母ヶ浜から徒歩5分のところにある「ハンド イン ハンド」は地元グルメのテイクアウト専門店です。「ハンド イン ハンド」は建築家の隈研吾さんがデザインしたというモバイルハウスです。

隈研吾さんは、あの新国立競技場もデザインしたという超有名な建築家です。「ハンド イン ハンド」では、自家製オリジナルのコッぺサンドが大人気です。コッペサンドの味は、豚カツ・うどん・たまご・いちごクリームの4種類あります。

ドリンクは、「仁尾のレモンを使ったレモンスカッシュ」「三豊のボイセンベリー」「さぬきひめのいちご」「曽保（そほ）のみかん」「産直ほうれん草」「産直キャベツ」など、様々な種類があります。

「ハンド イン ハンド」は地元の生産者の方達・お店から直接仕入れた食材を使って、上で紹介したような美味しい料理を提供しているお店です。ぜひ、一度足を運んでみてください。

父母ヶ浜から徒歩5分のところにある「父母ケ浜ポート」は、設備が充実しているお店です。どんな設備が充実しているのかというと、有料で荷物を預けることができたり、シャワーがあったりします。

街の事業所が運営されているタイプの「海の家」となっている父母ケ浜ポートではお酒を飲むことができます。クラフトビール・カクテル・ノンアルコールカクテルを注文することができ、とても評判が良いお店です。

食べ物はケーニッヒソーセージ・地域の食材のプレート・父母ヶ浜の塩を使ったアイスなどがあります。父母ケ浜ポートにはとてもおしゃれなテラスがあり、外観もとても素敵なので、ぜひ足を運んでみてください。

かき氷の人気店「KAKIGORI CAFE ひむろ」も父母ヶ浜を観光する際には寄ってみてください。「KAKIGORI CAFE ひむろ」は特に夏の時期には大人気で、入店まで1時間ほど待たなければいけない時もあります。

ただ、車で来た場合には、予約で記入した紙に電話番号を記入しておくとそこに電話をかけてくれるので車の中で待つこともできます。

ふわふわ氷を使ったフレッシュフルーツのかき氷がとても美味しく、ここのかき氷は頭がキーンと痛くなったりしないということも言われています。ぜひ「KAKIGORI CAFE ひむろ」に立ち寄ってみてください。

香川・父母ヶ浜の見どころや、父母ヶ浜周辺のおすすめ観光スポットについて紹介してきましたがいかがだったでしょうか。父母ヶ浜は「日本のウユニ塩湖」「瀬戸内海の天空の鏡」とも呼ばれているような絶景を見ることができる場所です。

父母ヶ浜の絶景が見られる3つの条件は、干潮と日の入り時間のタイミングが合う日に見に行くようにすること・風がない時に行くこと・日没直前から日没後の時間帯に見に行くことです。

父母ヶ浜で絶景フォトを撮るコツは、ローアングルで撮ること・水平線が真っすぐになるようにすること・連写機能を活用することです。ぜひ、父母ヶ浜へ絶景をフォトを撮りに行ってください。