千歳神社(北海道)は人気パワースポット!御朱印やお守りも紹介
北海道にある千歳神社はパワースポットとして人気の神社です。食の神様と水の神様が祀られており、様々なご利益があるとされています。御神水を汲んで持ち帰ることができるのも特長です。この記事では、千歳神社の歴史や年中行事、開運アイテムを紹介します。
目次
北海道にある「千歳神社」を紹介!
千歳神社は北海道の神社のひとつで、パワースポットとして有名です。パワースポットとは、自然の不思議な力が集まるとされている場所で、そこに行けば癒やしや浄化、運勢アップといった効果が得られるとされています。
科学的な根拠が証明されているわけではない一方、パワースポットに行ったことで運気が上がった、願いが叶ったという声も多く見られます。千歳神社もその一つなのです。この記事ではそんな千歳神社の成り立ちや行事、購入できるアイテムを紹介します。
千歳神社とはどんな神社?
千歳神社は北海道千歳市にある神社です。1917年までは「稲荷神社」という名前でした。千歳駅から車で5分、新千歳空港から車で10分の場所にあります。食物や穀物の神様「豊宇気比売大神(とようけひめのおおかみ)」と水の神様「伊智伎志摩比売大神(いちきしまひめのおおかみ)」が祀られています。
そばには千歳川が流れ、境内には市指定の保存樹林があるなど、北海道の自然の魅力も感じられる場所です。
千歳神社の歴史
千歳神社の始まりは万治元年(1658年)までさかのぼります。万治元年に弁天(仏教の守護神)を祀る弁天堂が建てられ、その後の享和3年(1803年)、弁天堂と同じ場所に思古津稲荷大明神(しこついなりだいみょうじん)建てられました。
明治8年(1875年)、そこに豊宇気比売大神が祀られ、大正6年(1917年)に名前が千歳神社に改められました。210年以上の歴史を持つ神社です。千歳神社がある場所に建っていた弁天堂は北海道千歳市釜加に移され、 釜加神社(かまかじんじゃ)となり、千歳神社に末社(本社に付属する神社)となっています。
パワースポットとして有名
食の神様と水の神様をまつる千歳神社はパワースポットとして有名です。参拝すると、神様からの後押しを受けられるとされています。千歳神社で受けられるご利益として、水難除け、漁業守護、海上安全、開運、商売繁盛、芸能上達などが挙げられます。
「お金持ちになりたい」「結婚したい」など願いを叶えてもらうために参拝するのではなく、自分で決意したことが実現するよう、神様が後押しをしてくれるというイメージです。
厄払いも人気がある
千歳神社は厄払いも人気です。他の神社と同様、厄払いは6月の「夏越しの祓」、12月の「年越しの祓」と半年ごとに行われます。厄年の人は北海道旅行の際に千歳神社で厄払いを受けてみるのもよいでしょう。
厄年は男性が24歳、41歳、61歳、女性が18歳、32歳、36歳、61歳です。
住所 | 〒066-0046 千歳市真町1番地 |
電話番号 | TEL:0123-23-2542 FAX:0123-24-7743 |
営業時間・定休日 | 9:00~17:00 |
アクセス | JR千歳線 千歳駅から徒歩約32分、車で約6分 JR千歳線、JR石勝線 南千歳駅から徒歩約1時間10分、車で約14分 JR千歳線 長都駅から徒歩約1時間38分、車で約20分 |
駐車場の有無 | 有り |
公式URL | https://hokkaidojinjacho.jp/ |
千歳神社で行われているお祭りを紹介!
千歳神社では、1年を通して様々なお祭りが開催されています。いずれも人々の繁栄や厄除けを願って行われるものです。次は、千歳神社で毎年行われているお祭りを紹介します。
年明けは大賑わい「初詣」
元旦の恒例行事である初詣では、新年の無事や平安が祈られます。千歳神社の初詣は毎年多くの人で賑わいます。屋台の出店はありません。内容は他の神社と大きな違いはありませんが、千歳神社は有名なパワースポット。良い年になるよう、ここで願掛けをしてみるのもよいでしょう。
開催時期 | 1月1日 |
元旦の早朝のみ「歳旦祭」
歳旦祭は全国の神社で行われる年始の行事です。天皇家と国の繁栄、神社の氏子(神社を信仰している人)と地域社会の繁栄を祈ります。
開催時期 | 1月1日 |
毎年1月3日に行われる「元始祭」
元始祭は1月3日に全国の神社で行われる行事です。大祭(神社で行われる重要な行事)に分類される、重要な行事です。皇室と国民の繁栄を祈って行われます。天照大神(あまてらすおおみかみ)に遣わされた瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)が国を治めたことを祝うお祭りです。
正月飾りを焼く「どんど焼き」
どんど焼きは元旦から1月15日の間に行われる行事です。千歳神社では1月15日の10時から15時に行われます。お正月に飾った松門やしめ飾りを集めて燃やし、その火で焼いたお餅を焼いて食べます。
開催時期 | 1月15日 |
厄落としが行われる「夏越しの祓・年越しの祓」
夏越(なごし)の祓、年越しの祓は、大祓と呼ばれる行事です。夏越の祓は6月30日、年越しの祓は12月31日に行われます。形代(かたしろ)という人の形をした紙に穢れを託すことで、半年間に溜まった穢れを祓います。千歳神社の夏越の祓では、茅で編んだ大きな輪を氏子の人がくぐる「茅の輪くぐり」も行われます。
開催時期 | 夏越の祓:6月31日 年越しの祓:12月31日 |
多くの人が訪れる「秋季大祭」
秋季大祭は重要な行事である「例大祭」のうち、秋に行われるお祭りです。千歳神社では9月1日から9月3日に行われます。
9月1日の18時から前夜祭にあたる「宵宮祭」が始まり、2日10時から本祭が行われ、3日21時から始まる「後日祭」で締めくくられます。雅楽の演奏やお神輿といった神事のほか、参道にはたくさんの屋台が並ぶ大きなお祭りです。
開催時期 | 9月1日~9月3日 |
大晦日に鐘が鳴る「除夜祭」
除夜祭は大晦日に行われる、その年の最後の行事です。年越しの祓のあとに始まります。大晦日の風物詩である除夜の鐘は、除夜祭に行われる催しの一つです。
開催時期 | 12月31日 |
千歳神社は御朱印やお守りもおすすめ!
パワースポットとして有名な千歳神社に行くなら御朱印やお守りを購入するのもおすすめです。次は千歳神社の御朱印とお守りについて解説します。
千歳神社の御朱印
御朱印とは神社やお寺でもらえる印章(ハンコ)のことです。御朱印帳という専用の冊子に押してもらうことでその神社や寺院に参拝した証となります。千歳神社の御朱印は、鳥居のそばにある社務所でもらえます。朱印にかかる料金は300円です。
手書きとハンコの2種類あるので、気に入ったほうを選ぶとよいでしょう。また、御朱印帳も1,500円で購入できます。
千歳神社のお守りの種類は?
千歳神社では様々な種類のお守りが購入できます。交通安全や安産、合格、開運といったおなじみのお守りの他、厄除けとなる「身代わり守り」や子供の成長を願う「わらべ守り」、ハローキティが描かれた「キティ守り」など、10種類以上のお守りが購入可能です。
800円から100円で販売されています。パワースポットの千歳神社のお守り、参拝の際はぜひ購入しましょう。
千歳神社参拝後は幸井の水を持ち帰ろう!
千歳神社を参拝したあとは「幸井(さちい)の水」を持ち帰りましょう。「幸井の水」とは、千歳神社の境内にある湧き水です。支笏湖(しこつこ)から流れてきており、手水として使われます。そばにあるの看板には「萬古の生命を湛える清めの水」と書かれています。
幸井の水は汲み取って持ち帰ることができます。千歳神社が祀っている 「伊智伎志摩比売大神(いちきしまひめのおおかみ)」 が水の神様であることを考えると、神聖な力がありそうです。パワースポットとしても名高い千歳神社の幸井の水、参拝の際はぜひいただきましょう。
パワースポットの千歳神社で力をもらおう
北海道にある千歳神社の概要や行事、御朱印、お守りと幸井の水について解説しました。食の神様と水の神様を祀る千歳神社はパワースポットとして有名です。そこで行われる行事やお守りには大きなご利益がありそうです。特に幸井の水は水の神様が祀られていることもあり、ぜひ持ち帰りたいところです。
北海道に旅行に行く人、パワースポットのご利益を得たい人、願いが叶う後押しが欲しい人は、千歳神社に参拝に行きましょう。