ダハブ(エジプト)のおすすめ観光スポット!治安や行き方についても紹介
「世界で最も安いリゾート」と称されるエジプト東側シナイ半島にあるダハブ。毎年多くの観光客が訪れ、世界でも有数のダイビングスポットと言われています。そこで今回はエジプト・ダハブへの行き方や治安などを徹底紹介していきたいと思います。
エジプトのダハブのおすすめ観光スポットを紹介!
エジプトのダハブとはどんな場所?
エジプト・ダハブはエジプトの東部にあるシナイ半島にある村です。毎年多くの観光客が訪れ、リゾート地やダイビングスポットとして有名です。
ダハブの村は以前はベドウィンというアラブ系の遊牧民族がすむ小さな漁村でしたが、1967年に起きた第三次中東戦争(別名:六日戦争)によってイスラエルに占領されると観光開発が進められます。
1982年にイスラエル・エジプト平和条約によってシナイ半島がエジプトに返還されると外国資本が流入し更に開発が進みました。
ダハブは3つの地区に分かれており、一番北に位置するMasbat地区には旧来のダハブであるベドウィン村アサーラがありバックパッカー向けのレストランやキャンプが多く存在します。その南にあるMashraba地区は大きめのホテルなどがあり、もっとも南東にあるLaguna地区はウインドサーフィンが盛んに行われています。
ダハブの気候は非常に乾燥しており晴天が続きます。夏は非常に暑いですが、冬の特に夜間は穏やかな気候となっています。
ダハブの治安
エジプトと聞くと数年前に起こった大規模デモなどで治安が悪いイメージがあるかもしれません。ダハブでは最近テロが起こったものの、外務省海外安全ホームページの危険情報ではレベル1となっています。
ダハブは政府がテロ防止に力を入れている地域ではあるので突発的なテロさえ起らなければ治安が良く夜も出歩ける安全な場所であると言えます。
ダハブの物価
ダハブは通称「世界で最も安いリゾート」と呼ばれており、物価が安いことで知られています。レストランでは500円あればお腹いっぱい食べられますし、ホテルでも5000円あればかなりランクのいいホテルに泊まれます。
ダハブではダイビングスポットとしても有名なのですが「世界一ダイビングライセンスが安く取得できる」と言われています。日本では約10万円ぐらいかかるところダハブでは約3万円ほどで取得できます。
リゾート地と言えばお金持ちが行く場所なんて思う方は多いと思いますが、このダハブはお金の心配をする事の無く経済的に優しい、コストパフォーマンスに優れたリゾート地と言えるでしょう!
エジプトのダハブへの行き方
日本からダハブへの直行便は存在しません。日本からダハブへと行くには日本から飛行機でエジプトの「カイロ空港」まで行きそこから、国内線で「シャルム・エル・シェイク空港」へ向かいます。そこからタクシーやバスでダハブへと向かうのが一般的となります。
シャルム・エル・シェイク空港からダハブへのバスは本数が少ないため、一本乗り遅れると次のバスまで6時間ほど待つこともあるようなのでタクシーで行くのが確実だと言えそうです。
ダハブのおすすめ観光スポットと楽しみ方
次はダハブでの楽しみ方をご紹介します。アクティブに遊びたい!リゾート地でゆっくり過ごしたい!など様々ニーズに合わせてご紹介いたします!
ダイビングやマリンスポーツを楽しむ
ダハブに来られる観光客の主な目的はマリンスポーツと言っても過言では無いでしょう。ダハブの海は非常にキレイで200種類以上のサンゴが生息しています。河川が無いので不純物が流れてこず世界でもトップレベルの透明度を誇ります。
前述の通りダイビングライセンスが格安で取れるためそれが目当ての方も多く。現地には日本人インストラクターも在駐されているのでコミュニケーションが不安な方も安心です。
ダイビングだけではなくシュノーケリングやサーフィン、ジェットスキーなど様々なマリンスポーツを楽しむことが出来ます。
カフェやレストランでグルメを味わう
観光に来たら楽しみなのが食事。ダハブは観光地なだけあって様々な種類の料理があり、中華や和食などもちろんエジプト料理も楽しめます。
屋台も数多くあり食べ歩きながら色々な物を食べたりするのも良いかもしれません。ダハブにはおしゃれなカフェも多く観光客にシェイクなどのドリンクが人気を博しています。Wi-fiも完備されいるカフェもあるのでキレイな海を写真に撮りカフェでドリンクを飲みながらインスタに写真をアップするなんて楽しみ方もできますね。
エジプト・ダハブに行ったら食べてほしいグルメ!
コシャリ
コシャリはエジプトの国民食と呼ばれるお米とパスタや豆をミックスし玉ねぎとトマトソースをかけた料理で作る人によって材料や分量などで味に差別化を図っているため、同じ味は一つとして無いと呼ばれています。
ダハブでなければ食べられないというわけではありませんが、折角エジプトに行ったなら一度は食べてみてはいかがでしょうか。
ファラフェルサンド
ファラフェルサンドはケバブで使われるパンにひよこ豆をすり潰しスパイスを混ぜて揚げたコロッケと野菜を挟んだ食べ物で、近年日本でも食べられるお店が増えています。
お肉を使用していないのでヘルシーだと海外のモデルの間でも注目されているそうです。こちらもお店によってオリジナルソースを使用しているため同じ味は無いそうです。
登山のオススメ「シナイ山」
ダハブ近郊にはシナイ山という登山で有名なスポットがあります。シナイ山はモーゼが神から十戒を授かったと旧約聖書に書かれている場所で、イスラム教やユダヤ教、キリスト教の信者にとっては神聖な場所でありたくさんの信者が巡礼に訪れます。
山頂までの時間は約2・3時間ほどで着き、山頂で日の出を迎える方も多く見られます。体力に自信のない方でも7号目あたりまではラクダに乗せて連れて行ってもらえます。料金は時期やラクダの数によって変わるそうです。
日の出迎える前後はかなり寒くなっているので防寒は必要ですが、降りる頃には日が昇り暑くなっているので注意してください。
ショッピングに行く
ダハブには海沿いにお土産物屋さんが立ち並んでおりエジプトの工芸品や量り売りの香水など多岐に渡って売られています。交渉次第では値引いて貰えるので頑張ってみてください!
北の通りでは毎週金曜日にマーケットが開かれています。現地の方や現地に住む外国人の方などが骨とう品やケーキなどのスイーツなどが売っています。週に一回のみの開催なので逃さず行ってみましょう!
スーパーマーケットなどもあるので日用品にも困りません。
砂漠を走るツアーに参加する
ダハブではバギーで砂漠を走るツアーが開催されています。バギーは免許が必要が無く操作は簡単で誰でも運転できます。料金は2時間で1000円ほどなので暇つぶしにもいいですね。
バギーはちょっと・・・という方にはラクダに乗って砂漠を走るキャメルダイブもあります。これは移動手段の一つであり、ダイビングスポットに行く際にラクダに荷物をのっけて運んでもらえます。
ダハブでおすすめのホテル3選
1.高級ホテルがお得に泊まれる「ル メリディアン ダハブリゾート」
世界中にホテルを展開するル メリディアングループが経営するホテル。他の国のル メリディアングループの料金と比較すると他の国だと15000円以上する部屋がネット予約などで半額以下の6500円以下で泊まることが出来ます。ホテルの窓から見える紅海は絶景の一言。
住所 | PO Box 2 South Sinai, Red Sea, ダハブ エジプト |
電話番号 | +20 69 3640425 |
営業時間・定休日 | 24時間営業 |
平均予算 | 6500円~ |
アクセス | カイロ国際空港 車で351km シャルム・エル・シェイク国際空港 車で55km |
公式URL | https://www.marriott.co.jp/hotels/travel/sshmd-le-meridien-dahab-resort/ |
2.ダイビングスクールがある「スイス イン リゾートダハブ」
最高のロケーション、清潔に保たれた客室、お子様向けのサービスや施設などの充実、客室から直接ビーチへアクセスできるなど至れり尽くせりなホテル。ダイビングスクールもあるのでライセンス取得も可能!観光スポットも近くに多くダハブ巡りにもおすすめです。
住所 | エジプト South Sinai Governorate |
電話番号 | +20 69 3640471 |
営業時間・定休日 | 24時間営業 |
平均予算 | 約10000円~ |
アクセス | カイロ国際空港 車352km シャルム・エル・シェイク国際空港 車57km |
公式URL |
3.マリンスポーツを楽しみたいなら「ジャズ ダハビヤ」
紅海のラグーン沿いにあるリゾートホテルであり、ダイビングや各種マリンスポーツをするには最適な場所。客室にはプライベートバルコニーやテラスが設置されておりシナイ山が一望できます。フィットネス施設やプールなどの施設も充実。
ダイビングで疲れた体を海を眺めながらのスパで癒すのもおすすめ!
住所 | Lagoon Area, ダハブ エジプト |
電話番号 | +20 100 258 4062 |
営業時間・定休日 | チェックイン 14:00-23:30
|
平均予算 | 約8000円~ |
アクセス | カイロ国際空港 352km シャルム・エル・シェイク国際空港 57km |
公式URL |
ダハブの観光・ホテルなどの費用まとめ!
ここまでエジプト・ダハブでの観光スポットやホテルのおすすめ・費用などをご紹介してきました。各国のリゾート地と比べてみてもかなり格安であり、平均費用1万円以下でホテルで一泊できるなんて流石「世界で最も安いリゾート」といった感じですよね。
エジプトはアフリカでも独特な歴史文化やスタイルのある国で、ヨーロッパとも北米とも違う旅が出来るでしょう。
ぜひこの記事を読んで次の旅のヒントにしていただければ幸いです。