象山は台湾・台北の景色が楽しめる絶景スポット!夜景を見に行こう
日本から気軽に行ける海外旅行先の一つが台北です。中でも台北101は一度は見ておきたい人気スポット。そんな台北101のベストビュースポットなのが象山です。特に象山から見渡す台北の夜景は一見の価値あり!そこで今回は、台北 象山への行き方などをご紹介します。
目次
台北の絶景スポット「象山」について紹介!
台北は高層ビルが立ち並ぶ大都会。そんな都市部で、台湾人の憩いの場ともなっているのが象山です。そこまでキツいトレッキングも必要なく登頂することができる、台北市内の有名な公園です。
しかもこちらの象山、台北市内を見渡すことができる絶景スポットとして旅行者にも人気です。特に、人気の観光スポットである台北101を、ベストポジションから眺めることができる、絶好のフォトスポットとして有名です。
晴れた日なら、遠くの空港まで見渡すことができますよ。昼間は目の前に大きな台北101と台北の街並みが広がり、とても壮大な景色を楽しむことができます。今回は、そんな象山について特集します!
象山は台北の夜景が一望できるビュースポット!
象山は台北101が見れるベストフォトスポットですが、特におすすめなのが象山から見る夜景です。立ち並ぶビル群の光と、ライトアップされた台北101を同時に眺めることができます。
その景色は圧巻!とてもロマンティックな景色が広がります。おすすめなのは、夕暮れ時から頂上で景色を眺めることです。オレンジに染まる夕暮れの空と、少しずつ増えていく街の明かりがとても幻想的ですよ。
夜には色鮮やかなライトが広がり、特にカップルの方には人気のデートスポットです。後程ご紹介しますが、象山は夜でも気軽に登ることができるのも魅力です。ただ、やはり女性一人だと少し心配なので、夜に登る際は友人やパートナーと一緒に行くようにしましょう。
象山頂上までの登山ルート
象山はゆっくりトレッキングしても30分ほどで登りきることができる、標高183メートルの小さな山です。日頃運動していない人でも挑戦することができますよ。お子さんずれの方でも気軽に登ることがでいます。
ここからは、象山に登山するためのルートをご紹介します。ルートは全部で3コースあります。それぞれレベルや体力に合わせて選ぶことができるので、自分にあったコースを見つけましょう。
登山口からのルート
初めて訪れた人でも見つけやすいのがこのルートです。最寄駅から徒歩10分ほどでたどり着くことができるので、旅行客が最も多く利用する登山口です。
基本的には階段で登っていくことになります。ずっと整備された道が続くので、そこまで本格的な格好をしていなくても気軽に登ることができますよ。途中険しい階段もあるので、体力に自信が無い人は最初から飛ばさず、ゆっくり登っていきましょう。
ゆっくり歩いても40分ほどで頂上に着くことができます。このルートは途中で休憩するところやトイレが無いのが難点なので、要注意です。
永春岡公園からのルート
登山の最中も景色を楽しみたい方におすすめなのが、永春岡公園から登るルートです。緩やかな登りと、険しい登り道がミックスするルートです。
ルートには様々な植物が生い茂り、自然を堪能することができますよ。美しい植物だったり、ルートの途中から見える台北の景色は写真に収めておきたいですね。
ルートの最後の方に険しい坂道が続くので、最初から飛ばし過ぎずに、ペース配分をして登るようにしましょう。こちらも30分ほどあれば頂上までたどり着くことができます。
台北市立総合医院松德院区分館からのルート
あまり体力を使わずに、ゆったり登りたい、という方におすすめなのがこちらの台北市立総合医院松德院区分館からのルートです。ゆるやかな階段や石畳を登っていく、気軽に挑戦できるコースです。
こちらのコースも、ゆっくり歩いても30分程度で頂上まで登ることができます。お子さんがいる方でも利用しやすいコースですよ。途中にはトイレもあるので、万が一の時も安心です。
地元の人がよく使うコースでもあるので、入り口が少し見つけにくいかもしれないのが要注意ポイントです。
象山の混雑状況と登山するときの注意点
象山は旅行客もおとずれる観光スポットなので、やはり人が少し多いです。より気持ちよく登山を楽しむためにも、混雑している時間帯は避けたいですね。
昼間は基本的に、そこまで混むことはありません。朝の涼しい時間帯は特にねらい目ですよ。観光シーズンでも、昼間なら週末も登りにくくなる程混むことは少ないでしょう。ビュースポットも少し並ぶくらいで、写真が撮れないほど混むことはあまりありません。
ただ、やはり夜景を見に来る人が多いので、夕方以降は混雑しがちです。最も写真映えする六巨石のあたりは人であふれる可能性があります。夜景を見たい方は、夕方の少し早い時間から登り始めて、頂上で暗くなるのを待つのがおすすめです。
登山する際に注意したい点もいくつかあります。ルートによっては、途中でお手洗いが無いところがあります。登り始める前にふもとの公園で済ませておくのが安心です。
また、登り始めると途中で水を買うところもありません。けっこう体力を使うので、水は必須です。こちらも登り始める前に購入しておきましょう。ただ、駅の周辺はコンビニが少ないので前もって持参する方が安心ですよ。
あとは、特に夕方以降登山する方は虫除けスプレーも持参しましょう。草むらが多いので、虫に刺される確率が高いです。さらに、台湾は急に雨が降ることもあるので、簡単な雨具も持参していくのがおすすめです。
また、象山には2ヶ所の撮影スポットがあります。沢山の方が「撮影平台」と書かれた一つ目のスポットで満足してしまいますが、実は頂上は更に先にあります。
頂上には六巨石という大きな岩があり、沢山の人がそこに登って撮影しています。迫力ある写真が撮れるスポットとして人気です。ただ、ここは登ることが禁止されていて、足元も滑りやすいので登らないようにしましょう。
象山へのアクセス方法
ここまでで、象山を登る際のルートや注意点をご紹介してきました。ここからは、そもそも象山まで行くためのアクセス方法をご紹介していきます。
電車を使う方法と、バスを使う方法の2パターンあります。それぞれホテルをとっている場所によっても便利な方法は変わるので、自分が滞在する予定の場所と比較しながら選んでくださいね。
電車で行く場合
旅行客でも分かりやすいのが、電車(MRT)を使う方法です。MRTを使えば、簡単に象山までたどり着くことができます。
象山駅は、淡水信義線の終点なのでとても分かりやすいです。路線図では赤で記されている路線ですね。象山駅はR2です。台北車駅から8駅目の駅です。
象山駅についたら、象山公園という標識にしたがって進みましょう。そして2番出口からでます。そこから南にまっすぐ進んでいくと、最寄りの登山口に到着です。
バスで行く場合
バスで行く場合は、登山するルートによって乗るナンバーが変わってきます。 登山口からのルートの場合、1・22・37・226・503などのバスを使います。呉興国小バスストップで下車し、歩いてすぐのところに登山口があります。
永春岡公園のルートの場合、27・46・299・504などのバスを使います。永春高中バスストップで下車し、標識にしたがって永春岡公園まで歩きます。
台北市立総合医院松徳院区分館のルートの場合、 54・69・277などのバスで市立療養院バスストップで下車します。下車してすぐに登山入り口があります。
象山で忘れられない夜を過ごそう!
今回は台湾、台北の象山をご紹介してきましたが、いかがでしたか?象山は旅行で来ている方でも気軽に登ることができる、観光スポットです。ずっと食べ歩きばかりで運動不足の方にもぴったりですよね。
更に、象山は夕方以降おとずれるとより幻想的でロマンティックな景色を楽しむことができます。カップルで台北に行かれた際は、ぜひトライしてみてください。象山で忘れられない夜を過ごせますよ。
天気が良い日に登るのがベストですが、曇りの日でもまた違った幻想的な景色を見ることができるので、あきらめずに登ってみてくださいね。ほかでは見られない台北の絶景をカメラに収めましょう。